『野鳥撮影に限ればα1からの買い替えはデメリットが大きい』 SONY α9 III ILCE-9M3 ボディ [ブラック] yidlerさんのレビュー・評価

2024年 1月26日 発売

α9 III ILCE-9M3 ボディ [ブラック]

  • 有効約2460万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS」に「グローバルシャッター方式」を採用したミラーレス一眼カメラ。
  • 高速で動く被写体を捉える場合でも、ローリングシャッター方式では発生してしまう画像のゆがみが発生せず、肉眼で見た形状のままに撮影が可能。
  • 狙った被写体を高精度に認識しながら、ブラックアウトフリーでAE/AF追随・最高約120コマ/秒の連続撮影性能を実現。
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※レンズは別売です

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¥687,376

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価格帯:¥687,376¥944,090 (44店舗) メーカー希望小売価格:オープン

タイプ:ミラーレス 画素数:2520万画素(総画素)/2460万画素(有効画素) 撮像素子:フルサイズ/35.6mm×23.8mm/CMOS 重量:618g α9 III ILCE-9M3 ボディ [ブラック]のスペック・仕様

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α9 III ILCE-9M3 ボディ [ブラック]SONY

最安価格(税込):¥687,376 (前週比:-12,236円↓) 発売日:2024年 1月26日

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yidlerさん

  • レビュー投稿数:16件
  • 累計支持数:895人
  • ファン数:8人
満足度4
デザイン無評価
画質2
操作性4
バッテリー無評価
携帯性無評価
機能性4
液晶無評価
ホールド感無評価
野鳥撮影に限ればα1からの買い替えはデメリットが大きい
当機種
当機種
当機種

当機種
当機種
当機種

【2024/07/5 追記】
「写真を出すなどきちんとレビュー出来ないのに口コミを書くのは営業妨害」とのたまう方がいるみたいなので写真を掲載しておきます。しかし規約違反でもないのに営業妨害とか書いてしまうのはいただけないですね。

価格コムに添付する写真と分からないかもしれませんが、やはりこれまでのαシリーズに慣れてると画質は落ちてます。作例を見た上でもしも「きれいじゃん」と思う方がいたら、α1はもっと綺麗だと言っておきます。

あと私は確かに試用レビューですが、α9IIIのAFをある程度批評してもいいくらいには動体撮影をしているつもりです。
逆に本格レビューをしているはずのその方の作例を見る限りは、プリキャプチャのお試し、非積層型センサーのカメラでも問題なく撮れるような止まりもの、ゆったりしたアオサギの動体撮影しかありません。少なくとも「飛ぶ野鳥を撮るスタイルに変貌」と書いちゃってる動体撮影 初心者よりはAF周りや操作性に関しては参考になるレビューを書いていると思います。

----

普段はα1とFE600GM、EOS R6 IIとRF200-800などを使用して野鳥撮影をしています。
α9IIIを借りて使用する機会があったため、主にα1との比較のレビューとなります。


【画質】
グローバルシャッターによるノイズの話は知っていましたが、それ以上にダイナミックレンジの狭さや出てくる画質がAPS-Cっぽい絵になることが気になりました。

また下限ISOが250のため、野鳥撮影において白飛び防止のために露出を-1とか-2に設定しても、露出が下がりきらず撮影されてしまうことも増えるため非常に使い勝手が悪いです。
画質が微妙だからこそ明るい大砲レンズを使いたくなりますが、明るいが故に下限ISO250が邪魔になるという悩ましい仕様です。

野鳥撮影においてグローバルシャッターの歪みの少なさを実感できることがほぼなかった人間ですが、上述した画質の弱点はしっかりと実感できています。
つまり少なくとも私の野鳥撮影の中ではメリットよりもデメリットの方が遥かに大きいです。


【操作性】
α1よりも良くなっていますが、そこまで劇的な改善ではありません。


【AF性能】
被写体認識は良くなっていますが、もともとα1の被写体認識が微妙だったためなのでそこまで好印象ではありませんでした。EOS R6mk2を使っている人間から見ると、少なくとも野鳥撮影においては大差はありません。(個人的にはEOS R6mk2の方が上です)

