『「焼肉」ではなく「ステーキ」を愛する人に。是非。』 abien abien MAGIC GRILL JF-MG02 多賀一晃さんのレビュー・評価

2021年 7月15日 発売

abien MAGIC GRILL JF-MG02

極薄ヒーター技術を採用したホットプレート

最安価格(税込):

¥13,000

(前週比:±0 ) 価格推移グラフ

価格帯:¥13,000¥13,000 (1店舗) メーカー希望小売価格:¥―

タイプ:ホットプレート 消費電力:770W abien MAGIC GRILL JF-MG02のスペック・仕様

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abien MAGIC GRILL JF-MG02abien

最安価格(税込):¥13,000 (前週比:±0 ) 発売日:2021年 7月15日

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多賀一晃さん

  • レビュー投稿数:662件
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度5
デザイン5
操作性5
火力5
洗いやすさ3
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

「焼肉」ではなく「ステーキ」を愛する人に。是非。

プレート部。汚れを寄せ付けない様、表面に細かな凹凸加工がある。

プレートサイドビュー。脂が流れ落ちないように、中央に向かい緩やかに凹を描く。

コンソール部。ワンボタン、ツーランプと実にシンプル。

厚めの豚肉を焼き、テストを行った。

まず両表面を「強」で焼き、肉汁を閉じ込める。

豚は生焼け厳禁。切り口を確認しながら、ゆっくり焼く。コントロールし易い。

ホットプレートは、何にでも使える「プレーン・プレート」。細かな凹凸のある「焼肉プレート」そして「たこ焼きプレート」の3つのプレートから構成される。1プレート、2プレートモデルも存在するが、それらがバカ売れした話は聞いたことがない。「焼肉」のために買う人が多いが、実際に使うと、「お好み焼き」「たこ焼き」と、関西で言う「粉もん」を焼くのに多用するからだろうか。土曜日、学校が半ドンで、子どもが家で昼食を食べる時などは、すごく重宝する。慣れれば、お好み焼き、たこ焼きは、子どもが焼いてしまうので、手間もかからない。特に関西から広島の「お好み焼き文化圏」にはなくてはならないテーブル家電だ。

粉もんの本場は関西だからというわけではないだろうが、ホットプレートは、「象印マホービン」「タイガー魔法瓶」「パナソニック」の大阪の三メーカーが御三家となる。なお、メーカーの書き順は五十音順である。

しかし、今回テストさせてもらったマジック グリルは、一味違う。プレートは「細かな凹凸のあるプレート」だけだ。しかも上下に高さが感じられない出っ張りがあるだけの、いわゆる鉄板そのもの。確かに「細かな凹凸のあるプレート」は多用途に使えるのだが、マジック・プレートは多用途という感じはしない。「肉をじっくり焼くことを楽しむ」という雰囲気がすごく似合うホットプレートなのだ。そして、更にいうと「焼肉」ではなく「ステーキ」という雰囲気のモデルでもある。

実際にメーカーからサンプルを借り出し、肉を焼き、見立てが正しいか確認してみた。

火力は、弱 / 強 の二段階調整。「弱」が約180℃、「強」が約250℃。ホットプレートでは妥当な温度設定になっている。至ってシンプル。

実際に、肉を焼いてみる。今回用意したのは、厚さ約1.5cmの豚肉。
肉を焼くのは、初めに高温で肉の表面を焼き肉汁を閉じ込める。その後、ゆっくり熱を加えると美味く焼ける。マジック・プレートだと、「強」で焦げ目を付け、「弱」で十分熱すると言うわけだ。

またマジック グリルは、中央に脂などが集まるように、微妙な湾曲が付けられてもいる。細部まで細やかな心遣いが感じられる。

牛の場合、私はレア派。しかし豚の場合、寄生虫の可能性があるので、確認しながら十分熱を通す。
焼けた肉を口に放り込むと、ジューシーな肉汁が舌の上を転がる。今回は試食なので、水で合わせたが、ワインもしくは日本酒と合わせると、より幸福になれるはずだ。

