Core i9 7900X
- 10コア20スレッドで動作する、ソケットLGA2066対応CPU。基本クロックは3.3GHz、最大クロックは4.3GHz、TDPは140W。
- シングルスレッドのパフォーマンスを15%以上向上させる「ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー3.0」を搭載。
- 「インテル 64 アーキテクチャー」に対応し、物理メモリーと仮想メモリーで4GB以上のアドレス空間が利用できる。
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2025年9月20日 10:30 [1986281-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 処理速度 | 4 |
|---|---|
| 安定性 | 5 |
| 省電力性 | 2 |
| 互換性 | 3 |
【処理速度】
普段使い用なら問題ない、というより最近の激重ゲームをしないんだったら十分だと思いますよ。とは言っても、最新のCore Ultra 5やRyzen 5よりは圧倒的に劣りますが。
ちなみに最新の激重ゲーム、Metal Gear Solid Δの最高設定はカクカクすぎて無理でした。全体的な設定を(中)ぐらいにするとゲームの最高FPSである60FPSに到達することができました。
【安定性】
安定性に関しては何にもいうことはありません。Intelは12から14世代の安定性に問題が生じましたが、このCPUはその前に発売されたCPUのため安定性に関しては何の問題もありませんね。
【省電力性】
はっきり言って省電力性は悪いです。先ほど紹介したCore Ultra 5の最新モデル、225ですが、i9のCPUの半分の電力で動作します。
【互換性】
うーん、どうでしょうかね。
家庭用グレードのIntelはハイエンドのZ、ミドルエンドのH、ローエンドのB
AMDはハイエンドのX、ミドルエンドのB、ローエンドのA
とありますが、LGA2066はX299だけです。そう考えると互換性は低いのかもしれません。
【総評】
まあある意味「i9」という名前を初めて冠したCPUだっただけに、少し複雑だったのかもしれません。実際にi9という名前を轟かせたのは9900Kからでしたし。正直言って、今買うのはロマン目的以外ありません。それもCore Xのi9で一番性能低いですから、どうせロマン目的で買うのであればXEを買うべきだと思います。
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2019年1月20日 21:16 [1193200-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 処理速度 | 5 |
|---|---|
| 安定性 | 5 |
| 省電力性 | 3 |
| 互換性 | 5 |
オーバークロックすると発熱が凄くて殻割しました。
ハズレ石ですが本格水冷で全コア48倍コア電圧1.25Vで安定動作してます。
ゲームと動画編集用には9900Kより良いと思います。
動画編集を主にする人は16コア以上が良いかと。
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2018年1月15日 09:13 [1096052-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 処理速度 | 5 |
|---|---|
| 安定性 | 5 |
| 省電力性 | 4 |
| 互換性 | 5 |
7820Xからの買い替えですが、正直7820Xで不足と言う事はありませんでした。
ただ、定格以外である特定のプログラムを立ち上げると100%ブルースクリーンになってしまい、それで買い替えました。
また、その特定のプログラムを立ち上げなくてもしばらくすると(半月〜一月くらい)ブルースクリーンを連発、その度にOSをインストールしなおしてました。組み合わせによるもの(7820X&R6E)なのか、自分のPC特有の現象なのかはわかりませんが。
7900XをOC(4.3Ghz)して件のプログラムを立ち上げましたが問題なく起動する事を確認して一安心です。
件のブルースクリーン連発現象は今のところ起こっていません。何か変化があったら改めてレビューにて書きたいと思います。
7900Xの処理等については探せばいくらでもありそうなので、詳細は省きますが、自分の環境での温度を記載しておきます。
非殻割りでOC(8コア4.3、2コア4.6)で負荷100%状態で最大71℃(本格水冷&モノブロック)。
水路はリザーバー→D5ポンプ→360ラジ→1080Ti(水冷)→D5ポンプ→480ラジ→CPUモノブロック→240ラジ。の順です。
クイックリリースを多用(6つ)していて、どうしても水流が弱くなりがちなので途中にポンプを一つ入れてあります。
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2017年10月1日 23:52 [1066571-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 処理速度 | 5 |
|---|---|
| 安定性 | 5 |
| 省電力性 | 2 |
| 互換性 | 3 |
なかなかレビューが出てこないようですので、参考程度にどうぞ
【処理速度】
何かと比較されがちな実質的な前モデル・6950Xと比べましてもTurbo Boost Max 3.0(TBM3)のさらなる進化(1コア>2コアブースト)がいい感じです。組み合わせるマザーボードにもよるのでしょうが、「熱発生の余力を見極めて柔軟にブーストをかける動き方になっている」のには大変感心しました