AFの捕捉、速度、精度のような基本性能はα1と大差がないどころからやや落ちているように感じます。野鳥の飛翔を撮影する時にα1なら捕捉できたものがたまに捕捉できなかったり、苦手なシーンでの連写した写真はα1以上にピントがやや甘いものが混ざっています。
撮影時は60fpsに設定して撮影していたのでピントがやや甘いものが増えているのかもしれませんが、それはつまり連写速度が上がっているもののAF性能自体はほとんど向上していないということになります。

このため純粋なAF基本性能を目的にα1からのステップアップはオススメしません。
野鳥以外でも被写体認識は多用するなら良いですが、野鳥の被写体認識のために買い替える価値があるとは思えません。野鳥の被写体認識は特に得手不得手がはっきりしており、そこまで万能なものではありません。


【機能性】
ボディ側でのフォーカスプリセット機能、プリ連写が素晴らしいですが、それぞれ弱点があります。

フォーカスプリセット機能はこれまでは大砲レンズ側でしか利用できなかった機能ですが、これをボディ側でプリセットして任意のボタンなどに割り当てて呼び出すことができます。大砲レンズでなくてもフォーカスプリセットが利用できるわけです。
しかしボタンを押してからフォーカス位置に移動するまでに0.3秒くらいのラグがあるため大砲レンズのフォーカスプリセットよりも明らかに反応が悪いですし、フォーカス位置に移動した時にEVF上にプリフォーカスを呼び出した旨のメッセージがEVF下部に結構大きめに表示されるため邪魔です。

プリ連写に関してはプリ連写モードをONにしている時の状態が分かりづらいのと、後述するとEVFの問題点があるため野鳥撮影においては一部のシーンでは使い勝手が極端に悪くなります。


【EVFの弱点】
設定で露出等の反映をOFFにしていても、連写中とプリ連写作動中は露出がEVFに反映されてしまいます。このため露出を下げざるを得ないシーンでの撮影では連写、プリ連写などは非常に扱いづらいです。ちなみにα1にはプリ連写はありませんが、このEVFの仕様は同じです。

野鳥撮影では動体撮影時に目まぐるしく状況が変わって白飛びしやすいため露出-2にする場合も多いのですが、これがEVFに反映されると非常に被写体を追いづらくなります。ある意味で一眼レフの連写時のブラックアウトが常に発生している感じです。

連写に関しては何秒も連写し続けることはあまりないため困るシーンは限られます。しかしプリ連写の場合は被写体をプリ連写中のまま追い続けるため、その間ずっと露出がEVFに反映されてしまいます。これは結構致命的な弱点だと思います。


【総評】
画質面ではノイズ以外のデメリットも多く、期待してたAFの基本性能もα1とほとんど大差がないかやや劣る部分すらあります。被写体認識が効く野鳥が相手なら評価が変わるかもしれませんが、個人的には野鳥の被写体認識に関しては「効いたら嬉しいな」程度のギミックの域を出ていないと思います。

プリ連写やフォーカスプリセット機能などの野鳥撮影で待ち望まれていた機能が盛り込まれていますが、レビューで書いた通り気になる弱点が残っているため手放しに喜べるものではありません。

このため野鳥撮影の総合力に関してはα1の方が優れているというのが私の結論です。

参考になった87人(再レビュー後:65人)

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満足度4
デザイン無評価
画質2
操作性4
バッテリー無評価
携帯性無評価
機能性4
液晶無評価
ホールド感無評価
野鳥撮影に限ればα1からの買い替えはデメリットが大きい

※ 画像はアップロードしようとすると「画像処理をおこなえませんでした」とエラーが出るため掲載していません。

普段はα1とFE600GM、EOS R6 IIとRF200-800などを使用して野鳥撮影をしています。
α9IIIを借りて使用する機会があったため、主にα1との比較のレビューとなります。


【画質】
グローバルシャッターによるノイズの話は知っていましたが、それ以上にダイナミックレンジの狭さや出てくる画質がAPS-Cっぽい絵になることが気になりました。

