プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2021年5月15日 01:35 [1453986-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
| サイズ | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
本体。表側より。屋内側からだと手で開けられる。 |
本体。裏側より。既設錠のサムターンが間に入るサイズであることが条件。 |
電池ボックス。(1)(2)の順に開ける必要がある。結構面倒。 |
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裏面に付けるスペーサーは各種サイズが揃う。 |
扉へ貼り付ける両面テープ。面積も大きくがっちり取り付けられる。 |
テストのため、メーカーから借りたが、余りの出来の良さに唸ってしまった一品。いわゆるスマート・ロック。
スマート家電というと、2015年位から、強烈にアピール始めた家電。AIとネット上のビッグデータ及び分析結果の連携で、今までできなったことができるようになるというなんともにでも解釈できるため、人によってターゲットがバラバラ。一つ一つ解決すると、物凄い家電になるのですが、バラバラすぎてキラーコンテンツが組めない。つまり爆発的なヒットができない感じです。しかし、その中で、欲しいが集中した家電があります。それがセキュリティ分野のスマート・ロックです。
ユーザー目線で考えると「自分と家族の時だけ何もしなくても自動ドアになる」のがベスト中のベスト。
スマート・ロックは、そのように鍵をコントロールするシステムです。鍵そのものではないため、今ある鍵に後付けすることができます。システムは、スマートホンと連動するプログラム部分と、手の働き、つまり鍵を外すつまみ(以下 サムターン)を持ち、くるりと回す機構から成り立ちます。要するに鍵の開け閉めまでしてくれる番人です。
できることとして「自分が近づいたときのオートでの開閉」。通信システムとの連携が必要ですが「遠くにいても鍵の開閉をすることができます」。「鍵が誰に何度開け閉めされたのか」を確認することができます。そして「合鍵を自分で作り他人に渡し、使用する」ことができます。そして「合鍵は時限無効化することも可能」です。
今ドキの持ち物で一番重要なのは、スマートホン(以下スマホ)です。鍵は、スマホほど重要とされてません。極端な言い方をすると、1万円も出せば鍵家さんに開けてもらえます。そして、多くの場合、行方不明になった鍵が悪事に使われることはないそうです。
逆にスマホは確実に困ります。スマホの中にはたっぷり個人情報が詰まっています。故に大切にされます。スマートロックはスマホを使います。最近、クレジットカード、電子マネーが全部スマホで管理できるので、財布を持たない人も増えました。スマートロックを使うと、鍵も持たなくなります。今までと違いますね。
前置きはこれ位にして、付けるときは徹底的に寸法をチェックすることから始まります。
本体自体のスペースはもちろん、既設キーのサムターンに取り付けられるのか、電池ケースを引っ張り出すことができるスペースはあるのか、寸法でチェックします。これを怠ると、無駄な買い物になってしまうので、ここはしっかりやりましょう。
ちなみに「取付に必要なスペース詳細」はメーカーホームページに掲載されています。
設置はわりと楽にできます。問題があるとすると、固定方法ですね。付属しているのは専用の両面テープです。薄いゴム板にゴムのりを付けた感じです。私の家の扉は、スチール製。使ってもびくともしなかったのと、1週間のテストでは、きれいに剥がれたことを付記しておきます。予想以上にガッチリ固定されている感じがします。
次はスマホでコントロールするために、アプリインストール。アプリ名は「SADIOT LOCK」。iPhone / Android共にサポートされています。接続は、Bluetoothですからあっさり終わります。次に行うのが「どの位置が解錠」かと言うこと。これを決めると、すぐ使うことが可能です。
一番最初、使えるのは、開け閉めだけ。スマホを持ってドアに近づくとオート解錠します。離れれば、閉じます。買い物で大荷物がある時などは、超便利。特に、高齢で目が悪くなった人は、鍵を開けるのにも一苦労と聞いていますが、それがなくなります。
以降、自分の生活に合わせ、細かく設定します。
例えば、オートロック。5秒から5分まで、時間は決められていますがセットが可能です。私がセレクトしたのは5分。これはゴミ出しの時、鍵を持って行かないので、その往復時間を考えたものです。要するに、鍵なし、スマホなしで、外にいられる時間と言うわけです。これが、ホテルのように即だと、ちょっとした時にも、スマホが必需品となります。逆に、自宅でゴミ捨ての都度スマホを持っていくなんて、ちょっといやですよね。
さて心配なのは電池残量。あとどのくらい電池が使えるのかも、アプリで確認することができます。電池がなければ、ただの厄介物になるのは家電製品の常。ここだけは、気をつけてください。
遠隔操作には、本体だけでなく、SADIOT LOCK Hubが必要となります。家にあるWi-Fiでは、アプリが動作しません。+約5000円(正確には、4950円・税込)。
しかし、これは、あとで不安になった時、外からでも、チェックができるので便利です。外出時の不安は、火と鍵。片方でも、これが外からわかるのは嬉しい限りです。
SADIOT LOCKは、ユーシン・ショウワの製品です。鍵のメーカーとして、きちんとした実績を持つメーカーです。シェアはトップメーカーではありません。冒頭の通り、鍵の業界の動きは緩やかです。しかし、スマートロックは新しい概念。新しいシェアを取ることが可能です。メーカーとして、その時の最もポピュラーな戦法は、いいモノを安く!
SADIOT LOCKは、よく工夫されている上に、安い。1stトライとして使うスマートロックとしてもお勧めできます。
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