スズキ スペーシア 2017年モデルレビュー・評価

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スペーシア 2017年モデル のユーザーレビュー・評価

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グレード発売日発売区分レビュー件数
HYBRID G 2021年12月24日 マイナーチェンジ 2人
HYBRID G 2020年8月20日 マイナーチェンジ 1人
HYBRID G 2017年12月14日 フルモデルチェンジ 8人
HYBRID G 4WD 2017年12月14日 フルモデルチェンジ 2人
HYBRID X 2021年12月24日 マイナーチェンジ 2人
HYBRID X 2020年8月20日 マイナーチェンジ 3人
HYBRID X 2017年12月14日 フルモデルチェンジ 21人
HYBRID X 4WD 2020年8月20日 マイナーチェンジ 1人
HYBRID X 4WD 2017年12月14日 フルモデルチェンジ 4人
満足度:3.91
(カテゴリ平均:4.26
集計対象50件 / 総投稿数50
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 4.12 4.32 -位
インテリア 内装のデザイン及び機能性 4.07 3.92 -位
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など 3.49 4.11 -位
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 3.60 4.19 -位
乗り心地 乗り心地のフィーリング 3.82 4.02 -位
燃費 燃費の満足度 4.16 3.87 -位
価格 総合的な価格の妥当性 3.86 3.85 -位
  • ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

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  • レビュー投稿数:51件
  • 累計支持数:1128人
  • ファン数:1人
満足度1
エクステリア1
インテリア3
エンジン性能2
走行性能1
乗り心地1
燃費1
価格無評価

左前角に三脚を置き、左側に赤コーンを3つ置いて運転席からどう見えるか試しました。

フロント窓が上下に狭い点を除けば最良の視界。シート上げればボンネットも見える。

サイドアンダービューミラー。シート位置によって見え方がだいぶ変わります。

 

運転席側は段差ができてしまう。助手席側は背面を表にするフラットもできる。

視界に入るスイッチ類はほぼ全てに照明が付きますので夜間でも操作可能です。

 

試乗車は2019年8月登録、走行18,000kmの『ハイブリッドX』 現行モデルの1型です。2020年12月に3型が登場しています。

【運動性能・乗り心地】

 スペーシアのロールの大きさは個人的に許容限度ギリギリかアウトの微妙な線です。単純な左折やカーブでのロールならまだいいのですが、凹凸を踏んだ際の車体の揺れ方は今まで乗ったことのあるどの車よりも複雑怪奇なものでした。タントの揺れを独楽(コマ)回転で例えましたが、スペーシアはXY軸で構成する平面を上下2枚用意する必要があります。上階と下階で別々の回転が起きているように感じました。

 タイヤチェーン走行でボロボロになった路面を走行したときは、地震でも発生したのか?と思うほど上体とお尻が別々に揺れました。同じ道をスイフトRStで通ったときは多少車輪がカタコト言って車体はバウンシングしたものの基本的にはフラットな姿勢で走り続けました。

 実はスペーシア、フカフカしてとてもいいソファシートなのですが、その柔らかさは運転中の支えの弱さにもなっていると感じました。4車の中で最低の運動性能と乗り心地です。

【動力性能・エンジン・変速操作】

 発進から高速に至るまで全域でN-BOXより遅いです。

 ハイブリッドを謳っていますが、実態としては再発進時にキュイ〜ンとしか言わない優秀なアイドリングストップ装置に毛が生えた程度のものと考えます。雨降る夜に渋滞に嵌ろうものなら、15秒くらいはエンジン停止しているのですが電力不足になってすぐにエンジンが再始動します。エアコン、ワイパー、ヘッドライト、ドラレコ、ナビに常時電力を持って行かれる状況で、このシステムでは脆弱すぎます。エンジンとモーターが同時駆動するのも発進からわずか数秒間でした。その一方で下り坂が長く続くとすぐに満充電になります。リチウムイオンバッテリーの容量が少なすぎるので、適度に走って適度に止まる交通環境でないと燃費への貢献は低いと思います。

