DT 1990 PRO
- 250Ω、45mmテスラ2.0ドライバーを採用し、プロの用途にも対応する、オープンエア構造のオーバーヘッド型ハイエンドスタジオモニターヘッドホン。
- 使用環境に合わせて快適な装着感と音質を提供する2種類のベロア製イヤーパッドを採用。
- 快適な装着感を提供するスプリングスティールを採用したヘッドバンドを備え、コイルケーブル(5m)やストレートケーブル(3m)などが付属する。
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
4.79 | 4.19 | -位 |
| 高音の音質 |
4.87 | 4.15 | -位 |
| 低音の音質 |
4.85 | 4.12 | -位 |
| フィット感 |
4.38 | 4.08 | -位 |
| 外音遮断性 |
2.05 | 3.79 | -位 |
| 音漏れ防止 |
1.93 | 3.79 | -位 |
| 携帯性 |
2.36 | 3.86 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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2025年6月9日 03:40 [1967530-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 無評価 |
特定の音を探しやすく、長時間使用しても聴き疲れない。ただ、リスニング向きというわけではないので、これ1つで何でもはこなせない。
4s4kiや米米CLUBは得意だけど、オーティス・レディングは苦手って感じ。映画やアニメ観るのには良い。
開放型に期待するほどの抜け感はない。
編集作業に向いていると思う。
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2025年5月14日 22:43 [1961126-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 無評価 |
購入したのは2017年ですが今更レビューさせて頂きます。
あまりお金が無いので店で試聴してから購入する派です。今もたまに店に行って試聴するのですが現在まで本製品以外使っておりません。
開放型の音が好きなのですが購入時はゼンハイザーHD800S、AKGのK812、本製品を試聴しました。正直なところどれも良い音で1990proが一番安かったので購入に至ったのですがただ他のレビューでもあるように抜けるような高音と解像度は一番安かったにも関わらず1990proがワンランク上のように感じました。ただ人によっては高音が刺さると感じてしまうかもしれません。
いろんな製品を試聴しましたが4万円以上の製品はどれも音が良いと思っています。私の耳が悪くて違いを感じ取れないだけかもしれませんが好みの問題ではないでしょうか。
あとイヤーパッドがバランスとアナリティカルがありますが私は断然アナリティカルをおすすめします。その方がこの製品の魅力を一番引き立たせると思います。
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2025年2月18日 00:00 [1937112-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 無評価 |
機材
NODE X DT1990PRO
音質
とにかくボーカルが浮き上がります、鮮明で生々しく そして響きます。
この音質は素晴らしいです、もう手放せません。
買ってよかったです。
特徴
解像度が凄く、最初は情報量が多く感じて少し疲れます。
しかし・・・ 少し慣れてくるとそれぞれの音が他の音と混じらず邪魔をしていないためボーカルが浮き上がってきます。 そうするともう情報量は上質な音楽の一部になります。
※高音少し強め 中音・低音は丁度良いくらい
注意
安いプレイヤーでは、解像度が高い分 アラが浮き上がりうるさく感じます。 合う/合わない があると思います。FiiO K7とは合いませんでした。
NODE とは相性が良かったので、NODE-Xにアップグレードして使っています。
- 主な用途
- 音楽
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- イヤホン・ヘッドホン
- 1件
- 0件
2024年9月12日 23:57 [1884059-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 無評価 |
高音は評判通りのギリギリまで上がる素晴らしい音質です。低音は思ったより出ますが、聞く音楽によっては物足りない感じはあると思います。
問題はボーカルですね。音源の問題もあると思いますが、楽器が近くボーカルがかなり遠いと感じる楽曲もあります。録音によってはとても美しいボーカルを聴けます。声質は少しドライな感じなのでみずみずしいボーカルを求める方には向かないかもしれません。
ヘッドホンは全部そうなのでしょうが、万能型とは言い難いと思います。音量は並のポタアンでは取り辛いので、据え置きかパワーのあるアンプをお勧めします。
Amazon music unlimited → iPhone 14 → micro iDSD signature → dt1990pro
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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2024年8月19日 19:56 [1874949-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 1 |
| 音漏れ防止 | 1 |
| 携帯性 | 2 |
RTING.comのサイトを参考に貼っておきます。
周波数特性が詳細に載ってますので、このヘッドホンがどういうものなのか
分かりやすいと思います。正直、高音域については中毒性があるほどに良いです。
https://www.rtings.com/headphones/reviews/beyerdynamic/dt-1990-pro
【試聴環境】
PC (amazon music) →ZEN DAC signature/ZEN CAN signature standard → 本機
【機材遍歴】
DT990pro
DT1990pro
HD660S2
HD490pro
K712pro
K240mk2
IE100pro
TAGO STUDIO T3-01
Hifiman Edition XS etc...
