HD 620S
- 42mmトランスデューサー、ラミネート加工を施した「Duo-Folテクノロジー」を採用した有線密閉型ヘッドホン。振動板は上位機種「HD660S2」の技術を活用。
- ボイスコイルに、銅線のコイルの半分の重量である超軽量のアルミコイルを採用することにより、繊細な高域の描写力の基盤を築いている。
- トランスデューサーの前方に位置するバッフルは透明でオープンなものを採用し、ピュアなサウンドを最大限ダイレクトに届ける。

- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
3.89 | 4.18 | 262位 |
高音の音質![]() ![]() |
4.70 | 4.14 | 49位 |
低音の音質![]() ![]() |
4.52 | 4.11 | 75位 |
フィット感![]() ![]() |
4.31 | 4.08 | 118位 |
外音遮断性![]() ![]() |
4.66 | 3.80 | 12位 |
音漏れ防止![]() ![]() |
4.79 | 3.79 | 4位 |
携帯性![]() ![]() |
2.52 | 3.86 | 300位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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2025年6月29日 15:43 [1971984-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 3 |
Windows11→Zen DAC 3(メイン) 、iPhone12→ iBasso Audio DC04PRO(サブ) で使用(いずれもバランス接続) しています。
【デザイン】
耳に装着しやすい楕円形のドライバーユニットにソフトな耳当たりのいいイヤーパッドがついており、シンプルなデザインで気に入っています。
【高音の音質】
中高域に艶感と光沢、透明感があり、特にこの点が気に入りました。切れもありますが、なめらかで聴き易い印象の音です。
【低音の音質】
低音はしっかり出ますが、量感豊かな低音というよりも、明瞭で引き締まった低音と思います。
【フィット感】
しっかり頭を覆う感じでフィット感は良いですが、側圧は強めで圧着される感じはあります。
【外音遮断性】
密閉型のためか、遮音性がとてもよく、外音遮断性は良好で、音楽に浸れます。
【音漏れ防止】
これも密閉型のためか、 音漏れは少な目です。
【携帯性】
コンパクトに折り曲げることができる等の特に携帯向きの構造はしていません。
【総評】
前方に定位し、音場は密閉型であることをあまり感じさせない程広めで、奥行き感がよくでます。
弦、ピアノ、金管楽器など様々な楽器に合い、オーケストラなどの大編成の音楽でも楽器間が濃密な感じで、密閉型のためかコンサートホールの響きやホール感を感じさせるいわゆるホールトーンが聴ける感じなのが特に気に入っています。
解像度は結構よいですが、いわゆるモニター的ではなく、あくまでもリスニング目的に合ったレベルです。
なお、HD660S2を店頭試聴しましたが、HD620Sより解像度は更にいいですが、艶感などのリスニング要素はやや控えめな印象です。HD620Sは、 HD660S2程の解像度ではないですが、艶感・光沢 ・透明感などのリスニング要素に優れ、前方に定位しコンサートホールをイメージしやすい感じです。
HD620Sは、バランスのとれた特に中高域が美音系のリスニング向けのヘッドフォンといえ、そのようなヘッドホンを探している場合には、良い選択肢の一つかと思います。
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2025年2月7日 14:55 [1934139-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 2 |
購入検討中色々なレビューを見て、逆に信じられなくなり購入になかなか踏み出せませんでしたが、購入して約半年?結果的に言うとかなり満足してます。
