CLEAR MG
- 緻密で臨場感のある音質を再現するマグネシウム・ドームを採用したアラウンドイヤー型オープンバック有線ヘッドホン。
- ポータブル・オーディオプレーヤーによるドライブも可能な55Ωのローインピーダンス設計を採用している。
- バランス接続に対応した「XLR-4Pケーブル」とキャリングケースを標準装備。
- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
4.86 | 4.19 | 11位 |
| 高音の音質 |
4.58 | 4.15 | 71位 |
| 低音の音質 |
4.86 | 4.12 | 9位 |
| フィット感 |
4.00 | 4.08 | 209位 |
| 外音遮断性 |
2.05 | 3.79 | 267位 |
| 音漏れ防止 |
2.05 | 3.79 | 288位 |
| 携帯性 |
1.52 | 3.86 | 307位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
2023年2月22日 16:21 [1519272-4]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 無評価 |
■私的な比較評価
私が使用したハイエンドヘッドホンモデルたちの使用感の比較評価(10点満点)です。
・AKG/K812:評価6点 →音質が耳に優しいので残存
・beyerdynamic/T1 3rd Generation:評価7点 →音質に不満で手放した
・本機:評価9点 →音質はイチオシ、でも重すぎるので手放した
■本機の使用感
フラットバランスで全帯域で耳にやさしい繊細/軟調なサウンド。
中音から高音にかけて伸びやかで心地よい。
中音から低音にかけて程良い厚みがある。
と言ったように、SONY/MDR-Z1Rと似ていそうだが、オープンエア型ゆえに音ヌケが良く、SONY/MDR-Z1Rよりも締まりのある音に感じられる。
つまり、全体的に伸びやかな美音と迫力/メリハリを上手く両立させていると言えそう。
そして、比較モデルの中では使用しているスピーカー(DALI/OBERON3)の音質に一番近い印象となる。
老舗スピーカーメーカーであるFOCALらしく、スピーカーの音を基準にスケールダウンしたようなチューニングをしているのかもしれない。
古いオーディオファンである私はスピーカーリスニング中心の時代の感性なので、私的な音質の良し悪しの評価はスピーカーの音を基準とするわけで、このFOCALのような音作りには非常に好感がもてる。
また、比較モデルの中で音質的に一番クセがなく素直且つ美麗で味わい深い印象だった。
重量450gで比較モデルの中で一番重い。
そのため側圧はやや強めとイヤーパッドのクッション性で装着安定感を保つようにされている。
イヤーパッドの表面は非レザーで蒸れにくくなっている。
ただし、長時間使用では超重量級による頭への圧迫や肩こりが気になって音楽に集中できなくなる。
重量以外の音質や本体のビルドクオリティは価格相応の良さを感じる。
私的な総合評価では「FOCAL/CLEAR MG」がイチオシとなるが、その価格は手の出しにくい高価となる。
欧州の老舗メーカーブランドとしては、他のブランド(「SENNHEISER」「beyerdynamic」「AKG」など)よりも日本における一般ユーザーの認知度が低いようであり、その価格設定は「FOCAL」というブランド料が底上げしているような先入観もあって、コスパを考えると敬遠したくなりそうな面があるのではないだろうか?
私も正直なところ実際に使用してみるまではそのようなイメージだったのだが、思い切っての購入は予想以上に満足できる結果だった。
「SENNHEISER」「beyerdynamic」「AKG」などは、近年になって新興メーカーブランドの勢いに負けてしまっている雰囲気があり、老舗としての風格がなっくなったようにも見えるが、「FOCAL」は老舗としてのポリシーを貫いているような気がした。
■リケーブルについて
本機にはアンバランス接続とバランス接続の2つのタイプのケーブルも付属する。
バランス接続タイプはプラグがXLR4ピンタイプで長さが3mなので少々扱いづらい。
一方アンバランス接続タイプの方は長さ:1.2mと短いが当然ながらバランス接続はできない。
と、どちらを使うか迷いそうになる。
そこでリケーブルを試してみた。
私が所有するリケーブルのなかで本機に適合する両出しタイプのものは以下、
1)SONY/MUC-B20SB1
本体接続側のプラグボディ形状が太目になっているので「beyerdynamic/T1 3rd」と「FOCAL/CLEAR MG」のボディには接続できない。
2)ORB/Clear Force
明るくクリアな音質傾向になるが、付属ケーブルよりも中高音よりのバランスにシフトする(音全体の重心が上がる)ような傾向でもあるので、私的には付属ケーブルの方が好みだった。
3)MEZE AUDIO純正の「99Classics/99Neo」モデル用のケーブル(製品同梱と同一タイプ)
「beyerdynamic/T1 3rd」の音質改善目的で探し出して入手したものだが、どの音源/音楽もクセの無い素直且つフォーカスの合った音像となる音質傾向で改善効果アリという印象だった。
ただし、細身で長さ3mという点では華奢に見えるので断線などの注意を払う必要がありそう。
4)Bispa/玲(プラグ:4.4mm径5極バランス接続仕様)
付属ケーブルとあまり音質に違いは出なかったのでやや期待外れだった。
でも、「beyerdynamic/T1 3rd」では付属ケーブルよりも音の印象は良くなる。
5)NOBUNAGA Labs/吹割(プラグ:4.4mm径5極バランス接続仕様)←★私のオススメ★
音質的に付属ケーブルよりも一段とクリアとなり、ヘッドホンの持ち味(ナチュラル/美麗)が際立ってくるような感じになる。
逆に付属ケーブル使用時の音質が端正でない「乱れ」や「淀み」みたいなところがあるように感じてしまう。
私的にはもう少し長め(1.8m〜2mくらい)だったらベストと言えそうだったのだが。
因みに「NOBUNAGA Labs」にはもう一つ本機に適合するものとして「華厳」というモデルがあるが、これは銅線(銀コートあり)と銀線のハイブリッドタイプで、私的には他のヘッドホンで使用経験ありで音質にハイブリッド特有のクセみたいな違和感を感じたので、本機では逆効果になる可能性が高いと思われる。
私的には失敗経験からリケーブルはなるべく高純度銅線(銀コートなし)だけのシンプルなものを選ぶように心がけている。
それ故に、本機のリケーブルをするならこれが一番無難でオススメだと思う。
■私のつぶやき
食べ物の「食わず嫌い」というのがあるように、オーディオ趣味の世界でもそうなるケースが多く、結局使ってみないとわからない世界である。
だからと言って、手当たり次第に手を出しているとギャンブルのように泥沼に填まってしまいそうだが。
特に私的な経験上では、リケーブルをあまりやり出すとそうなる羽目になり、最終的に付属か純正のケーブルが最適という結論に落ち着くという無駄骨に終わる。
上記5のリケーブルはたまたま運良く成功したと見なした方がよい。
このようにオーディオ趣味はギャンブルに近いところがあるので、その一線を越えないよう他のオーディオファンたちのための人柱となって、このレビューが役立ってくれればと思っている。
参考になった23人(再レビュー後:5人)
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