『聴き続けて感じたのはMDR-CD900STのハイレゾ版とした立ち位置』 SONY MDR-M1ST kuugetuさんのレビュー・評価

2019年 8月23日 発売

MDR-M1ST

  • 独自開発のドライバーユニットを採用したハイレゾ対応のスタジオモニターヘッドホン。可聴帯域を超えるハイレゾ音域をダイレクトかつ正確に再現する。
  • ジョイント部にシリコンリングを採用し、体を動かす際に発生しやすいノイズを低減。人間工学に基づいた立体縫製のイヤーパッドで長時間の装着も快適。
  • 可動部の耐久性や耐落下強度も向上させ、プロユースに耐えうる品質を実現。ケーブルのみの交換が可能な着脱式ケーブルを採用している。
最安価格(税込):

¥29,799

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価格帯:¥29,799¥38,812 (19店舗) メーカー希望小売価格:オープン

タイプ:ヘッドホン 装着方式:オーバーヘッド 構造:密閉型(クローズド) 駆動方式:ダイナミック型 ハイレゾ:○ MDR-M1STのスペック・仕様

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MDR-M1STSONY

最安価格(税込):¥29,799 (前週比:-1円↓) 発売日:2019年 8月23日

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満足度5
デザイン5
高音の音質4
低音の音質4
フィット感4
外音遮断性3
音漏れ防止3
携帯性4
聴き続けて感じたのはMDR-CD900STのハイレゾ版とした立ち位置
   

コードを外すと其れなりにコンパクト

   

 大分使い続けたので再レビュー、使用中に色々とまた違った面が見れました!

【デザイン】
 ずっと使っていますが、奇をてらったデザインでも無く薄くヘッドホンらしい形で黒のメインカラー
基本的にこのデザインが問題で使い難いと言う事も無いです。
個人的な感覚ですが、ヘッドホンを付けた時に頭のバンドラインが頭の形に湾曲してるのが好きです。

【高音の音質】
 他の方向性に表現するヘッドホンを購入しまして、この辺りの音が若干低く感じる…、と言う新しい感覚を覚えました。
出ていない聞こえないでは無くフォーカスの位置が若干下から中間への位置という感じでしょうか?

【低音の音質】
 相変わらずの情報量なので、低音域の音が弱いとか少ないとかは感じないです。
無音の空間を感じる際の細かい音まで出てると言えると思います。

【フィット感】
 パットがMDR-900STよりも厚めの為、耳に直接固いハウジングが当たる感覚とかは無く頭にバンドも頭への締め付けに対してクッションが入ってる分負荷は掛かり難い。
とは言えモニターヘッドホンとして音を耳に届かせる事を意識されている事と思いますが、音が鳴るドライバーの部分が耳の凹凸の高い位置に当たり易い程度には薄い。
ヘタリ出したりでもしたらやっぱり交換は直ぐにしないとって思う位パット等の調整はギリギリと感じます。

【外音遮断性】
 今まで使っていたヘッドホンが意外とフレームやパーツに共振性が高いものが多かったのか、この程度の遮断性なら高い方だと購入当初は思っていましたし、実際に静かな部屋利用や防音性の高いスタジオだとむしろこれ位の遮断性で問題無く逆に重量を軽くした方が良いと言う事なのかもしれません。
ただ、本当に外音の遮断性が高くなるとどうなるのかを知ってから改めて使用を続けた所、このレベルだと確りと音を聴くにはやっぱり静かな環境を整えないと返って音の聞こえ方が変わって聞こえる位そこ迄高いとは言えないと感じました。
密閉型のヘッドホンでは平均的なのかと考えます。

【音漏れ防止】
 ココは前回のレビューにも触れましたが、パットが少しボリュームがある分、耳へのフィットするのならほぼ心配ない程度です。
実際に音楽を聴きながらスマフォで録音しましたが、周りが五月蠅かったり、音量を極度に上げる様な事になれば漏れる程度です。

