HD 800 S レビュー・評価

2016年 2月18日 発売

HD 800 S

  • 中音と低音の再現力を高めたヘッドホン。「XLR4シンメトリカルケーブル」が付属し、接続性にもすぐれている。
  • 「アブソーバーテクノロジー」により、共鳴を吸収し周波数応答の不要なピークを回避、どの周波数域でも音楽の細かなニュアンスを味わえる。
  • 独自の大型トランスデューサー・システム(56mm)を搭載したほか、特許取得済みのダイヤフラムが、高周波帯域で起こりやすいひずみを最小限に抑制する。
最安価格(税込):

¥199,980

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価格帯:¥199,980¥257,400 (9店舗) メーカー希望小売価格:¥―

タイプ:ヘッドホン 装着方式:オーバーヘッド 構造:開放型(オープンエアー) 駆動方式:ダイナミック型 ハイレゾ:○ HD 800 Sのスペック・仕様

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HD 800 Sゼンハイザー

最安価格(税込):¥199,980 (前週比:±0 ) 発売日:2016年 2月18日

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満足度:4.50
(カテゴリ平均:4.24
レビュー投稿数:39人 (試用:4人)
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 4.29 4.18 -位
高音の音質 高音部の音質の良さ 4.83 4.14 -位
低音の音質 低音部の音質の良さ 4.66 4.11 -位
フィット感 装着したときのフィット感など 4.58 4.08 -位
外音遮断性 外の音を遮断するか 2.26 3.80 -位
音漏れ防止 音漏れを防止するか 2.10 3.79 -位
携帯性 コンパクトさ 2.04 3.86 -位
  • ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

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touyamanojackさん

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イヤホン・ヘッドホン
15件
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マザーボード
0件
7件
ノートパソコン
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0件
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満足度5
デザイン4
高音の音質4
低音の音質4
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

過去10数年、色々なヘッドフォンを購入してきましたが、
このモデルほど様々なモデルと比較されるモデルはなかったと思います。

あのSennheiserのフラグシップモデルということ、
後述致しますが、このヘッドフォンの特徴である特出している音場の広さによって、
高級ヘッドフォン市場の中でも確固たる地位を築いているのかと考えています。

音質、音場、コストパフォーマンスの三つの観点において、
同じ開放型であるHifiman Aryaと比較します。

・音質
解像度という観点で行くと、Aryaの方が高いかと感じます。
ですが聞きやすさという観点では、HD800Sに軍配が上がると感じます。
Aryaも聞き辛い、聞き疲れするということはありませんがクリアに聞こえすぎる分、そのような感想を持ちました。

・音場
こちらはHD800Sが圧倒的です。
Aryaも広いとは感じますが、HD800S以上の音場をこれまでヘッドフォンでは感じたことがありません。
ですがスピーカー程ではないため、あくまでヘッドフォンとしては。となります。

・コストパフォーマンス
現在、各社のフラグシップが20万円オーバーとなってきている状況ではある意味安いと感じるかもしれません。
HD800が出た当時は樹脂のヘッドフォンでこの値段か!と驚きました。
Aryaは当初は約20万円未満とHD800Sとほぼ同額程度だったのが、現在では値段が下がってきておりますが、HD800Sは当時から変わらない価格を維持していることに驚きます。

・まとめ
そろそろデビューから10年に到達しようとしている2024年現在であっても現役であり、このモデルの唯一無二の音場の広さはこのヘッドフォンでしか味わえないと思います。
またHD650系統の音とは少し異なる為、HD650のアップグレード版というわけではなく、別のSennheiserのフラグシップモデルと考えるべきです。
オーディオ好きであれば一度聞くべき音と思います。

主な用途
音楽
接続対象
PC

参考になった4

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namakejiroさん

  • レビュー投稿数:96件
  • 累計支持数:574人
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イヤホン・ヘッドホン
43件
11件
ヘッドホンアンプ・DAC
5件
3件
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
6件
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満足度5
デザイン4
高音の音質5
低音の音質4
フィット感4
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性2
   

ヘッドパッドが820より薄く、あまり重い感じはしません。

   

【デザイン】HD800シリーズのデザインを踏襲していることは間違いないです。ただ。 HD600シリーズに比べると。少々大ぶりです。

【高音の音質】開放型ヘッドホンの集大成とも言える抜けすぎる高音は?逆に慣れるまで,ちょっと出すぎなのかなと思うようなきらいもありますが。まあ、これがゼンハイザーの音なんだろうなということで納得しています。しかしながら流石に高音が刺さるということはないです。あくまでクリアで透き通っています。音場は限りなく?広いです。悪くいえばやや散漫かもしれませんが,どこでどんな音がしているかという音響定位はしっかりしています。しかも、2.0チャンネルで聴いてるはずなのに、楽器やコーラスの音など前後左右上下に分散して聞こえるため、4つのスピーカーに囲まれている感覚があります。

