STF-DCC15T [フォギーピンク]アイリスオーヤマ
最安価格(税込):¥12,812
(前週比:±0 )
発売日:2022年 6月22日

プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2022年12月27日 00:17 [1594362-2]
満足度 | 3 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
風量 | 5 |
静音性 | 2 |
微風 | 3 |
サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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フロントビュー。扇風機にありがちなトップヘビーを感じさせないデザイン。 |
ファンカバー。赤ちゃんでも指を入れられない大きさ。 |
サイドビュー。真上を向かせたが、動きはちょっと渋い。 |
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バックビュー。取手と高さ調整ボタンがある。軽いものでも取手はすこぶる重要。 |
コンソール。使いやすいレイアウト構成。 |
小さくシンプルなリモコン。失くしそう。 |
日本市場では、純粋な「扇風機」「サーキュレーター」は、そろそろ絶滅危惧家電になってきている。主流は、扇風機とサーキュレーターのハイブリットだ。ただ、元が「扇風機」と「サーキュレーター」とで、性格がかなり変わる。
「扇風機」は、大型の羽根で柔らかい風。モーター音もできる限り小さくし、自然でいうと春の微風、夏の朝のちょっとひんやりとした風を目指す。人が心地よく感じる風を作り出す。一方、サーキュレーターは、部屋の空気の攪拌を目指す。羽は小さいが、前へ前へと進む風。遠く部屋の隅まで到達しなければ意味を成さない。こういう違いのため、仕様も変わってくる。扇風機は、ファン径大きく多枚羽。モーターはDC(直流)モーターで、正確無比な微風コントロールを狙う。一方、サーキュレーターは小径ファンで、羽枚数も少なめ、AC(交流)モーターで、有無を言わさずぶん回す。音も大きく、風もパワフル。書くと、風呂上がりには好まれそうな風のようだが、実は違う。風のあたる面積が小さいため、いまいち。しかしエアコンが普及し、通年使用を考えると、小さい方がベター。サーキュレーターベースで気持ち良いモデルというのが、進化のあるべき姿となる。
そんなサーキュレーターベースのサーキュレーター扇風機に対してアイリスオーヤマが考えたのは、通年で部屋に置くなら、夏という季節色ではなく、その人の好きな色にしたらどうかということだった。今、アイリスオーヤマは「『毎日をもっとカラフルに、もっとハッピーに』。くらしを彩る『WOOZOO(ウーズー)シリーズ』を展開中。STF-DCC15T [フォギーピンク] は、そのシリーズの考え方で作られたモデルとなる。
このモデル、フォギーピンクのいいところは、ウッディな感じの部屋だと予想以上に目立たないこと、そして風がよく拡散し、5mくらい離すと、風が体を包み込むようになること。包み込むような感じの風は、サーキュレーターベースだとなかなかできないのだが、その辺が上手く設計されている。
欠点は、モーター音が汚いこと。特に微風の時、耳障り。これはいただけない。また、全体的に華奢、強度が足りてない感じがする。1万5千円以上の価格を狙うなら、もう少しいいモーターを使って欲しい。また、金属パーツによる補強も欲しい。筐体強度により、音はかなり変わるはずだ。
就寝時に使うのはちょっと嫌だが、仕事中は十分使える。通年で寝屋に置いておいてもほぼ邪魔にならないサイズ、形、色を実現。結構使えるかなぁと思えるできのサーキュレーター扇風機だ。
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プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む
2022年7月30日 17:59 [1604755-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 4 |
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使いやすさ | 4 |
風量 | 5 |
静音性 | 4 |
微風 | 5 |
サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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高さ調整(最小) |
高さ調整(最大) |
操作部 |
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上下の首振りはほぼ真上まで可能 |
前面グリルは工具なしで簡単に取り外せて容易にお手入れできる |
リモコンは台座の根元部分に収納しておける |
アイリスオーヤマのサーキュレーター扇風機。メーカーより実機をお借りして試用。
同社が2021年から展開している「WOOZOO」シリーズ。2019年から展開している扇風機兼サーキュレーターとしても使用できる”サーキュレーター扇風機”のデザインモデルとしてラインナップに追加された。ポップなカラーが特長で、ライトネイビーとあるが、グレーに近い色合いだ。
本体サイズは、幅24×奥行24×高さ60〜70センチ。高さは4段階で調整が可能だ。羽根径15センチで適用床面積は24畳。羽根径18センチ、30畳用としてラインナップする「STF-DCC18T」に比べて幅と奥行きは3センチ、高さは4〜5センチコンパクトな設計となっている。
モードは連続、リズム風、おやすみの3パターン。風量は10段階で設定できる。自動首振り機能は、横方向が60°・90°・120°、上下縦方向も設定できる。タイマー機能は、オン・オフともに2・4・8時間で設定可能。
リモコン操作にも対応。付属のリモコンは本体の根元に収納しておける。
アイリスオーヤマの”サーキュレーター扇風機”は、音声操作に対応したモデルなど複数のラインナップを拡大しているが、機能や性能面では2019年発売の初代モデル「KSF-DC151T」が最も近い。そのモデルで結構気に入っていた"衣類乾燥モード"(中央部では風を弱く、端に向かうほど強く風量を調節してくれる機能)が本製品では省かれているのが個人的には少々残念だった。カラーにこだわりがなければ、既にだいぶんお安くなっている初代モデルを購入するのもアリだろう。
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