【デザイン】
ベイヤーダイナミックらしい、いかつい風貌です。
私としてはかなり好みでして、一目惚れで買ってしまいました。
【音質】
音質に触れる前に他の方も書かれていますが、パッドによってかなり音質が変わることを書いておきます。
内側の穴が4つある方がアナリティカルパッド。
内側の穴が複数ある方がバランスパッドの2つがあります。
(多分、最初はバランスパッドが付いていると思います)
ちなみに、音質評価は★5つ満点での評価です。(5つ超えている音域がありますが...)
【低音域の音質】
(アナリティカルパッド)
★★★★★
かなりくっきりかっきりな低音域となります。
バスドラムの音域からベース音の音域まで、低音域はかなり解像度が上がります。
ベース音についても、手に取るように何を弾いているのか分かるようになりました。
解像度がかなり高いので、曲によってはこちらで聴くとかなり浸ることが出来ます。
(バランスパッド)
★★★★★★彡
低音域が増す一方で、解像度が少しながらぼやける印象があります。が、バンドミュージックやEDMなど、曲によってはかなり優秀なパッドで、低音域の量感をかなり上げてくれるパッドとなっています。
低域の音量がとにかく欲しい!!というときはこちらのパッドを使用して聴いています。
バンド経験がありますが、正直、ライブハウスで聴いているかのような音量を得ることが出来ます。
【中音域の音質】
★★★★★
ここの音域は、どちらのパッドでも同じように聴こえるように私は思います。
解像度は抜群で、金管楽器などが得意な印象です。
バンドミュージックでも、音数や装飾音で使われたりするときでも逃がさず、なにが鳴っているのかはっきり分かります。が、ボーカルを決して邪魔はしません。ここの塩梅がとても絶妙です。
また、エレキギター音は凄まじい中毒性があります。このヘッドホンのおかげで、今まで邦楽しか聞かなかったのですが、洋楽のギター物の曲も聴くようになりました。
【高音域の音質】
(アナリティカルパッド)
★★★★★★彡
DT1990proの本領発揮どころではないでしょうか。
かなりの中毒性があります。正直少し刺さる程度にはなっていますが、その代わり解像度が抜群にいいです。
「なんか、ぼやけている音域あるなぁ」と思えるところが全くありません。
解像度マシマシです。この中毒性を味わってしまうと、他のヘッドホンでは代替がききません。。。
このおかげで、私のヘッドホン沼のひとつのゴールとなりました。(
(バランスパッド)
★★★★☆
ちょっと、高音域が刺さるなぁというときはこちらを使います。
つまるところ、高音の刺さりが弱まる分、少し解像度は下がる印象です。
が、綺麗なピラミッド状の音域構成となるため、こちらはこちらで聴いていて楽しく思えます。
【総評】
解像度が高く、全ての音が手に取るようにわかり、高音域の抜けと刺さりに中毒になり
他の方も書いていましたが、もっとここの音域が欲しい!という欲が全て奪われてしまうほどでした。
この中毒性は1回味わってしまうと、他のヘッドホンでは代替がききませんでした。
【追記】
パッド交換に困っている方が見受けられましたので、一応コツを載せておきます。
イヤーパッドを差し込むときに、△にとがっている方と、□にとがっている箇所があるのですが
□にパッドの端を差し込むように回していけば、ちゃんとはまっていくと思います。
最初、△の方で差し込んでいたですが、全くうまく差し込めませんでした。
□の方から差し込むと、するすると入っていくようになります。
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2024年3月26日 20:03 [1814611-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 2 |
| 音漏れ防止 | 2 |
| 携帯性 | 無評価 |
付属ケーブルからリケーブルしてみました。
リスニング用途で音色の違いを楽しむ用途向けです。
※コネクターREAN RT3FC-B CANARE F-16 ハンダOYAIDE SS47-50
フラックス HOZAN H-722
数本作り直しましたが結構ハンダ品質も音に出るような印象があります・・・
@BELDEN 88761 分離感強く、芯のある、クリアーかつパワフルな音。しかし、音が個々にしっかり分かれて提示されている様は普段遣いかと言われれば悩みますが、そもそも音数が少なければ神ですし、逆にこういう気分の時もあり、1本は欲しい。
AMOGAMI 2893 モガミのクアッドは他のHPの自分の普段遣いのケーブルで大変気に入っています。しかしDT 1990 PROだと、良く言えばウォーム、しかし音に梅雨時の湿度の上がったような印象も出てしまい、敢えてコレを選択しなくても良いような気がします。
BNeumann(これのみ自作ではなくprocable様の商品の為、コネクター等も上記と異なります。)音の繋がり、中域の濃密さ・・・色彩の豊かさ、真面目なモニター機ですがリッチなリスニング機としての性能も持つことを証明するようです。DT 1990 PROならば同じドイツ製のケーブルということでしょうか、抜群に良いです。
