A8000 FI-A8DSSD
- 軽量で音速が速い「トゥルーベリリウム振動板」を採用したイヤホン。音の立ち上がりの鋭さや、消えてゆく音の余韻が明確に感じられる。
- 接触面積を限定する形状を採用し、圧迫感のないカスタマイズしたような装着感で、多くの人の耳に適合する。
- 独自の「MMCXコネクター」と「シルバーコートケーブル」を採用し、ケーブルの着脱をスムーズにする「MMCX ASSIST」、イヤーフックなどが付属。
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
4.59 | 4.19 | -位 |
| 高音の音質 |
4.78 | 4.15 | -位 |
| 低音の音質 |
4.64 | 4.12 | -位 |
| フィット感 |
4.09 | 4.08 | -位 |
| 外音遮断性 |
3.73 | 3.79 | -位 |
| 音漏れ防止 |
3.77 | 3.79 | -位 |
| 携帯性 |
3.89 | 3.86 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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2025年12月7日 14:41 [1875022-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 5 |
| 音漏れ防止 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
NW-WM1AM2に使用。とても相性がよく、高音好きにはたまらない素晴らしい高音が出ます。キラキラした音が脳内であちらこちらに広がる感覚は本当に素晴らしいです。どうやら生産終了ですが、このような製品に出会えて良かったです。2年ほど使ってダストフィルターが耳垢で汚れたのですが、きちんと交換できるように10枚付いています。中音、低音も素晴らしいです。よくイヤホンで重低音をうたうものがありますが、重低音などイヤホンで感じられるわけなく、重低音は体で感じるものですからもちろん聞こえるわけはありません。19万8千円の価値はあると思います。今を逃すと新品で買えません。迷われている方がいたらどこかで視聴できればいいのですが、、、。耳の大きさ、傷のつきやすさ色々いわれますが、これは本当に素晴らしいです。多分、今頃転売屋さんが新品を入手して50万位の値が付く品物ですからね。買っておいてよかった。
追記:
A10000が発売されたので早速買い求め比較すること1か月が経ちました。やはりA8000は素晴らしいです。
A10000はものすごい解像度には違いありませんが、不自然なほどの解像度です。もはや音楽を楽しむというよりも音楽の粗を探せる程です。
A10000の低音は大変タイトな低音ですが、全体の低音が足りません。これももう低音の正確さを求めすぎて音楽性を台無しにしている気がします。
自然な音楽性を重視するとA8000はやはり決定的に一番のIEMではないかなと思う方もおられるはずです。
とにかくここまでくると個人の好みの問題になると思います。私は駄耳なので1か月ジャックの抜き差し、イアピースの交換を何度も繰り返しました。そしてもしかしてもしかしてfinal さんの新しいフラッグシップはもしかしてもしかしてとなりました。
視聴しただけでは解からない駄耳な私ですが、A8000という19万8000円の古いフラッグシップとA10000という39万8000円の新しいフラッグシップというとレベルではもう好みの問題になると思います。
A10000は経済的にゆとりのある方は購入しても構わないと思うのですが、私のような貧乏人が39万8000円はちょっと衝動的過ぎたかなと思います。
どちらも素晴らしいには違いないのでしょうが、新フラッグシップのコスパはものすごく悪いと思います。
- 比較製品
- final > A10000
- final > A10000 Collector's Edition [ゴールド]
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2024年5月6日 11:39 [1842105-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 無評価 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 2 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 無評価 |
FiiO Q7、ケーブルは純正、イヤピースはSpinFit W1を使用してます。
プレーヤーはiPad mini、USBケーブルはAudioQuest Carbonで繋げています。
> 補足: USBケーブルでも音質は変わります。USBとDACの間は非同期転送のためケーブル品質などによるジッタの影響などもモロに受けます。たまに自称理系の方が「0と1のデジタルだから音は変わらない」と言っていますが、本当にまともな理系の人間であればデジタルとアナログは密接な関係にあることを理解しているためこんな頓珍漢なことは言わないです。
【購入の動機】
普段はヘッドホンメインでUtopia、DT900ProXなどを使用しています。
しかしヘッドホンは風呂上がりや夏での使用が辛いのと、明るめの音の傾向のイヤホンを持っていないため、ニュートラル + 明るめ音の傾向のイヤホンを探してました。
【フィット感】
フィット感自体は悪くはないのですが、角張ったデザインのため姿勢を変えたり顔の表情を変えたりすることによって角の部分がわずかに耳にあたって痛く感じることがあります。
【音質】
上流環境、イヤピースなどを適切なものにすることで音の傾向としてはニュートラル + 明るめです。音場はそこまで広くはありませんが、解像度や定位やレスポンスなどの基本性能は非常に高く価格相応に優れていると思います。
