
Ethernet Converged Network Adapter X550-T2 [LAN]インテル
最安価格(税込):¥65,835
(前週比:+1,815円↑)
登録日:2016年12月12日

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2018年6月16日 19:25 [1135725-1]
満足度 | 5 |
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安定性 | 5 |
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機能性 | 5 |
入出力端子 | 無評価 |
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相手側Windows10 PC ファイルput |
相手側Windows10 PC ファイルget |
相手側FreeBSDサーバ ファイルput |
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相手側FreeBSDサーバ ファイルget |
ネットワーク速度測定結果 |
ファイルサーバのLANカード交換でX540-T2 から本製品に乗せ換えました。
前世代製品である X540-T2 との違いは下記となっています。
・X540-T2が仕様上 PCIe Gen2 x8レーン
--> X550-T2が PCIe Gen3 x4レーン
・X540-T2が仕様上 5GT/s
--> X550-T2が仕様上 8GT/s
・ドライバのプロパティ設定項目で「DMAコアレッシング」機能が追加されている。
--> 設定をONにして試していませんが、「Windows10 Pro for Workstation」以上のOSでないと意味ないかも?
・X540-T2 と比較し、デフォルト値は何も変わっていませんが、ドライバのプロパティがデフォルトのままでベターなパフォーマンスが得られる項目が格段に増えた。
--> ドライバのプロパティで表示される項目を変更してパフォーマンスが低下した場合、設定を元に戻してもパフォーマンスが元に戻らない場合あり。
これは X540-T2 と同様・・・と言うかWindowsのドライバの問題か?(設定変更は自己責任で・・・)
■ドライバのインストールについて
Windows10の場合、ネットに繋がる状態であればWindows UpdateをチェックするだけでMicrosoftから勝手にドライバがDLされ勝手に適用されるので、特に手間がかかる作業はありません。
■HUBなしPC間直結での動作について
GB Ether以上のLAN規格はストレートケーブルとクロスケーブルを自動判別して接続できるように自動で切り替える「Auto-MDI/MDI-X」という仕様がLANの標準規格として取り込まれているため、本製品でも10Gb接続でPC間HUBなし直結で問題なく動作します。
つまり、ストレートケーブルでもHUBなしで繋がり、正常に動作します。(カテゴリ6以上のLANケーブルでクロスケーブルが販売されないのはこのためです。)
■使用上の注意点
本製品には冷却用のFANは付いていませんが、Intelのサイトから本製品のマニュアル(英語)を確認したところ、エアフローの事についても書かれていました。
結論から言うとLANチップの温度が高くなりすぎると正常に動作しなくなるので、冷却用ヒートシンクに空気が流れ込むレベルでの冷却は必要なようです。(X540-Tx、X550-Tx共通)
本来の転送速度を下げないためにはWindowsの場合、アンチウィルスソフトの影響も大きいです。
特にFirewallの性能が高ければ高いほど本来の性能が出なくなる傾向にあります。
Firewallの性能と転送速度はトレードオフの関係にあると考えてください。
(ただし、CentOSやFedora等に付属のFirewallはバリバリにカスタマイズしていなければ速度低下の影響はほとんどありません)
■GB Etherとの共存について
前世代製品であるX540-T2使用時では、マザーボード等のオンボードGB EtherであるIntel 82759Vチップとハードウェアレベルで干渉が起き、MicrosoftのX540-T2ドライバでも若干の速度低下が起きていました。(Intelドライバでは実用に耐えないレベル)
X550-T2との組み合わせでは、現行のGB Etherである Intel I210-T1 で干渉が起きないか確認しましたが、共存しても干渉は起きず、速度低下もありませんでした。
(本製品をIntel製GB Ether と共存する場合は、IntelサイトからはドライバをDLせず、MicrosoftからWindows10に勝手にDLされ適用されるドライバを使用したほうがドライバ間の干渉もなく幸せになれます。)
■smbマルチチャネルについて
本製品では未確認なので断定はできませんが、前世代製品のX540-T2ではsmbマルチチャネルができたので、本製品でもできる可能性はあります。使用する機会があったら追って記載します。
(参考までに、前世代製品のX540-T2でのテストの時は、Crystal Disk MarkでのシーケンシャルRead測定で、2GB/sオーバの速度が出ていました。※ただし、手持ちのサーバではストレージのMAX速度が1400MB/s前後なので、RAIDのキャッシュによる影響だと思います。)
■ファイル転送テスト結果
▽テスト条件
・約4GBのファイルを用意し、転送速度を確認。
・テストに使用しているハードウェアのストレージ転送速度はシーケンシャルでMAX1400MB/s前後が出せる環境で測定。
・操作側PC、相手側PCの両方にX550-T2を装着。
・交換したLANカード(X540-T2)を使用して構成したブリッジPCを静音10Gb HUB代わりに使用。
・2回目以降の転送では相手側PCのメモリにファイルがキャッシュされてしまい、正確な転送速度が測定できないためPC起動後、1回目の転送のみを測定。
・PC側はアンチウィルスソフト、Windows Firewallが有効な状態でテストを実施。
・smbマルチチャネルは使用せず、本製品の片方のポートのみをそれぞれ接続して測定。
・小さいサイズのファイル転送テストについては、テストに使用しているサーバ側のストレージがHDD構成のRAIDであり、LANの転送速度の上限値がHDDの転送速度上限値に制限されてしまうため未測定。
結果は、画像を参照。
※Windowsで表示される速度ゲージは表示上はGB/sですが、実際はGiB/s単位での表示結果となっています。
(複数のファイルを連続転送してファイルの切れ目で速度が落ち込んだ際、1000MB/sが0.98GB/sと表示されることを確認しています。)
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Ethernet Converged Network Adapter X550-T2 [LAN]
最安価格(税込):¥65,835登録日:2016年12月12日 価格.comの安さの理由は?
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