VPL-HW60 (B) [ブラック]
- 独自の反射型液晶デバイス「SXRD」の採用で、コントラスト・応答速度にすぐれ、メッシュ感のない美しい映像を再現するビデオプロジェクター。
- 映像信号を分析・復元し、映画本来の映像美を実現する「データベース型超解像処理LSI(リアリティークリエーション)」を搭載。
- 「215W高圧水銀ランプ」の採用により、1800lmの高輝度を実現。完全遮光のできないリビングシアターでも、くっきりとした高品位な画像が楽しめる。
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2020年6月9日 09:43 [1336006-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 発色・明るさ | 5 |
| シャープさ | 5 |
| 調整機能 | 4 |
| 静音性 | 5 |
| サイズ | 3 |
リビングに天吊りで設置しています。
せっかくなら4K対応も検討しましたが、下記の問題から見送ることに
BenQ CinePrime HT3550→疑似4K、EPSONよりも優れる疑似4K品質。レンズシフトが無いので、天吊りでの設置は厳しい、ファン音がそこそこするので座る位置が近いとNG。
BenQ CinePrime HT5550→疑似4K、レンズシフト(上下±60、左右23%)、EPSONよりも優れる疑似4K品質。ファン音がそこそこする。
EPSON dreamio EH-TW8400W→疑似4K、優れた設置性(レンズシフト上下±96、左右47%)、静かなファン。あくまでも疑似4K
SONY VPL-VW255→リアル4K、優れた設置性(レンズシフト上±85、下80、左右31%)、静かなファン。値段が高い
今回はVPL-HW60の使用時間の少ない中古に出会えたのでこちらに交換してみることにしました。
【デザイン】
HW10から変わらないデザインです。
HW20からの入れ替えですが、本体色が黒→白に変わった以外見た目は変わりません。
レンズカバーが直接はめ込み式でピントリングが回りずれるので、シャッター(手動でも可)がついているといいと思いました。
【発色・明るさ】
HW20からかなり改善されました。
発色が良くなり、明るさもかなり明るくなりました(数字的には1300→1800lmですが体感はそれ以上です)
部屋を暗くしてみる時に眩しいので、ランプ「低」に切り替えています。(明るさがHW20のランプ「高」と同程度まで下がります)
使用しているプリセットはシネマ フィルム1、ブライトシネマ、TV、ブライトTVです。
ランプの明るさがプリセットごとに保存できるので、シネマ フィルム1とTVはランプ「低」にしています。下記に書くモーションフローの設定も保存できます。
ブライト○○は昼間にカーテンを閉めただけの部屋で見る場合やリビングの照明だけを消して食卓の電気はつけたまま見る時に便利です。
十分鑑賞に堪えうる品質で見ることができます。
【シャープさ】
HW20の時から良かったのであまり変わりません。
ただ、レンズ性能が上がったのかパネルアライメントでパネルのずれを補正する際に画面の中央で合わせれば全域がほぼ合うようになりました。
【調整機能】
レンズシフトが上下±71、左右25%と少し調整幅が広がりました。
フォーカス・ズームは手動ですが、一度設置してしまえば動かすこともないので問題ないでしょう
(HW20の時は本体が温まるとピントがずれる現象に悩まされていましたが本機は問題ありません)
【静音性】
とても静かです。近づかないとほぼ音は聞こえません。
HW20の時も同等でしたが、ランプ「低」運用できるので実用上さらに低くなりました。
【サイズ】
相変わらず大きいです。LCOS(SXRD)機の宿命ですかね。
大きいので、存在感があり安っぽい感じはしない点は良いと思います。
【総評】
今更フルHD機同士での入れ替えはちょっとどうかと思いましたが、満足度は高かったです。(2015年からモデルチェンジしていないですし…)
定価での購入はほかの機種を再考すべきだとは思いますが、安く買えるなら非常にお得だと思いました。
スクリーンから離れてみるのでSXRD特徴の画素のドット感のない写真や絵を見ているような絵作りで、4Kでなくても満足できると思います。
ただ一つ気になったのが、モーションフローの挙動です。
画質プリセットのシネマフィルムでは「True Cinema」になっているのですが、Netflixの映画を見る際に映像が乱れる挙動がありました。
