A8000 FI-A8DSSD
- 軽量で音速が速い「トゥルーベリリウム振動板」を採用したイヤホン。音の立ち上がりの鋭さや、消えてゆく音の余韻が明確に感じられる。
- 接触面積を限定する形状を採用し、圧迫感のないカスタマイズしたような装着感で、多くの人の耳に適合する。
- 独自の「MMCXコネクター」と「シルバーコートケーブル」を採用し、ケーブルの着脱をスムーズにする「MMCX ASSIST」、イヤーフックなどが付属。
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
4.59 | 4.19 | -位 |
| 高音の音質 |
4.78 | 4.15 | -位 |
| 低音の音質 |
4.64 | 4.11 | -位 |
| フィット感 |
4.09 | 4.08 | -位 |
| 外音遮断性 |
3.73 | 3.79 | -位 |
| 音漏れ防止 |
3.77 | 3.79 | -位 |
| 携帯性 |
3.89 | 3.86 | -位 |
- ※集計対象は通常レビューとキャンペーンレビューです。プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。
専門誌、ネット、テレ…続きを読む
2020年6月30日 08:54 [1342466-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
デザインと質感のご参考に |
ケーブルはMMCX端子で着脱可能。 |
付属のケースおよびイヤーチップとプラグ部 |
メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
プレーヤーはA&ultima SP1000を組み合わせ、ハイレゾ音源で試聴しました。
【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
当方、デザインは専門外ですが、個性的かつ洗練度が高く、オーディオ機器として格好良いと思います。
【高音の音質】
当方は民生用オーディオメーカーで商品企画をしていたこともあり、イヤホンで5万円を超える製品は、コストパフォーマンスの面で疑問を持ってきました。特に最近は数十万円と高額な製品も増え、その割には内容や音質が伴わない製品も多々見受けられ、不健全化も心配でした。
本機も価格が豪快で手放しにお勧めできませんが、音を聴いて納得。同製品が目指したという「トランスペアレント」が体感でき、その為に極薄ベリリウム箔(トゥルーベリリウム)振動版が必要不可欠だったというのも合点が行きました。
実際に聴いてみると、リファレンスの1つとしているSusan Wongの「How Deep is Your Love」は、明瞭で色香の濃いボーカルに感激。この明瞭さは、周波数特性的にボーカル帯域が持ち上がって「そのように聞こえる」のではなく、全ての音が分離し、それぞれの音が独立して再現されることで、聴覚の「選択して聴く」という機能が働くからだと思います。周波数特性的な話が2次元とすれば、本機には立体情報を含む3次元的な再現能力が備わっているということでしょう。聞き慣れた楽曲でさえ、聞くたびに新しい発見があり、音質以上の驚きもまた一興です。
もちろん、立ち上がりの鋭さ、粒立ち、余韻の美しさと消え際までスムーズな様子など、ハイファイオーディオとして文句のない仕上がり。単に美音を愉しみたいマニアにもおすすめできます。
【低音の音質】
しなやかで張りのある表現が絶品。Daft Punkの「Give Life Back to Music」は冒頭からドラムが印象的ですが、機器によっては当たりが強く耳障りで平面になりがち。一方、本機で聴くと、剛柔が入り混じって表情豊かなことが分かり、さらっと鼓膜を通り過ぎて心に沁みるかのよう。低音はドライバーの口径や周波数特性で評価されがちですが、本機には別次元の要素を感じます。
ほか、クラシックはホールの空気感が濃厚。低域が醸し出す雰囲気から、ホールならではの広大な空間が感じ取れ、これも周波数特性や音圧といった指標では説明しがたいもの。
製品公式ページではインパルス応答に触れていますが、波形の忠実な再現が、リアリティーを高めているのでしょう。
【フィット感】
筐体は金属製で41gと重量感がありますが、耳の窪みに収まりが良く、装着による負担感はほとんどありません。
イヤーチップは5サイズ付属していて、どなたにもピタッとフィットすると思います。
【外音遮断性】【音漏れ防止】
カナル型としては一般的な範疇です。
【携帯性】
コンパクトで携帯性は良好です。
シェルがアルミ材で、フタがシリコン素材の立派なケースが付属しています。
安心して携行できるでしょう。
【総評】
価格帯を考えると万人に諸手を挙げてお勧めできる製品ではありませんが、本機でしか体験できないと思える音の世界があるのは事実。極薄ベリリウム箔(トゥルーベリリウム)の採用もしかりで、高価ながら、それなりの理由があり、違いの分かるマニアなら納得できると思います。ユーザーを選ぶ製品とも言えますが、こうした豪級モデルの登場に拍手!!
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鴻池賢三 さん
(イヤホン・ヘッドホン)
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