【低音の音質】少し物足りないかなというくらいですが、誇張がない程度でしょうか?このモデルを買うような余裕のある人は?パソコンなどの音源やDACでの(デジタル)なり,アンプに挟むアナログなりの,イコライザーを使うと思うので。多少低音を盛ってやるとやると好みの音が作れると思います。イコライザーを使ったからといって音が悪くなるということはないです。

【フィット感】パットも耳にすっぽりと合うし,ちょうどいい側圧で,開放型としては?合格点だと思います。ヘッドホンの重さをあんまり感じませんし,この機種では不思議と長ったらしい3Mの太いコードをうっとうしいと思ったことはありません。(HD820では,同じコードが重いと感じましたが・・・)

【外音遮断性】ほぼ皆無です。ボリュームを過度に上げてなければ人と会話ができるくらい外の音が聞こえます。

【音漏れ防止】同じ部屋、同じ空間にいる人なら間違いなく聴こえます。至近距離ですと,大体どんな曲を聴いてるかもわかるくらいです。

【携帯性】いろいろと考えてみましたが。もし持ち出すとすれば?山の家とか?海辺とか?極端に静かなところでしか使えないでしょう? 300Ωという抵抗がありますんで。ウォークマン+携帯ブースターアンプ+ポータブルバランスアンプが必要かなと思います。(一応試してはみましたが…)

【総評】兄の話で恐縮ですが。どうもオーバーヘッドホンというと密閉型しか知らないようで。ゼンハイザーではないんですが,GRADOのエントリーモデルを視聴してもらったときに,その良さが分かってもらえず,がっかりしたことがあります。密閉型に慣れているというのが,日本の一般人での常識かもしれません。私も今は開放型ヘッドホンの数の方が多くなってしまって,外出するときはワイヤレス型または密閉型ワイヤードのオーバーヘッドホン(またはカナル型イヤホン)等のを持ち歩くことがありますが。開放型のヘッドホンはやはり,家で静かに音楽を聴くものだと思います。(欲張りなので,音楽のジャンルや曲の種類によっては,これも携帯はできないモデルですが,低中音に定評のある密閉型のHD 820と使い分けています。)

性能や機能については?ほかの方も言っておられるように,開放型の得意なゼンハイザーのモデルとしては,これはやっぱり現時点での集大成だと思います。 元気のいい音のするHD 660Sを持っていますが,ハイエンドモデルとしての解像度なり,音場の広さなり。音響定位等々の聴こえる方向。楽器の位置。ボーカル位置と近さ。すべてにおいてオールマイティに使える。スーパーヘッドホンだと私は思ってます。(しかし,例えば,新しいHD660S2の3個分弱の値段は高いと思います。HD820同様コスパはあまりよくないと思います。円安のせいでもあるんですが)
ついでに,HIFIMANでの購入時3万円台〜7万円台の平面駆動ヘッドホンを持っています。これらとそれほど音質の差がないのも気になります。ただし、平面駆動は、音が硬くドライすぎると言う点もありますが、(こちらの方がコスパははるかに良いです。)

主な用途
音楽
映画
テレビ
その他
接続対象
PC

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ステロイドユーザーさん

  • レビュー投稿数:7件
  • 累計支持数:108人
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イヤホン・ヘッドホン
4件
0件
デジタル一眼カメラ
1件
0件
ヘッドホンアンプ・DAC
1件
0件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

購入当初はk9 pro essで使用していたが、hifiman serenadeやHDV820に繋げて聴いてみると音が別次元のように変わる。
低音の広がりや迫力、中音の厚みが段違いです。k9 pro essで聴き直してみると酷くてすぐに試聴やめました。
低音が弱いとか刺さるとか聴き疲れするような音に感じる人は間違えなくアンプがヘッドホンに劣っているか相性が悪いです。

ゼンハイザーが相性の良いアンプとして提供しているHDV820はウォーム系でリッチな音、低音や中音の厚みが出るアンプであるため、その他相性の良いアンプは同じ傾向のhifiman serenadeが最適になります。(ESSチップのアンプやクール系とはことごとく相性が悪い)

良い音のハイエンドヘッドホンとしてイチオシされるHD800sですが、安易に買って適当なアンプに繋いで評価してる人を見ると勿体無いと感じます。

主な用途
音楽
映画

参考になった16

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SeaCrowさん

  • レビュー投稿数:72件
  • 累計支持数:709人
  • ファン数:2人

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イヤホン・ヘッドホン
49件
7件
タブレットPC
0件
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ヘッドホンアンプ・DAC
5件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

当方はヘッドホン歴はそれなりに長いのに、最近までゼンハイザーのヘッドホンを本格的に使うことがありませんでした。2023年初めにHD650を購入、その後HD660S2を購入して、いずれも非常に気に入り、ついに本機種の購入に踏み切りました。