【携帯性】
 普通に外へ運べる程度には小さい薄型と言えますが、外へ持ち運ぶ為の設計ではないのでそこ迄高くは無いです。
ただ簡易折り畳みとして、平べったく出来たりしますので、モニターヘッドホンで選ぶの中では比較的携帯性がある方だと思いますよ。
MDR-1Aシリーズの携帯用巾着袋がピッタリサイズなので、個別購入で使用してます。

【総評】

 機体として、このMDR-M1STはMDR-CD900STと同じく今後のスタジオモニターヘッドホンの定番品と言えるものとして作られている為、サードパーティー商品も今後増えたりする事もあると思いますし、リケーブル機構のおかげでケーブル丸ごと交換もし易く、接続が3.5mmミニイヤホンジャック(4極)の為汎用性の幅は十分あると思います。

ケーブルとしてもMDR-1Aシリーズの物が流用出来る為、本来のケーブルは6.3mm標準ジャックからの3.5mmミニイヤホンジャックへの変換アダプターを使用しないといけない場面で、MDR-1A用のヘッドホンケーブル(3.5mmミニイヤホンジャック)を使用する事でプラグやコネクターへのアダプター負荷無く接続できます。
勿論、4.4oバランスプラグのケーブルを使えばバランス接続も可能。
この辺りは加工を必要としたMDR-CD900STとは違って自由度が出来ました。


 音に関しては、Austrian Audio Hi-X60を購入してからMDR-M1STを聴いた時、真っ先に思ったのがMDR-M1STが表現する音の空間がどんなものかって所でした。

Hi-X60 が高い所までが聞こえ易く出ていて、全体としてスッキリしているのに対してMDR-M1STは低音〜中音周りの情報量が聴き易くてと言った感じです。

MDR-M1STは完成した音をコンサートホールの真ん中の席から聴いている感じ、だから一番波形の短い高音の凸っている部分は消え易く、低音も波形の薄い部分になると若干音が弱くなる。
立ち位置として常に間近で聴く様なモニターでは無く、舞台劇の一寸離れた所から全体の空気感を観ながら聴く様なそんな感じです。

再試聴でMDR-CD900STの音も聴きましたが、MDR-CD900STはスタジオボックス内で聴いた感じが強いので如何しても音が通り易い・聴き易い部分が強く、細かい低い所や高い所を聞き取り辛くしてる印象、これに対してのMDR-M1STがもう少し開けた、コンサートホールで真ん中位の席から全体を見る感じに仕上げてあるのなら確かに棲み分けにもなる。

ハイレゾ音質は、普通のCDよりも更に一歩下がってワイドな角度から音を拾って聴ける音源と考えると常に音の中心を捉えるMDR-CD900STでは足りない全体を監視出来るMDR-M1STが必要とするのも納得出来る考えだと思います。


 MDR-M1STは今後のヘッドホンを買う際の基準として、買ってよかったと思います。

比較製品
SONY > MDR-CD900ST
Austrian Audio > Hi-X60
主な用途
音楽
映画
ゲーム
その他
接続対象
ポータブルプレーヤー

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満足度5
デザイン5
高音の音質4
低音の音質4
フィット感4
外音遮断性4
音漏れ防止5
携帯性4
MDR-CD900STのハイレゾ対応版と言って良いと思う