「密閉型なのに開放型のような開放感」と言った評価評判でしたが、素人意見で言えばかなりわかる。って感じです。
具体的に言うとワンランク下のシリーズですがHD560sクラスの開放型風の密閉型です。
確かに開放感はあるのだけど外の音は少なからず遮音されてます。
一般的な扇風機の強風の音くらいなら完璧に気になりません。
うるさい人とかが周りにいなければ音楽をじっくり楽しめます。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2025年1月25日 01:40 [1928006-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 2 |
元々使っているネックバンド式イヤホンをSENNHEISERにして非常に満足しているのでこちらはどうだろうと思い購入。
価格帯がドンピシャであること、密閉型であること、バランス接続ができるヘッドホンであること、
SENNHEISERに憧れもあったりと、希望通りのスペックだったので購入に迷いはあまりなかった。
【デザイン】
見た目で選んでないのでどうでもいいが好きではない。
ただ頭頂部にクッションがあったり傷がつきづらいデザインになりつつ重厚感もあるので悪くはない。
【高音の音質】
純正のバランスケーブルとFiio K7の組み合わせで使用しているが気持ち悪いくらい高い音が素直に出る。
拾ってほしい音域までしっかり拾ってくれるし悪いなあという印象はない。
超高音はキンキン鳴って気持ち悪くなるギリギリのところで丸めてくれる。
なので長時間のリスニングも特に問題なく耐えられる。
【低音の音質】
密閉型なのもあり悪いなあという印象はない。
ただ密閉型だからと低音に大きい期待をかけると期待外れになると思う。
【音質まとめ】
あくまでHD620Sは全体的にバランスされていてフラットに鳴るのが特徴で、
クラシックやジャズ、映画・ドラマに向いてるなという感じがする。
あとはロックやポップスは期待値通りでEDMなんかは高音がキレイに抜けるので割と向いている。
シューゲイザーやノイジーなロックなんかは音がゴチャゴチャしていて相性が非常に悪い。
【フィット感】
調整が非常に簡単で耳にちょうどカパッとハマるので大満足。
頭を傾けても重さを感じないし長時間付けてても耳が痛くなる事もない。
【外音遮断性】
それなりに大きな音で聴くのでなんともいえないが外音は99%聴こえない。
YouTubeなど見る程度の音量であればまずまず聴こえる。
手持ちの数万円するイヤホンとさほど変わらない。
【音漏れ防止】
漏れてるのかわからないので無評価。
ただヘッドホンを外すとそれなりに大きな音が聴こえる。
フィット感がとても良いので音漏れはあまりしないんじゃないかとは思う。
【携帯性】
畳めるわけではないので無いに等しい。
ただそういうヘッドホンにしては少し小さめかなと思う。
【総評】
期待値が高すぎたのかもしれないけどそれを超えてこなかったのが残念。
他に残念なところを挙げるとすると、
全体的にフラットに丸めて品質の高い音に変換して鳴らしてくれるので、わざと悪くさせたノイジーな音も丸めて良い音になってしまうところ。
音をフラットに丸めて良くしてしまうのでリマスター前とリマスター後の変化も感じづらかったりと作曲家の意図がわかりづらくなるところもある。
なのでモニター的な聴き方をしたい人にはあまりオススメできないなと感じたし、自分にあまり合ってないのもわかった。
とはいえ価格帯を考えれば良い音が鳴ってるのは間違いないし
このヘッドホンを買って音楽を聴くのが楽しくなったので良い買い物をしたという気分ではあるという感じ。
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2024年12月1日 18:46 [1908194-2]
満足度 | 2 |
---|
デザイン | 1 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 3 |
【デザイン】
500シリーズを踏襲しています。評価する方もいるでしょうが、私は「カッコ悪い」と感じました。
