FHD-63 レビュー・評価

満足度：3.76

（カテゴリ平均：4.34）

満足度ランキング3位

集計対象4件 / 総投稿数4件

1. 5 0%
2. 4 75%
3. 3 25%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	3.51	4.41	4位
安定感 カメラをしっかり固定できるか	3.63	4.43	4位
操作性 取り付けや操作のしやすさ	3.39	4.21	4位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[人生ROM半]

2025年9月7日 16:17 [1984345-1]

満足度	4

デザイン	4
安定感	5
操作性	3

ちょっとがっかり

チルトは使いやすいですが、皆さんの言う通りパン方向が硬いです。
イライラしたので分解して556漬けにしたらかなり改善しました。

[ponpko]

2024年12月17日 20:39 [1914378-1]

満足度	3

デザイン	3
安定感	3
操作性	3

パン方向のトルクはグリス交換で改善

他の方のレビューにある通り、パン方向が硬すぎます。
三脚との取付が甘いとねじが緩むほどです。また、パンの最初にカクつきがあります。
グリス交換をしました。
使用したのはタミヤのRCカー用のグリス「アンチウエアグルス」と同じく「タミヤモリブデングリス」。
「アンチウエアグルス」は非常に硬く、それだけだと新品時より硬いので、「タミヤモリブデングリス」を混ぜて使用。
いい感じのトルクになりました。パン初めのカクつきもかなり軽減されました。

交換は三脚取取り付け部分の六角ナットを外すことで行うことができます。
かなり硬く締まっているので私は電動ドライバーで作業しました。

[一杯のコーヒー]

2024年5月29日 23:21 [1847438-1]

満足度	4

デザイン	4
安定感	4
操作性	4

値段なりに納得のビデオ雲台

同社のFHD73と迷ったが、300g以上軽く持ち運びに良さそうなこちらを選択。
フリュード雲台の動きは、高級感はないものの値段なりに納得できる仕上がり。
個体差かもしれないが、チルト方向の動きでスーという音がする。
パン方向はやや硬め。
カウンターバランスは強くないので、軽量のミラーレスでもストレスは少ない。
水準器のベースの色が白なので泡が見えにくい。あまりあてにしないので問題はないが。
パン棒は片側のみに装着できる。雲台の向きを変えずに左右に付け替えたいなら、FHD73を買ったほうがよい。なお、パン棒は伸び縮みはしない。

プレートはよくあるサイズのもので汎用性があるのはよい。
機能は必要最低限だが、特に困ることもない。
全体の質感は悪くないが、クイックシュー着脱ボタンがプラスチッキーで弱々しく見え一抹の不安を覚える。室内使用等では気にならないと思われるが。
実売価格は8千円台程で、大きな期待もなかったこともあって、値段を考えれば買ってよかった商品だと感じている。

[エイプリルプール]

2024年5月7日 13:59 [1842435-1]

満足度	4

デザイン	3
安定感	3
操作性	3

コンパクトで良いのですが動作感に疑問があります

概要
対荷重3kgのフルード雲台です。フラットベースでベース径は62mmとマンフロット501クラスの雲台です。カウンターバランスは1.5kg/55mmなのでミラーレス一眼向けかと思います。
カウンターバランスは重心の高さで大きく変わって来ます。背の高いカメラや、ケージ組んで巨大化してる機材を使う際には割り引いて考えた方が良いかと思います。
オール金属製ですが、コンパクトなので軽量です。高級感はありませんが、そんなもの求めてないので気にもなりません。

使用感
フルサイズボディ＋2470＋マイクでの運用だとカウンターバランスは問題ありません。きっちり止まります。パン棒は右サイドのみに取り付け可能です。チルトのドラッグつまみは左サイド、パン側は雲台下部の一般的な位置にあり使いやすいと思います。プレートはいわゆる「マンフロ互換」で汎用性は高いです。前後スライドするので多少の重量バランスは調整できますが、スライド量自体は大した事ないのでカメラを固定する際にカウンターバランスを意識しておくことが重要です。
プレートには脱落防止のピンあります。

作動感
発売されてすぐ購入したので次期のロットでは改善されているかもしれませんが、私が購入した商品の率直な感想を書きます。

振り始め、振り終わりとカメラワークのin/out部分がビデオ雲台は重要ですが、ここの動きが悪いです。特にパン側で画に思いっきり影響出ます。動き始めてからはまぁまぁですが、それでも私が運用したセットだと硬い。
組み合わせる脚にも影響される部分ではあるのですが、通常このクラスの雲台をツインレッグの脚に組まないと思います。一般的にはスチル用の最大径30mm前後クラスの脚ではないでしょうか？

製品をリリースする際にどういうテストを行なっているのか甚だ疑問で、よくこれでOK出したなと言うのが率直な感想。ともあれ一度現場で使ってみましたがやはり酷くてだましだまし使ってカメラワークに神経使うのでクタクタになりました。
帰宅後すぐにバラしてグリス入れ替えてからは我慢できる様になりました。
良い雲台みたいに気を遣わなくてもスムーズな画が撮れるレベルには程遠いですが、まぁなんとかなってます。
バラした際にわかりましたが、本当に簡易的な構造でマンフロの様にラバーのディスクが噛み合うとかではなく金属同士の間にグリスが入り込んでフルード感を出している構造です。
おかげでメンテナンスはしやすいです。

安価な商品なので構造自体はこれでいいと思うのですが、ハトラみたいに構造で粘りを出しているわけではないのでグリスはもっと拘らないと全然ダメです。
デフォルトのままだとまだ前機種の方が良いです。

プレートの脱着はロックノブとリリースボタンの組み合わせでこのあたりはベーシックでいいと思います。

価格：これは間違いなく安いですが、5000円上がってもいいので上等のグリスに入れ替えてください。

総評：ベルボンのフルード雲台はパン棒の取り付けからドラッグノブの構造、位置。クイックシューのサイズなど独特なモデルが多かった様に思います。そんな中でベーシックな構造は大いに大歓迎です。
また、価格設定も頑張ってもらってて助かるのは事実ですがフルード雲台の本質をもう一度考えてみてもらいたいところです。この価格帯だと初めてフルード雲台を購入される方も多いかと思います。
そんな方が楽しみにして購入した結果残念な気持ちになってもいいのかと。

メーカーにはフルード雲台用グリスをちょう度別に販売してユーザーが簡単に入れ替えられる様にすればいいのにといつも思っています。本製品はメンテしやすい構造ではあるし、そもそもしばらく使っていればグリスはへたってくる部分ではあり、定期的なメンテナンスをしていかなくては性能の維持は保てないはずです。