追記CKLOTZ クロッツ P0122H ドイツのノイマンがかなり本製品にマッチしたので、同じくドイツの高評価ケーブルを衝動買い。しかし印象としてはノイマンでなくBELDEN 88761に近いですす。豊かでリッチなノイマンに対して現代的で先鋭、高解像度。タフなテフロン被覆の88761に比べハンダ時、熱に少し敏感ですが、音が出た瞬間に「コレも捨て難い!」と即納得。やはりドイツペアは不思議にマッチします。
モガミ好きには正直モヤモヤする結果となりましたが、本製品に限っては現状BとCという結論です。
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2024年3月14日 18:52 [1822368-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 1 |
| 音漏れ防止 | 1 |
| 携帯性 | 無評価 |
【デザイン】
ベイヤーらしい無骨なデザインですが、ダサさはなく質実剛健な印象でカッコいいです。
【高音の音質】
超高解像度の高音で衝撃的でした。ギリギリ刺さらないところで抑えてあり聴き疲れせず、ずっと聴いていたい高音です。
【中音の音質】
モニターヘッドホンなのでボーカル帯は特に盛られているわけではありませんが、高域と低域に埋もれることなく綺麗に鳴ります。
高解像でありながら分析的というわけではなく、女性ボーカルに艶を感じます。
【低音の音質】
開放型でありながら、深いところまで出ており量も十分だと感じます。
【フィット感】
装着感自体はいいですが、重量が結構あり締め付けも強めなのでティッシュ箱矯正が必要でした。
長時間は少し辛いです。
【外音遮断性】
開放型なので外の音はかなり入ります。
【総評】
2万円前後のヘッドホンをいくつも買ってきましたが、「イイやつ」を1本欲しくなり、色々な価格帯を試聴した末にこの製品に行き着きました。
特にアナティカルパッドでの音質が素晴らしく、開放型、寒色系では十分ゴールになりうる名機だと思います。
最近流行りのバランス接続をするには改造が必要ですが、アンバランスでもこれ以上想像できないほどの解像度の高さを感じます。
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2024年2月10日 01:02 [1811805-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 3 |
![]() |
||
|---|---|---|
同時購入のドイツ「K&M社製ヘッドホンスタンド」と共に。左はSignature Pure |
先ず、DT1990 Proはドイツから輸入で購入するのが一番安価でパッケージ等も安心です。
価格.comでは「サウンドハウス」さんが最安値ですが、問い合わせてみると「在庫は旧パッケージと新パッケージは混在している」「外箱の状態が悪くても返品には応じない」との事なので、ギャンブル出来る金額では無いので、ドイツの通販サイトに問い合わせてみた処、「在庫は全て新パッケージ」「海外発送の場合、梱包は厳重に行っている」との回答を得て注文して1週間で届きました。価格は「サウンドハウス」さんより1万円以上安価でした。実際とても丁寧な梱包でAmazon等見習って欲しい高レヴェルです。
さて、肝心の評価ですが何分「函出し」状態である事を考慮に入れて下さい。
Beyerdynamicは「高音が刺さる」「低域が・・・」などの「レビュー」を散見しておりましたし、何しろ「モニター」で「開放型」然も「250Ω」という高インピーダンスなので不安要素はあったのですが、其れ等は全て「杞憂」に終わりました。愛用している32ΩのUltrasone pureと変わらずボリューム位置は9時でフルオーケストラの音量でも充分です。
Signature Pureが密閉型故の音場の限界(頭の中)があるのに対し(当然乍ら)開放型の本器はオケの音が綺麗に左右に広がります。いつもヘッドホン・レファレンスに使用するマーラー交響曲第7番も中域楽器が埋もれる事無く、高域楽器(鐘・カウベル・トライアングル・鞭等)が際立ちます。楽器の位置感も期待通り。開放型の利点を心行く迄味わえます。心配していた低域の量も密閉型と全く変わりません。「フィット感」ですが見かけ程の重量感は全く感じず、側圧も1時間半超えのマーラー交響曲第7番を通しで聴いても第5楽章後半以降(80分超え当り)で「少しキツくなったかな?」程度です。(因みにイヤーパッドはベロアを使いました)
音質はSignature Pureですら「凄い」と感じていた音源が「更に一枚皮を剥がした」様に「明解さを増す」、と言えば伝わるでしょうか?モニター故の「音の情報量の多さ」とはこう言う事か!と初めて理解出来ました。MV-1等足元にも及びません。
さて、「外音遮断性」はレファレンスの音源の所為か、結構あると感じました。
「音漏れ防止」を測定するのは困難ですが、家族に訊ねた処、「普通にスピーカーで再生している時の4割程度」との事。此れを以て「音漏れ防止度」を評価するのは困難かもしれませんが、Hifimanのヘッドホンが「殆ど音ダダ漏れ」であるのと比べると「開放型にしては良い」と言えるのではないでしょうか?
