NR-F53CV1-K [ヘアラインディープブラック]
「冷蔵庫AIカメラ」を搭載した525L冷凍冷蔵庫
NR-F53CV1-K [ヘアラインディープブラック]パナソニック
最安価格(税込):¥336,600
(前週比:±0 )
発売日:2024年 5月31日

プロフィールフリーランスライターのコヤマタカヒロです。現在、PC、AV機器、白物家電をフィールドに雑誌やWeb媒体で記事を書いています。現在、モノ・マガジンに置いて「コヤマタカヒロのマニア道」「気になるシロモノ家電使ってみました」を交互連載中。このほ…続きを読む
2024年10月25日 00:39 [1896207-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
静音性 | 無評価 |
サイズ | 4 |
機能 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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本体上部にカメラユニットを搭載している |
野菜室や冷凍室にはタグを配置。このタグで場所を認識している。 |
野菜室に収納している野菜をビジュアルで表現。 |
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おすすめレシピなども提案してくれる。 |
ワンダフルオープンのためのレール。この構造のおかげでフルに引き出せる。 |
本体上部にAIカメラを搭載したパナソニックの新型冷蔵庫。このカメラ付きは525Lの「NR-F53CV1」(このモデル)のほか、457Lの「NR-E46CV1」の2モデルをラインナップしている。メーカー主催の説明会でのチェックの他、実際に製品をお借りして試した。
カメラ付きの「CVタイプ」は野菜室を真ん中に配置。冷蔵室の中には、チルドと微凍結パーシャルが切り替えられる「パーシャル/チルド切替室」も搭載する。コンプレッサーを本体上部奥に搭載しているトップユニット方式のため、下段の冷凍室を奥まで使うことができる。
庫内には冷蔵室は4段+「パーシャル/チルド切替室」の287L、野菜室101L、冷凍室96L、クーリングアシストルーム26L、製氷室15Lを備えている。
従来モデルから継承する便利な機能がある。1つが野菜室、冷凍室が奥まで引き出せるワンダフルオープンだ。しっかり引き出せるため奥の食材を取り戻すことがない。この機能に慣れると他の冷蔵庫の引き出しが出なくてびっくりする。
次が微凍結パーシャルだ。食材の表面を-3°で凍らせるため、解凍不要ながらしっかり保存できる。肉、魚などは購入した後、1日、2日で冷凍庫に移動しなければいけないが、微凍結パーシャルなら、1〜2週間キープできる。食材を傷ませてしまって廃棄することが大幅に軽減できるのだ。
さらに新機能として、冷凍して食材を朝、パーシャル室に入れておくことで、夕方には解凍できる、パーシャル半解凍機能も搭載している。
クーリングアシストルームでは、食材の急速冷却や「はやうま冷凍」「はやうま冷却」などが利用可能。食材に下味をつけて冷凍する時などに便利だ。
そして、このモデルの最大の特徴がAIカメラだ。カメラユニットは本体とは別構造となっており、本体上部に固定する仕組み。電源も別途取る必要がある。
上部に搭載された二つのカメラで庫内を撮影。冷蔵室、左右のドアポケット、野菜室、冷凍室の撮影ができる。スマートフォンの画面上で都内の様子を確認することができるのだ。
面白いのは野菜室の野菜の自動認識ができること。45種類の野菜を認識することができ、入庫日をチェックできる。また、野菜室から野菜がなくなるとそれも認識できる。
アプリのリスト表示は、入庫順なので、上から順番に使っていくのがおすすめ。少し使った場合などはパーセンテージで残量設定ができる他、おきにいりに登録して、おすすめレシピを検索したり、レコメンドしてもらうことができる。
野菜以外の食材は手動での登録が必要。最初はやや手間だが、在庫を確認したい食材だけでも登録しておくと、庫内在庫と買い物リストで管理ができるようになる。
まだまだ過渡期の機能だとは言えるが可能性は感じられる。特に、賞味期限が近くなった野菜を使ったレシピの提案機能などは便利だった。
多くの冷蔵庫をテストしてきたがその中でも、パナソニックの冷蔵庫は非常に使い勝手がいいと感じている。CVタイプはAIカメラを搭載してるため高額ではあるが、未来を感じさせる製品だ。
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プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2024年8月31日 17:59 [1879375-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
静音性 | 無評価 |
サイズ | 4 |
機能 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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冷蔵室 |
チルド室 |
製氷室、上段冷凍室 |
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野菜室 |
冷凍室 |
カメラで撮影された野菜室画像 |
パナソニックの冷蔵庫2024年フラッグシップモデル。5月下旬に行われたメーカー主催の発表会でチェックした。
本体サイズは、幅65×高さ188.6×奥行78.6センチ。定格内容積525L、うち冷蔵室287L、冷凍室96、製氷室15L、クーリングアシストルーム26L、野菜室101L。
なお、サイズ違いの「NR-E46CV1」は定格内容積457Lタイプで、本体サイズ幅60センチ、奥行き76センチとなっている。
パナソニック初のカメラ搭載機。冷蔵庫上面にカメラユニットを備え、野菜室内の野菜をAIで自動認識する業界初の機能を持つ。新規で保存された野菜を確認すると、野菜の種類と登録日から利用期限目安を算出し、先に消費したほうがよい野菜と、その野菜を使ったレシピを提案する機能を搭載。デモを見る限りでは認識精度も高く、マニアックな野菜も識別できていた。
内容物を自動認識する機能は今のところ野菜のみだが、冷蔵室、冷凍室の庫内もカメラで撮影し、画像をスマホアプリで確認ができる。将来的にはすべての食材を識別・管理できることを目指していると思うので、今後の進化も楽しみだ。カメラが内蔵ではなく、本体の外側に外付けになっている点もメンテナンス性や故障時の対応を考えると賢い選択だと感じた。
その他の機能もパナソニックのフラッグシップ機として最高峰の機能を備える。野菜室のケース内を適切な湿度に保ち、冷却も最適化することで約10日間シャキシャキ状態を保てるとする「Wシャキシャキ野菜室プラス」機能などを新たに搭載している。
以前から採用されていたものだが、個人的には「高耐荷重ベアリング式レール」の採用も高評価。引き出しを6点で重量を分散し支えるレール構造で、何度も開閉することでたわみやすいレールの耐久性を高めている。
製品発表会では、製品紹介のほかに、製造工場の見学もさせてもらったが、高い品質と性能を担保するために非常に高いレベルの耐久試験や性能チェックなどが行われており、パナソニックのモノづくりへのこだわりや品質担保の高さを実感。決してお安い買い物ではないものの、一度購入すれば10年近く使用することを考えれば思い切って投資しても後悔はないだろう。
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