以下、音質評価に際しては、アンプにティアック UD-505-Xを使用、ロスレスまたはハイレゾで、クラシックを中心に、ジャズ、ポップスなども聴いています。

【デザイン】
この価格帯でもラグジュアリー感の演出は皆無。実用本位なところがゼンハイザーらしいです。それでも、大きなハウジングなどで独特の存在感と機能美があり、所有欲は満たされます。

【音質総合】
定評通り、ダイナミック型ヘッドホンの現行製品としては最高レベルの広い音場と抜けの良さに圧倒されます。当方は長年STAXのイヤースピーカーを愛用してきていますが、STAXに慣れきった耳で聴いた際に、最も違和感のないダイナミック型ヘッドホンだと思います。(もちろん、同一の音がするわけではありませんし、静電型とダイナミック型を比べるのはナンセンスではありますが。)

解像度も非常に高く、ヒステリックになる一歩手前のギリギリを攻めていると思います。抜けの良さと広い音場があるため、嫌味になることがありません。音色の暖かみについては、意識的な演出はないものの、音源が暖色的な音を持つものであれば、それを素直に出してくれます。

いい音だが疲れる、といった意見が散見されますが、これは当方は感じませんでした。当方は密閉型ヘッドホンが苦手で、開放度が高ければ高いほど良い、という人間なので、このHD800Sの開放感は、それだけで心地よさに繋がり、リラックスして聴ける最大の要因になっています。

【高域〜中域の音質】
結構鋭利な音が出ています。ただし、抜けの良さや広がりが圧倒的であるため、刺さる感覚がなく、高域成分の気持ちのいい部分だけが入ってくる感じです。この音は、当方がもっとも重視する、オーケストラのヴァイオリン合奏の抜け感、ほぐれ感、擦れ感の点でも非常に優れており、過去に聴いたダイナミック型ヘッドホンの中でも、ダントツのトップです。

ドラムスのシンバル、ハイハットも明確で、スネアの「スターン」という高域成分のアタックも心地よいです。

ボーカル帯域は、艶っぽさを与えるような演出はないものの、オケとボーカルがしっかり分離されるため、聴き応えは十分あります。音場の広いヘッドホンだと、ボーカルの音像が大きく広がってしまうことが懸念されますが、その点も問題なく、的確なサイズで定位してくれます。

【低域の音質】
十分出ていますが、量感を前に押し出してくるタイプではなく、やはり広い音場の中に分析的に低音楽器がそれぞれ定位するような感じになります。独特の硬質感があり、これが聴いていて非常に心地良いです。

バスドラムの革張りの感じなどもよく伝わり、高い解像度に裏打ちされた、リアリティのある低音です。オーケストラのチューバなども、ゾクゾクするような生々しい音がします。

【エージングについて】
このくらいの価格帯になると、長時間の通電を伴った厳格な品質管理がされているため、エージングは不要という意見もあるようです。実際、鳴らしこんだことで多少は滑らかさが増したような気もしますが、気のせいかもしれません。鳴らしっぱなしで放置はしなくても、普通に装着して使うことでエージングを進めていけば十分な気がします。

【フィット感】
重量はHD650やHD660S2より110g重い370g。にも関わらず、HD800Sの方が快適に感じられます。当方は耳が大きいので、HD6**系では耳の外側の部位(耳輪か耳珠のいずれか)が締め付けられる感じがあり、大きなハウジングとイヤーパッドを持つHD800Sの方が相性がいいようです。

重さに関しても、イヤーパッドと頭の接する面積が大きいためか、適度に分散され、特に不快感はありません。もっとも、当方はSTAXのイヤースピーカーに慣れているため、このくらいの重さのヘッドホンに免疫がある、という側面はあるかもしれません。

【外音遮断性】
【音漏れ防止】
開放型ですので評価対象外としますが、HD6**系と同程度かと思います。カゴのようなハウジング形状をした静電型や平面磁界型のようにダダ漏れにはならないです。

【総評】
おそらく万人向けの音ではないのだろうと思います。密閉型ヘッドホンやカナル型イヤホンに慣れた人には、別世界に過ぎて抵抗を感じる場合もあるかもしれません。逆に、開放型ヘッドホン特有の、抜けの良さ、音場感、分離感、自然さといった要素にシンパシーを感じる人にとっては、唯一無二の存在となり得る製品です。しかも、押しの強さや迫力にも欠けておらず、ハイエンドの実力を思い知らされます。

レビューの中でもたびたび書いた通り、当方は長年のSTAXユーザーではありますが、個人的に、現行のSTAX製品に関して、必ずしもポジティブな印象を持てない面があり、今はこのHD800Sが一番のお気に入り、リファレンスとなっています。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった14人(再レビュー後:8人)

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ひもやさん

  • レビュー投稿数:163件
  • 累計支持数:407人
  • ファン数:1人

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イヤホン・ヘッドホン
37件
1件
イヤホン・ヘッドホン用リケーブル
28件
0件
デジタル一眼カメラ
2件
18件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

