DS 9の新車
新車価格: 666〜847 万円 2022年3月17日発売
中古車価格: 536〜579 万円 (3物件) DS 9 2022年モデルの中古車を見る

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
5.00 | 4.33 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
4.00 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.00 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
3.00 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
5.00 | 4.03 | -位 |
燃費![]() ![]() |
無評価 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
4.00 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
2022年5月14日 23:43 [1582072-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
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---|---|---|
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この度DSのフラグシップモデル、DS9の試乗機会を得ました。
フランス車としては珍しいセダンタイプかつシトロエンC6以来のEセグメントの大型セダンということで興味深い一台なので試乗出来て良かったと思ってます。
評価に入る前に欠点上げると
・ブレーキホールドがない
・ヘッドアップディスプレイがない(好みにもよ
らだろうが)
・日本では現在FFのみ
・ディーラー数がかなり少ない
が目立つ欠点と言えるでしょう。
昨今、軽自動車にも付いているブレーキホールドがこのクラスのセダンに付いていないのは批判対象なりやすい部分ではあると思いますが、この車はしっかりと独自性と魅力を持っていますので、欠点も理解した上で選ぶなら良い選択肢になると思います。
※マセラティ含めステランティス系の車はブレーキホールドの採用例が今のところない。
【エクステリア】
ややアウディにも似てる様な気はしますが、グリル内やライト類の造形、プレスラインの掘り込みなどが合わさってシルエット自体はシンプルでありながら細部に拘ったデザインは芸術的感性を感じさせ、『作品』と呼びたくなるような美麗なものになってると思います。
【インテリア】
デジタルメーターやセンターディスプレイなどは現代風な部分はありますが、全体的には少しレトロも感じさせつつ伝統的な上質さを持った内装になってると思います。
アナログ時計や各種スイッチの造形も素晴らしい。
特にオペラは天井がアルカンターラ仕立てになる他、ダッシュボードもステッチ付きのレザーになるなどとても1000万位内で買える車とは思えない作り込みです。
装備面はヒーター&シートベンチレーション機能の付いた前席メモリ付きパワーシート、
4ゾーンエアコン、TV付きナビ、FOCALスピーカーが全車標準で上位のオペラになると天井のアルカンターラ、サンルーフ、ナイトビジョン、後席ヒーター&ベンチレーション、マッサージ機能まで付いてきます。
ベースグレードのリヴォリでもADAS系初め、十分なものがあり、後席をそこまで重視しないならリヴォリも十分魅力的と言えるでしょう。
また後席も含め室内空間は結構広く、FFレイアウトの為センタートンネルの張り出しがかなり少ないのも嬉しいところです。
ちなみにリヴォリは黒系のレザーで、オペラは赤系のレザーを採用してます。
マイナス点としては前述したブレーキホールドが無い点と、エアコンの操作系がタッチパネルな点が使いにくいところです。
【エンジン性能】
正直Eセグメントでターボがあると言え1.6リッターで大丈夫なのかと思いました。
結果としては出足が多少のもたつきは感じるものの、法定速度くらいならそこまで踏み込まなくても普通に出るくらいのパワーはありました。
また静粛性も高く、車の特性を考えて味付けしたのだと感じました。
パンチの効いた加速というのはありませんが、日本で扱う分に不足はないくらいのパワーはあると思います。
高速で速度が乗るまでは低排気量の宿命である吹け上がり音が入って来そうな気はしますが…
興奮する様なエンジンではありません。
【走行性能】
こちらは正直可もなく不可もなくと言った印象。
シャキシャキ機敏に動くとか、キレがある加速などは感じさせません。
コーナリングの際に不自然にロールするとかは無いですし、FFらしく安定感は高いですが…
スポーツモードにしたら多少はハンドルが重くなってキレは増しますが、
運転していて楽しい!…という車ではありません。
フラグシップなのでガッカリする人もいるかもしれないが、この車はそういうキャラクターではないのである意味正解かも。
【乗り心地】
これは期待通りのものがありました。というか走行性よりもこちらに力を入れたんだろうというのが明白でした。
コンフォートモードで働くDSアクティブサスペンションのおかげか、路面の繋ぎ目などショックの大きそうな部分も上手くいなしていきます。
フランス車のセールスポイントである絶妙な硬さのシートも合わさっていつまでも運転出来るような感覚です。
ちなみに後席は更に静粛性や乗り心地が高いらしく、運転手メインというよりかは乗員の快適性に拘ったというのがよくわかります。
【燃費】
試乗なので無評価ですが、Eセグメントクラスとしては可もなく不可もなくでは無いでしょうか?
【価格】
リヴォリが630万円、オペラが699万円(ETENSEを除いたガソリンモデルの価格)となっています。
一見特別安いとは感じませんが、装備面を考えるとかなり頑張った価格設定だと思います。
オプションは保証関連とカラーのみと非常にわかりやすいですし。
特にオペラはドイツ御三家やレクサスで同じ様な装備にすると、おそらく1000万前後にはなると思うのでそう考えるとなかなか驚異的です。
ただウクライナ情勢、原油価格や原材料の高騰、急激な円安などもあって価格改定は起きるであろうとは思いますが、これはDSだけに限った話ではないです。
それでもオペラは900万くらいしてもおかしく無さそうなのに見事としか言いようがないですね。
【総評】
この車は
『自分が運転して楽しいという事よりも、人に乗ってもらって快適性を味わってもらう』
という違った楽しさを目指した車だと思います。
そう意味では家族でも友達でも恋人でも誰かと一緒にドライブしたくなる一台なのかもしれません。
ハイパフォーマンスや格好良さを褒められるよりも、内装の質感、乗り心地などの快適性を提供して満足してもらうのがDS9の本質だと感じました。
パフォーマンスが多少物足りなかったとしてもこの車はこういう形で正解だと感じています。
※ディーラーの方によれば、昨今の半導体不足やコロナ、ウクライナ情勢のお陰でリヴォリはなくなりオペラ一本になる可能性があるとの事です。
前述した価格高騰の可能性も含め、厳しい時代だと感じてしまいます。
何にせよ早く戦争は終わってほしいものです…
- レビュー対象車
- 試乗
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