Sound Blaster X7 SB-X-7 レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.41）

満足度ランキング—位

集計対象1件 / 総投稿数1件

1. 5 100%
2. 4 0%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.00	4.32	-位
音質 音質の良さ	5.00	4.46	-位
操作性 操作のしやすさ	4.00	4.18	-位
機能性 搭載機能が充実しているか	5.00	4.14	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[メタボマン]

2017年3月17日 03:40 [1012001-1]

満足度	5

デザイン	4
音質	5
操作性	4
機能性	5

DACのような何か。

突然ですがみなさん、
スマホとオーディオ機器って皆さんどう接続してるもんでしょう？

　　・イヤホン端子
　　　これライン入力に入れても碌な音量取れなくないですか？
　　・Bluetoothほか無線技術
　　　音ゲーとか遅延デカすぎでとてもじゃないけど遊べませんな。
　　・USBオーディオ
　　　電池切れとの闘いになる。配線の邪魔臭さも酷い。

てなもんでデレステのプレイ環境高音質かを図るにあたって割と困り果ててたんですが、
それとは別の理由で購入した本製品にてばっちり解決しました。
ケーブル一本で充電もアンプもイコライザもバーチャルサラウンドも全部入りですよ。
なにこれ最高じゃない？

ちなみに導入経緯なんですが、
これまでPCにサウンドカード刺してバーチャルサラウンドを楽しんでたんですが、
コレやるとグラボ2枚刺しができないんですよね。
なんで、最近はCreative製チップを積んだマザーを選ぶなどして逃げてたんですが、
つい先日そのマザーが運悪く天に召されまして…
しかも現世代のマザーにはCreative製チップが搭載されてねえっていう。
その代わりCreative Sound Blaster Cinema 3が
デジタル出力に対応したので外付けDACで困りはしないんだが…
や、前バージョンではデジタル出力できなかったので、
バーチャルサラウドンをDACに逃がすことができず、
オンボのノイズバリバリでアンプも貧弱という地獄糞音質につき合ってられっかって話でてかなんでDolbyもDTSも痒い所をより痒くする仕様が大杉ｄ

…閑話休題

なんで、そういう機能を外に追い出すために買ったんですが、
思わぬところで素晴らしいもんを手に入れたもんです。
購入前の検討時は
「USB HOST機能？　誰が使うかよ。ポートの場所も悪いしゴミやん要らん要らん」
…なんて具合にあってもなくてもいいものと思ってたけど
俺はバカだったという事実だけが残ったね、うん。
ああ、ポートが真横に伸びてて困る人は通販でL字ケーブルを探すとええですよ。

しかし、なんで直販限定なんてしょっぱいことやってるんだろ？
まぁ、値段が値段だし、店頭に並べたところで尻込みするだけよね…


【デザイン】
どんな部屋にも合いそうにないThe 異物感が個人的に刺さりますね。
コンピュータ屋のデザインセンスってどっかズレてる気がします。
なるほど林檎電算機が一強になるわけだ。

ちなみに全体的にプラスチッキーでめっちゃ安っぽいです。
つってもASUSみたいに頑張りすぎて桁一つ違うレベルになられても困るし、
こんなもんでいいよねー、とも思いますが。

背丈こそあるけど、そこそこコンパクトに収まってるので
置き場所が辛いってことはないかな。
製品紹介としては精悍な写真が多いけど、現物はカワイイです。
本体重量も軽いのでルミナス後付け回転テーブルにも余裕で乗ります。


【音質】
至って普通では。ノイズも力の不足も感じません。
ちなみに繋いでるヘッドホンはSennheiser HD650。
つっても、わたしはSBXの効果をバリバリに効かせて楽しくなる程度には
糞耳なんで参考にはならんと思うけど。


【操作性】
本体側がシンプルすぎる。せめてスピーカーとヘッドホンの
出力切り替えぐらいは出来てほしかった。
一方でPCやスマホから弄れるコンパネの内容は
ほど良くまとまってていい感じです。

わたしはまだ試してませんが、本機はオペアンプの交換に対応してまして、
本体底の電池蓋的なふたを外すとオペアンプが４つほどコンニチワします。
他の機器みたいに分解しなくてもサックリ交換出来るみたいなんですね。
この安っぽさと利便性もまた、高級オーディオの世界に無い「操作性」のハズ…


【機能性】
ふつうのオーディオ機器なら各入力は切り替えて対応するものなんでしょうけど、
サウンドカードの流れをくむこいつは一味違うというか、
PC、USBホスト、光デジタル、BT、ラインイン、マイク、全部混ぜて出力できます。
切り替えみたいなこともできるけどその場合は操作がやや煩雑かな。

こいつの問題はPC入力がメインボリュームと同期してて調整不能な点。
ここがどうしても気になる人はPC入力を使わず、
オンボサウンドから本機に光デジタルで繋いで逃げることができます、一応。

で、上でざっくり挙げたけどイマドキの入力が一揃いでほんと便利。
無いのはHDMIぐらいですが、
あれを必要とする人はテレビのスピーカーで満足してる人か、
巨大なAVアンプを設置する人だろうから、まぁ、関係ないか。


【総評】
PCとタブとスマホでオーディオ世界が完結しちゃってる人間にピッタリとフィットする感じ。
DACやアンプに分類されてようが、やっぱAV機器ではないんだよねぇ。
こいつは間違いなくSound Blasterだ。