また下限ISOが250のため、野鳥撮影において白飛び防止のために露出を-1とか-2に設定しても、露出が下がりきらず撮影されてしまうことも増えるため非常に使い勝手が悪いです。
画質が微妙だからこそ明るい大砲レンズを使いたくなりますが、明るいが故に下限ISO250が邪魔になるという悩ましい仕様です。

野鳥撮影においてグローバルシャッターの歪みの少なさを実感できることがほぼなかった人間ですが、上述した画質の弱点はしっかりと実感できています。
つまり少なくとも私の野鳥撮影の中ではメリットよりもデメリットの方が遥かに大きいです。


【操作性】
α1よりも良くなっていますが、そこまで劇的な改善ではありません。


【AF性能】
被写体認識は良くなっていますが、もともとα1の被写体認識が微妙だったためなのでそこまで好印象ではありませんでした。EOS R6mk2を使っている人間から見ると、少なくとも野鳥撮影においては大差はありません。(個人的にはEOS R6mk2の方が上です)

AFの捕捉、速度、精度のような基本性能はα1と大差がないどころからやや落ちているように感じます。野鳥の飛翔を撮影する時にα1なら捕捉できたものがたまに捕捉できなかったり、苦手なシーンでの連写した写真はα1以上にピントがやや甘いものが混ざっています。
撮影時は60fpsに設定して撮影していたのでピントがやや甘いものが増えているのかもしれませんが、それはつまり連写速度が上がっているもののAF性能自体はほとんど向上していないということになります。

このため純粋なAF基本性能を目的にα1からのステップアップはオススメしません。
野鳥以外でも被写体認識は多用するなら良いですが、野鳥の被写体認識のために買い替える価値があるとは思えません。野鳥の被写体認識は特に得手不得手がはっきりしており、そこまで万能なものではありません。


【機能性】
ボディ側でのフォーカスプリセット機能、プリ連写が素晴らしいですが、それぞれ弱点があります。

フォーカスプリセット機能はこれまでは大砲レンズ側でしか利用できなかった機能ですが、これをボディ側でプリセットして任意のボタンなどに割り当てて呼び出すことができます。大砲レンズでなくてもフォーカスプリセットが利用できるわけです。
しかしボタンを押してからフォーカス位置に移動するまでに0.3秒くらいのラグがあるため大砲レンズのフォーカスプリセットよりも明らかに反応が悪いですし、フォーカス位置に移動した時にEVF上にプリフォーカスを呼び出した旨のメッセージがEVF下部に結構大きめに表示されるため邪魔です。

プリ連写に関してはプリ連写モードをONにしている時の状態が分かりづらいのと、後述するとEVFの問題点があるため野鳥撮影においては一部のシーンでは使い勝手が極端に悪くなります。


【EVFの弱点】
設定で露出等の反映をOFFにしていても、連写中とプリ連写作動中は露出がEVFに反映されてしまいます。このため露出を下げざるを得ないシーンでの撮影では連写、プリ連写などは非常に扱いづらいです。ちなみにα1にはプリ連写はありませんが、このEVFの仕様は同じです。

野鳥撮影では動体撮影時に目まぐるしく状況が変わって白飛びしやすいため露出-2にする場合も多いのですが、これがEVFに反映されると非常に被写体を追いづらくなります。ある意味で一眼レフの連写時のブラックアウトが常に発生している感じです。

連写に関しては何秒も連写し続けることはあまりないため困るシーンは限られます。しかしプリ連写の場合は被写体をプリ連写中のまま追い続けるため、その間ずっと露出がEVFに反映されてしまいます。これは結構致命的な弱点だと思います。


【総評】
画質面ではノイズ以外のデメリットも多く、期待してたAFの基本性能もα1とほとんど大差がないかやや劣る部分すらあります。被写体認識が効く野鳥が相手なら評価が変わるかもしれませんが、個人的には野鳥の被写体認識に関しては「効いたら嬉しいな」程度のギミックの域を出ていないと思います。

プリ連写やフォーカスプリセット機能などの野鳥撮影で待ち望まれていた機能が盛り込まれていますが、レビューで書いた通り気になる弱点が残っているため手放しに喜べるものではありません。

このため野鳥撮影の総合力に関してはα1の方が優れているというのが私の結論です。

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