SIM2 MAX ドライバー [TENSEI BLUE TM50 フレックス：S ロフト：10.5] レビュー・評価

満足度：3.77

（カテゴリ平均：4.50）

満足度ランキング2位

レビュー投稿数：4人　（プロ：1人　試用：1人）

1. 5 25%
2. 4 25%
3. 3 50%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 製品のデザイン、カラーリング	3.82	4.41	3位
打感 インパクト時の感触や音	2.68	4.28	3位
飛距離 他のクラブと比較した場合の飛距離	4.19	4.40	1位
弾道 思い描く理想の球筋を描いて飛ぶかどうか	4.19	4.39	2位
方向性 弾道がぶれず思い通りの方向へ飛ばせる	4.12	4.47	2位
球の捕まり インパクト時のボールの捕まり	4.19	4.38	2位

• ※「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

[今野一哉]

2021年5月29日 11:03 [1457862-1]

満足度	4

デザイン	3
打感	4
飛距離	4
弾道	5
方向性	5
球の捕まり	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

前モデルよりもやさしさがアップ

【デザイン】
前モデルと比べると、なんだかおもちゃみたいなカラーリングと形状ですが、気になるのはソールだけなので構えてしまえば気になりません。アドレス時の見た目も少しだけ色数が増えて、それが気になる人もいるでしょうが、そこ(ヘッド後方部)を見て振る人はいないでしょう(笑)。フェース側の白いラインが細めになりましたので、ぼんやりとでなくきっちりスクエアにセットする意識が高まるデザインですね。

【打感】
外ブラ系特有のポコンというカーボンクラウンを使ったヘッドにありがちな打音は前作同様ですが、感触はとてもソフト。ボールがフェースに一度吸い付いてから弾く感覚です。

【飛距離】
飛ぶ部類に入ると思います。方向性のよさなどバランスを取りながらのこの飛距離は十分じゃないでしょうか。

【弾道】
高さを楽に出せるのが長所です。キャリーを伸ばしての飛距離アップが期待できます。

【方向性】
ツイストフェースが搭載されていますが、それだけではない方向のよさがありますね。重心の配置が絶妙だな、と感じます。

【球の捕まり】
スライスを大きく軽減するとまではいきませんが、ほどよい捕まりです。プロでMAXを使う人がいるというのも納得です。

【総評】
今年の上半期のドライバーのなかで、誰もが扱いやすい、やさしいドライバーの代表作と言っていいでしょう。飛距離、方向性、ボールの上がりやすさに捕まりやすさ、全体的な振りやすさの各項目に高い点数がつけられ、1本のドライバーとしての完成度が高い。プロだけでなくヘッドスピードが速めのアべレージゴルファー、スコア90台前半以下でまわるシニアまで使えます。
よくキャロウェイのニューエピックと比較されますが、こちらのほうが曲がらない性能は高いように感じます。人気のドライバーで飛びを求めるならニューエピック、方向性を大事にするならシム2ですね。曲がらないぶんコースでのスコアメイクがしやすい1本です。