【デザイン】凝ったデザインでユニークです。画像ではごちゃごちゃして見えましたが、現物はまとまりが良く機能的なデザインだと思いました。ケーブルは4.4mmが付属していますが、xlr 4ピンにして欲しかった。

【高音の音質】【低音の音質】初めて聴いて一番に気づくのは歪感の少なさと抜けの良さ。平面駆動型のような音ですが、本機の方がややパワフルです。音作りが非常にうまく得手不得手がありません。一音一音がキチッと鳴るのに全体で見事にバランスが取れていて、音が自然で優しいです。音場が非常に広く、定位もしっかりしています。個々の楽器がどこでなっているのか意識できます。
高音は澄んでいてよく伸びるのに硬さや刺さりやシャリつきが感じられません。低音はレスポンスが良く締まっています。主張しませんが存在感があり固まり感が過ぎず広がりがある鳴り方をします。気に入っているのは中域が豊かなことで音に厚みを感じさせてくれることです。嬉しかったのは悪い音源でもうまくまとめて心地良く鳴らしてくれたこと。
ただ、高バランスの裏返しで、音が少しあっさりめ、解像度も少し抑えめなので、メリハリを求める方には退屈に感じるられるかもしれません。本機と対照的な音づくりのth909は自然に鳴らそうとしていますが聴きやすくするために本機に比較すると誇張しているように聴こえなくもありません。

【フィット感】快適です。本体が軽く、側圧が適切で、装着の不快感がありません。蒸れにくいので暑い夏でも本機は使いやすいです。
関係ありませんが、残念だったのは本体のケーブル接続のはめあいが精度が低かったことです。個体差かもしれませんが、高価な製品なのでしっかりした管理をして欲しいです。

【外音遮断性】無評価

【音漏れ防止】無評価ですが、音が周囲の人に聞こえますが開放型としては音漏れは少なめだと思います。使い勝手の点で自分には大きな長所でした。

【携帯性】無評価。

【総評】高音質で高バランス、装着感は快適、外観は上質と、完成度が高い製品だと思います。中でも音のまとめ方のうまさには感心するばかりです。アンプがv590でもカインiha-6でもneo idsdでも上手く鳴ったのはすごいと思いました。ここまではアンバランス接続での使用感です。
XLR4ピンのオプションケーブルを使うとだいぶ印象が変わりました。v590でのバランス接続では解像度が増し見通しが向上しましたが、高域が増し音が若干硬くなったように感じました。音の傾向が少し変わりますが、音質向上のためにバランス化するという選択肢がありますが、アンバランス、バランスとも高音質なので好みで選択できる良い製品だと思います。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった11

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モンキー・D・GAAPさん

  • レビュー投稿数:70件
  • 累計支持数:676人
  • ファン数:0人
満足度3
デザイン4
高音の音質4
低音の音質3
フィット感5
外音遮断性3
音漏れ防止3
携帯性4

全体としてHD800で弱点だった(と言われていた)、低音の量感不足やボーカルの遠さとサ行の刺さり、高音の色艶の不足を改善しようとした意図が感じられる。

そのため、良い意味でゼンハイザーらしさが薄く色付けがなかったHD800よりも、カラーが感じられる出音になっている。
しかし、中低域を重たくしてしまったことで、肝心の音のヌケが悪くなり、高域成分も隠れてしまう結果となった。
音場も、自分を中心に小宇宙を描くような広がりが圧縮されており、先代が持っていた「ずっと音空間の中に浸っていたい」と思わせるものが消えてしまい逆効果だったと思う。

後発のbeyerdynamicのT1 3rdも同様だが、近年は大手メーカーフラッグシップ機の失敗が目立つ。

専門店やフリマサイトに800sの中古が大量にあり、一方で800無印は皆無であることが暗にこの800sの評価を示していると思う。

参考になった23人(再レビュー後:17人)

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microchipatmelさん

  • レビュー投稿数:38件
  • 累計支持数:505人
  • ファン数:1人

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自動車(本体)
6件
76件
液晶テレビ・有機ELテレビ
0件
11件
イヤホン・ヘッドホン
1件
10件
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満足度5
デザイン3
高音の音質無評価
低音の音質無評価
フィット感4
外音遮断性1
音漏れ防止1
携帯性2

【デザイン】
ドイツブランドだけあって質実剛健、地味で落ち着いたデザインです。
ケーブルは左右出し、HD800同様の専用コネクタなので、ケーブル作成はコネクタの入手が面倒です。

【高音の音質】【低音の音質】
十分にフラットな周波数特性ですので、特に気になる点はございません。
今まで使用していたBA型やダイナミック型密閉式のどれよりもフラットで粗が目立たない特性です。
ヘッドフォンの中では最も音質に有利な開放型のハイエンド機種だけのことはあります。

