DeskMini 110/B/BB [ブラック]
Mini-STX規格のマザーボードを採用した小型ベアボーンキット

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2017年10月21日 21:18 [1070668-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 無評価 |
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拡張性 | 無評価 |
機能性 | 無評価 |
入出力端子 | 無評価 |
安定性 | 5 |
静音性 | 2 |
組み易さ | 5 |
サイズ | 5 |
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右が一号機、左が二号機 |
Thermaltake Engine 27、右奥のカラフルなケーブルが分岐ケーブル |
バックプレート装着 |
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Xtra Flo 120 Slim を装着 |
自分の用途は投資関係の複雑な計算を高速に処理することなのでマルチコアの高速CPUは必須ですが、負荷の高い画像処理は皆無なのでCPU内臓のGPUで事足ります。また、一台ではなく複数台で運用したいので、できるかぎり小さい筐体が望ましい。本機はそんなニーズにぴったりの一台だと感じます。本機よりもさらに小さいシャトルの「DH170」は Core i7などを積むと冷却が追い付かずかなり高温での運用となりますが(あっという間に90度です)、本機はちょっとした工夫でなかなかの冷却能力をみせてくれます。
自分は本機を2台所有しており、一号機はCPU i7-7700、クーラー Noctua NH-L9i、二号機はCPU i7-6700、クーラー Thermaltake Engine 27 です。メモリはいずれも16GB、ドライブはいずれもSSD(一号機はM.2 SSD)。使用環境は、縦置き、140mmファンフィルターを側面に装着。この2台を室温約26度、SpeedFanにてCPU温度55度以上はファン回転数100%という設定で、OCCTで12分間の簡易検証(うちCPU負荷100%は10分)しました。
[Test1]一号機(i7-7700 + Noctua)
CPUの最高温度は約76度、筐体も結構熱くなりました。
[Test2]二号機(i7-6700 + Engine27)
Engine27はバックプレートが干渉する旨の情報がありましたが、干渉しないように回転させることで装着成功(写真あり)。
CPUの最高温度は約81度、筐体も結構熱くなりました。
Engine27はNocutuaよりずっと小ぶりですのでこの結果はやむをえないところでしょうか。
[Test3]二号機(i7-6700 + Engine27 + Xtra Flo 120 Slim内蔵)
Engine 27はNoctuaよりも17mm薄く、厚み15mmのCooler Masterの120mm薄型ファンのXtra Flo 120 Slimを内蔵するスペースがあります(写真あり)。ファンは薄めの両面テープで簡易固定しました。追加ファンの接続はマザーボード上のCPU FANコネクタを2分岐して行いました。PWMが効くタイプの分岐ケーブルを使用することでCPU負荷のかからない状態では回転数を抑えることができ静音運用が可能となります。
気になる結果ですが、CPUの最高温度は約66度。筐体も冷たいままです。マザーボードを取り出して触ってみても熱いのはCPUの横にあるヒートシンクくらいでした。吸気量が大きいのでしょう、上部だけでなく前面や背面の通気口からも排気されています。Engine27 + Xtra Flo 120 Slim の組み合わせは非常に有効な冷却方法だと感じました。ただ、この方法では、ケーブルが追加したファンに引っかかったり巻き込んだりしないように注意してください。
※この二号機にi7-7700kを積んでテストしてみたところ、Xtra Flo 120 Slimで冷却しても、CPU最高温度は83度となってしまいました。
[Test4]一号機(i7-7700 + Noctua + OMEGA TYPHOON外付け)
一号機でも同様の冷却ができないかと考え、AINEXの140mm静音ファンのOMEGA TYPHOON(CFZ-140LA)を側面に装着してみました。CPUの最高温度は約71度、筐体も一部熱くなりました。ファン追加前と比べて最高温度が5度下がりましたが、二号機ほどの冷却効果がなかったのはNoctuaのほうがクーラーが大きく筐体内部のスペースが狭くなるため、エアフローが悪くなっているからだと推測します。
現在は、一号機はTest4の状態で、二号機はTest3の状態で運用しています。実際の運用では一号機は40度から55度くらい、二号機はそれより5度くらい低く35度から50度くらいで推移しています。これなら、2台並べて運用しても邪魔になりません。気に入っています。もう少し買い増したいくらいです。
- レベル
- 自作経験あり
- 重視項目
- スペック重視
参考になった19人(再レビュー後:18人)
2017年10月16日 17:50 [1070668-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 無評価 |
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拡張性 | 無評価 |
機能性 | 無評価 |
入出力端子 | 無評価 |
安定性 | 5 |
静音性 | 2 |
組み易さ | 5 |
サイズ | 5 |
※条件※
・縦置き
・140mmファンフィルターを側面に装着