使用後はキッチンペーパーで脂を拭いてやる。が、MAGIC GRILL JF-MG02は、メーカーによると丸洗い可能だそう。コネクト部も完全防水というので恐れ入る。汚れ落ちがいいので、今回は、軽く表面を洗うにとどめたが機会があれば、全体を洗ってみたいものだ。特に裏面の鏡面仕上げが気に入っている人は全体を洗うのが良いかも知れない。ただし洗いはスポンジで洗うこと。間違っても、タワシで洗ってはいけない。スチールウールは論外。この手のプレートの表面加工は、かなりの強度を持たせているが、硬いものでゴシゴシ擦られると傷が付きいつか剥がれる可能性があるのだ。もちろん食洗機の使用もNG。洗うのは困らないが乾かす時は、ちょっと困った。重いし、面積がある。洗う前に、乾かす場所を決めて置くことが必要だ。

このabien MAGIC GRILL JF-MG02の最大の特徴は、使い方がシンプルなこと、肉が美味しく焼けることではないと思う。一番の特徴は「品があること」だ。本来、ホットプレートはワイワイ言いながら、焼けたら摘んで食べるというのが多いスタイル。気取りがないのが特徴の調理家電。どちらかというと庶民派。しかし、これは品がある。自分に一台、お客に一台、中央に食材を置き、自分のペースでユルユル、会話を楽しみながら食するのが実に様になる。昔利用していた 六本木、美術館通りにある焼物屋のようだ。人を招いての、スーツでの会食すら行けそうだ。ステーキを焼きながら、赤ワインを飲みながら、優雅な時間を共有。それが実に似合うモデルと言える。

またプレート表面も丈夫そうなので、ホットプレートして使わない時は、盆がわりに上に一人分の食事をのせミニテーブル代わりに使うのも一興かも知れない。(ちなみに、メーカーが想定している使い方ではないので、試みる場合は自己責任でお願いします。)肉を、野菜を焼くだけのホットプレートなら、ちょっとお高いが、テーブル盆 時々 ホットプレートと見ると、安い感じがする。

別売のたこ焼きプレートもなく、焼きに特化したホットプレート(ただしレシピ本には色々な料理が掲載されています)だが、食事を演出したい時もある。そんなとき、実に頼りになる一品でもある。

メイン「ステーキ」時々「焼肉」。そんな人にお勧めのホットプレートと言える。(焼きカニ、焼き牡蠣も絵になりそうです)

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デザイン5
操作性5
火力5
洗いやすさ3
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

「焼肉」ではなく「ステーキ」を愛する人に。是非。

プレート部。汚れを寄せ付けない様、表面に細かな凹凸加工がある。

プレートは脂が流れ落ちないように、中央に向かい緩やかに凹を描く。

コンソール部。ワンボタン、ツーランプと実にシンプル。

厚めの豚肉を焼く。

まず両表面を「強」で焼き、肉汁を閉じ込める。

豚は生焼け厳禁。切り口を確認しながら、ゆっくり焼く。

ホットプレートは、何にでも使える「プレーン・プレート」。細かな凹凸のある「焼肉プレート」そして「たこ焼きプレート」の3つのプレートから構成される。1プレート、2プレートモデルも存在するが、それらがバカ売れした話は聞いたことがない。「焼肉」のために買う人が多いが、実際に使うと、「お好み焼き」「たこ焼き」と、関西で言う「粉もん」を焼くのに多用するからだろうか。土曜日、学校が半ドンで、子どもが家で昼食を食べる時などは、すごく重宝する。慣れれば、お好み焼き、たこ焼きは、子どもが焼いてしまうので、手間もかからない。特に関西から広島の「お好み焼き文化圏」にはなくてはならないテーブル家電だ。

粉もんの本場は関西だからというわけではないだろうが、ホットプレートは、「象印マホービン」「タイガー魔法瓶」「パナソニック」の大阪の三メーカーが御三家となる。なお、メーカーの書き順は五十音順である。

しかし、今回テストさせてもらったマジック グリルは、一味違う。プレートは「細かな凹凸のあるプレート」だけだ。しかも上下に高さが感じられない出っ張りがあるだけの、いわゆる鉄板そのもの。確かに「細かな凹凸のあるプレート」は多用途に使えるのだが、マジック・プレートは多用途という感じはしない。「肉をじっくり焼くことを楽しむ」という雰囲気がすごく似合うホットプレートなのだ。そして、更にいうと「焼肉」ではなく「ステーキ」という雰囲気のモデルでもある。