【高音の音質】
音に関しては文句の付けようがありません。
【低音の音質】
密閉型だけの事はあります。
【フィット感】
非常に心地良い装着感です。
【外音遮断性】
殆ど聞こえません。
【音漏れ防止】
良好です。
【携帯性】
此れを外で使う人は居ないのでは?それにしてもポーチが安っぽい。
【総評】
デザインは598の延長戦上にありますので、一連の開放型名機の600シリーズと比べると「スマートさが無い」と言うかゼンハイザーの「高級機らしさ」がありません。此の時点で買うのを止めれば良かったと思います。然し密閉型ヘッドホンを持っていなかったのと、余りの音の良さに5万円を出してしまいました。然し、付属ポーチは薄っぺら、然も此の点が重要なのですが、開放型の600シリーズと違って「アイルランド製造」ではありません。最終工程は「C国」なのです!(正確に言えばアイルランドで部品を造ってC国で「組み立て」)此れに拘らずにはいられないのは「組み立て」は最終工程であり、C国のQCレヴェルを考えると高額なゼンハイザーのヘッドホンに見合わないからです。
其れならいっそ端からC国製のHifimanとかI-basso Audioのヘッドホンを割り切って買った方がマシだと思いました。
此の機種はYou Tube等(特に日本の「ステマ」紛いのレビュアー)で絶賛されていますが「彼ら」は「C国組み立て」に就いては言及しません。開放型の600シリーズファンが敢て「C国製ゼンハイザーの密閉型」を買うのなら、「プラッキーな598」で充分だと思います。デザインもほぼ同じですし。
此れは飽くまでも私の感想ですので「音が良ければC国製のゼンハイザーでも気にしない」と言う方は迷わず買って良いと思います。そうでなければ24万出してHD820を買うべきかもしれません。
私は早くも本機をオークションか中古買取りを検討しています。
- 主な用途
- 音楽
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2024年12月1日 18:46 [1909812-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 無評価 |
家電量販店で試聴して購入しました。
試聴の際は付属のアンバランスケーブルで聴きましたが、バランスケーブルを試したくて別途3000円くらいのものと純正のものを購入しました。
純正のものより3000円くらいの安いケーブルのほうが好みの音だったので驚きました。
この機種を購入してバランス接続を試してみたい方は値段にとらわれずに試してみるのがおすすめです!
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2024年10月19日 08:48 [1872458-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 1 |
※ゼンハイザー&オーディオテクニカ好きの一般ユーザーが血迷って高価なヘッドフォンを買ってしまって2ヶ月以上経過。いろいろ感じたので2回目のトレビューです。
※イコライザで各機種好みにしてからの感想・比較です。
概要
・密閉型と開放型のよいとこどりというのは嘘ではない
・密閉型であるので挟み込んだ髪の毛の音は気になる。
・これまでゼンハイザーのヘッドフォンの延長と考えるべき音ではないと感じる。
IE-400ProやIE-100Proに近い気がする。(HD-599とは傾向が異なる。)
・多少刺さる高音と立ち上がり感はHD-599にない魅力。
・2ヶ月以上聞いて本当にオールラウンダーと思える。
・モニタ的とも思える分解能と明るく楽しい音が良いが疲れる人もいると思える。
・6万円超えは高いもののその価値があるとかと問われればあると答える。
・個人的な好みも含めばIE-599SEとは次元が違うくらい良い。(しかし実売価格が違い過ぎるので当然か)
・例えばATH-M50xを使っている人が広がりがほしい人にも合うように思う。
・例えばATH-R70xも良いがより刺激がほしい方にも合うように思う。