最近の5万円くらいの多ドラ中華イヤホンは一昔の10-20万円のイヤホンより優れてると評価する人もいますが、A8000クラスと比較すると多ドラ構成や流行りのチューニングでそれっぽく見せてるだけで価格相応の製品だと思います。
ニュートラルな音だと高音がマスクされがちですが、A8000の場合はニュートラルを保ちつつ自然かつクリアな高音を出してくれるのが特徴です。それでいてタイトな低音も十分に出ており、中域にもしっかりと厚みがあります。
基本的に明るめのイヤホンやヘッドホンだとアニメなどの動画は中高音が刺さりやすくなり長時間は聴くに耐えないものが多いです。最近だとDITA Project Mなんかがこれに該当します。しかしA8000に関してはイコライザ無しでも楽しむことができます。
【総評】
最近は中華イヤホンでHarman、IEF Neutralなどのターゲットなどを重視したニュートラルでバランスの良くコスパの高い製品が多く登場しています。それに加えて最近は低音の厚みや沈み込みを与えるようなチューニングがトレンドでしょうか。最近だとAFUL PERFORMER 8、Hype4などがその代表格だと思います。
しかしその結果スムーズすぎる無難な高音となり、全体的に低音過多のモコモコしたような音になりがちです。確かに高音は聴こえるし伸びてはいるのですが、こんなのパサパサした天然もののウナギを食べて有難がるようなものです。
これはHarman、IEF Neutralなどのターゲットを正義とする音楽に無知な海外Youtubeレビュアーと、そのレビューで高得点を稼ぐために日和ったメーカーの責任でしょう。
(そういう意味では提灯レビュー動画を出す国内Youtuberの方が100倍マシです)
その製品の魅力を引き出すために5-8kHzあたりにあるピークを削るべきでないのに、無知なYoutubeレビュアーのマイナス評価に怯えて削るとか愚の骨頂です。
ちなみにA8000は2.5kHz、5kHz、8kHzあたりにやや強調されたピークがあったりしますが、これらのピークを削ることなく明るいニュートラルな音を高い次元で実現しています。
A8000の発売当初は究極の無難な音、普通の音と評価されていたと思います。
しかし2024年の今となってはシングルダイナミックドライバにも関わらず「明るめのニュートラルな音」を自然かつバランスよく高い次元で実現できる極めてユニークなイヤホンの一つです。
毎年のように流行りのターゲットを模倣するだけの詰まらない無難な中華イヤホンが乱立している現在、私はA8000が無難な音だとは到底思えません。もしもこれが無難というのであれば「孤高の無難」言うしかないと思います。
中途半端に影響力をもつ似非レビュアー界隈に臆せず自社の研究成果を臆せず製品に反映してくるfinalだからこそ作り上げることができた傑作イヤホンです。
【最後に】
トップレビュー「そんなに良いとは思いません。」は自身の上流環境などを一切書いておらず、いくらでも存在する「同等またはそれ以上のイヤホン」を一つも挙げていないにも関わらず、SNSなどにあるより優れた他レビューを貶めて過大評価と断言しているいい加減なレビューなので参考にしない方がいいです。
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2022年6月25日 13:20 [1594136-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 1 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 5 |
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|
|---|---|---|
カスタムイヤピースとHP-RbBg |
シルバーにはクリアが似合います |
【デザイン】
デザインは抜群に良いです。
ただしデザインの良さが傷の付き易さと装着感に影響しているようにも感じます。
私はイヤホンを買取で処分することは無いので傷の付き易さはさほど気にしていませんが、買取価格は安い印象です。
【高音の音質】
高域は伸びが素晴らしく申し分無いクオリティのサウンドです。
ハイエンドモデルらしく、中高音はクリアーさや音の分離は素晴らしく、それでいて自然なサウンドです。
高音特性に優れたイヤホンは数多くありますし、特徴的な響きの良さを感じられるモデルも多いですが、それらと比べると高い次元で普通のサウンドです。
高域に特徴を求める人には物足りなさを感じると思われますが、あえてそのようにしていると思える音質です。
特別に高域特性に優れたリケーブルを試してみると全く合いませんので、変に高域をグレードアップしようとする行為は避けた方が無難です。
【低音の音質】
ダイナミック型ならではの良さは低音です。
低音の量感はそこそこですが質感が素晴らしく重低音域までしっかりと鳴らします。
あくまでも自然で質の高い低音が楽しめます。
【フィット感】
個人的にはフィット感は最も悪い部類です。
元々耳の形の関係でフィット感が悪いイヤホンも多いのですが、それでもユニバーサルイヤホンは多数所有しており何とか使い続けていますが、このイヤホンは電車で座って乗いても10分に1度はイヤホンが耳から外れそうになります。
【外音遮断性】
遮音性はダイナミック型としては普通のレベルで特別悪くは無いです。
【音漏れ防止】
音漏れはダイナミック型としては普通のレベルで特別悪くは無いです。
【携帯性】
イヤホンなので携帯性には問題ありません。
【総評】
先日、DITA AudioからPerpetuaが発売されましたが、発売以来ダイナミックイヤホンの最高峰のひとつであったのが「A8000」でした。
以前からある多ドラのBAイヤホンや、最近流行でもっと高価な静電型ドライバーを採用したイヤホン等、もっと高価なハイエンドモデルは多数存在しますが、自然な音色を求めるのであればダイナミック型イヤホンが最も現実的な選択肢と思えます。
私はダイナミックイヤホンのハイエンドモデルとしては、CAの「VEGA」、「VEGA2020」を愛用して来ましたが、今年の2月にようやく「A8000」を入手しました。
このイヤホンで最大の特徴は音の忠実性だと思います。