【フィット感】
すこし大きいですが、問題なく被れます。
頭の小さい方はパッドを追加しないと位置が出ないと思います。

【外音遮断性】【音漏れ防止】
開放型ですから全くありません。
外音も再生音も筒抜けです。

【携帯性】
本体は小さく軽いのですが、付属ケーブルが無駄に長く太くて邪魔です。
Amazonで1m程度の短いものも販売されているので、検討しても良いかなと思います。

【総評】
ど定番のハイエンド機種ですから、素人の耳ではフラットで自然である以上のことは分かりません。
それが何よりすごいことであるのは、他のヘッドフォンと比べればすぐに分かります。
言語化するのは評論家の皆様に任せます(笑)

主な用途
音楽

参考になった2

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ねこまんちさん

  • レビュー投稿数:6件
  • 累計支持数:97人
  • ファン数:0人

よく投稿するカテゴリ

CDプレーヤー
0件
4件
レンズ
3件
0件
ノートパソコン
0件
2件
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満足度5
デザイン5
高音の音質3
低音の音質5
フィット感4
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

1年ほど使ってみてエージング(自分の耳の慣れも含む)も進みシステムも変わったので再レビューします。先日、DACヘッドホンアンプのFiioK9を導入しました。その効果は絶大で、CDPのヘッドホン出力で気になっていた音色の大味さがだいぶ緩和され密度感のある音になりました。もともとよかった低音部はさらに充実し、低音ブラスやファゴットの倍音がきれいに重なるようになりました。ケーブルはバランス接続の方が明らかに良いです。しかし、音色という点ではSTAXの方が美しいと感じるソースもあり、STAXを手放す決心はできかねております。
比較して聞かなければほぼ満足なので評価は★5にさせていただきました。

以下は以前のレビューです。
STAXのSR-007(イヤーパッドは007A相当に換装)を15年っており、オーバーホールに出している間に衝動的に買ってしまいました。したがってSR-007との比較になります。
ジャンルは95%がクラシック、残りがPOPです。
PC音源をマランツSA-11S3をDACとして使いヘッドホン端子で聞いています。

SR-007に対してポジティブな点は、800Sはダイナミック型だけあって全体的に鳴りがよく大音量でも破綻することがないです。中低音の明瞭度は007より明らかに勝っており、特にオルガンのペダル音など圧迫感のある超低音は007が腰砕けぎみなの対し、800Sはシンが強く音程がはっきりわかり優秀なスピーカーで聞いている印象を受けます。また、中低音域の楽器が重なるところでも綺麗に分離して聞えるのが魅力です。かけ心地も800Sの方がよく長時間聴いても疲れないです。一方、ネガティブな点は全体に音色が大味でやや安っぽい印象をうけ、また高域の音色に独特のキャラクターがあって完全な透明とはいかず、特にヴァイオリンのソロなどこのキャラクターが目立ってやや気になります。ソロヴァイオリンやソプラノの濡れたような音色の美しさとそれがもたらす陶酔感ではは007が勝っています。

全般的には甲乙つけがたいですが、大編成の管弦楽を大音量で聞くならHD800S、室内楽、声楽を静かに楽しむならSR-007に軍配といったところです。
完全に800Sが凌駕していれば007を処分してもいいかなと思っていましたが、007の音色も捨てがたいものがあり当面使い分けて両機の音色を楽しみたいと思います。

主な用途
音楽
接続対象
PC

参考になった24人(再レビュー後:9人)

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空とぶ赤れんがさん

  • レビュー投稿数:2件
  • 累計支持数:67人
  • ファン数:0人

よく投稿するカテゴリ

イヤホン・ヘッドホン
1件
4件
デジタル一眼カメラ
1件
0件
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満足度5
デザイン4
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性3
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

iMac→Audirvana Origin→HD-DAC1で聴いています。音源の中心はCDをリッピングしたFLACで、HI-RESでもバランス接続でもありませんが、家族に気兼ねなく、また深夜でも十分な音量で楽しむには十分すぎるものを提供してくれます。

活字を含めた数々のレビューを拝見すると、「音場が広大」とか「スピーカーで聴いているよう」といった評価があるようですが、私にはそこまで「広い」という感じは持てないでいます。たしかに見通し(聞き通し?)のいい空間感がありますが、それはこれまで聴いてきたbeyerdynamicやAKGの「良い」とされるヘッドフォンで感じてきたものと共通しているように思えます。

本機種がこれまで聴いてきた機種と比べて異なるのは、一つひとつの音の鳴らしかたの実在感の高さであり、ヘッドフォンが頭の中でつくりあげる「音空間」の素性の良さ、といったらいいでしょうか。個々の音と全体の空間の関係が、聴いてきた中では私にはこれが一番自然に感じられます。

