ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 最大サンプルレート768kHzならびにDSDの再生/録音にも対応した2チャンネル・ハイエンドAD/DAコンバーター。
- 接続された端子に合わせて自動的にAD/DAコンバーターやUSBインターフェイス、アナログ・プリアンプなどのモードを切り替えて動作する。
- AK4493チップを搭載し、S/N比が117dBから120db(123dBA)に向上。ゆがみはフルデジタルレベルで-120dBに改善される。
ADI-2 Pro FS R Black EditionRME
最安価格(税込):¥239,900
(前週比:±0 )
発売日:2020年 9月 4日

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2023年5月22日 23:20 [1717207-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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音質 | 5 |
操作性 | 3 |
機能性 | 5 |
DTMの定番RMEのオーディオに振った感じの製品。
ちょっとクールだけど、解像度が高く音的にも癖がなく、ドライバの安定性、ファームUP等も素早いのでメーカーとしても、音的にも信用がおける一種の定番。
値段的には少し高級品値段で、ぶっちゃけると10万安いbabyfaceでも充分なパフォーマンスはあるし、音的には「ぱっと」聞いただけでは差がよくわからない。
よく聞くと、ADI-2の方がより細かい音がとりやすいのと、低域が良い。
音声再生だけに特化するのなら17万のADI-2 DAC fsでも充分、こちらとの音的な差はほぼない。
迷ったけど、ちょっとオーディオ的な実験に録音がしたかったのと、数年ぶりに音楽的なこともやろうかなぁとADI-2 Pro FS R Black Editionを選択。
実際にPCにつないで、ヘッドホンを刺して・・・・操作はこの手の機材を使ったことがあればほぼ直感的に使うことができるけど、オーディオ専用機と比べるとちょっと面倒かもしれない。
あえて、付属のACアダプタ、USBも普通のケーブルを使ってみると、きちんと音がでますし、クオリティもきちんと高い音がします。使ってるヘッドホンはYamaha HPH-MT8、こちらもDTMの定番。
定番×定番の組みあわせは、定番の音がして・・・・解像度が高く、いわゆる「つかみやすい」音で、リスニングよりは完全にモニター感覚です。オーディオ的な甘さはありません。それがいいですねw
次に、アクティブモニターとつないでみました、つないだのはこれまた定番Genelec 8010A
このセットというか、RME+Genelecは定番中の定番、ぶっちゃけ想像通りの音がでてきました。
低域がちょっと寂しいのはサイズ的に仕方ないですが、机の上にこいつをおいて近接で聞いてると「もうこれでオーディオはこれでいいのでは?」
と思ってしまいます。
さて、ここからお遊び、USBケーブルにFX AUDIO PGNU(改造済)を挟み込んでみました。
音が明らかに落ち着いて聞きやすくなりました。96/24で録音したピアノの音をきいてみると、こちらの方が「音として正しい」かなぁと思いますが、大きく音が変わるわけではありません。
さて、ここで、USBケーブルをaudioquestのcinnamonに変更(PC⇒PGN間)
科学がどうの、人類の英知的に音が変わるはずないいわれてるUSBケーブルですが、着実に音は変わります。心理的効果もあるので、ここは「自分で試してみてね」の世界ですが、かなり音がすっきりします。このあたりのデータを取りたいので録音ができて、ある程度のクオリティがあるサウンドデバイスが欲しかったわけです。
続いて、多くの人や、雑誌等で「電源をリニア電源に変えるとさらに分解能が増す」とあるので、それをやってみました。まずは、付属のACアダプタにちょっと細工してコンデンサを330μfほど。
音がかわるというか、なにか正確性が高くなった気がします。
実際に、この機材にリニア電源を与えてスタジオで使ってる人がいるのでプロ視点でもその方が音がよいのでしょうから、そこは科学とか物理とかでなく「感覚」だと思うのですが、手持ちの自作の安定化電源を使ってみたら、かなり雑味が減った感じがします、あくまでも「感覚」です。
根拠がない、科学的ではないという人が出てくると思うのですが、ここは「感覚」の問題です。
個人的には、そんなに電源容量を食わないので、小さなリニア電源を作ってあげるか・・・どうせ内部でレギュレーターがあるので安定化はさせなくてもよいと思うので、普通の全波整流でちょっとコンデンサ盛ってあげればいい程度・・・売ってるリニア電源を合わせてもいいかなぁと思います。
USBのアイソレートと、リニア電源、さらにスタジオライクにするならPCもアイソレートしてあげるとよいと思います。(が、最近のPCは電力食うのでkW単位の絶縁トランスが必要で費用的にも現実的ではないので、機材側を絶縁した方が現実的)
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2021年11月3日 09:19 [1513880-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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音質 | 5 |
操作性 | 4 |
機能性 | 5 |
見た目に反して、とてもとても良いDACです。
透明な音作りと定評のあるRMEですが、噂通りの解像度です。
手持ちのヘッドホンが確実にランクアップしますし、「えっ、お前こんな音だせたの?」と感動できます。
あまりに本機が良かったので、家族に聴かせたところ「私も欲しい!」となりまして、一週間ほどで姉妹製品のADI-2 DACを購入したほど惚れました。
元々は本格的なAD/DAコンバーターですので、操作などは慣れないと少し難解です。
その分拡張性はとても広く、あらゆる設定ができますので好きな方には堪らないでしょう。
ただ聴くだけならケーブル繋いでボリューム回すだけなので問題ないです。
惜しむべきはデザインでしょうか。
これほどのハイエンドオーディオクオリティを持つ製品にしてはかなり小振りなデザインで、DTM寄りのインターフェイスと操作感です。
メイン市場がそちらなのでしょうが、価格もそれなりにしますのでもっと高級感のあるデザインでも良かったかなと思います。
ヘッドフォンを差し込むと本機が軽いので、しっかり足をつけてないとDACが動きます。
机周りのPCオーディオをすっきりとランクアップされたい方には最高の一台と思います。
背面のバランスXLR出力からLUXMANのLX-507uX markIIに繋いで聴いてみました。
もうこれ以外のDACは不要と感じるほどの透明感で、LUXMANの艶のある音がより強調されて素晴らしく鳴っています。
発熱に関してですが、私の感覚ではそこまで大したことはありませんでした。
他の据え置きDACと同等レベルと思いますが、重ね置きはオススメしません。
注意点としては、背面にアンバランス出力があるのですが、標準で端子がTRSのみですのでRCAでアナログ出力したい場合はTRS->RCAの変換プラグが2個必要です。
前面にあるヘッドホン端子ですが、TRSが2個並んでいます。
左側(PH3/4)に繋ぐのが基本ですが、右のPH1/2にも別のヘッドホンを繋いで同時に音をだしたり、バランス出力もできるようですが片側だけでも最高の音がでているので、試していません。
総じてとてもオススメの製品です。
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ヘッドホンアンプ・DAC
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