けしてモニター的な素っ気ないサウンドでは無く、リスニング向けの音色ですが、リファレンスと呼ぶに相応しいサウンドです。
ダイナミック型らしくシンプルで滑らかなサウンドはやはり楽曲を色付けることなく忠実に再現します。
ニュートラルな音色なのでジャンルによらず音楽を楽しめるのもメリットです。
DAPは「FiiO M15」を利用中です。
A8000は比較的音量が取り辛く、駆動力も必要なので、DAPも可能な限りハイエンドクラスを用意した方が良いでしょう。
DAPのクオリティがアップすればそれに応えて確実に音質も改善するイヤホンです。
しかしながら私の場合は装着感の問題から家で短時間音楽を聴くのに留まっていました。
ようやくこのイヤホン専用のカスタムイヤピース「Bitsoud B-18」を導入したことで、常にストレス無く利用できるようになりました。
カスタムイヤピースはカスタムIEM同様に耳型から作成するので個人に最適化されるのがメリットで抜群のフィット感が得られます。
さらにBitsoudのようなフルシェルタイプはイヤホンと一体化され、カスタムIEMに限りなく近い装着感です。
このイヤホンの装着感で悩んでいる方は是非カスタムイヤピースの検討をお勧めします。
このイヤホンは原音忠実なサウンドで有りながらもケーブル選びに難しさがあります。
リケーブルは当初評判の良さから「瑞鳳」を試してみました。
私は以前より錫メッキを好んでいて、カスタム2pin用錫メッキリケーブルを所有しています。
さらにヘッドホンのHD800でも錫メッキ線で作成して頂いたリケーブルを利用中です。
錫の音色のように落ち着いた響きのサウンドで、ダイナミック型との相性は良いと思います。
ヘッドホン祭に行ったので「Wagnus ZILLION SHEEP NU-1」を試してみました。
このリケーブルは「NU-3」を「MentorV3」のリケーブルとして利用中でお気に入りです。
イヤホン価格と同等のリケーブルですが、「A8000」の音質を底上げするには「NU-1」が素晴らしく、予算があれば買う価値が有ると思えます。
「VEGA」は独特な高域の響きの良さに優れた「NU-3」との相性が良く、こちらのタイプは「A8000」との相性がイマイチなので悩ましいです。
「NU-2」はアコースティックな響きの良さが魅力で、「A8000」で利用すると錫メッキを超えるナチュラルな響きの良さが感じられて良いです。
手持ちのリケーブルには「Rosenkranz HP-RbBg」が有りました。
このリケーブルはMMCX側の端子を2pinに変換してカスタムIEMの「K10」で利用しています。
元々はヘッドホンの「Edition5」用に購入したもので、響きの良さに優れたナチュラルな音色でダイナミック型との相性は抜群です。
3.5mmアンバランス接続用ですがバランス接続した「瑞鳳」のサウンドを軽く超えています。
「ZILLION SHEEP」程の圧倒的な変化は感じられませんが、「NU-2」に近い音色です。
こちらをプラグ変更して、バランス接続で利用する予定です。
銀メッキ線は高音を強調するような味付けのケーブルが、銅線は低音を強調するようなケーブルが、金メッキ線は綺麗な響きを強調させるケーブルが多い印象です。
A8000にはこのような特定の音域を改善させるようなケーブルは合わない印象が有ります。
「瑞鳳」や「HP-RbBg」、「ZILLION SHEEP NU-1」は全域のサウンドをバランス良く底上げする印象があり、それが「A8000」には求められるように感じました。
ケーブル素材からイメージしてリケーブルを選ぶよりも、音を聴いて相性の良いリケーブルを選択する必要性をあらためて感じました。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2022年5月15日 19:13 [1582297-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 3 |
プレイヤーはFIIO M17、ケーブルはONSO-06のバランス接続です。
いわゆるハイエンドイヤホンになってくるとBA型、多ドライバー型、ハイブリット型など選択肢も様々ですが、本機を試すと、これまで人口的な解像感や味付けされた音に耳が慣らされていたのが分かります。
第一印象はごく普通の音、透明感や粒立ちはすぐに感じられますが、価格なりの感動はありませんでした。
ところが聴き続けるうちに、圧倒的な定位感と、全音域が大変上質であることに気づかされます。
ボーカルは立っている位置が見えますし、オーケストラは空間と楽器の位置を正確に把握できます。
音質については、耳へのアタックがすごく自然、一定の音域を不快に感じるなどの違和感が全くないのです。シルキーで繊細、心地よい響き、低音の力強さ、どれも味付け感がなく極めて自然。
音を再生するにあたり「本来はこういう音だよ」と教えてもらっている感覚です。
他の方の評価を見ますと賛否ありますが、否定的な方はおそらくプレイヤーや音源等の上流の音を判断しているのではないかと思います。
本機は一聴してごく普通、ところが慣れるにつれて、本来の音源を忠実に高いレベルで再現してくれるイヤホンだと思います。
一点、筐体が傷つきやすいのが大変残念ですが、それも個性と思い、細かいキズを増やしながら使っています。
価格なりの感動が後からじわじわ押し寄せる。
高音質を再現できる環境でこそ大事にしたいイヤホンです。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2022年1月24日 21:52 [1542643-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 3 |
| 低音の音質 | 2 |
| フィット感 | 3 |
| 外音遮断性 | 2 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 4 |
【デザイン】
傷がつきやすい
【高音の音質】
線が細すぎる
【低音の音質】
全くでない
【フィット感】
余り良くない
【外音遮断性】