もっと生々しいほうがいい、歌い手の口の形が見えるようなヘッドフォンがいい、という人もいるでしょう。そういうオーディオの楽しみ方があることはわかります。でも、歌手が実際に目の前で歌っていても、口の形は感じられません。その意味で、私にはそういうヘッドフォンは、たとえ存在していたとしても、「自然ではない」のです。

一方、このヘッドフォンで聴いていても「不自然さ」を感じることはあります。たとえば、楽器の位置関係があやしくなったり、実際よりも肥大しているのではと思ったりしたときなどです。しかし、すべての音源で起きるわけではなく、ヘッドフォンのせいなのか、アンプに限界があるのか、もともとの録音の仕方がそうなのか、これだけではわかりません。

装着感は私にはすばらしいです。ただ、人によって頭のかたちや大きさは違いますから、装着感の評価に一般論はなく、個々の聴き手によって異なるはず。関心をお持ちの方は、店頭で試聴されることをおすすめします。

一方、私にとっての最大の残念な点は「重い」ことです。これだけはどうしようもありません。いい音、好みの音だけに、知らず知らずのうちに長時間かけていることがあり、その結果、首に負担を感じたり肩がこったりしてしまうことがあります。

長いヘッドフォン探しの旅も、本機種でようやく終わりかと思ったのですが、この「重さ」が最後のテーマとして残ってしまいました。同じレベルの音と空間感を与えてくれ、重量は200gを切る。そんなヘッドフォンが見つかるまでは、ときどき首をさすりながら、これを聴き続けることにしています。

主な用途
音楽
接続対象
PC

参考になった7

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池田犬作さん

  • レビュー投稿数:5件
  • 累計支持数:77人
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ヘッドホンアンプ・DAC
2件
2件
イヤホン・ヘッドホン
3件
0件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

高校を卒業しておそらく19歳頃だったと思うのですが、都会に遊びに行くついでに大型家電量販店に寄ったことがあります
ふとヘッドホンを視聴するコーナーが目に留まり、店員さんからお話を伺いながら(当時の自分からすると)高級ヘッドホンを色々と聴いてみることにしたのです
その時はゼンハイザーのHD598が気に入り、「よし、アルバイトの貯金から買おう」と決心したのですが、最後に「高額なものですとこんなものもありますよ」と視聴を促されたのがHD800でした
それは、自分が何となく想像していた「ヘッドホンで聴ける音楽」の範疇を超えていました
「まさに今コンサートホールで聴いている」かのような広大な音の空間が目の前に出現したのです
全く衝撃的な体験をしました
(他のもので例えると、アトラクションで飛び出す映像を初めて見たような印象です)
とはいえ、お金を出して買えるようなレベルでもなかったので「そうなんだ、世の中にはこういうヘッドホンもあるのか」とただ圧倒され笑うしかありませんでした

それから約10年が経って、Stay Homeなどの昨今の事情もあって自室で音楽を聴く趣味が自分の中で復活しました
その気になればお金を使えるようになった今、かつては憧れでしかなかった「あの」ゼンハイザーのヘッドホンを買うことにしたのです

という話はさておき、感想なのですが...
素晴らしい音質を聴けるのは確かなんですが、実は結構難しいヘッドホンだと思います
自分は、いわゆるマニアとは程遠いレベルだと思うのですが、ここ2年でヘッドホンやアンプを幾つも購入したり、手放したりした経験はあり、それなりにヘッドホンリスニングの耳が肥えていると思います
そういう訳で、贔屓目なしに冷静にHD800Sを評価した場合、「このヘッドホンの本領を発揮させる機会が思ったより限られる」という欠点があると思います

録音や音質が良くない曲を聴くと「ここ音が(特に中高音とか)潰れて(滲んで)いるな」といった悪い面が目立つような印象を受けます
また、HD800Sの音場の広大さ、定位の良さを活かすようなDAC・アンプを求めると、それなりに高額な据え置き(ポタアンならHugo2とか)が必要になってくると思います

ただ、良いDACアンプで高音質な協奏曲、交響曲な録音を聴くと「宇宙を感じる」かのような感動を覚えます
大きなコンサートホールの一番良い席で聴いていると錯覚するようにも思います

正直、ヘッドホンにHD800Sを選べるような価値観と財力の持ち主なら、他にも様々なヘッドホンを視聴して慎重に選ぶのが良いと思います
おそらくHD800Sはハイエンドヘッドホンとしてそれなりに有名なので、中には何も考えずにポチる人もいるかと思いますが、HD800Sが最大の実力を見せるのは高音質録音のフルオーケストラ音源を流したときであるというのは留意すべきだと思います

敢えて欠点ばかりを書きました
その欠点でさえも、録音から音楽の全てを聴くことが出来るポテンシャルがあるということでもあるので、やはり凄いヘッドホンだと思います

主な用途
音楽

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梅干爺さんさん

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低音の音質2
フィット感3
外音遮断性1
音漏れ防止1
携帯性1