おそらく60pから24pに変換しなくてはならないので、その処理に失敗しているものと思われます。
そのため私は「切」に切り替えたところ変な挙動が収まりました。BDなどは元から24pなので問題ないと思われますが注意が必要です。
ブライトシネマなどでは「スムース弱」になっていますがこちらは問題ありません。
映画などのカクカクした映像が補完されてビデオカメラで撮影したようになりヌルヌルした映像になります。
目の疲れが減少しそうなので、TV番組を見る際には積極的に活用してもいいと思いました。
あと、海外レビューですがこちらが参考になりました。(海外と型式が違いますが同機種だと思います)
https://www.projectorreviews.com/sony/sony-vpl-hw65es-home-theater-projector-review/
- 比較製品
- EPSON > dreamio EH-TW8400W
- BenQ > CinePrime HT3550
- BenQ > CinePrime HT5550 [ブラック]
- 主な用途
- 自宅
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- プロジェクタ
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2016年12月10日 13:17 [984215-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 発色・明るさ | 5 |
| シャープさ | 5 |
| 調整機能 | 4 |
| 静音性 | 3 |
| サイズ | 3 |
初PJです。当初はE社の格安4Kモデルを購入するつもりでいたのですが、しかしその前に量販店で見かけた本機の非常に滑らかな動きへの憧れがどうしても止みがたく、購入に至りました。
【使用環境】
DMR-UBZ1と本機とを、amazonbasicsのハイスピードHDMIケーブル7.6メートル(1380円、中国製)で接続。同じくAmazonで購入した10mの黒い模造紙を両面テープで壁や天井に貼りめぐらしました。これで今のところ迷光は全く気になることはありません。本機が届く前にあらかた貼り終えてしまったので白壁との比較はしていませんが、あまり神経質になる必要はないでしょう。
スクリーンはシアターハウスの自立式100インチワイドを使用。
ちなみにAVアンプは使わずにプリメインアンプのマランツPM8005に繋ぎ、スピーカーはハーベスのcompact7es3を鳴らしています。
【motionflow】
本機(というかSONY製PJ・TV)の売りは、何と言ってもその非常によく効くmotionflowですよね。工場出荷時の設定では「スムース弱」になっていますが、今では殆ど「スムース強」にして見ています。これによってカメラがパンした時の画面全体のガクつきや、人物が激しく動いた際のチラつきなどがゴッソリ消えて、目の前に滑らかでリアルな動きが現出します。そしてなぜか不思議と立体感が増したようにも感じられます。
そもそもPJは大画面で視聴する前提なわけで、そうなると少しのガクつきチラつきでも目に負担がかかってウンザリされることも多いだろうと思います。それはまるでパクチーを口いっぱいに無理やり詰め込まされたような不快感を覚えるかと思います。
しかし「スムース強」にすれば、そのような不快感から完全に解放され、じつに快適に視聴することができます。口の中のパクチーがクレソンに変化する瞬間です。
ただ副作用として、映画ではフィルムっぽさがなくなり、まるで高精細なビデオ映像のような軽い感じになります。
そんなワケで本機はリアルさよりも心地よさを求める人向けのPJです。発色やシャープネスもキツさを感じさせない、絶妙なまろやかなチューニングがなされていると思います。私自身、オーディオを選ぶ際もリアルさよりも心地よさでマランツとハーベスを選んだ経緯があるので、その点で見事に私のニーズと合致したなと思っています。
【黒の表現】
ダークナイトやBABYMETALのライブなど「闇」成分の多い作品では、黒がきちんと真っ黒にはなりません。四隅がちょっと白っぽくムラが出ます。ここらへんはリモコンでガンマ値や明るさを調整する事で目立たなくなります。
【3D】