電車では使えない
【音漏れ防止】
多分そこそこある
【携帯性】
普通だが、気をつけないとすぐ傷がつく
【総評】
2ヶ月エージングしたが、手放した。
レスポンスの、良さだけは認める。
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2021年7月21日 12:59 [1474264-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 2 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
音質については、すでに皆さんが書いておられる通りで申し分ありません。一つだけ残念なのは、フィット感です。私の耳の形状のせいなんでしょうが、ハウジングの形が、どうやっても耳にフィットしません。ですから、長時間の使用は痛くて耐えられません。いろいろと位置を変えたり、イヤピースを変更してみたりしましたが無駄でした。Final A3000は、我慢できるのですが、A8000は駄目でした。他に、SHURE AONIC5, TECHNICSEAH-TZ700, Xelento Remoto などを所有してますが、フィット感はA8000が一番良くないです。 もう少し、角に丸みをつけてくれれば、少しは良くなると思うのですが…。購入前に長めに試聴されることをお勧めします。音質は素晴らしいのに・・・
- 主な用途
- 音楽
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- イヤホン・ヘッドホン
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2021年6月21日 00:09 [1464631-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
透き通った美音系の音色です。
音の線は細い繊細なタイプです。
高音はスッと気持ちよく抜けます。
金物の音の主張はそんなに強くはないので、シャンシャン音が耳につくことはないです。
低音はかなりタイトです。しかし深さはしっかりあります。
音圧ズンズンなタイプではありませんが、それでもダイナミック型らしい厚みはあります。
立体感があり空間表現にも秀でたイヤホンだと思います。
遮音性は耳栓になる程には無いですが、外で普通に使える程度にあります。
本体は金属製なのでそこそこ重さはありますが、気にするほどではないと思います。
ピカピカの鏡面仕上げなので細かい傷はつきやすいですが、これはもう味だと思った方がいいと思います。
対策を試みても傷がつくのは時間の問題だと思いますので、余計に費用が掛かるだけです。
傷ついても塗装が剥げたりする訳ではないので遠目にはわかりません。
イヤーピースは色々試しましたが、結局付属のEタイプに戻ってきました。
開口部の広いイヤーピースだと高音が神経質になったり音が薄くなったりすると感じました。
あと付属イヤーピースは大きめの方が音が良いと感じます。
耳の奥までしっかり装着するならSサイズがちょうど良かったのですが、Lサイズで耳に蓋をする様に装着しています。
音のメリットの他にも、筐体の角が当たって耳が痛くなるという話を聴きますが(私はならなかったです)大きめイヤーピースを使えば角部分は耳の外へ飛び出すことになるので当たらなくて済むと思います。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2021年6月12日 18:36 [1462560-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 5 |
A8000をFINAL DIRECTよりレンタルし、1週間程度、試聴を行いました。既に購入済みのIER Z1RとHA-FW10000の比較を行いながら、忘れないうちに記載したいと思い、レビューに投稿致しました。使用環境は、NW-WM1Aです。
【デザイン】
思っていた上にコンパクトで、高級感はあります。少しズッシリと重みを感じるので、そんなにcheapな感じはありません。高級機であるなと言う感じはあります。個人的には、HA-FW10000 のような美しい工芸品のような作りの方が好みです。重さはIER Z1rの方がある印象です。
【高音の音質】
純正の4.4バランスケーブルですと、最初に感じたのは、えっこんな音?全然、普通じゃない?って思ってしまうくらい自然です。当然でしょうが、HA-FW10000のような、艶のある美音ではありませんし、高音の空気感も普通で、臨場感もあまり感じません。IER-Z1Rは、イヤホンとは思えないほど、WM1のバランス接続だと、左右の分離が尋常でないほど良くなるので、これはすごいなと感じるのですが、A8000はそうすることもなく、ただ普通です。しかし、普通の中にも、解像度の高さとレスポンスの速さは充分に感じられます。どちらかというと、キラキラ感のある高域です。なので、高域に関しては、HA-FW10000に分があるのは確かです。
【低音の音質】
POPSやロックを聴いたときに、A8000は力を発揮します。HA-FW10000はホール感を出すサウンドなので、ここは、やはり苦手な分野です。A8000は、低音〜高音のレスポンスが非常に速いので、音数の多い曲でもダマにならずきれいにならします。しかし、その低域も自然で、IER-Z1rのようにドンシャリでもありませので、聞きやすい感じです。ロックやメタルで、低音を重視される方は、IER-Z1rの方が良い感じですね。IER-Z1rは、イヤホンなのに脳内定位が緩和されている異例の機種なので、うるさく感じることもも少ないです。
【フィット感】
問題ありません
【外音遮断性】
W80のように蓋をするタイプではありませんので、聞こえます。
【音漏れ防止】
そんなに気になりません。
【携帯性】
素晴らしいです。
【総評】
