Orbi WiFi 6 RBK852-100JPS
- 家全体をカバーするメッシュWi-Fiシステム。ルーターとサテライトのセットで最大350m2をカバーする。
- 2つの5GHz帯の両方がWi-Fi 6に対応。4K/8K UHDのストリーミングやオンラインゲームを複数の画面で同時に中断なく楽しめる。
- OrbiアプリでセットアップやWi-Fi管理が可能。ゲストネットワークの作成、接続されているデバイスの表示、速度テストも行える。
Orbi WiFi 6 RBK852-100JPSNETGEAR
最安価格(税込):¥75,081
(前週比:+1,436円↑)
発売日:2020年 2月 4日

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2022年3月7日 21:00 [1424636-4]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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設定の簡単さ | 5 |
受信感度 | 5 |
機能性 | 3 |
サイズ | 5 |
【デザイン】
すこし大きいですが、クリーンなデザインで、比較的インテリアに馴染みやすいと思われます。
ASUS の ZenWiFi AX(XT8)や(XD4)の様に、黒基調デザインと白基調デザインが選択できたら更に嬉しい人がいるかもしれないと思います。
【設定の簡単さ】
私は、最初から すぐにAPモード(アクセスポイントモード)に設定して利用開始し、ルータ前提の機能の数々を試していないため、デフォルトであるルータモードの設定が簡単かどうかはわかりません。
スマホやタブレットからある程度の設定や状態管理ができる Orbi アプリについては使いやすくできている思われます。
【受信感度】
バッファロー WXR-2533DHP2 (2016年発売当時のハイエンド機)からの置き換えですが、単体で見ても同等以上と思われます。
その上で、本機の最大の特徴であるメッシュ機能により、Wi-Fi で高速・安定して通信できるカバーエリアの大幅拡大については、期待通りの効果がでており、大変満足しております。
木造2階建て+ロフトの戸建住宅で使用しており、2F の書斎に親機(RBR850)、1Fリビングの高さ 1.5m くらいの家具の上にサテライト機(RBS85)を置いており、以前は通信が安定しなかった箇所での Wi-Fi 利用が期待通りに大幅に改善しました。
【機能性】
従来の Orbi シリーズの機器と比べると、機能設定の選択肢が無くなっていたり、制限されている部分がある模様です。具体的には、
まず、マニュアルには記載のある以下の機能が、2021年02月20日時点の最新のファームウェアではメニューに出てこなくなっています。
(1) ビームフォーミングの有効/無効化
(2) MU-MIMO の有効/無効化
(3) 高速ローミングの有効/無効化
※ この3つの機能は、基本的には常に有効になっていて、無効化することができなくなっていると推測しています。
さらには、以前の機種や下位機種では可能な、デバッグページで有効化できる telnet ログインをしての、細かい設定の変更、2.4GHz と 5GHz で SSID を別のものに変更する、なども出来ない様です。
(そもそも 2.4GHz, 5GHz の SSID 指定や、それぞれのバンドの有効/無効化切り替え、利用周波数チャネルの指定、帯域幅の指定、などは通常の管理メニューから出来るようにして欲しい。)
あと、接続方式のセキュリティ・認証方式については、WPA2 か WPA3 のどちらかのみの設定になってしまうのも残念です。(WPA2/WPA3 mixed mode をサポートしていない。もし、ハードウェア的には可能なら、今後ファームウェアのバージョンアップで対応してほしい。)
また、折角のCPU性能、ルーター機能を活かすためにも、なんとか DS-Lite, v6プラスにも対応して欲しいです。
【サイズ】
少し大きいですが、性能、アンテナ感度、放熱性、設置時の安定性などを考えると妥当かと。
【総評】
2021年02月時点では、最も比較対象となる機種は、同じくトライバンド(3バンド)対応の ASUS の ZenWiFi AX (XT8) となると思います。
両者の Wi-Fi の接続性能に関しての大きな違い:
Orbi RBR850/RBS850 は、対応バンドとして、
(1) 2.4GHz帯, 2x2/40MHz, MU-MIMO, 1,147Mbps(1.2Gbps)
(2) 5GHz帯, 4x4/80MHz MU-MIMO, 2,402Mbps(2.4Gbps)