【デザイン】
 スッキリとした比較的中型のヘッドホン。 機能美と言うタイプのデザインで必要以上にゴテゴテしてないし黒のマッドメタリックは特に環境に極端に主張しない所。
【高音の音質】
 情報量が多い為、ココを聴きたいと思う必要性はあるけど聴こうと思うと聴こえて来る、ボカされたり音が消えると言ったことでは無いのが好みな感じ、ハイレゾ対応と言う事で天井を感じさせ無い。
【低音の音質】
 出過ぎているってレビューが目立っているし実際MDR-CD900STよりか広く細かい所まで出してる感じ、強いて言うなら中音域から無意識鳴ってると聴こえる範囲が広くて曲の全体は掴みやすい。
【フィット感】
 MDR-CD900STを視聴した時に視聴機として使われて建前どうしてもパットのヘタレが酷かったのもあり同じくらいの大きさながらパットにボリュームを入れてくれたのは助かりました。やっぱり大分違う。とは言え、必要以上のボリュームがある訳ではないのでフィットすると言うよりも気密性を保つ程度のと言う感じなので、ヘタリ出したら直ぐ交換を考える位だと思います。
【外音遮断性】
 パットのボリュームがあるから隙間を塞いでくれて外音の遮断効果は高いです。 外装は多分薄いのでは無いのかな? 微かには聞こえてきます。
【音漏れ防止】
 通常の利用音量で試しに音楽を鳴らし、スマフォで録音しましたが漏れてる形跡は無いです。 若干大きめに感じる辺りから少しづつと言う所。
【携帯性】
 中型で外装薄く軽め、デザイン的にもゴテゴテしてないので持ち運びは入れ物を用意してあげれば、大型のポータブルヘッドホンみたいな感じで運べます。 ただ、イマドキ風の携帯用の機構は付いてないのでかさ張る。
【総評】
 一つ疑問に思うのがMDR-CD900STがインピーダンス63Ωに対して本機が24Ωしか無い、この辺りで手元にある再生機だと大分ボリュームレベルを下げる…イヤホン、ポータブルヘッドホンクラスに近い感じになってる、正直に言えばボリュームはもうちょっと上げて聞きたいのが多いから音量が堪え切れる量を超えてしまう所。  音が若干変わりますが、程よい音量の為SONYのMDR-1AM2用の純正リケーブルとiFi-audio iEMatch+を組み合わせて聴いてます。
 モニター用ヘッドホンをこの価格帯(2〜3万前後)で探すならこのヘッドホンはお薦めできる。 改造せずにリケーブルが出来る、バランス接続出来るケーブルへの変更も可能(MDR-1AM2用のケーブルが流用可能で外部のサードパーティーに頼れば専用の物もアリ)で音の再生機幅も広い。

 低音気味と言われてるけど、買って直ぐに使っている分にはどちらかと言うとMDR-CD900STと似た中音域がメインで低音と高音が聞こえる感じがするのが印象的でした。 収録時に中音域の聴かせたい所を中心に半ドーム型をイメージ、試聴機で聞いた時と印象が違うので環境に左右されやすい所なんかは音楽を聴こうって思った時に素直に聞ける感じがする。

 MDR-CD900STを昔視聴機で聞いた時、音の中心に近い所はクッキリ聞こえたけど全体的には聴こえ辛く感じ一時期欲しいと思いながらも手を出してなかった所に新しくこの機種が発表されずっと迷ってました。 素直に言えばMDR-CD900STの音域を拡げた表現をした感じで多分このヘッドホンで聞こえないのならイコライザーでも弄って聞くか天井知らずに環境整えるかの区切りにはなる、良くも悪くも録音の音に対して聞く側の環境依存かな?

 このヘッドホンを使って真剣に試聴するなら録音スタジオ並みの設備で聴き直さないと手持ちの機材なら実はオーディオテクニカとかの方が聴きたい音が聴き易いかも? 側圧がもうちょい弱ければ音の作り方は不純が少ない綺麗に聴けるイメージが有るから選んだかも? 半分の値段でMDR-CD900STを買って、足りない所を分解して工作でカバーするなら素直にこっちを選んでケーブルだけ選ぶ環境の方がヘッドホンのスペックで選ぶ意味は出ると思う、良くも悪くも聴くのならMDR-CD900STはやっぱり足りない所がある気がする。

比較製品
SONY > MDR-CD900ST
主な用途
音楽
映画
ゲーム
その他
接続対象
ポータブルプレーヤー

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