一聴して、A8000の良さというのは、すぐには見つけにくいと思います。しかし、POPSなどの洋楽などを流し聞きしていると、一音一音をあますことなく解像し、表現している緻密さというのは理解できますし、これがFINALの目指す音なのだということが感じ取れます。総じて言えば、ロックやPOPSに、応答性を求める方は、A8000、クラシックやJAZZ・女性VOCALに没入されたい方は、HA-FW10000、イヤホンとは思えない頭内定位を軽減するようなサウンドを求める方は、ドンシャリよりですが、IER-Z1Rというように、イヤホンに何を求めるかで答えはかわりますね。とはいっても、どの機種も、高いレベルでまとまっているのは確かです。ただ、値段があまりに高いので、★は4つとしました。
追記:A8000は、純正ケーブルがあまり良くないように感じます。これを、DITA OSLOケーブルに交換すると、今までのは何だったんだ??というくらい、左右の分離と解像度が、上品な方向でアップグレードされます。このインパクトがかなり強力です。左右の分離・奥行き感・艶ともに、美音系に変化しますね。今回のレンタルではDITA OSLOの印象が一番良かった……。このケーブルもただただ高い……
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2021年2月26日 11:22 [1425551-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 5 |
【デザイン】
見た目は非常に綺麗なんですが、綺麗な分傷が付きやすそうで非常に気を使うと思います
【高音の音質】
finalらしい滑らかできらびやかな音が出ていると思います
【低音の音質】
無駄に足さずに出ている分を上品に鳴らしているといった印象です
【フィット感】
これは優秀で耳への収まりは非常に良いと思います
【外音遮断性】
音楽をかけてしまえば余計な物は聞こえません
【音漏れ防止】
これは自分では分からないので
【携帯性】
イヤホンなのでかさばりません
【総評】
店頭視聴のみなんですが、以前HEAVENWを持っていたのでそれと比べて、音のクリア感がぜんぜん違うのに驚きました
その頃finalは低域が弱いって言われてたんですが、全くそんな事は無くなり、聞いていてとても魅了される音だと思いました。いつかは手に入れたいです
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2021年1月28日 20:28 [1414421-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 5 |
| 音漏れ防止 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
DAPはSONY NW-ZX300。onso04のバランス接続です。一生付き合えるイヤホンを探した結果辿り着いた一品です。
【音質】
高音はトランペットのようなキンキンしやすい音も絶妙に抑えて表現します。
低音は十分でていますし分離も良くアタックもあり素晴らしいです。
全体的にはそれぞれの音が全て分離良く聞こえて素晴らしい。分離が良いのにマイルド。聴き疲れは全くしません。
但し音源の良し悪しがそのまま表現される傾向です。ですので良い音源は本当に惚れ惚れする音を奏でてくれます。
20000曲以上保有の楽曲を一から聞き直す気にさせてくれます。
また圧縮音源(+DSEEHXはON)でも素晴らしい音で表現されます。
通常はイコライザーOFFですが、気分を上げたいときにはEargasm Explosionの全周波数をー5にして聞いている(そのままだとうるさすぎるため)ため1本で十分です。
【フィット感】
素晴らしいです。長時間でも全く問題ありません。
【外音遮断性・音漏れ防止】
遮音性がすごすぎるイヤホンが好きではないため、ちょうどよいです。
【デザイン・携帯性】
デザインそのものは秀悦です。しかし、傷が付きやす過ぎる。取扱いにとても気を遣う。
ここまで高価なイヤホンなのでここは詰めてほしかった。
【総評】
まさかこの金額のイヤホンを購入するとは思っていなかったですが、それでも購入したくなるほどの魅力を持っていました。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2021年1月4日 10:22 [1405971-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 3 |
エージングが進んで、やっと個性を理解してきたのでレビューをしたいと思います。
昨年夏、それまで使っていたXBA-N3(BP)だとどうしても耳が痛くなりがちだったので、この際フラッグシップを買ってみようと決意。視聴比較の上でA8000を購入しました。
比較対象は同価格帯の2種、SONY IER-Z1RとVictor HA-FW10000です。
DAPはSONY NW-WM1A。視聴時は付属のケーブル。購入後は澪標バランス接続です。
イヤーピースは付属のEタイプをそのまま使ってます。
視聴比較にはアニソン、女性ボーカル、男性ボーカル、クラシックから1曲ずつ基準曲を設定して比較しました。
【デザイン】
金属筐体は目立ちます。しかし、質感はよく所有欲は満たされます。
簡単に傷がつくのだけが難点。
【高音の音質】
視聴の段階ではFW10000の音色のほうが好みでした。
しかし、好みの差はあれど、3機種共によかったので購入時の決断材料にはなっていません。
エージングが進んだ今の環境では、いい音源を選べば素晴らしい音楽を奏でてくれます。
中〜高音域の満足感は高いです。音がキレイだし、いろんな音がよく聞こえます。
楽器の音がちゃんと聞こえるのが楽しい。
しかし、音源の良し悪しを選びます。作りこみが悪い音源は飛ばすようになりました。
【低音の音質】
視聴の段階でIER-Z1Rが脱落しました。
XBA-N3も比較的フラットで低音は強すぎないと思っていたのですが、聞き比べるとSONYのイヤホンがドンシャリ系だったことに気付きました。
求めていた音はそういう音じゃなかった。
A8000は視聴時はあまり主張し過ぎない量感の低音だったのでかなり購入に傾きました。
ここが一つ目の判断ポイントになりました。