(3) 5GHz帯, 4x4/80MHz MU-MIMO, 2,402Mbps(2.4Gbps)
というトライバンドをサポート、
ASUS ZenWiFi AX(XT8) は、対応バンドとして、
(a) 2.4GHz帯, 2×2/40MHz, 574Mbps(0.6Gbps)
(b) 5GHz帯, 2×2/80MHz, 1,201Mbps(1.2Gbps)
(C) 5GHz帯, 4×4/160MHz, 4,804Mbps(4.8Gbps)
をサポートという点となります。
ASUS の XT8 の方が、メッシュを構成するノード同士を接続するためのバックホール接続に、どのバンドを使うのかを指定できる、また、任意のバンドをバックホールと子機端末との通信の兼用にできる、など、柔軟に指定できます。また、4x4/160MHz による 4,804Mbps 接続にまで対応しています。
一方では、バックホールと端末接続の両方で、それぞれ独立したバンドによる 4x4/80MHz、2,402Mbps という広帯域接続を実現できるのは Orbi RBR850/RBS850 の方のみ、となります。
以上の違いから、親機とサテライト機(ASUS の表現だとノード機)の間をイーサネットケーブルによる有線バックホール接続にできる環境なら ASUS ZenWiFi AX(XT8) がオススメで、有線バックホール接続が難しい環境の方は、Orbi RBS/RBS850 の方が良いのではないかと思います。
私の場合は、有線バックホール接続の実現が難しい環境のため、その中でも確実に安定して、高速なメッシュ環境を構築したい、ということが決めてで Orbi を選択しました。
Orbi の Wi-Fi6対応機の下位機種である RBR750/RBS750 との比較においては、バックホール接続性能は一緒ですが、RBR750/RBS750 は、無線LAN子機との接続が 2x2/80MHz の 1201Mbps までである、ことを懸念して選択しませんでした。
以上、
機能について色々と書きましたが、細かい設定ができないのは、製品の位置づけ上、敢えてそうしている部分もあるかと思います。
全体的には、詳しくない人でも簡単に高性能・高度な機能のメリットが得られる製品になっており、価格的には確かに高いですが、満足度は高いと考えます。
- 比較製品
- ASUS > ZenWiFi AX (XT8) 2台セット [ホワイト]
- ASUS > ZenWiFi AX (XT8) 2台セット [ブラック]
- NETGEAR > Orbi WiFi 6 Mini RBK752-100JPS
参考になった6人(再レビュー後:2人)
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2021年11月19日 13:39 [1519207-1]
満足度 | 2 |
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デザイン | 3 |
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設定の簡単さ | 2 |
受信感度 | 4 |
機能性 | 2 |
サイズ | 2 |
ややクセの有るUIながら、メッシュWi-Fiシステムの中では出色の安定性と通信速度を誇る製品…だったのですが、今年7月に本機用としてリリースされたv4ファームウェア(バージョン4.6.3.7以降)は動作が非常に不安定で、公式コミュニティやRedditでも以下の症状が報告されています。
・ルーター−サテライト間、サテライト−サテライト間の通信が頻繁に切断される
・有線接続されたサテライトを経由してのデイジーチェーンを行わなくなる
・クライアントの通信速度が急激に低下することがある
・恒常的なスループットの低下(150〜300Mbps)
・ping値の増大(60ms以上)
これらの症状は2021年11月時点での最新ファームウェア(バージョン4.6.3.16)でも継続中であり、公式コミュニティでは安定した旧バージョンとなるv3ファームウェア(バージョン3.2.18.1)へのロールバックを推奨しています。ロールバックの方法は以下をご参照ください。この作業にはTFTPクライアントが必要です。
https://kb.netgear.com/000059633/How-to-upload-firmware-to-a-NETGEAR-router-using-TFTP-client