実際にメーカーからサンプルを借り出し、肉を焼き、見立てが正しいか確認してみた。

火力は、弱 / 強 の二段階調整。「弱」が約180℃、「強」が約250℃。ホットプレートでは妥当な温度設定になっている。至ってシンプル。

実際に、肉を焼いてみる。今回用意したのは、厚さ約1.5cmの豚肉。
肉を焼くのは、初めに高温で肉の表面を焼き肉汁を閉じ込める。その後、ゆっくり熱を加えると美味く焼ける。マジック・プレートだと、「強」で焦げ目を付け、「弱」で十分熱すると言うわけだ。

またマジック グリルは、中央に脂などが集まるように、微妙な湾曲が付けられてもいる。細部まで細やかな心遣いが感じられる。

牛の場合、私はレア派。しかし豚の場合、寄生虫の可能性があるので、確認しながら十分熱を通す。
焼けた肉を口に放り込むと、ジューシーな肉汁が舌の上を転がる。今回は試食なので、水で合わせたが、ワインもしくは日本酒と合わせると、より幸福になれるはずだ。

使用後はキッチンペーパーで脂を拭いてやる。プレート部は水洗いも可能だ。黒い表面を洗剤を付けたスポンジで擦ると脂が浮く、それを流水もしくは風呂くらいの温度で洗い流すわけだ。コネクト部には水をかけては行けないので力がある人がすると良い。裏側は鏡面仕上げなので、から拭きで十分。間違ってもつけ置き洗いなどしないことだ。

このabien MAGIC GRILL JF-MG02の最大の特徴は、使い方がシンプルなこと、肉が美味しく焼けることではないと思う。一番の特徴は「品があること」だ。本来、ホットプレートはワイワイ言いながら、焼けたら摘んで食べるというのが多いスタイル。気取りがないのが特徴の調理家電。どちらかというと庶民派。しかし、これは品がある。自分に一台、お客に一台、中央に食材を置き、自分のペースでユルユル、会話を楽しみながら食するのが実に様になる。昔利用していた 六本木、美術館通りにある焼物屋のようだ。人を招いての、スーツでの会食すら行けそうだ。ステーキを焼きながら、赤ワインを飲みながら、優雅な時間を共有。それが実に似合うモデルと言える。

またプレート表面も丈夫そうなので、ホットプレートして使わない時は、盆がわりに上に一人分の食事をのせミニテーブル代わりに使うのも一興かも知れない。(ちなみに、メーカーが想定している使い方ではないので、試みる場合は自己責任でお願いします。)肉を、野菜を焼くだけのホットプレートなら、ちょっとお高いが、テーブル盆 時々 ホットプレートと見ると、安い感じがする。

別売のたこ焼きプレートもなく、焼きに特化したホットプレート(ただしレシピ本には色々な料理が掲載されています)だが、食事を演出したい時もある。そんなとき、実に頼りになる一品でもある。

メイン「ステーキ」時々「焼肉」。そんな人にお勧めのホットプレートと言える。(焼きカニ、焼き牡蠣も絵になりそうです)

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満足度5
デザイン5
操作性5
火力5
洗いやすさ3
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

「焼肉」ではなく「ステーキ」を愛する人に。是非。

プレート部。汚れを寄せ付けない様、表面に細かな凹凸加工がある。

プレートは脂が流れ落ちないように、中央に向かい緩やかに凹を描く。

コンソール部。ワンボタン、ツーランプと実にシンプル。

厚めの豚肉を焼く。

まず両表面を「強」で焼き、肉汁を閉じ込める。

豚は生焼け厳禁。切り口を確認しながら、ゆっくり焼く。

ホットプレートは、何にでも使える「プレーン・プレート」。細かな凹凸のある「焼肉プレート」そして「たこ焼きプレート」の3つのプレートから構成される。1プレート、2プレートモデルも存在するが、それらがバカ売れした話は聞いたことがない。「焼肉」のために買う人が多いが、実際に使うと、「お好み焼き」「たこ焼き」と、関西で言う「粉もん」を焼くのに多用するからだろうか。土曜日、学校が半ドンで、子どもが家で昼食を食べる時などは、すごく重宝する。慣れれば、お好み焼き、たこ焼きは、子どもが焼いてしまうので、手間もかからない。特に関西から広島の「お好み焼き文化圏」にはなくてはならないテーブル家電だ。