・ただしATH-M70xは挟み込んだ髪の毛の音はほぼないが,これも原因でATH-M70xとの使い分けになっている。
・これもバランス接続化で大幅アップ。(アンプ側の構成が変わるのだから当然)
・ヘッドフォン、イヤホンも含め初めて買った6万越えの製品。賭けで買ってものの私には正解。
(合わないとどうしようもないので買う場合は試聴をお勧めします)
以下は詳細。重複あり。
音(全ての機種でその機種で気持ちよく感じるバランスにしてK7にバランス接続して比較)
・高音 少し刺さるがまさに好み、HPのf特では10KHz以上が非常に小さいように見えるが実際はそうではなくきっちり10KHz以上も聞こえている。
・低音 堅くなく程よく締まって量感も伸びもあり。はずむような低音である点も良い(私の好きなIE-400proやIE-300に近い感じもする)
・定位等 各々の楽器の音がよく分離される。咳や椅子の音もよく分離される。
・分解能(高精細さ) かなり高い。それぞれの楽器の音の詳細がわかる感じ。
・広がり 開放型と同等(微妙に傾向が異なる)
・音漏れ 密閉型としは普通
・遮音性 密閉型としは普通
・装着感 挟んだ髪の毛の音がする。密閉型だから仕方ないか。
・疲れ 多少する、密閉型だからしかたない。(ATH-R70xはこのあたりはいい。)
ジャンル別
VOCAL ATH-M50x等の密閉型ヘッドフォンほど近くはないがほどほど近く聴きやすい
JAZZ(トリオ等) 広大という広がりではないが普通の解放型同等のであるため雰囲気を感じられる。ただしHD-599、ATH-R70xとも趣が異なる。全体が広がりながら各楽器がよく分離されはっきり聞こえるのでモニタタイプと言われてもおかしくないとも感じる。
JAZZ(FUSION)一つ一つの音がしっかりしており、元気でスピード感もあるので良い。
JPOP YOASOBIのアイドル等の10KHz越えのきつめの高音もきっちり聞こえる。弾みと程よい締まりのある低音も含めDTMもいける。
ROCK(OLD)ギターが伸びやか、低音も詰まった感じにならないのでドラムも明瞭でで良い。
CLASSIC 楽器の1つひとつがはっきりしている。椅子の音等もよく聞こえる(モニタ?)。また広がりがあるのでこれにも合う。
等、どのジャンルでも大きな不満なく良好。
全体
・イヤホンはゼンハイザーをメインに、ヘッドフォンはオーディオテクニカをメインに使用していて、ゼンハイザーのヘッドフォンに感じていた刺激感不足等がなくなってくれたので非常に満足。
・モニタと謳われる機種+4.4mmバランス接続+イコライザで聞くのが好きな私とってリスニング用のカテゴリながらモニタ系とも思えるような音質であるこの機種はたまらない。このような趣味の方には良いと思える。
・これまでのゼンハイザー製ヘッドフォンの延長と考えるべき音ではないのかもしれない。
・装着感を含めある程度は疲れる。
・HD-500シリーズと600シリーズのよいところどりということらしいが手持ちのヘッドフォンからのイメージではATH-R70xにATH-M50xの強さを加え、より高精細にした感じでまさにオールラウンダー。
・逆にこれまでのゼンハイザーヘッドフォンファンの音こそが好きだという方に合うかは不明。またもっと高級なヘッドフォントの比較は出来ていないのでそれらとの比較をした場合どうなるかも不明。購入時はそれらを記載した他のレビューを参考にしていただく等要注意。
その他情報
・HD-599SEやATH-M50xで使用していた4.4mmバランスケーブルが予想通り使用できた(たまたまかもしれませんのでご注意を)(※私の環境ではバランス化でアンプの消費電力も変わるので単純に配線が変わったこと以外の差もあるのでしょう。現状体験したこれを含む10機種全てでバランス化による大幅アップを感じ、悪くなったと感じた点はほぼないので、ヘッドフォンやイヤホンはバランス化出来ない機種は買わないことにしているほどです。)
・付属品は布製の黒いポーチ、ケーブル、6.3mm変換のみで最低限という感じ。できれば4.4mmバランスケーブルを標準にして、そこから延長かアダプタで3.5mm,6.3mmにすればいいと思ったが、今はそのセットもある?