エージング後の現環境は視聴時より低音がよく鳴ります。ケーブルの影響でしょうか。
購入直後は若干足りなかった感がありましたが、今は量感も質感も必要十分に鳴ってくれています。
特に低音弦の質感がいいですね。ここは購入後にプラス評価されたポイント。
リズム感もよく、XBA-N3と比べても聞き疲れしない低音でやっと脱ドンシャリができた感じです。
【フィット感】
フィット感は素晴らしいの一言。
重さを全く感じさせません。
正直、この付け心地で購入を決断しました。
長時間つけていても、当たっている場所が痛くなりません。
ただ、外れやすいとは言えるかもしれません。
あまり奥に押し込む感じではないので。
【外音遮断性】
割と低いです。電車とかで聞くようなものではないのかも(聞いてますが)
ここはイヤーピース次第なので、合ったサイズを選べば変わるとは思います。
私の場合は一番大きなサイズのイヤーピースにしても左耳が完全に密着しないのか、屋外ではほとんどの雑音を遮断しません。
それでも静かな家の中で聞くと、会話の音が聞こえなくなるレベルです。
【音漏れ防止】
電車の中で適正な音量で聞く分には問題ないとは思います。
【携帯性】
そこまでよくはないです。カツカツ当たっちゃう。
ケースに入れて丁寧に持ち運ぶ必要があります。
まあ、そこまで気にしてはいませんが。
【総評】
全然価格も下がらないし、正直イヤホンにこの値段はどうかなと思っていたのですが、今は購入して非常に満足しています。20万払う価値はある。
音質的にはFW10000も好みだったんですが、音質+付け心地でA8000を選択した決断は後悔していません。
音楽が楽しくなりました。今後はいろんな音源を試してみたり、イヤーピースの改善などを楽しみたいと思います。
- 比較製品
- SONY > XBA-N3BP
- JVC > Victor WOOD HA-FW10000
- SONY > IER-Z1R
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2020年12月23日 00:02 [1361299-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
SE846を約9ヶ月使用してきたのですが,どうにも自分には合わず,今度こそ一生モノのイヤホンがほしいと奮起し,SE846や古くから所有していた他のヘッドホンを売却し,こちらを購入しました。コロナ禍で身動きが取れない地方在住者につき試聴自体ができないので困りましたが,購入した方のレビューと,普段あまりイヤホンに言及しないオーディオ評論家(イヤホン専門家ではない)の方々の評価が高かったことが決め手でした。本当はTZ700と比較したかったのですが,地方では試聴も購入も(!)できず,断念しました。以下,なるべく「トランスペアレント」という言葉を使わずに感想を表現したいと思います。どうしてもSE846との比較が多くなりますが,決してSE846を悪く言うつもりはありませんのであしからず。
視聴機器はZX507,UDP-205(SACD/Audirvana(Mac)),純正ケーブル,純正イヤーピース使用です。
【デザイン】
いいと思います。装着時についてしまう指紋が目立ちやすいのが難点。
【音質】
仮にSE846を全域フラットと表現するなら,それよりも高域寄りです。開封直後に試し聞きした時,初めてBA型のイヤホンを聞いた時の体験を思い出しました。その後,エージングの進行とともに中低域も含めてバランスが整ってきました。
絹のようななめらかな風合いと,アタック音の鋭さが同居しています。クラシックを聞くと,金管楽器のバリッとした表現にハッとしたり,弦楽器がいかにも「擦って音を出しているんだなあ」と実感できることに驚かされます。それでいてちゃんとホールの空気感や「気配」も感じられるのです。それと打楽器の表現は特筆すべきものがあります。「バチン」と叩いて音を出す瞬間の重さ,痛さみたいなものまで伝わってくるので,ドラマーの個性がより鮮明に伝わってきます。低域については誇張がなく,でも空気が動く感じは十分に感じられます。が,ジャンルによってはもう少し量感が欲しいという方もいるかもしれません。他の皆さんがおっしゃるようにどんな音楽もOKですが,特にアコースティックな楽器や人の声を聞くと,どうやってその音が発せされているのか(叩く,こする,吹く,はじく,震わせる,「鳴る」みたいな…)というところまで忠実に再現されるので,より真価が発揮される感じがします。
【定位感・解像度等】
SE846は中域を中心に,録音されている音を全部出す!とばかりに攻めてくるイメージで,これが時にうるさく感じられたり,聞きたい楽器に集中できなかったりしました(私の場合)。が,当機はあらゆる音が聞こえるにもかかわらず,全くうるさいとは感じません。別の音でマスキングされることが極めて少なく,例えば今,あるバンドの曲をギター中心に聞いていて,そこから右奥のパーカッションの音に注意を向けると,ちゃんとそこでずっと鳴っているのがわかります。実際のライブ会場では,多少音が聞き取りにくくても,演奏者が見えていればその映像に合わせて音が聞こえてくることがあると思うのですが,それと同じようなことが(映像もないのに)頭の中で起こリます。これは驚きの体験です。とにかく一つ一つの音がきちんとほぐれて,あるべき場所に定位して,それが左右に広く展開します。ちょうど視野と同じくらい,180度を超えて少し後ろの方まで,と言ったら伝わるでしょうか。
【フィット感】
重さを感じさせません。よく考えられていると思います。寝そべったりしても気を遣わずに使えます。
【外音遮断性】
個人的に遮音性が高すぎると怖さを感じてしまうので,現状が最適なバランスと思います。
【音漏れ防止】
自分ではわかりませんが,家族からのクレームはありません。
【携帯性】
こんな高価なものはそうそう携帯しません(笑)。ケースは独特ですね。純正ケーブルは細めなのでOKですが,他のケーブルだと収まりきらない場合もありそうです。
【付属品】
付属のMMCX ASSISTがめっちゃ便利です!これは他のイヤホンを使っている方にもぜひオススメしたいです。
