『期待していましたが、ガッカリです』 東芝 REGZAサーバー DBR-M590 ウォーターランドさんのレビュー・評価

[ウォーターランド]

2015年5月21日 04:39 [826411-1]

満足度	2

デザイン	1
操作性	2
録画画質	5
音質	5
録画機能	3
編集機能	3
入出力端子	5
サイズ	2

期待していましたが、ガッカリです

東芝のレコーダーはRD-X2からM190まで歴代使ってきましたが、レスポンスの悪さに辟易して、ここしばらくはPanasonic製レコーダーを使っています（RD機の編集機能は良かったんですけどね）。

BSが6チャンネル分タイムシフト可能になったのと、商品レビュー等でこの製品のレスポンスも良くなった、との事とが決め手でパナBXT970からの買い替えです（ちなみにBXT970はもう1台持っていて、そちらは地デジ専用にしました）。

テレビはREGZA 58Z9Xを使用しています。
これで、地デジはZ9XとBXT970・BSはM590でそれぞれタイムシフト・チャンネル録画できるようになりました（今まではBXT970でそれぞれBSを3チャンネルと地デジ4チャンネルを振り分けてました。

私の普段の使用は、録画した番組を編集してブルーレイディスクにダビングするのがメインですので、他の機能についてはあまり重視していません。

思いついたことを順不同で個条書きにします。
1.レスポンスは以前の製品に比べて非常に速くなりましたが、パナ製よりは遅いです。
2.予約確認がスタートメニューからなので面倒。リモコンにボタンを追加して欲しい。
3.録画リストを表示させた状態でディスクトレイを開閉すると、録画リストが消えて番組放送になる。なにこれ？
4.本体前面にカウンターが欲しい（パナのBXT970もそうですが）。「画面表示」にするとうっとうしい。
5.本体デザインが古くさくて大きい。なんだか昔のビデオデッキみたいなデザインです。後ろ方向に大きいのはHDDを3台搭載してるのでしょうが無いと思いますが、高さはもっと低くできるはずです。
6.B-CASカードが全部ミニサイズになった。
タイムシフト側はミニサイズでも良いけど、通常録画側は普通サイズにして欲しかったです。
7.早送りボタン1回で早見早聞き再生（1.3倍速）できるが、2秒ほど待たされる。その際、音声がちゃんと再生されれば良いのですが、映像の方が先に進んでから音声が再生されるので、ちょっと早戻ししなければならないのが面倒です（これはパナ機も同様）。
TV（REGZA）はほぼシームレスに再生されるのに、同じ東芝でなぜ同様の動作ができないのか不思議です。
8.早送り（早戻し）が遅い。番組確認時で早送りする時に時間がかかる（1分送るのに3〜4秒）。もっと早く送れるようにしてほしい。ちなみにパナ機は1分送るのに1秒くらいなので快適です。
9.内蔵HDDは2TBが3台搭載されていると思いますが、タイムシフト側専用部分は3TB+3TBにして欲しい。また、タイムシフトに割り当てるHDDに制限がある。
10.番組録画中は録画済み番組のタイトル編集が出来ない。機能制限が少なくなったので良かったと思いましたが、これにはびっくり。
番組録画が終わるまでタイトル名が変えられないなんてありえないです。
説明書には録画中はタイトル名編集ができない、という記述ではなく、***以外（6個くらいだったかな）の操作はできません、というわかりづらい文言で書いてあります（それも別の場所に）。不親切です。
11.ディスクにダビングする時の操作が不便です。録画リストからダビングしたい番組を選択して、サブメニューで編集→詳細ダビングを選択するとダビングに移行するのが普通だと思うのですが、そこからさらにダビングしたい番組をもう一度選択し直さないとダメです（ここで複数番組を選択できるようにするためなんでしょうが、1番組のみのダビングだと面倒で仕方ないです）。
パナ機みたいに録画リストにダビング専用ボタン（赤ボタンです）があって、そこで複数選択→ダビングだと便利なのに。
12.ダビング時にディスクを初期化しないとダメ（これは以前のRDシリーズも同じでした）。
未フォーマットのディスクだと、「ディスクを初期化してください」と表示されるので、ダビング操作を中止し、ディスク初期化後に再度ダビング操作をしないとダメです。
普通なら「ディスクを初期化後にダビングしますか?」で良いと思うのですけどね（パナ機は特に何も表示されずに初期化・ダビングしてくれます）。
13.チャプター編集後、プレイリスト作成時にサムネイルが1個だけ表示されますが、表示が遅いのとチャプター選択ごとにちょっと待たされるので非常に効率が悪いです。
RDシリーズは6チャプター分のサムネイルが表示されたので、チャプター選択が楽でした（パナ機も6画面表示です）。


不満ばかり書いてもなんなので、良い点も書きます。
1.プレイリストが作成できる。パナはプレイリストが作成出来ない。番組編集時に間違って必要なチャプターを削除したことがあるので、プレイリストが作成できるのは良いです。
2.再生時に番組最後まで早送りすると最後で一時停止してくれる（もしくはスキップで最後まで送れる）。
パナ機はスキップで最後まで送れないのと、早送りで番組最後までいっちゃうと再生停止になり、注意していないともう一度行うことになります。
1〜2時間程度の番組ならまだ良いのですが、数時間の番組の場合は面倒です。なので、最後の方でチャプターを1個無駄に打っておくようになりました(笑)
3.TVが58Z9Xなので、タイムシフト番組表がBS・地デジを併せて表示できる（めったに使わないですけど(笑)）
TVがZ10XだったらTV側で操作できるから便利でしょうね。
3.REGZAで録画した番組をM590にダビング・ブルーレイ化できる（同じ東芝製だから当然ですが）。
以前はTV→RECBOX→パナ機でダビングという事をたまにしていました。
4.先にも書きましたが、以前（RDシリーズ）にくらべてレスポンスが良くなった。

最後に。
パナ機の不満はまだ我慢できますが、M590の不満は結構イラつきます。
期待していただけにガッカリ感が非常に高いです。
購入前に説明書も読んで、ある程度は理解していたつもりだったのですが、それを上回る使い勝手の悪さです。
PanasonicがBSを6チャンネルタイムシフト録画できるようになったら、パナに戻ります。
たぶん、もう東芝のレコーダーを買うことは無いかな。

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