当初3Dに全く興味がなかったのですが、UBZ-1の購入キャンペーンでいただいた2枚のUltraHDディスクのうち1枚が3D対応であり、調べたら純正グラスも安価だったので購入して観てみました。その時は、まぁこんなもんだろうなといった感想でした。しかしその後STAR WARSフォースの覚醒を観たら、3Dの効果が面白くのめり込むことができたので、結局はソフト次第なのかなと思います。
【操作性と設置性】
取り扱い説明ROMを見ずに、直感的に操作できます。ただ、レンズシフトが思ったより動く範囲が狭く、ちょっと困ってしまいました。
【総評】
3ヶ月ほど地デジも含め様々な作品を観賞しましたが、印象としては「小津安二郎監督作品に最適化されたPJ」という感じです。motionflowの設定には「スムース強」「スムース弱」の他に「TrueCinema」というモードがあり、おそらく24fpsにすることで映画っぽくしているのだと思います。
動きの穏やかな小津作品の場合、「スムース弱」でも十分ですが「スムース強」にした途端、半世紀以上前の戦中戦後の人々が生き生きと滑らかに動き始めます。これは実に面白い視覚体験です。これを「TrueCinema」にすると、今度はぐっと映画っぽくなります。小津作品ではmotionflowのそれぞれのモードの良さを味わえます。逆に黒澤明監督作品の持つ、力強く暗くて鮮やかな雰囲気を表現するのは苦手なようで、ちょっとライトな感じになってしまうようです。
何はともあれ、リアルさよりも心地よさ、そしてコスパのよさを優先させれば、まだまだ他社の廉価版4KPJよりも本機をえらぶことのアドバンテージは高いと思います。ただひたすら心地良い映像に浸ることができます。
- 主な用途
- 自宅
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2016年5月16日 15:01 [930692-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 発色・明るさ | 5 |
| シャープさ | 5 |
| 調整機能 | 無評価 |
| 静音性 | 5 |
| サイズ | 4 |
昨日からアバックでやってる 2Kプロジェクター比較視聴 商談会で視てきました。
本日視たのはOPTOMA HD92 SONY VPL-HW60 VPL-VW515EH-TW8200
EH-TW6600 ビクターDLA-HD550の6機種
本日見たかったのはLED光源のOPTOMA HD92で、真っ先に見たのですが、隣の
120インチスクリーンに同時に映されていたのが このSONY VPL-HW60でした。
OPTOMA HD92と比べて黒浮きが無く、ざわざわしたブラウン管時代のテレビを
視ているような印象を受けるHD92に対して写真を引き伸ばして120インチにプリント
したような全くザワ付きの無いVPL-HW60の映像は視ていてとても静かです。
他のプロジェクターがノイズ感が多い訳では決してなく、どの製品もノイズは抑え
つつも解像感は優れたものばかりなんですが、無風の時の湖面を思わせるような
しっとりと落ちついた映像は視ていてとてもリラックスできます。
OPTOMA HD92が 動のプロジェクターなら VPL-HW60は 静のプロジェクターと
言えるでしょう。 勿論動きのある映像も文句なしですが。
唯一気になったのは他のプロジェクターと比べて赤みが少なく控えめな発色で
これは色合いを調整で赤方向にしてやることで控えめな発色のまま赤みが増し
ほぼ満足のいく画調になりました。
それにしても前回ここに訪れた時に視たVPL-VW 1100ESとは打って変わり
ビクター機と比べても同じまでとはいかずとも充分黒が沈み込む印象で充分な
VPL-HW60はいいですね。
価格が倍以上違う VPL-VW515EHとも120インチ左右で比較させてもらいましたが
顔を映した場合、VW515だと僅かに明細感と色の深みが増すのですが、HW60と
横並びで視比べをしないなら気が付かない程度の違いで、フルHD映像なこれでも
充分満足できます。
エプソンンのEH-TW8200はコントラスト含めHW60とよく似た印象でした。
しかし、TW8200よりも映像エンジンが優れているのでしょうかノイズリダクションが
優秀なようで映像品位では断然HW60のが上落ち着いた映像は素晴らしいの
一言 金額差2万円の差が映像にはあり、これが28万だっていうのですから
まさに お値段以上ニトリ的製品です。
本日視聴した中では最も気に入りました。
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