 加えてドライバティまで悪いです。まず発進時のレスポンスが悪いです。Aペダルを踏んで少し間をおいてからドンっと車体が前に押し出されます。これはモーターアシストの介入だと思います。それ以外にも走行中に挙動不審に陥る瞬間があります。これはワゴンRでも体感した副変速機付きCVTの悪癖かと思います。主変速機と副変速機の変速が相反する瞬間があるのではと考えます。

 他の3車よりBペダルを強く踏まないと制動力を発揮しません。回生に回しているのでしょうか?ジムニー(JB23)並みの踏力を要求されます。

 私がスイフトのバッテリーを交換しようとカーショップに行った際、ガソリン車は1万円ですが、マイルドハイブリッド車は5万円でした。しかも家庭用充電器で補充電できないとの注意書き付き。弱ってきたら必ず買い替えなくてはならない鉛バッテリー代だけで節約できた燃料代をオーバーしそうなのに、リチウムイオンバッテリーもいずれ交換しなければならない。全く元が取れないような気がします。

【燃費】

 標高差800mの高速道路を100km/hペースで80km登った実燃費は14.0km/L。
 標高差700mの高速道路を80km/hペースで66km下り、そのまま渋滞を含めた市街地70kmを流れに合わせて走行した136kmでは27.3km/L。トータル216kmで平均20.2km/Lでした。

 最軽量でハイブリッドなのに燃費は最下位という残念な結果になりました。因みにスイフトRStを同様の条件で測定したら、登り16.3km/L、下り30.9km/L、平均22.9km/Lでした。

【室内・各種操作性】

 フロントガラスの有効視界が上下に狭く、かなり遠くにフロントガラスがある感じがしますが、逆にそのことで四角い箱の中にいる自分をイメージできます。駐車場の枠内に前後左右の余白を均等に残して綺麗に駐車しようとすると、大抵の車は切り返したくなるのですが、スペーシアだけはどこでも一発で決まりました。シートリフターを上げればボンネットの先端まで見えるのも車両感覚の掴みやすさに繋がっていると思います。

 サイドミラーの上下調整範囲がタント以上に広く、下に向ければ後端に置いた赤コーンも余裕で見えます。サイドアンダービューミラーや後方視界支援ミラーもN-BOXより大きくて見やすいし、何が映っているか分かりやすかったです。フロントガラスの有効視界はタントに負けますが、それ以外は4車で最良かもしれません。

 フルフラットシートを謳っていますが、運転席シートバックと右後席座面には段差ができるので、運転席側は仮眠も苦しいかと思います。現行3型も同様なのか要確認です。

 助手席側は座面を使うフラットと背面を使うフラット(投稿画像参照)の2通りできます。仮眠しやすいのは座面を使うフラットですね。

 後席を一番前にスライドしても両後席に座る人の両足が前席下に半分くらいは入ります。助手席下にリチウムイオンバッテリーと助手席シートアンダーボックス(バケツ)があるので、途中から干渉します。バケツを外せば奥まで足が入ります。運転席側はガードバーに干渉するので奥までは入りません。

 後席のスライドはダイブダウンした後でも可能です。

 給油口も膝付近のレバーで開けられるのは古典的で分かりやすい。

 私の2017年製スイフトと同じで、自動ブレーキのソフトが古いのか?馬鹿なのか?警報がよく鳴ります。対向する歩行者に反応します。こちらは車道を、歩行者は縁石の上の歩道を歩いているので、飛び込まれない限り、接触する危険はないのですがね。隣接車線で右折待ちしている車両の横を制限速度のまま通り過ぎても反応します。

 車線逸脱警報と自動ブレーキをキャンセルしたくなるかと思います。各種キャンセルスイッチが全て視界に入り夜間照明も付いている点は褒めてあげましょう。

 助手席側の3段収納はタンスのようで便利です。花粉症の私にはティッシュ箱専用の中間引き出しが有難い。


【総評】

 動かなければなかなか快適な室内なので、テレワーク巣ごもり事務所にいかがでしょう?

比較製品
ホンダ > N-BOX 2017年モデル
ダイハツ > タント 2019年モデル
日産 > ルークス 2020年モデル
レビュー対象車
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スペーシア 2017年モデル
スズキ

スペーシア 2017年モデル

新車価格:135〜165万円

中古車価格:39〜223万円

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