RACTIVE Air EC-AS700
- 世界最軽量(発売時)の本体重量1.8kgの軽量ボディを実現した、コードレスキャニスターサイクロン掃除機。
- パイプ部には、飛行機などに使われる「ドライカーボン」を採用。パイプ部の厚みを薄くして、大幅な軽量化を実現。
- ごみと空気を強力に遠心分離してフィルターの目詰まりを抑える「遠心分離サイクロン」を採用。

評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
4.18 | 4.26 | -位 |
使いやすさ![]() ![]() |
3.74 | 4.17 | -位 |
吸引力・パワー![]() ![]() |
3.38 | 4.19 | -位 |
静音性![]() ![]() |
3.86 | 3.47 | -位 |
サイズ![]() ![]() |
4.60 | 4.11 | -位 |
手入れのしやすさ![]() ![]() |
3.66 | 3.98 | -位 |
取り回し![]() ![]() |
4.39 | 4.09 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2017年9月29日 20:02 [1065888-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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使いやすさ | 4 |
吸引力・パワー | 4 |
静音性 | 4 |
サイズ | 5 |
手入れのしやすさ | 5 |
取り回し | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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内部構造のカットモデル |
取り外し可能なバッテリー。専用の充電器で本体とは別に充電できる |
ダストカップは片手でワンアクションで着脱可能 |
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プレミアムモデルの本製品のみに付属するふとん掃除パワーヘッド |
ダストカップは細かく分解できて水洗いもOK |
ノブのようなつまみを回すとフィルターのゴミを払い落とすとともに中身を圧縮 |
シャープが2017年9月に発売したキャニスタータイプの掃除機。ドライカーボンと呼ばれる、軽量性と堅牢性が求められる航空機やレーシングカーなどにも使われている素材をパイプ部分に採用するなど"小型・軽量"を謳った「Ractive Air」シリーズのキャニスタータイプとして発売。本製品のサイクロン式の他に紙パック式もラインナップしている。また、サイクロン式の中でも"プレミアムモデル"という位置付けで、「EC-AS500」との違いはヘッドブラシとパイプ管を含むカラーと、付属品の差。本製品にのみ、ふとん掃除パワーヘッド、ジョイントパイプとバッテリーが2個付いている。性能や機能は同じだ。
また、キャニスタータイプの掃除機としては、軽量・コンパクト性以外にバッテリー式という特徴がある。シャープは以前にもバッテリータイプのキャニスター掃除機を発売しているが、稼動時間が短い、重くて操作性が悪いといった理由であまり浸透しなかったが、今回満を持して市場に再投入する。
バッテリー式の掃除機の場合、連続動作時間が重要だが、本製品は「強モード」で約8分、「弱モード」で約30分の仕様。さらにバッテリーをデジカメの充電池のように取り外して充電することができるため、2個のバッテリーを同梱する本製品なら実質その倍のそれぞれ約16分、約60分まで連続運転できることになる。また、フル充電までの時間も約80分と早い。
バッテリーを搭載していながら、本体の重量は単体では1.8キロ、ホースなどを装着した状態でも2.9キロと、女性でも片手でラクに持てる重さだ。コードレスなので持ったまま部屋を自在に移動して掃除する際にも非常に快適。毎回コードを抜き差しする手間や絡まりを気にする必要がないだけでも効率よく掃除ができる。初めて使って見た時、ホース部分が少々短いようにも感じたが、キャスターで引きずらずに手に持った状態で掃除することを考えると、この程度がちょうどいいということが次第にわかってきた。
バッテリー式の掃除機の場合、吸込み仕事率のような吸引力を表わす業界標準の指標がないため公表されていないが、メーカーによると、コード式の掃除機と同等の性能のモーターが採用されているとのこと。実際、使用した実感としても、同じRactive Airのスティックタイプの製品よりも吸引力が高く、吸込み仕事率200W台のコード式のキャニスター掃除機と比べても遜色がないように感じた。
個人的に評価が高い点としては、お手入れのしやすさ。排気に微粒子を漏らさないしっかりとしたフィルターをダストカップに備え、もちろんすべて分解して水洗いできる。さらに、ダストカップのフタの物を回すと、フィルターに付着したゴミを振るい落とせると同時に中のゴミを圧縮することができる機構が優秀。ゴミの体積を減らせるだけでなく、押し固まっているため、周囲にゴミを撒き散らすことなく捨てることができるのだ。地味な機能だが、ゴミ捨てにここまで配慮が行き届いている製品はなかなかない。
メーカーからお借りして1週間ほど毎日使ってみたところ、操作性、お手入れ、性能、機能に至るまで、取り立てて欠点と感じたところはなかった。新製品の高性能掃除機のため価格がお手頃とは言えないが、同じ価格帯のキャニスター掃除機と比較すると、総じて「買ってよかった!」と思えるお得度が高い製品だと思う。
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