粉もんの本場は関西だからというわけではないだろうが、ホットプレートは、「象印マホービン」「タイガー魔法瓶」「パナソニック」の大阪の三メーカーが御三家となる。なお、メーカーの書き順は五十音順である。

しかし、今回テストさせてもらったマジック グリルは、一味違う。プレートは「細かな凹凸のあるプレート」だけだ。しかも上下に高さが感じられない出っ張りがあるだけの、いわゆる鉄板そのもの。確かに「細かな凹凸のあるプレート」は多用途に使えるのだが、マジック・プレートは多用途という感じはしない。「肉をじっくり焼くことを楽しむ」という雰囲気がすごく似合うホットプレートなのだ。そして、更にいうと「焼肉」ではなく「ステーキ」という雰囲気のモデルでもある。

実際にメーカーからサンプルを借り出し、肉を焼き、見立てが正しいか確認してみた。

火力は、弱 / 強 の二段階調整。「弱」が約180℃、「強」が約250℃。ホットプレートでは妥当な温度設定になっている。至ってシンプル。

実際に、肉を焼いてみる。今回用意したのは、厚さ約1.5cmの豚肉。
肉を焼くのは、初めに高温で肉の表面を焼き肉汁を閉じ込める。その後、ゆっくり熱を加えると美味く焼ける。マジック・プレートだと、「強」で焦げ目を付け、「弱」で十分熱すると言うわけだ。

またマジック グリルは、中央に脂などが集まるように、微妙な湾曲が付けられてもいる。細部まで細やかな心遣いが感じられる。

牛の場合、私はレア派。しかし豚の場合、寄生虫の可能性があるので、確認しながら十分熱を通す。
焼けた肉を口に放り込むと、ジューシーな肉汁が舌の上を転がる。今回は試食なので、水で合わせたが、ワインもしくは日本酒と合わせると、より幸福になれるはずだ。

使用後はキッチンペーパーで脂を拭いてやる。プレート部は水洗いも可能だ。黒い表面を洗剤を付けたスポンジで擦ると脂が浮く、それを流水もしくは風呂くらいの温度で洗い流すわけだ。コネクト部には水をかけては行けないので力がある人がすると良い。裏側は鏡面仕上げなので、から拭きで十分。間違ってもつけ置き洗いなどしないことだ。

このabien MAGIC GRILL JF-MG02の最大の特徴は、使い方がシンプルなこと、肉が美味しく焼けることではないと思う。一番の特徴hが「品があること」だ。本来、ホットプレートはワイワイ言いながら、焼けたら摘んで食べるというのが多いスタイル。気取りがないのが特徴の調理家電。どちらかというと庶民派。しかし、これは品がある。自分に一台、お客に一台、中央に食材を置き、自分のペースでユルユル、会話を楽しみながら食するのが実に様になる。昔利用していた 六本木、美術館通りにある焼物屋のようだ。人を招いての、スーツでの会食すら行けそうだ。ステーキを焼きながら、赤ワインを飲みながら、優雅な時間を共有。それが実に似合うモデルと言える。

またプレート表面も丈夫そうなので、ホットプレートして使わない時は、盆がわりに上に一人分の食事をのせミニテーブル代わりに使うのも一興かも知れない。(ちなみに、メーカーが想定している使い方ではないので、試みる場合は自己責任でお願いします。)肉を、野菜を焼くだけのホットプレートなら、ちょっとお高いが、テーブル盆 時々 ホットプレートと見ると、安い感じがする。

別売のたこ焼きプレートもなく、焼きに特化したホットプレート(ただしレシピ本には色々な料理が掲載されています)だが、食事を演出したい時もある。そんなとき、実に頼りになる一品でもある。

メイン「ステーキ」時々「焼肉」。そんな人にお勧めのホットプレートと言える。(焼きカニ、焼き牡蠣も絵になりそうです)

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満足度5
デザイン5
操作性5
火力5
洗いやすさ3
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

