SIGMA sd Quattro H 24-105mm F4 DG OS HSM Art レンズキット レビュー・評価

満足度：4.00

（カテゴリ平均：4.59）

満足度ランキング—位

集計対象1件 / 総投稿数1件

1. 5 0%
2. 4 100%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	3.00	4.52	-位
画質 画像の精細さ、ノイズの少なさなど	4.00	4.53	-位
操作性 メニュー操作・設定のしやすさ	3.00	4.27	-位
バッテリー バッテリーの持ちはよいか	無評価	4.12	-位
携帯性 軽さ、コンパクトさ	4.00	4.25	-位
機能性 手ぶれ補正、撮影モードなど	3.00	4.39	-位
液晶 液晶画面は見やすいか	4.00	4.30	-位
ホールド感 しっかりホールドできるか	3.00	4.41	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[１０年寝たろう]

2023年11月2日 15:38 [1052301-2]

満足度	4

デザイン	3
画質	4
操作性	3
バッテリー	無評価
携帯性	4
機能性	3
液晶	4
ホールド感	3

風景を撮る者としては一度使ってみたいカメラですね。

【デザイン】
無骨な感じですが、このカメラの立ち位置をあらわしている感じです。

【画質】
相変わらずの質感描写力は立派ですが、以前のように１画素を表すのにRGBそれぞれに1ドットづつ割り当てていた、SD14あたりのフルカラーのセンサーという理想からは少し離れて、中途半端な感じもあり、フルカラーセンサーだった頃のほうが質感描写に優れていたと感じますね。

その場の空気とか雰囲気を伝える力が、少し一般のセンサー寄りになりました。
高画素化により、いろいろ限界があるのでしょう。
メーカーの言葉通りに中判並みの画質というのは、そこまではイケてない感じですね。


【操作性】
即応性はそれなりに確保されていますが、全てが遅い感じがします。

独特の操作系は慣れが必要です。

【バッテリー】

【携帯性】
２４-１０５のレンズがずっしりと重く、ボディサイズもそれなりにあるので、まずまずでしょうか。

中判カメラに近い画質としては携帯性は良いのでは。

【機能性】
３層構造のFoveonセンサー「Quattro H」を搭載しています。

１ドットで３色分のセンサーが完全独立していた頃のFOVEON X3ダイレクトイメージセンサーと比べると画質低下はありますが、それでもまだ解像力は通常のセンサーより優秀です。

【液晶】
１６２万ドットと良いものを選んでいます。

【ホールド感】
良好なホールド感はあります。

【総評】
全体的に、コストをケチろうというより、できるだけ良いモノを安くというスタンスが見て取れます。シグマの考え方は一本筋の通ったものづくりですね。

セットになる、24-105mm F4 DG OS HSM Artというレンズもクオリティの割には安めの価格設定です。

たとえば動体には明らかに他社の機種よりも弱いなど、一般的におススメできるモデルではありませんが、風景を撮る者としては一度使ってみたいカメラですね。