本器を携帯する方は居ないとは思いますがカッコ良いハード・ケースが付いているのは高評価です。
此れから"Burn-In"して行く過程で更に進化して行くと考えると、DT1990 Proは開放型モニター・ヘッドホンの或る「到達点」だと(私は個人的に)評価します。音楽鑑賞の時間帯に合わせて密閉型のSignature Pureと開放型のDT1990 Proの2台を使い分けすれば、「ヘッドホン沼」には嵌まらないで済むと感じています。
ShureやSONY、Hifimanと此れまで多くの「世に言われる名器」を手放して来ましたが、Signature PureとDT1990 Proは生涯の「友」となるでしょう。
因みにBeyredinamic社は今年(2024年)100周年を迎えます。記念ヘッドホンとしてDT700Xの「限定ヴァージョン」が4月に発売になる予定。Beyerdynamicは本社にメールで質問すると即日返事が貰えます。但しBeyerdinamicのサイトではアメリカと欧州諸国にしか直販していません。日本の代理店を教えて貰い、問い合わせた処「日本でも限定版は販売します」とのこと。
Beyerdynamicの「音造り」が気に入った私は密閉型のDT700Xも手に入れるかも知れません。
なんだ、結局「沼」に嵌まってんじゃん!
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2023年11月11日 13:56 [1779662-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 無評価 |
【デザイン】全体から部分、ごくディティールまですべてが高品質、堅牢であり、無駄のない本物の高級感があります。
【高音の音質】非常に提示力が高く、最初はきつく感じます。ところが、何時間でも聴いていられるのです。
【低音の音質】最低域まで出ていますし、全ての情報が正確に再現されているでしょう。いわゆる低域の量は少ないですが、これがまたずっと聴いていると、この抑制されたバランスでなくては長時間リスニングは無理だと納得させられます。
【フィット感】パッドのスポンジも少し硬めですし、重量も軽くありませんが、いつまでも装着し続けられる設計となっています。使用における安心感が絶大です。
【外音遮断性】オープン型なので静かな環境で鑑賞してください。
【音漏れ防止】気になるようでしたら、周りに誰もいない環境で使用してください。
小型スピーカーを使用して小音量で鑑賞するような感覚です。
【携帯性】小さくはなりません。
【総評】DACやアンプに性能を求めたくなるかと思いますが、その価値は絶対にあります。
低域ボリュームについては私自身がそうなのですが、ほんの少し低域を持ち上げたくなる方がいるかもしれません。いざ聴き始めると、そのことはすぐに忘れてしまうくらい説得力があるのですが。
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2022年8月7日 21:39 [1608161-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 2 |
| 音漏れ防止 | 2 |
| 携帯性 | 2 |
本機は、あらゆる面で絶妙なバランスを備えた名機だと思います。
本来の「モニター用途」として考えると、個人的には若干違和感がある音という気がしますが、最近増えている「分析的なリスニングをしたい」層には滅法受ける音調だと言えるでしょう。
もちろん本機がモニター用で使えないわけではありませんが、どちらかというと6対4で僅かにリスニング側に比重がかかっているような印象です。
型番的には超ロングセラーであるDT990PROの上位モデルという位置づけなんでしょうが、音質傾向は随分異なるように思います。「DT990PROの高音質化、正統進化形」という感じではなく、型番こそ継承しているものの、全く新しいシリーズとして音質設計されているような感じです。
低域はDT990PROのような「重苦しい」質感ではなく、普通に「引き締まった高密度の低音」であり、好みの問題を別にすれば、純粋に質感としてはDT990PROよりも明らかに高品位な低音になっています。
一方、高域はクリスタル系の澄み切った硬質な音質で、ここが本機の解像度の高さに一役買っています。
DT990PROの高域は、ザラザラした肌触りの有る個性的な音質でしたが、これはこれで好みにハマれば熱狂的に愛好できる音だと言えます。
一方、本機の高域は、もっと素直で(良い意味で)優等生的な音だと言えます。しかし「優等生的」とは言え、これで充分味わい深さが感じられる色合いを持っており、「味も素っ気もない」つまらない音ではないんですね。
