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2020年7月1日 21:34 [1341859-2]
満足度 | 5 |
---|
安定性 | 5 |
---|---|
機能性 | 4 |
入出力端子 | 3 |
■速度
Windowsエクスプローラーのファイルコピーで 283MiB/s の速度が出ました。理論値で安定した速度で転送できるようです。ちなみに理論値は以下になります。
ジャンボフレーム無効(1.5KB)、IPv4、TCP
効率…(1500-40)/(38+1500)=94.93%
速度…2500*0.9493*(1000/1024)^2/8=283MiB/s
ジャンボフレーム9KB、IPv4、TCP
効率…(9000-40)/(38+9000)=99.14%
速度…2500*0.9914*(1000/1024)^2/8=295MiB/s
■LANケーブル
LANケーブル品質には少しシビアなようで、カテゴリ6A以上で揃えた方が良さそうです。私の場合、カテゴリ5、6、6eの混在環境でしたが、少し不安定でした。以下に変更したら安定しました。
エレコム LD-GPAT/BU15 (カテゴリ6A/スタンダード/青/1.5m)
ハブは Buffalo LXW-2G5 を使っています。
2020年7月1日追記:ハブが不安定なのが原因でした。ハブが安定していればカテゴリ5e以上のケーブルであれば動作するものと思われます。
■発熱
RTL8125は発熱が少なくヒートシンクが不要なようですが、熱暴走すると言う情報もあったため、念のため最初からヒートシンクを付けました。効果があったかどうか不明ですが、長時間の使用でも特に問題は起きていません。
使用したヒートシンク:AINEX HM-19A
ヒートシンクを付けるのは初めてですが、貼るだけだったので簡単でした。気になる方は付けた方が良いと思います。
■ドライバ
ドライバは Realtek のサイトからダウンロードできます。
https://www.realtek.com/ja/component/zoo/category/network-interface-controllers-10-100-1000m-gigabit-ethernet-pci-express-software
Windows はインストーラー実行と省電力設定(下記)を行います。
電源オプションの詳細設定 > PCI Express リンク状態の電源管理 > オフ
手順は説明書に詳しく載っているので迷うことはないと思います。
Linux は開発ツールとカーネルソースをインストールし、ドライバファイルを展開し、インストールスクリプト(autorun.sh)を実行します。Linux の基本操作ができる人ならそんなに難しくないと思います。私の環境では途中でコンパイルエラーになりインストールに失敗しました。ネットで調べたところ、Realtek 製ドライバ共通の問題のようで、ソースを少し修正したらインストールできました。
OS:CentOS 7 / Linux Kernel 3.10
修正ファイル:r8125.h
修正前:#if LINUX_VERSION_CODE < KERNEL_VERSION(3,14,0)
修正後:#if LINUX_VERSION_CODE < KERNEL_VERSION(3,10,0)
内容から特定バージョンのカーネルでのみ起きる問題と思われ、最新カーネルなら問題なくインストールできると思います。
■ジャンボフレーム
Windowsはドライバの詳細設定から4KB、9KB、16KBから選べます。LinuxはネットワークのMTU項目で1バイト単位で自由に設定できるようです。ハブ Buffalo LXW-2G5 は 9KB までの対応でした。
私の環境ではマザーボードとの相性問題(以下)が発生しました。
ASUS PRIME B450-PLUS 1枚保有 … 問題なし
ASUS PRIME B350-PLUS 2枚保有 … 有効にするとフリーズ・再起動。無効にすれば問題なし
もしかするとスロット位置を変えれば改善するのかもしれませんが、面倒なので試していません。とりあえずジャンボフレーム無効で利用することにしました。
■ウェイク・オン・ラン
私の環境では問題なく動きました。
設定:UEFI > PCIEによる電源ON > 有効
■総評
今回PC3台にこのカードを導入してみましたが、ケーブルさえ注意すれば安定性、発熱は問題なく、普通に使えそうです。従来よりファイル転送(バックアップ)時間が短くなり快適になりました。ハブが少し高価なのが難点ですが、当分は(2.5GbEがPCに標準搭載されるまでは)値段が下がらないでしょうから、必要な方は待たずに買った方が良いと思います。
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2020年6月9日 14:13 [1336100-1]
満足度 | 4 |
---|
安定性 | 4 |
---|---|
機能性 | 3 |
入出力端子 | 3 |
【安定性】
今のところ安定している。
接続が切れたりPCが不安定になる事も無い。
【機能性】
PCの性能にもよると思うが、2.5Gbpsの性能は出ている。
ストレージの読み書き性能にも影響を受けるので
【入出力端子】
LANポート1つのみの至って普通な構成。
【総評】
USBの有線LANアダプタにしようかと思ってはいましたがバッファローの製品は
高すぎるし、別メーカーのは発熱が心配なので止めて結局LANの拡張ボードに
しました。
PCの変更とか将来的な拡張スロットの規格の問題とか考えると、USBの方が扱いやすいとは思うのですけど・・・
転送速度は一応速くはなりました。
PC-B HDD(RAID0) -> PC-A HDD 12秒 約170MB/s
PC-B 2.5inch SSD -> PC-A NVMe SSD 10秒 約220MB/s
PC-A NVMe SSD -> PC-B 2.5inch SSD 15秒 約260〜280MB/s
(ファイルサイズ 約2.1GB。LANボードはジャンボフレーム無効のまま。
HDD、SSDの転送速度は画像を参照)
NVMe SSDから2.5inch SSDにコピーした場合転送速度が安定しなかったが、
OS用のドライブだったし他に何か原因があるのかもしれない。
それでも最大転送速度は1Gbpsのときの110MB/sよりは高速になった。
ストレージの読み書き性能に影響されるので、SSDでもないと今のところ
2.5Gbpsの帯域を使い切れないが、HDDでも1Gbpsの時よりは速くなる。
HDDでもRAID0で3台とか4台で構成すれば2.5Gbpsの帯域を使い切れるかも。
他数十から数百MBのかなり多数のファイルの転送も速くなった。
1000Mbpsでも60とか70MB/sくらいで最大値よりかなり転送速度が落ちるが、
HDD間(RAID0無し)でも110MB/sと結構いい値。
数MBの小さな写真や画像ファイルのかなり多数のファイルの転送も幾分速く
なった。
30MB/s程度にしかならないが、1000Mbpsのときで10MB/s位になっていた
ことを考えれば大分速い。
それでも大量のファイルとなると転送が終わるのにかなり時間がかかりますが・・・
LANボードは5千円以下で買えるようになったのでまだいいけど、ネットワーク
ハブが2万円近い価格なのがネックです。
それにHDDレベルの転送速度ではまだ1000Mbpsでもそんなに困らない位転送
速度が出るし、インターネットのサービスでも1Gbps以上出るのはそう多くない
ので、2.5Gbps以上にするのはまだ好事家だけなのかもしれません。
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