・外観はHD-599SEより大きく厚く感じる。見かけも触感も高級感あり。
・梱包質感は逆にこれまで買ったゼンハイザー製計8機種の中で最低(梱包にコストをかけない時代なのでそれで良いのでしょう)
・圧迫感はあまりなし。少し重く感じるものの肌触りもいいのではあるが長時間の使用では多少疲れた。
・フィット感は材質がいいのか良好。めがねをしていているとメガネが固定されるのでうまくセッティングすべき。
※個体差が大きい製品もあるのと好みもあるのであくまでもご参考程度に。
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2024年8月30日 02:36 [1877719-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 2 |
6月の中旬に購入してから、本日までほぼ毎日使用してきたので、簡単にですがそろそろレビューをします。
こちらのヘッドホンを使用する前は、モニターヘッドホンで低価格で定番のオーディオテクニカのM50xを使用していました。モニターヘッドホンと比べることはしません。今回はあくまで620sに感じた事を簡潔に書きます。
装着感はギュッとした側圧感で閉まってくる感じがありますが、本体の包み込み部分が広い感じなので、装着時間が長くてもそんなにしんどくありません。 イヤーパッドが柔らかい素材なので、耳が痛くなることはありません。(個人差あります)
遮音性があるヘッドホンだと思いました。
商品紹介では低音について詳しく説明がありましたし、私自身も低音に着目していましたが、実際に色々な音楽を聴いてみた感想としては、低音より高音の良さに驚きました。
高音の輪郭がしっかりしている印象(解像度が高い)で、楽器の細かなニュアンスやボーカルが聴き取りやすいです。
高音が刺さるような音ではなく少し柔らかいです。聴いていて不快な高音は一切なく心地良いです。
低音について、660と比べて音圧音量は増えているはずですが、個人的にはもう少し低音が欲しかったです。低音に関してはイコライザーで少し好みに引き上げています。もちろん個人差があるので、620sの低音で十分満足する方もたくさんいらっしゃると思います。
私の場合は、620sを購入した日からバランス接続で聴いています。 アンバランス接続で1度聴いてみましたが、圧倒的にバランス接続をお勧めします。もしバランス接続で聴くことが出来る環境でしたら、バランス接続をお勧めします。
簡単なレビューですが、2ヶ月半使用してみての感想でした。
参考になった6人(再レビュー後:4人)
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2024年8月1日 13:20 [1869871-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 3 |
これまでのHD500系、HD600系の多くに共通していた、低域がたっぷり、まったりとして豊かで、全体的にウォームな音、というゼンハイザー・サウンドとはかなり違った個性を持ったヘッドホンです。
ゼンハイザーで密閉型ならさぞかし低域もしっかり出るのだろうと思っていましたが、全然逆で、高域重視で低域は控えめ(必要十分に出てはいます)。オーディオテクニカやベイヤーみたい、というとさすがに言い過ぎかもしれませんけど、既存のゼンハイザー製品のファンには、かなり驚きを与える製品ではないでしょうか。
高域は、HD650やHD490PROあたりのような鈍い音ではなく、くっきりしており、シンバルやマラカス、ハンドクラップなども明快に鳴らします。きらびやかでありつつ、過度に派手にはならない感じで、オーケストラの金管は素直な音で鳴ってくれます。音場も広めで、密閉型特有の閉塞感は感じられません。
低域はモニター系のようなニュートラルな音になっています。密閉型にありがちな籠もり感は皆無、全体の解像感、分離感も優秀です。
装着感は、いつものゼンハイザーのギュッと横から押さえられる感じ。それでも他のHD600系統より柔らかめです。メガネユーザーの自分も快適に使えています。
参考になった5人
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2024年7月10日 20:48 [1862224-1]
満足度 | 3 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
高音の音質 | 3 |
低音の音質 | 3 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 3 |
試聴してきました
好き嫌いがハッキリと出るヘッドホンかと思う(タゴスタジオT3-1の劣化版)
良い点