DT990PROと比較するなら、本機の方が音の鮮度感が数段高く感じられます。
この音の複雑なテクスチャは、本機ならではの魅力になっています。
肝心の中域に関しては、「さすが」と思わせられる音です。中身がぎっちり・みっちり詰まった充実感の高い音で、コク味を感じさせる聴感を持っています。
全体として、音色にわずかばかりの演出が施されている印象がありますが、この「演出」が成功しているという感じです。モニター用途として考えると「音色を演出する」というのはタブー視されがちですが、そもそも音響機器において音色の「完全な無味無臭」を実現するのは100%不可能なので、そうであるなら寧ろ最初から割り切って「明確な意図をもって多少の脚色をする」のはアリだと思います。要は「程度問題」ということですね。
本機はモニター用途でも使える範囲内で、音色に絶妙且つ効果的な演出・脚色を加えることで、実に魅力的な唯一無二の音を得ることが出来たモデルと評することができます。
本来のモニター用として使う人よりも、普段のリスニングに使う人の方が多いような気がしますが、実際本機で音楽を聴くと実に新鮮な感覚で楽しめます。それでいながらモニター用としても充分使えるポテンシャルを持っており(こちらが本来の用途なんですから、当たり前ですが)、これを1本持っておけば色々な場面で出番は増えるでしょう。
目的や用途によらず、幅広く多くの方にお勧めできる逸品だと思います。
- 主な用途
- 音楽
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2022年6月19日 20:54 [1592809-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 無評価 |
【デザイン】
マットブラックの中でキラキラと光るロゴとメッシュがカッコイイです。
各部の造りも良く、質感も高いです。
あとは業務用という事もあり、ほぼすべての部品を交換可能で末永く使用できます。
(ただし、音屋で取り扱ってない部品は本家ベイヤーより個人輸入が必要かも)
唯一の欠点は改造しないとバランス接続できない点くらいでしょうか。
【高音の音質】
超高解像度かつ量感も多く、刺さるギリギリの所までしっかりと主張してきます。
アタック感やキレもあり、細かなニュアンスもしっかりと拾えます。
【中低音の音質】
高解像度で分離感の優れたモニターサウンドです。
中音も強調されずにフラットな感覚です。
低音については、開放型にしては量感は十分。
レスポンスが非常に高いため、キレのある引き締まった音を楽しめます。
開放型ゆえに音抜けが良く、付帯音や響きもないクリアでドライな音質です。
全体的には寒色系のフラットで明るいサウンドで、ソースを選ばすに使用できます。
音場はそこそこ広いものの、開放型としてはやや狭め。定位感は前方というよりは耳の横に楽器が居並ぶような感覚ですが、分解能が高いので各楽器の位置がハッキリと聞き分けられます。
【フィット感】
アジャスタの調整範囲も広く、イヤーパッドやヘッドパッドのクッション性も高く総じて快適です。
側圧もやや強めですが使用しているうちに慣れてきました。
【外音遮断性】
開放型なので筒抜けです。
【音漏れ防止】
開放型の割には少ない気がします。が、ないものと考えたほうが良いかも。
【携帯性】
室内専用です。
高品質なケースが付属するので持ち出しにはよいかもしれません。
【総評】
高解像度でキレの良いサウンドが特徴で、現代音楽との相性は非常に良いように思います。
「ベイヤーサウンド」の代名詞ともいえるDT990の解像度や分解能を数段上げた上で高音の刺さりを抑えつつ低音のレスポンスを向上させた、というような音です。
なお、個人的にはもう少し中低音の厚みが欲しかったのでイヤーパッドをDekoniのメッシュシープスキン、ケーブルをFURUTECのiHP-35に変更して使用していますが、より中高音の厚みが増して好みの音に近づきました。
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2022年5月2日 12:07 [1577695-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 無評価 |
![]() |
||
|---|---|---|
DT990PROを最近買って、こちらも我慢できずに買ってしまいました。
【デザイン】
とにかくハウジングがかっこいい。質実剛健ドイツ製で所有欲を満たしてくれます。
【高音の音質】
多少刺激のある高音ですが、DT990PROに比べるとだいぶ丸くなっています。音質は断然こちらが上です。抜けが良くて心地いいです。