これはクラッシック用であってボーカルものを聴くには全くダメですね
音場が凄く広くてコンサートホールの中で一人だけでカラオケしてるような物足りなさがあります。使用したDACがUD-505でしたので他のアンプやDACを試せばまた違ったものになるのかもしれませんが。
結局、HD660S、beyerdynamic T1 2ndと買い増しをしてT1 2ndしか使っていません。

主な用途
音楽
接続対象
その他

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stikkyさん

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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性1
音漏れ防止1
携帯性1

購入時DA-310USBに接続して聞いていましたが、迫力がイマイチで所有していたHD700の方が良い音に聞こえたので失敗したと思い、しばらく使っていませんでした。
TEACのUD-505を購入したので接続して聞いてみると、とんでもなく高音質の世界が広がりました。
鳴らすヘッドホンアンプもそれなりの物でなければならないのですね。
今では非常に気に入っています
手放さなくてよかったです。

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Yasu62217さん

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高音の音質4
低音の音質4
フィット感4
外音遮断性1
音漏れ防止1
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【デザイン】
未来的な部分もありながらオープン型を利用した感じのスタイリッシュなデザイン。高級機でありながらカジュアルな感じもあるの逆にセンスの良さが光ると思います。

【高音の音質】
高音の不自然なギラつきなどはまったくなく、自然でありながらきらめくといった印象の表現力の高い高音域は他にはない特筆すべきところ。広がりがすごいのでヘッドフォンつけている認識がなくなりそうです。

【低音の音質】
変にまとまったりして分離感のない低音のヘッドフォンが多い中で、こちらはしっかりと分離しながら迫力、ボトムを保ったラグジュアリーな低音が聞けます。若干、遠くに感じるような印象がありますがリスニングする上ではストレスがかかりにくく長時間聞いていてもまったくつかれません。

【フィット感】
個人差があるかと思いますが、結構な重さがあるのにフィット感とホールド感が自然なのでつけているストレスはほとんどありません。長時間聞いていてもつかれません。

【外音遮断性】
まったく期待できません。使用する際には落ちついた環境で使用するのが前提です。

【音漏れ防止】
オープン型ということもあり、こちらもまったく期待できません。だだ漏れです。

【携帯性】
そもそも持ち歩くような代物ではありません。

【総評】
一般的な感覚からするとこの価格のヘッドフォンというのは狂気の部類かもしれませんが、オーディオ好きにとってはぜひとも一度は体験しておくべきヘッドフォンといってもいいかもしれません。
高級機ですが、スピーカーや部屋環境を整えることに比べたらコスパがいいとも言えますよ。

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くらぶ くあとろさん

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高音の音質5
低音の音質5
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外音遮断性1
音漏れ防止1
携帯性2

パソコンfoobar2000 ASIO> HDV820> HD800Sの環境です。

まず、当方40数年のオーディオ歴ですが、
ヘッドホンを使うようになってからはまだ6年程度です。
そこそこ高級なヘッドホンの愛用歴はHD700 (すでに売却) と
現在所有のHD800Sの2本だけです。
またこれまで、そこそこ高級なヘッドホンアンプ(DAC内蔵)の愛用歴は、
Pioneer U-05 (すでに売却) と現在所有のSENNHEISER HDV820の2台だけです。
その程度のヘッドホン歴でのレビューですので、それなりの内容です。
初心者向きのレビューです。

本レビューは音以外の内容が多いです。
音はやはり聴かないと分からない部分が多く、
また、当方のような素人にはうまく表現するのは困難です。
「それでレビューと言えるのか!」 とお叱りを受けそうですが。



店舗での試聴で、今回最も重要視したのは各楽器や音声の分離感です。
その部分で十分に納得できたので購入しました。
また、音源に入っている通りの音が鳴っているんだと思わせてくれたところも
気に入りました。
音色は素直で変な味付けがないです。高級な素朴さです。
広さは、広いです。開放型という言葉通りの開放された広さです。
SENNHEISER開放型の中でも広いです。

高音、中音に関しては、多くの方に納得いただけると思います。
しかし、このヘッドホンが気に入らない方は、
低音部分だという方が多いのではないでしょうか。
とにかく低音の量が欲しい方は、足らないと感じるかと思います。
当方には、低音の量も十分と感じますし質も好みですが、
もっと低音の量が多いことが当たり前の方には頼りないでしょう。
(ブンブン鳴りまくるヘッドホンも試聴しました、当方にはムリ)
好みが “そこ” にあるならば、選ばないほうが良いかもしれません。

次に、とにかくHD800Sは聴き疲れしにくいです。
また、自宅で仕事のパソコン作業をしている最中でも、
真剣に音に集中していないのに、つねに高音質を勝手に感じさせてくれます。
もちろん、音だけに真剣に集中して聴く時、それが納得のいくものであるのは確かです。