暗闇の中からボーカルがフワッと浮かび上がる感じがとても心地よい
悪い点
バックの細かい音がバッサリ消されている(ナローレンジ)
究極の慰めヘッドホン
疲れた時に癒されて下さい
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2024年7月3日 21:33 [1860528-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 4 |
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使用DAC
ZEN DAC V3(iPowerU5V ACアダプター駆動)⇒電源タップ オヤイデ OCB-1 DXs U
PC⇔DAC 使用USBケーブル
オーディオクエスト USBケーブル カーボン(typeC⇒typeA)
DT770PROXLimited Edition
リケーブル仕様
VIABLUE EPC-2 Silver ハイエンド ヘッドフォンケーブル
音:
DT770PROXLimited Editionの方が高音が出てる感じで伸びる様な煌びやかな音質
対してHD620Sは低中音域がふくよかで”これぞ、ゼンハイザー!”と唸らせる、柔らかい音質
こうして両者を比べるとこの柔らかい音質は非常に魅力的に感じる
恐らくは音楽を”長時間”聴いていて聴き疲れしないのはゼンハイザー
だから聴いていて体もノッてくる
エージング100時間後の音が楽しみだ
『スピーカーで聴いているような空気感を感じる音質』
DT770PROXLimited Editionは確かに音質は良いし、音楽も聴けるのだが音を確認する用途に作られている為かその”クリア”で音がくっきりとしていて近く感じる一面が少々聴き疲れるかもしれない
装着感:
これは店頭ではなく、両者を自宅で何度も確認してようやく気付いた点がある
DT 770 PRO X Limited Editionはどちらかというと、装着感が密閉型よりも「開放型」のソレに近い
”ふわっ”とした装着感だ
HD620Sの方は新品時は想像通り少々圧がキツメだったので箱で1時間ほどストレッチさせたら結構マシになった
使っていくうちに緩くなっていく、いつものゼンハイザーだな〜という印象
ただ厚めのイヤーパッドのおかげか”痛い”という感覚は無い
様々なところでレビューがある通り”ギュッ”とした装着感だ
HD620Sは装着感は新品時、多少の圧は感じるもののずっと聴いていられるような柔らかい”音”は本当に魅力的だ
DT 770 PRO X Limited Editionは装着感はふわっとしていて肌触りもよく良いのだが、音はやはり”モニター向けの音”
参考になった29人
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2024年6月8日 01:32 [1851253-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 2 |
HD569の音が密閉型にも関わらず、音の広がりが開放型とも違う独特な広がりがあり気に入っていたのですが、手持ちのDT1990やSignature PUREと比べるとどうしても解像感や立体感、音の厚み等が劣り似たような音で上位の機種を求めていました。
そこでHD700を購入したのですが開放型なので音が抜けすぎる感があり求めている音とは少し違う感じで他に何か無いのかと思っていたところ、密閉型のHD620Sが発売すると聞いて音が気になりすぎたので、試聴もせずに購入致しました。
環境はPC→UD-H01になります。USBケーブルはKRIPTONのUC-HR0.5に変えております。
【デザイン】
これは少し残念というか・・・569に割と似ており価格を考えるとなんとも言えない気分になりましたね・・・ハウジングの加工が少し特殊なのでそこはちょっと高級感があるのですがそれ以外がほぼ569と同じ感じなのでデザインを重視して買うヘッドホンでは無いと思います。付属品も特にケーブル以外無く、携帯用のポーチも無地のブラックでメーカーロゴも無く簡素なのでなんというか音に全振りしたのかなぁという感じです。
【高音の音質】
鳴らし始めから結構出てるなぁと感じました。解像度も高く1990にも引けを取らない感じです。
量は割と出ていますが、鋭さはあまり感じないので刺さったりする心配はあまりなさそうです。
ベイヤーの高級機のようにどこまでも伸び切る感じまでは行かないので、高音だけを目的に購入すると失敗するかもしれません。
【低音の音質】
密閉型だけあって結構カチッとした低音が鳴ります。1990の低音も硬質寄りの質の高い低音なのですがセミオープンなので低音に少しだけ空気感が入った感じの鳴り方に対し、620Sはその空気感を抜いた感じの硬めの低音です。ULTRASONEの機種と比べると下の方の重低音はあまり出ません。