【低音の音質】
低音もしっかり鳴っています。しっかりと芯の通った質の高い低音です。決してブーミーではありません。
【フィット感】
抜群です。側圧は少し強めです。
【外音遮断性】
開放型なので無評価です。
【音漏れ防止】
開放型なので無評価です。
【携帯性】
据え置き機でしっかりと鳴らして使う機種ですので無評価です。
【総評】
素晴らしいです。現在所有機種はTH909、DT990PRO、DT1990PROです。TH909を持っていても出番があります。このベイヤーの独特の世界観は面白いです。以前T1 2ndも使っていましたが、正直フラットすぎて面白くなかったです。適度に刺激があり、重厚なこちらのサウンドは中毒性抜群です。DT990PROは麻薬的なドンシャリホンでしたが、こちらは少しバランスの良くなった感じ、かといって優等生的なつまらないサウンドではありません。それぞれ全然違った鳴り方をしますので、990も1990も両方持っていていいと思います。DT990PROのレビューにも書きましたが、あれはジャンクフード的な音です。こちらはそれよりはだいぶリッチなサウンドになっています。それぞれに楽しいです。この3機種にソニーのアンプ、しばらくはこの構成でいきたいと思います。
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2022年2月19日 11:49 [1552599-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 3 |
【用途】
音楽制作におけるサウンドエンジニアリング。
【購入経緯と理由】
近年、音楽制作の低予算傾向で、在宅でのミキシングやマスタリングの機会が増加している。
通常、ミキシングやマスタリングはそれぞれ専用スタジオで行う。
スタジオにおいては、モニタリングに最適化された室内音響設計と堅牢なスピーカーなどの各高品質専用機器によって正確なモニタリングが可能である。
しかし、集合マンションの自宅自室ではそれらを望むべくもない。自宅でスピーカーによる精密なモニタリングや大音量でのモニタリングは困難だ。
そうなると、ヘッドフォンでのモニタリングは必須となってくる。
しかし、音楽を楽しむための「リスニングヘッドフォン」と、音楽制作のための「モニタリングヘッドフォン」は似て非なるものだ。用途が違うのだから設計思想やサウンドキャラクターは異なる。
今までモニタリングヘッドフォンについては、下記機種を使用してきた。
<@自宅作業・外部持ち出し:※個人所有>
@YAMAHA/HPH-MT8(for Mixing)
⇒ 高密度なサウンド。フラットな周波数特性。高価過ぎず好印象。
ASONY/MDR-CD900ST
⇒ 日本プロスタジオシェアNo.1。共通認識的存在としての意義。ボーカル帯域は把握しやすい。
<@レコーディングスタジオ:※スタジオ所有>
@SONY/MDR-CD900ST(Recording/Editing)
⇒ 日本プロスタジオシェアNo.1。既成事実的標準機。
ASONY/MDR-M1ST(Recording/Editing/Mixing)
⇒ MDR-CD900STの後継機。サウンドキャラクターは別物。
共通項は「SONY/MDR-CD900ST」だが、このヘッドフォンでミキシングの全工程を完結させることは無理だ。
そこで、自宅作業用に吟味選択した「YAMAHA/HPH-MT8」を購入して使用してきた。
同機はモニタリング用としてかなり高音質・高品質なものでオススメできる。
ただ、やはりヘッドフォンであり当たり前なのだが、スピーカーを使用した空間の音波伝播によるモニタリングとは一線を画す。
また、ヘッドフォンの定石「密閉型」による閉塞感や圧迫感が緩和され、空間音場表現の優秀なものは無いか探していたところ、「開放型」の当機に辿り着いた。
今から6年前(2016年)、ドイツbeyerdynamic社製の密閉型新製品「DT1770PRO」を試用・試聴する機会があり、業務用途としてとても好印象だった。同シリーズの開放型が当機「DT1990PRO」だ。
それぞれ、同社モニタリングヘッドフォンのフラッグシップモデルだ。
4年前(2018年)、当機を所有していた仕事仲間から実機試聴をさせてもらった際、とても好印象だった。そしてその翌年(2019年)に当機を購入し、2年半ほど使用してきた。
【デザイン】
大柄で洗練されたデザイン。開放型の象徴であるスリットがドライバーハウジング外側に横方向に多数配されている。
構成部品には金属素材がふんだんに使用され、高品質感と堅牢感が漂う。
無駄な飾り付けは無く無骨だが、クール。
【サウンドキャラクター】
超高解像度!超秀逸な空間音場表現!超正確な定位感!