次は、HD800Sに合わせたアンプはどれが良いか?。
当方なりのHD800Sに合わせるヘッドホンアンプの選び方です。
店舗での試聴時、アンプも数機種、比べました。
HD800Sの鳴り方は素直なので、
アンプそれぞれの特色が特にハッキリと分かります。
そこでまずHDV820を基準に試聴されると良いと思います。
なぜならHD800Sを購入される方の多くは
SENNHEISERの音が好みだと思うからです。
HDV820ならSENNHEISERの純粋な着色でHD800Sがドライブされます。
それを聴いた上でHDV820でドライブするよりも好みの音が鳴るアンプがあるなら、
価格に関係なくそのアンプを選択されて間違いないと思います。
とにかくHDV820の音質を確かめておいたほうが、後悔が無いように思います。
店舗での試聴では時間的・環境的な制約もあり、
自宅のように全ては理解は出来ませんが、
音の方向性など大まかな違い位は多くの方がハッキリと区別できます。
当方は地方の在住で試聴に行くのは難しい環境ですが、試聴にいきました。
普通の方なら、口コミだけで買える価格帯ではないので。

また、自宅の部屋の静寂性が重要です。
HD800Sは低音さえ好みにあえば、間違いのない製品であるとお薦めできますが、
開放型で外音遮断性がダメなので、それがネックになります。
音楽は静寂の中から始まり、静寂の中で進行し、静寂の中で終わらないといけない。(理想の持論)

今回、このHD800Sを購入するにあたり、思い切って部屋を二重窓にしました。
6年使用したHD700を売却したのは、引っ越しで現在の住居に変わり開放型ヘッドホンでは聴くに堪えられない騒音がある時間帯が多くなったからです。(車、雨など)
それで開放型はムリだとあきらめて売却しました。
そしてイヤホンIE900 (密閉型ヘッドホンを選択しなかったのは訳アリ) を購入しましたが、やはり当方は基本的にSENNHEISERヘッドホンの開放型が好みであることを再認識したので、それなら部屋を静かにすることにしました。
掃き出しの窓2か所を二重窓にするコストは密閉型HD820を買うくらいかかりましたが、施工後はエアコンの弱設定の音と空気清浄機の音が一番大きいです。
エアコン、空気清浄機を切ると、外からの騒音が小さく聞こえる程度です。
これから寒くなるので特にエアコンの音が邪魔になりそうなので
オイルヒーターの導入も検討しています(歳をとるたびに神経質になってきた)。

これでようやく開放型のヘッドホンで、
どの時間帯でも存分に聴ける環境になりました。
そこまでしてでもHD800Sは "至極の逸品" だと言えます。
開放型ヘッドホンの方で部屋がうるさい方、二重窓、お薦めです。
(防音性の高い施工ができる業者に限る)




以下はHD800Sとは直接関係ないです。

40数年のオーディオ歴はスピーカー専門でしたが、
スピーカーを本気で鳴らせる環境を求めると、
一般的な住宅ではほとんどムリだと感じてきました。
なぜなら、部屋というエンクロージャーが、
スピーカーの本気の音圧を受け止めきれないからです。
そのため、これまでスピーカーの本来の実力を十分に発揮できないことが多かったです。
(子供の文化祭で2度経験、学校の教室で自分のスピーカーを鳴らす機会があり痛感、自分のスピーカーの本当の実力が出た音を一度聴くと家での音が嫌になる)
潤沢な資金がありオーディオルームなどが造れる方は別ですが。

しかし、ヘッドホンはそれがないです。
この観点で見ればかなり優れた音響装置です。
製品本来の力を発揮させるのにかかる費用は、
スピーカーをまともに鳴らすことと比べ価格的に大変リーズナブルです。
静寂な部屋とくつろげる椅子などがあれば、夢の世界に入ることが出来ます。



ここに訪れる皆様はこれぐらいのことは、当たり前にご承知だと思いますが。

ヘッドホンの世界がこれほど凄いとは・・・・・いまさら、遅咲きの50代です。

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Dante-G188さん

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外音遮断性1
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携帯性1

開放型、フラグシップモデルなので携帯性、遮音性、音漏れは無視します。
初めて聴いて驚いたのは繊細で高域の細部まで細かく再現している事、立体的に曲が聞こえる再現性が凄いです。あまりにもフラット過ぎてつまらないと感じる事も有りますが各帯域を誇張せずに一つ一つの音を丁寧に表現しているがバランスが崩れずどこまでも澄み切っていると感じます。装着性がとても良くて頭を振っても余程激しく無ければ外れる事は無いと思います。部屋に騒音がなく、どこまでもフラットで、澄み切った音を求めて居る人には合うと思います。特性が良すぎて逆につまらないと感じる人は一定数居ると僕は感じました。安い買い物では無いので視聴できればしてから買った方が良いと思います。大切にしてやりたい。そう思っています。

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