・室温約26度
・SpeedFanにてCPU温度55度以上はファン回転数100%
・OCCTで12分間の簡易検証(うちCPU負荷100%は10分)
[Test1] i7-7700 + Noctua
CPUの最高温度は約76度、筐体も結構熱くなりました。
Cooler: Noctua NH-L9i
Mem: 8GBx2
Drive: 250GB M.2SSD (Samsung 960 EVO)
[Test2]i5-6600 + Engine27
CPUの最高温度は約74度、筐体も結構熱くなりました。
Engine27はバックプレートが干渉する旨の情報がありましたが難なく装着成功。
Test1とはCPUが異なりますがあまりスコアは変わらず、
Engine27は小さい割には相当優秀だと感じました。
Cooler: Engine 27
Mem: 8GBx2
Drive: 128GB SSD
[Test3]i5-6600 + Engine27 + Xtra Flo 120 Slim(外付け)
Cooler Masterの120mm薄型ファンのXtra Flo 120 Slimを側面に装着。
CPUの最高温度は約59度、筐体は冷たいままです。
最高温度が15度も下がり非常に有効な冷却方法だと感じました。
吸気量が大きく上部だけでなく前面や背面の通気口からも排気されています。
[Test4]i5-6600 + Engine27 + Xtra Flo 120 Slim(内蔵)
CPUの最高温度は約62度、筐体は冷たいままです。
Engine 27はNoctuaよりも17mm薄く、厚み15mmのCooler Masterの
120mm薄型ファンのXtra Flo 120 Slimを内蔵するスペースがあります。
ファンは薄めの両面テープで固定しました。
マザーボード上のCPU FANコネクタを2分岐して接続しました
(PWMが効くタイプの分岐ケーブルがおすすめ)。
これによりCPU負荷のかからない状態ではファンの回転数を抑えることができ
平時の静音運用が可能となります。
[Test5]i7-6700 + Engine27 + Xtra Flo 120 Slim(内蔵)
CPUの最高温度は約66度、筐体は冷たいままです。
[Test6]i7-7700 + Noctua + OMEGA TYPHOON(外付け)
Engine27機での劇的な冷却効果をNoctua機でも再現しようと、
AINEXの140mm静音ファンのOMEGA TYPHOON(CFZ-140LA)を側面に装着。
CPUの最高温度は約71度、筐体も一部熱くなりました。
Test1と比べて最高温度が5度下がりましたが、Engine27機ほどの冷却効果がなかったのは
Noctuaのほうがクーラーが大きく筐体内部のスペースが狭くなるため、
エアフローが悪くなっているからだと推測します。
画像アップロードの点数の都合で画像はありませんが、テストは続きます。
[Test7]i7-7700 + Noctua + mini-KAZEx2(外付け)
サイズの40mm小型ファンmini-KAZEを2機、上部の通気口に装着。
CPUの最高温度は約73度。
[Test8]i7-7700 + Noctua + mini-KAZEx2(内蔵)
Noctuaと上部の通気口の間にはmini-KAZEがなんとか2機設置できるだけのスペースがあります。
しかし、CPUの最高温度は約77度。かえってエアフローが悪くなったようです。
[Test9]i7-7700k + Engine27 + Xtra Flo 120 Slim(内蔵)
さすがにk付のCPUの熱量はすごかったのか、CPU最高温度は83度。
結論としましては、ファンを追加しないのであれば、Noctua NH-L9i。
もっと冷却したいのであれば、Engine27 + Xtra Flo 120 Slimの組み合わせがおすすめです。
- レベル
- 自作経験あり
- 重視項目
- スペック重視
参考になった1人
「DeskMini 110/B/BB [ブラック]」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2024年7月23日 16:27 |
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2020年6月28日 11:26 |
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2020年6月7日 00:13 |
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2020年4月29日 16:31 |
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2018年7月8日 23:55 |
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2018年5月20日 18:56 |
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2018年3月30日 20:58 |
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2018年3月3日 13:10 |
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2018年2月28日 18:09 |
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2017年10月21日 21:18 |
ベアボーン
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