さらに厄介なことに、本機には自動ファームウェアアップデート機能があり、かつそれを無効化出来ない仕様であるため、安定した状態で運用するには本機をAPモードで運用し、かつ本機の上流に別途ルーターを設置、そのルーター側でhttps(httpはNG)フィルタリングを有効にし、本機から以下ホストへの通信を遮断するしかありません。
devcom.up.netgear.com
a1599er83nvyl8.iot.us-west-2.amazonaws.com
pkgupdates.netgear.com
上記のセットアップができない場合は、「今は」本機の購入をやめておいた方が無難かと思われます。
参考になった6人
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2020年7月11日 11:12 [1346652-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
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設定の簡単さ | 5 |
受信感度 | 5 |
機能性 | 5 |
サイズ | 2 |
【デザイン】
今まで使っていたルーターは隠して収納していたのですが、洗練されたモダンデザインでインテリアに溶け込むため、目線導線上に設置しても違和感がありません。
【設定の簡単さ】
繋ぐだけであれば非常に簡単に設定できます。
詳細設定を触る場合は手間取りました。
【受信感度】
デザインが良いおかげで目線導線上に設置でき、結果としてルーター設置場所が適正な場所に置けた子機の事で感度は非常に良好です。 RC造建物の為、親機ー子機間は有線接続しており、親子間の無線受信感度は不明です。
【機能性】
自宅のIoT化を進めており、Wi-Fi6+メッシュ変更後は全てのデバイスが安定かつ高速で繋がるようになりました。同機種子機増設で3台体勢以上になれば、よりメッシュWi-Fiの恩恵を受けられると思われます。
【サイズ】
今まで使ってきたルーターの中で最大級の大きさでした。
大きさがネックで見送られている場合、Amazon Americaで専用ブラケットが販売されていますので、壁付けにすると1つのモダンインテリアになり、感度も上がります。
【総評】
過去に購入してきたルーターの中で最高額+最大の大きさでした。
ルーターとしては高価格帯になりますが、親子セット・メッシュWi-Fi・Wi-Fi6と5年ほどは使い続けられる事が予想されるスペックです。大きさに関してはAmazon Americaで専用ブラケットを取り寄せれば壁掛けでクリアされます。
価格と大きさで購入を見合わせている場合、購入を強くお勧めします。
参考になった3人
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2020年5月7日 13:58 [1325540-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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設定の簡単さ | 3 |
受信感度 | 5 |
機能性 | 5 |
サイズ | 2 |
Orbi RBK50-100JPSからの置き換え
2階建て(鉄骨ALC)で本体とサテライトを対角線上でなくほぼ垂直位置においてます
1 サテライト経由有線速度→ほぼ変わらず(185Mbps 200Mbps契約 wifi6環境)
2 サテライト付近の速度→ほぼ変わらず(185Mbps 200Mbps契約 wifi5環境)
3 自宅内本体及びサテライトから一番遠い室内の速度→約1.5-2倍になる(30Mbps→50Mbps wifi5環境)
4 同位置で同一のスマホでアンテナ数が大体1本増えた(0-1-2本だったのが2本安定になった)
スピードテストはooklaを使用
個人的には3と4で9万円の価値は見いだせましたw
自宅内本体及びサテライトから一番遠い室内ではまれに切断してましたので
結局設置位置を変更して家じゅう200Mbpsにしました
不満点1 旧製品より大きい
不満点2 管理者パスに大文字とか数字とかを入れないといけなくなった(旧製品も同じ仕様になってる
不満点3 設定画面にAPモードとルーターモードを区別する明確なボタンがなくわかりにくい (ファームアップしたら?切り替えボタンが出現したっぽい?
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無線LANルーター(Wi-Fiルーター)
(最近3年以内の発売・登録)






(無線LANルーター(Wi-Fiルーター))
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