「超」が揃うかなりの優秀さと正確さである。
ボーカルの息遣い、楽器の演奏ニュアンス、空間の存在、残響感などが手に取るように分かる。
【高音域の音質】
倍音が余すところ無く表現されている印象。
トランジェント (アタック感、キレ感) の表現も秀逸。針のように鋭い音も感じ取れる。
ただし、エンハンス (強調) されているとも言える。
また、情報量が多いせいか、長時間のモニタリングになると少し耳が疲れることもある。
【低音域の音質】
厚くてパワフルな低音域といった印象は無く、どちらかと言うと淡白。
しかし、通常のヘッドフォンでは難しい低音域のキレ感やスピード感をとても上手く表現し、スピーカーで聴いているようなとてもリアルで正確な低音域。低音感の不足を感じることはない。
量より質ということか。
【イヤーパッド】
2種類のイヤーパッドが付属し、目的に応じて装換できる。初期状態の「Balanced」は低音域の量感が自然。「Analytical」はより正確なモニタリングのためのもので、「Balanced」に比べて若干締まった低音域になる。両方試したが私は「Balanced」の方が良いと感じた。
【フィット感】
長時間の作業が多いので重要な要素である。
側圧は若干強めなので好みが分かれるだろうが、私はそれほど苦ではない。
大型のイヤーカップが耳全体を覆うので耳たぶが潰れず痛くならない。
ベロア生地のイヤーパッドで蒸れにくく快適だが、ファブリック素材のためどうしても付着する皮脂汚れを拭き取りにくい。もちろん交換パーツもあるがそれなりに高価なので、私はイヤーパッドカバーを別途購入して取り付けている。
【外音遮断性】
開放型のヘッドフォンでありハウジングに多数のスリットがあるため外音遮音性は低い。
ただ、ミキシングやマスタリングの作業上で困ったことは一度も無い。
そもそも、うるさい所で作業を行わないので心配無用。
【音漏れ防止】
開放型のヘッドフォンでありハウジングに多数のスリットがあるため音漏れする。
ドライバーユニットから出力される音をハウジング外へ逃がすことで音質や音場感などのサウンドキャラクターを造っている方式なので、音漏れ評価をする必要が無い。
だから当機は、レコーディングにおけるミュージシャンやボーカリストのモニタリングには使用しないのが前提。
【携帯性】
本体は大きめで折り畳み構造も無いので、携帯性が良いかと言われればそうではない。
ただ、業務用機であり基本的に持ち運びはしないので実際には問題無し。
たまにスタジオへ持参したり、ライブ録音の際に持参したりするが、樹脂製の丈夫なセミハードケースが付属しており万全。
【総評】
モニタリング用ヘッドフォンとして音質や音場感、使い勝手、堅牢さなどに一切の妥協を排して設計製造されており、ユーザーの予想を上回るパフォーマンスを提供してくれる。
高価だが、業務用機に求める要素がふんだんに込められた超良品である。
参考になった7人(再レビュー後:7人)
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2021年11月23日 10:13 [1520392-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 無評価 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 無評価 |
beyerdynamicには、DT1770proを入手した時から技術力の高さに驚かされ信頼を置いてきました。しかし、上位のT5p2ndは好みに合わず放出した経緯があり、ドライバーの違いによって大きく印象が変わる事も実感しました。
HR/HMのジャンルを好んで聴く事から、解像感や先鋭感と言った部分に重きを置き、密閉型をメインとしてきましたが、DT1770proと同じドライバーを搭載するこの機種の実力のほどを見極めようと購入致しました。
【接続詳細】
SONY HAP-S1→ (プロケーブル unibrainUSB接続) →Mytek Brooklyn DAC+ →(ベルデン8412XLRバランス接続) →Luxman P-750u
【デザイン】
DT1770proと共通する質実剛健なイメージ。機能性と見た目を両立した飽きのこないデザインは好感が持てます。
【高音の音質】
開放型にありがちな音の角の取れた丸みを帯びた高音域とは異なり、空気を纏いながらしっかりと輪郭を表現する絶妙なバランスです。
当然、音の切れ込みといった点は、密閉型のDT1770proに軍配が上がるものの、音抜け、伸びといった点においては、こちらが上位です。
【低音の音質】