「焼肉」ではなく「ステーキ」を愛する人に。是非。

プレート部。汚れを寄せ付けない様、表面に細かな凹凸加工がある。

プレートは脂が流れ落ちないように、中央に向かい緩やかに凹を描く。

コンソール部。ワンボタン、ツーランプと実にシンプル。

厚めの豚肉を焼く。

まず両表面を「強」で焼き、肉汁を閉じ込める。

豚は生焼け厳禁。切り口を確認しながら、ゆっくり焼く。

ホットプレートは、何にでも使える「プレーン・プレート」。細かな凹凸のある「焼肉プレート」そして「たこ焼きプレート」の3つのプレートから構成される。1プレート、2プレートモデルも存在するが、それらがバカ売れした話は聞いたことがない。「焼肉」のために買う人が多いが、実際に使うと、「お好み焼き」「たこ焼き」と、関西で言う「粉もん」を焼くのに多用するからだろうか。土曜日、学校が半ドンで、子どもが家で昼食を食べる時などは、すごく重宝する。慣れれば、お好み焼き、たこ焼きは、子どもが焼いてしまうので、手間もかからない。特に関西から広島の「お好み焼き文化圏」にはなくてはならないテーブル家電だ。

粉もんの本場は関西だからというわけではないだろうが、ホットプレートは、「象印マホービン」「タイガー魔法瓶」「パナソニック」の大阪の三メーカーが御三家となる。

しかし、今回テストさせてもらったマジック・プレートは、一味違う。プレートは「細かな凹凸のあるプレート」だけだ。しかも上下に高さが感じられない出っ張りがあるだけの、いわゆる鉄板そのもの。確かに「細かな凹凸のあるプレート」は多用途に使えるのだが、マジック・プレートは多用途という感じはしない。「肉をじっくり焼くことを楽しむ」という雰囲気がすごく似合うホットプレートなのだ。そして、更にいうと「焼肉」ではなく「ステーキ」という雰囲気のモデルでもある。

火力は、弱 / 強 の二段階調整。「弱」が約180℃、「強」が約250℃。ホットプレートでは妥当な温度設定になっている。実にシンプル。

実際に、肉を焼いてみる。今回用意したのは、厚さ約1.5cmの豚肉。
肉を焼くのは、初めに高温で肉の表面を焼き肉汁を閉じ込める。その後、ゆっくり熱を加えると美味い。「強」で焦げ目を付け、「弱」で十分熱すると上手く焼ける。

またマジック・プレートは、中央に脂などが集まるように、微妙な湾曲が付けられてもいる。細部まで細やかな心遣いが感じられる。

牛の場合、私はレア派。しかし豚の場合、寄生虫の可能性があるので、確認しながら十分熱を通す。
焼けた肉を口に放り込むと、ジューシーな肉汁が舌の上を転がる。今回は試食なので、水で合わせたが、ワインもしくは日本酒と合わせると、より幸福になれるはずだ。

使用後はキッチンペーパーで脂を拭いてやる。プレート部は水洗いも可能だ。黒い表面を洗剤を付けたスポンジで擦ると脂が浮く、それを流水もしくは風呂くらいの温度で洗い流すわけだ。裏側は鏡面仕上げなので、から拭きで十分。間違ってもつけ置き洗いなどしないことだ。

このabien MAGIC GRILL JF-MG02の最大の特徴は、使い方がシンプルなこと、肉が美味しく焼けることではない。「品があること」だ。本来、ホットプレートはワイワイ言いながら、焼けたら摘んで食べるというのが多いスタイル。気取りがないのが特徴の調理家電。どちらかというと庶民派。しかし、これは品がある。自分に一台、お客に一台、中央に食材を置き、自分のペースでユルユル、会話を楽しみながら食するのが絵になる。昔利用した 六本木、美術館通りにある焼き物屋のようだ。人を招いての、スーツでの会食すら行けそうだ。ステーキを焼きながら、赤ワインを飲みながら、優雅な時間を共有。それが実に似合うモデルと言える。

またプレート表面も丈夫そうなので、ホットプレートして使わない時は、盆がわりに上に一人分の食事をのせミニテーブル代わりに使うのも一興かも知れない。(ちなみに、メーカーが想定している使い方ではないので、試みる場合は自己責任でお願いします。)肉を、野菜を焼くだけのホットプレートなら、ちょっとお高いが、テーブル盆 時々 ホットプレートと見ると、安い感じがする。

別売のたこ焼きプレートもなく、焼きに特化したホットプレート(ただしレシピ本には色々な料理が掲載されています)だが、食事を演出したい時もある。そんなとき、実に頼りになる一品でもある。

メイン「ステーキ」時々「焼肉」。そんな人にお勧めのホットプレートと言えます。(焼きカニ、焼き牡蠣も絵になりそうです)

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