【バランス接続】
手元にあったSONYのキンバーケーブルでZX507と接続しました(なおこの組み合わせでMMCX端子の接続に問題はありません)。この組み合わせは予想以上に素晴らしかったです。高音域の爽やかさや音の広がり感は僅かに後退しますが,代わりに中域を中心にコクというかリアルな質感が出て,低域のあと一歩の不足感も解消,堂々と鳴ります。純正ケーブル+アンバランスの清廉な音も魅力的ですが,その重心を下げて安定感が増したイメージです。これで秦基博さんの「ひとみみぼれ」収録の「アイ〜弾き語りバージョン」を聞きましたが,もう本当に目の前でギターを弾いて歌ってもらったような気分になり,心が震えました。こんな体験ができて大変幸せです。
【追記】2020.12.20
純正バランスケーブルを購入。純正アンバランスの音を日本酒の「上善如水」に例えるとするなら,こちらは更に液体の味すら感じさせない「蒸留水」といったところ。音色の傾向としては,私が近年試聴したスピーカーの中ではB&Wの705S2が一番近いかなと思います。ある意味,モニターとしては終着点かなという気もしますが,個人的に常時使うにはやや聴き疲れするのと,もう少しだけ色気がほしいのが正直なところ。そういう意味では,より「キャラが立つ」のはアンバランスの方かもしれません。
【総評】
ダイナミック型イヤホンはMDR- EXQ1以来の購入ですが,その進化は想像を超えていました。ずっとイヤホンというものは音質ではヘッドホンにはかなわないと思っていましたが,これで世界が変わりました。同価格帯のヘッドホンと比較しても,高価なヘッドホンアンプがなくても十分に鳴る分,C/Pはとても高いと感じます。今では何をするにもA8000一本になりつつあります。聞き慣れた音源でもこれで聞くと新たな発見が多々あり,何を聞いてもとにかく楽しい!時間があっという間に過ぎていきます。これから末永く,じっくりと楽しみたいです。
参考になった18人(再レビュー後:10人)
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プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。
専門誌、ネット、テレ…続きを読む
2020年6月30日 08:54 [1342466-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
デザインと質感のご参考に |
ケーブルはMMCX端子で着脱可能。 |
付属のケースおよびイヤーチップとプラグ部 |
メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
プレーヤーはA&ultima SP1000を組み合わせ、ハイレゾ音源で試聴しました。
【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
当方、デザインは専門外ですが、個性的かつ洗練度が高く、オーディオ機器として格好良いと思います。
【高音の音質】
当方は民生用オーディオメーカーで商品企画をしていたこともあり、イヤホンで5万円を超える製品は、コストパフォーマンスの面で疑問を持ってきました。特に最近は数十万円と高額な製品も増え、その割には内容や音質が伴わない製品も多々見受けられ、不健全化も心配でした。
本機も価格が豪快で手放しにお勧めできませんが、音を聴いて納得。同製品が目指したという「トランスペアレント」が体感でき、その為に極薄ベリリウム箔(トゥルーベリリウム)振動版が必要不可欠だったというのも合点が行きました。
実際に聴いてみると、リファレンスの1つとしているSusan Wongの「How Deep is Your Love」は、明瞭で色香の濃いボーカルに感激。この明瞭さは、周波数特性的にボーカル帯域が持ち上がって「そのように聞こえる」のではなく、全ての音が分離し、それぞれの音が独立して再現されることで、聴覚の「選択して聴く」という機能が働くからだと思います。周波数特性的な話が2次元とすれば、本機には立体情報を含む3次元的な再現能力が備わっているということでしょう。聞き慣れた楽曲でさえ、聞くたびに新しい発見があり、音質以上の驚きもまた一興です。
もちろん、立ち上がりの鋭さ、粒立ち、余韻の美しさと消え際までスムーズな様子など、ハイファイオーディオとして文句のない仕上がり。単に美音を愉しみたいマニアにもおすすめできます。
【低音の音質】
しなやかで張りのある表現が絶品。Daft Punkの「Give Life Back to Music」は冒頭からドラムが印象的ですが、機器によっては当たりが強く耳障りで平面になりがち。一方、本機で聴くと、剛柔が入り混じって表情豊かなことが分かり、さらっと鼓膜を通り過ぎて心に沁みるかのよう。低音はドライバーの口径や周波数特性で評価されがちですが、本機には別次元の要素を感じます。
ほか、クラシックはホールの空気感が濃厚。低域が醸し出す雰囲気から、ホールならではの広大な空間が感じ取れ、これも周波数特性や音圧といった指標では説明しがたいもの。
製品公式ページではインパルス応答に触れていますが、波形の忠実な再現が、リアリティーを高めているのでしょう。
【フィット感】
筐体は金属製で41gと重量感がありますが、耳の窪みに収まりが良く、装着による負担感はほとんどありません。
イヤーチップは5サイズ付属していて、どなたにもピタッとフィットすると思います。
【外音遮断性】【音漏れ防止】
カナル型としては一般的な範疇です。
【携帯性】
コンパクトで携帯性は良好です。
シェルがアルミ材で、フタがシリコン素材の立派なケースが付属しています。
安心して携行できるでしょう。
【総評】
価格帯を考えると万人に諸手を挙げてお勧めできる製品ではありませんが、本機でしか体験できないと思える音の世界があるのは事実。極薄ベリリウム箔(トゥルーベリリウム)の採用もしかりで、高価ながら、それなりの理由があり、違いの分かるマニアなら納得できると思います。ユーザーを選ぶ製品とも言えますが、こうした豪級モデルの登場に拍手!!