前評判でも情報を得ておりましたが、開放型としては類稀な低音域の力強さを持っております。同じ開放型の中では、AKGのK712proも十分な量感を感じましたが、その時のイメージとは違い、しっかりと音の塊感に優れておりボワつかず、決してスカスカにならずしっかりと芯のある音を鳴らしています。
【フィット感】
やや強めではありますが不快になるレベルではありません。ジャストフィットといった感じです。この側圧が音のまとまりと一体感に良い影響を与えていると思います。
【総評】
個人的に開放型のヘッドホンとの相性が良くなかった事から長らく敬遠しておりましたが、完全開放型とは違うこのハウジング形状が良い働きをしているのか開放型の嫌な部分が払拭された密度の濃い音が気に入りました。
また、サウンドステージの広がりを得ながら同一ドライバーを搭載するDT1770proの密度の濃い音も継承しており、様々なジャンルにも幅広く対応できる実力を有しています。
開放型ヘッドホンのイメージを大きく変える分岐点になった事は個人的に大きな収穫です。
今後、このテスラ2.0ドライバー搭載の二枚看板で長く音楽を楽しみたいと思います。
- 主な用途
- 音楽
参考になった6人
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よく投稿するカテゴリ
2021年7月24日 05:35 [1475086-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 2 |
| 携帯性 | 3 |
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|---|---|---|
箱とケース |
ケース内付属品(本体、ケーブル2種類、交換用イヤパッド) |
ハウジング外側 |
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![]() |
![]() |
イヤパッドとヘッドパッド内側 |
ヒンジ部分。このあたりの造りがいい感じ。 |
ケーブル接続部分(XLR3ピンですね。) |
【デザイン】
ベイヤーのデザインは全般的にシンプルかつオーソドックスなところが好きです。無駄がないという印象があります。一方、本機は、ハウジングの穴の空き方がイメージに合致し、なかなか良いと思います。写真にもあげましたが、設計としての造りがしっかりしていて使っていて安心できます。
【高音の音質】
高音域というか中音域が若干丸いです。少し高域が強めなキラキラしたヘッドフォンアンプの方が合うのではと自分は思いました。高音域も再生能力は高く問題ないので、音色の好みの問題です。音場は狭めと言ってよく、モニターらしい音場だと思いますし、音が塊としてやってくる感じで、散らからないので迫力ある音楽にはもってこいと思います。
【低音の音質】
DT990Proが長らくお気に入りのトップだったのですが、このDT1990Proもかなりの部分、その魅力的な低音域を継承していると思います。開放型でありながら、弾むような低音が豊かに強く、迫力を持って迫ってきます。その分、残響が少なめなような気がしますが、キレが良い感じです。
【フィット感】
DT1770Proも同様でしたし、T1 2ndも同様ですが、しっかり頭にフィットして良い感じです。イヤパッド全体で挟み込んでしっかり支えるので、頭頂部も痛くなりづらいです。オーソドックスですが、良い設計だと思います。
【外音遮断性】【音漏れ防止】
通常のオープンより、イヤパッドの素材が音を吸うせいか、外の音はあまり気になりませんし、音漏れも少なめだと思います。
【携帯性】
ベイヤーのヘッドフォンの多くは形がシンプルで飛び出した部分がないので、また、作りもしっかりしていることもあって、安心して袋に入れてカバンに放り込んでも気にならない感じです。立派なケースもついていますが、何に使うんでしょうという感じではあります。ちなみに、重いだけのカールコードは必要ないなあと思ったりします。
【総評】
音の残響が少ない印象があり、いかにもモニター的ですが、低音がしっかり出るのでリスニングでも使いやすい感じです。しかし、音の悪い録音はそのままにさらけ出してしまうため、他のリスニング型ヘッドフォンよりも、聞けない音楽ソースが増えてしまいます。音を精密にしっかり聞きたい方は良いと思いますが、ゆっくり、ゆったりした気分で音楽を聞きたいという用途にはあまり向かないかもしれません。そのあたり、DT1770Proが密閉型で、クラシックなどしっかり聴かせてくれたのとは対照的にポップスやロックが楽しいヘッドフォンだと思います。良くも悪くもモニター色のあるしっかりした音と作りのヘッドフォンです。
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