バランスの良い音と重い重低音は少なくとも10万円以下の機種では両立できないと思っておりますのでそこは使い分けで対応すれば良いと思います。
【フィット感】
569より少し圧があるかなぁと感じますがパッドが柔らかいので、馴染めばほぼつけているのが気にならない感じに落ち着きます。300グラムを超えているのですごく軽いというわけではないですが1990と比べるとかなり楽に感じます。
【外音遮断性】
密閉型かつパッドの密着性が高めなので遮音性は高いです。
【音漏れ防止】
家の中で別の部屋なら大音量でも部屋の外には漏れないと思います。外で使用する場合は若干の音漏れはありますが音量に注意すれば十分使用できる範囲だと思います。
【携帯性】
折り畳んだりはできないのでかさばりますし、それなりに高価なので持ち出しには気を使うレベルだと思います。
【総評】
今までかなりいろんな機種を聞いてきましたが、全体的なレベルはかなり高いヘッドホンだと思いました。癖の無さ、音のレベル、装着感、長時間使用等どの要素も不満が出にくい機種だと思います。
ただゼンハイザーの今までの機種の傾向からは少し離れている感じでどちらかというとモニター寄りの音にゼンハイザーの色を少し乗せた感じの音だと思いますので、音場がすごく広くてまったりした雰囲気に浸る・・・みたいな用途にはあまり向いてないと思います。これ1本でほぼなんでも対応できるので、ヘッドホン購入で失敗したくない人には是非おすすめしたいのですが、このレベルの機種ですとアンプ等は割と必須かなぁと感じます。HP-A3程度でも割と鳴らせますのでこの価格帯のヘッドホンの購入が初の方は同時購入をおすすめします。逆にこのヘッドホン特有のここがすごくいい!みたいな要素は今のところ感じませんので、様々なハイエンドクラスの機種をお持ちの方は要試聴と思います。
個人的な総合評価としましては1990と同レベル、Signature PUREよりは上と感じていますので値段相応の良質なヘッドホンと感じました。
以上、長文になりましたが参考になれば幸いです。
参考になった46人
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2024年6月6日 00:05 [1850766-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 3 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 3 |
|
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---|---|---|
HD 620SとDT 700 PRO X |
HD 620Sのケーブル |
【デザイン】
HD 620Sは数字こそ600シリーズの1つであるが、ハウジングやアームの形状は500シリーズに似ている。ただ、アームの伸縮部分はガッチリ感があって業務用の面持ちもある。
シボ塗装されたハウジングとラメ調仕上げのヘッドバンドの組み合わせは今までのSennheiserデザインでは見られなかったもので、これがHD 620Sなのだと言う主張を感じる。
【低音の音質】【高音の音質】
低音は密閉型らしい圧があるものの膨らまず制動されている。中高音は明瞭で開放型並とは言わないが抜けの良さを備える。感度はそれほど高くはなく、出力が稼げるアンプが望ましいと思う。
同じような方向性と思われるbeyerdynamic DT 700 PRO Xの方が鋭さはあるのと感度がHD 620Sより明らかに高いので細かい音を拾って聞くならDT 700 PRO X、もう少し俯瞰的に聞くならHD 620Sと言う選択肢になるかと思う。
【フィット感】
気持ちハの字に開く傾向のみっちりした装着感だが側圧の強さは面に分散されて痛くはない。人工皮革のイヤーパッドは通気性も多少あるようで変にベトベトしない。
頭頂部は適度な弾性の人工皮革で滑り難く、ヘッドバンド部分はガッチリしていて経時による緩みは少なそうである。
【外音遮断性】
ヘッドホンでパッシブな遮音性が高いものは側圧キツキツなオンイヤーのタイプを思い浮かべるが、今回のHD 620Sはアラウンドイヤーながら僕が今まで聞いたヘッドホンの中ではトップクラスの外音遮断性で没入感が高い。
【携帯性】
折り畳みやスイーベルなどの可搬的な機構は備えてなく、室内のある一定の場所に留まっての使用を想定しているようである。ただ、アクセサリーポーチは付属している。
【機能性】
着脱式のケーブルはバヨネットロック式の4極2.5mmとなり、HD 599辺りと共通の仕様のようでバランス接続にも対応可能と言う事である。
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