ですがASUS RAMPAGE VI EXTREME(R6E)上での挙動ですので、ほかのマザーボードでどのような動き方を見せるのかは不明です。またSpeedShift技術もあわせて導入、Windows 10上で応答速度が改善し快適動作に寄与しています。というよりも、こちらを取り上げられていないのが意外です。特に目につくのは各種ソフトの起動速度あたり。普段使いでの恩恵が大きい部分でしょうに・・・
ほか、大容量Quad Channelでの検査が大変なMemTest86でも高速化を感じ取れたのは地味にすごいなと_〆(. .*
【安定性】
よく言われるサーマルスロットリング・・・熱暴走を避けるためにクロックダウンする仕様ですが、柔軟に動いているように見えて逆に安心しています。ヒートスプレッダを接合する素材がグリスになったと嘆かれるところではありますけど、その分熱に対するコアの制御はより賢くなっている印象です
過酷な動作条件(基本4.5GHz/AVX2・512時4.2GHz(-3倍)/キャッシュ2.4GHz>R6Eでの初期値)でも、一度もハングアップさせることなく長時間のエンコードを問題なく終えられていました(CPU温度は最大66度/Noctua NH-D15S+前に補助ファン追加(ツイン構成))
【省電力性】
14nmの物理特性云々・・・以前のお話です。フォローをしておきますと、定格動作のクロック自体がTurbo Boost 2.0で引き上げられていますので、そのクロック同士での比較(例えば4.2GHz全コアなど)をした場合の消費電力量という点では大差はない印象です
差がつきやすいのはその高負荷動作が「延々と続く」ような場合。TBM3の徒となる「高速動作」が悪循環を招きやすいのです。高クロックが過剰な熱量を伴わせ、コアの安定動作のために余分な電圧を必要としやすい状況へ収束する点にあるのかなと(安定しない>電圧増>安定しない・・・の螺旋)
よくTDPといわれたりする部分ですけど、最大消費電力量はおおよそ1.5〜2倍といわれていますのでストック時の動作では瞬間的に210〜280Wくらいでたりします。けれどこの程度は許容範囲内ということになるのでしょう
(ただし6950Xははんだ接続でそのあたりの挙動はマイルドでしたから、質を落としてこのような状況を招き評判を下げたのはいただけません。実にもったいないことです。そうであるならば、オーバークロックを商品で謳うのはやめられた方がよろしいかと。はんだバージョンやヒートスプレッダなしのタイプにでも分けて販売すれば、このクラスを検討される方です。どちらが人気なのかはすぐにわかるはず)
【互換性】
新しいLGA2066プラットフォームとなり、マザーボード側も上位機種は高速なインターフェースを備えたものが多くなりました。使用面では今後数年問題なく快適に利用できる土台が用意されました。今後こなれた製品が増えることに期待します。これ以上を望むとなると、PCI Express 4.0/5.0/DDR5が搭載される段階になるのでしょう
私の個体ではメモリーコントローラー、DDR4 4000MHz CL18が1.35Vでサクッと安定動作しています(G.Skill F4-4266C19D-16GTZR 2組)。規定の1.5倍もの速度で動かせるあたりは、さすがインテルさん。4200MHz以上を安定させるのは要求電圧も上がり、なかなか難しそうで玄人さん向けでしょう
【総評】
デビュー直後から「産廃、爆熱、超消費電力」とネガティブなイメージばかりがつきまとってしまい、せっかくライバルのAMDさんが出だしでコケた(ASKさん騒動)というのに話題にもならない?悲運なCPUとなってしまいました
ですが、本製品の性能自体は順当に前旗艦モデルのCore i7-6950X Processor Extreme Edition(20万円)をしのぐものとなっており、今回は記載時点でほぼ半値で購入できるとは・・・とても幸せな状況になっていますよ?と感じます
何より多コアモデルで弱点とされているシングルスレッド動作においてメインストリーム向けと遜色のない、むしろ最上位を狙える位置にもあるだなんてある意味革新的です。すなわちゲーマーさん、ストリーマーさんにもおすすめできるCPUになってはいるのです
これ以上のコア数はほぼクリエイター・・・制作者さん向けの領域となるため、一般ユーザーの中でもハイエンド志向の方。よりよいものを使ってみたいという方にとっては7900X、ベストバランスなCPUでしょう。おそらく大半の方は本製品を使い倒すことも大変なハズ
牙をむくのはあくまでオーバークロック動作(で常用すること)を狙う人だけ。定格動作でもTBM3/SpeedShift技術のおかげで俊敏なレスポンスを実現しており、6950Xよりもさらに進化していて好感が持てるところでした
言い換えるのならば、しっかりとした電源ユニットと冷却装置(最低でも大型ツインタワー空冷、オーバークロック動作を狙う人は簡易/カスタム水冷が必須です)、そしてそれを司るマザーボードの良さが問われるところとなりましょう
今回極めて印象的な現象も目の当たりにしましたので、R6E上での挙動ということでそちらの口コミに投稿しておきます。上記エンコード時の状況を含め、気になる方はご覧ください
ヒートスプレッダをはんだで接合しなかったことが心残りであり、発熱はひどいもののそれを抑制してパフォーマンスを引き出す遊び甲斐もあり、多コアモデルの使いこなしの難しさを思い知らされるetcetc...。自作ファンにとって十分魅力的な商品にまとまっていると感じます
6950Xの人が乗り換える意味はほとんどないでしょうが、5960X以前のモデルをお使いの方なら発熱さえ許容できれば十分検討に値する品でしょう('-'*)
- 比較製品
- ASUS > ROG RAMPAGE VI EXTREME
- G.Skill > F4-4266C19D-16GTZR [DDR4 PC4-34100 8GB 2枚組]
- インテル > Core i7 6950X Extreme Edition BOX
参考になった21人(再レビュー後:20人)
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