参考になった10人
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2020年5月23日 21:33 [1330682-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 3 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 3 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 3 |
試聴した際に一聴で気に入り、給付金が入ることから買ってしまいました。
しかし、試聴した感じと実際に所有して使っていくと印象がかなり変わりました。
再生時間100時間超えてエージングもいい感じになってきたので、レビューしていきます。
まずは純正ケーブルとイヤーピースで、DAPはAK380での評価です。
【デザイン】
ステンレス鏡面仕上げはキレイですが、すぐに傷が付きます。ほんとに丁寧に扱ってても細かい傷がすぐ付きます。
(後からガラスコーティングかけました)
個人的には傷ついても目立たない仕上げのほうが、精神的安心感があるので好みです。
【全体の音質】
高解像度フラット傾向のニュートラルサウンド。
音の分離感がすごい。
ダイナミックドライバでここまでの音を出せるのかと感心します。
とにかくクリアでキレがあるサウンド。
しかし、ナチュラルサウンド(自然でいつまでも聴いていられるような)かというとちょっと違う感じがします。
【高音の音質】
この高音にクセがあります。
キラキラして硬質な感じで、刺さることはないんですが、曲によっては高音域の女性ボーカルでザラつきというかビビリ感がでるときがあります。
ハイハットなど金属系打楽器でもちょっと強調され過ぎかなと感じるときがあります。
エージングしてもこの部分は残ります。
【低音の音質】
量感は少なめ、タイトな低音です。
【フィット感】
makeシリーズの時より丸みを帯びてフィットしやすくなってますが、金属筐体なので重みがあり、収まりはやや悪い感じです。
bitsoundさんあたりでカスタムイヤーピースが出てくれれば嬉しいです。
【外音遮断性】
あまりありません。中くらいか少し下くらい。
【音漏れ防止】
結構漏れます。
電車だと大丈夫かと思いますが、静かな図書館や寝室などでは音漏れわかるレベルと思います。
【携帯性】
イヤホンのなかでは中くらいの大きさなのですが、傷が付きやすいので、気にする人は要注意です。
【総評】
上記の感想は純正の評価で、実は他のレビューでも書かれていますが、上流に影響を受ける幅が大きい、染まりやすいイヤホンです。
DAPでも、ケーブルでも、イヤーピースでも交換してここまで音の変化を感じるイヤホンはなかなかありません。
ここからは私の好みの話なので読み飛ばしてもらって構いませんが、普段女性ボーカルの曲をよく聴くこともあって、特定の曲での高音域のザラつき感、ビビリ感はきびしいと感じました。
正直、失敗したかなと思ってしまいました。
そんなわけで、上流に影響受けやすいことから、リケーブル、イヤーピースで改善されるか手持ちのものを片っ端から試してみました。
コンプライなどのウレタンフォーム系イヤーピースだと、高音は抑えられますが、音が籠り本機のクリアな感じが損なわれます。
イヤーピースはスピンフィットCP100、スパイラルドット++、ディープマウント、SednaEarfit(light)、ゼロオーディオEP1、EP2、EP3、トリプルコンフォート。
リケーブルはNight for Night、NOBUNAGA Labs 胡蝶、Whiplash Audio TWCU、TWAG、ハイブリッド、自作ケーブルの銅、金メッキ銅、銀メッキ銅、そのハイブリッドと試しましたが、これらはベストにはならず。
そして、現時点で個人的にベストな組み合わせとして見つかったのが、リケーブルはonso 05、イヤーピースはortofon e-Qシリーズ用イヤチップです。
ortofonのイヤーピースは他のメーカーのイヤーピースと比べて少し小さめとなっているので、普段Mサイズの人はLサイズでもいいと思います。
クリアサウンドはそのままに、低音の迫力が少し増し、高音のザラつきが解消されました。
DAPとの相性や単純に好みの問題もあるので、他の方のベストになり得るかわかりませんが、参考までに。
オールマイティでこれ一本で完結という方もいますが、上流により変化するので、いやはやなかなかの扱いづらいイヤホンでした。
実はレビューしている人それぞれ違う音を聴いて評価している可能性もあります。
私はリケーブル、イヤーピースの調整で自分のベストの状態にもってこれましたが、試聴の際にはその点も踏まえてよく聴き込んで下さい。
参考になった12人(再レビュー後:12人)
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2020年5月21日 02:18 [1329957-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 4 |
【デザイン】
個人的には、Westone UM Proシリーズの装着感だけを追求したようなデザインが好きです。ただ、IEMの銘機の歴史に、このデザインとともに残ることを願っています。
【高音の音質】
自然で普通。出過ぎることも引っ込むこともありません。
【低音の音質】
自然で普通。出過ぎることも引っ込むこともありません。
【フィット感】
ANDROMEDA並みの装着感(私にとってはやや悪い)をイメージしていましたが、SE846よりもフィット感が良いです。耳朶の大きさと形状によると思います。
【外音遮断性】
フィット感なりに遮断してくれます。ただ、外音遮断が目的のイヤホンではないと考えています。
【音漏れ防止】
わかりません。
【携帯性】
私の場合、外装の傷は気にせず、修理不能になるか使わなくなるまで長期使用するタイプなので、つまみ上げた時のステンレスならではの重みと手触りがよく、携帯性は良い方だと感じています。
【総評】
音質の項目をあっさり書きましたが、「異常に高度な『普通』の音」という感想です。あらゆるジャンルの音楽を、小音量でBGMとして流すときも、大音量で音楽に浸るときも、YouTubeを観る時や「あつ森」で遊ぶ時でさえも、結局、当機をずっと使ってしまっています。イヤホンやヘッドホンやスピーカーには「音の個性の違いを使い分ける」楽しみ方があると考えていましたが、SE846、W80、T8iE MkII、XELENTOは全く使わなくなり売却してしまいました。
参考になった5人
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