S1の新車
新車価格: 423〜449 万円 2014年11月5日発売〜2018年3月販売終了
中古車価格: 179〜374 万円 (20物件) S1 2014年モデルの中古車を見る
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| ベースグレード | 2014年11月5日 | ニューモデル | 3人 | |
| quattro limited edition | 2016年9月20日 | 特別仕様車 | 1人 |
- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.33 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.33 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.33 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.67 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.33 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.67 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.33 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
よく投稿するカテゴリ
2021年6月12日 12:42 [1462467-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 2 |
![]() |
||
|---|---|---|
【エクステリア】
ぱっと見にはベースのA1と比べてもよく解らないくらい大人的デザイン
【インテリア】
黒ベースに赤と黄色の注し色を加えた派手ではないけど上品なデザイン。
操作系はさすがにベース車両の開発年次が古いため、少し古臭さは否めない。6.5インチのナビ画面、タッチパネルでは無くロータリーダイヤルを基本とした昔ながらの操作方法等。オートエアコンではあるものの、温度設定がダイヤル印字式の1℃刻み。加えて温度調整が寒すぎの暑すぎ。年間を通しての温度設定が出来ず、その日によって必ず温度調整をしなければいけない。
シートはヒーター付きナッパレザー製ですが肌触りも良く、また体にも良くフィットして疲れ知らずです。またボディー同色のシートバックがテンションを上げてくれます。
【エンジン性能】
必要にして十分。ただ4WDということもあり超絶にトラクションしてしまうため、231PSでもジャジャ馬感はあまり無く、少々物足りなさも感じます。300PSくらいあるともっと楽しいかも。
ノーマルマフラーでもダイナミックモードにするとそこそこ心地良い室内音なので、マフラーの交換は迷うところです。バランサー付きのため不快な振動も少なく非常にスムースに気持ちよく回ります。EA888系のエンジンで、ゴルフGTI,R、アウディS3等とベースを同じくするエンジンですが良いエンジンですね。
【走行性能】
車両寸法の割に重量が1380Kgと少々重めですが、現代の重くなってしまったスポーツ車達と比べればこんなものかも知れません。昔乗っていたランチアデルタが1300kgほどでしたので、非常に雰囲気は似ています。ただボディ剛性と低速からのエンジントルクはけた違いですが。FFベースの4WDですのでアンダーステアが強そうですが、アクセル一つでぐいぐい曲がります。そのへんもデルタそっくりです。ハンドリング特性についてyoutubeの雪上走行動画を見ていただくのが一番わかりやすいかも知れません。
6MTですが、FR車のようなガッチリ感やショートストロークではありませんがフィーリングは悪くないです。FFベースのワイヤーコントロールですが、重すぎず軽すぎず「サクッ、サクッ」と言う感じで入ります。
【乗り心地】
電子制御サスということもあり、こまめに調整してあげれば乗り心地は非常に良いです。街中では効率モードやオートモードにすればスイフトスポーツやアバルト595よりも全然しなやかです。
【燃費】
9〜14Km/Lくらい。アイドルストップを停止させているため、2Lターボとしてみればこんなものかと。
【価格】
MT車の総数が減っているため、やはり割高感を感じます。これからもMT車が減ることはあっても増えることは無さそうなのでMT好きには受難の時代になってしまいました。
【総評】
仕事や実用で乗るならATだし、今やレーシングカーもセミATになってしまいMT車の存在意義が薄れてきてしまっていますが、やはり自分の意志でエンジン回転の一番美味しいところを使えると言った意味ではMT車の優位性はあると思います。
久しぶりにMTのスポーツタイプに乗りたくなり、MINI、アバルト、プジョー208、DS3、スイフトスポーツ等と検討して最終的にトラクション性能でS1を購入しましたが大満足です。
少し高い車ですが、あまり人気が無いのか他FF車達と比べると相場があまり変わらないので雨の日雪の日乗られる方はこのS1をおすすめします。
アウディと言ってもフォルクスワーゲンとの共通部品も多く、所詮ワーゲンかと思っていましたがなかなか良い車を作りますね。今後日本向けでMT車の販売は無くなるでしょうけど私は最後に間に合って良かったです。乗れる限り乗り続けたいと思います。
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- 自動車(本体)
- 1件
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2017年10月29日 20:21 [1074137-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
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|
|---|---|---|
アウディ最小の猛獣 |
車内 |
走行性能
quattroにより安定した走りができます。
サスペンションはしなやかで、郊外の荒れた路面でもバタつかずに、しっかりとタイヤが路面を捉えて走行できます。
高速道路でも変な振動やハンドルのブレなどは一切なく、フラットに安定した走行ができます。シャシーの剛性の高さやパーツ1つ1つの精密さは、やはりドイツの高級車といった感じです。
乗り心地
18インチのアルミホイールに225/35R18のブリジストンポテンザS001を標準装備しています。
納車後初めて、カー用品店でタイヤの空気圧を見たところ、規定よりもかなり高く空気が充填されていました。空気圧は規定値+10%くらいに調整しました。それにより、路面の細かな凹凸を拾う感じはかなり改善されましたが、扁平率35%なので多少あります。歩道の段差を乗り越えるような大きな揺れはサスペンションが吸収し、また、ダンパーによる揺れの収まりもかっちりしています。軽快な走行のため、ホイールはインチダウンする予定です。
燃費
最近のエコカーと比べれば見劣りはしますが、同排気量の他車と比べれば、かなりよいです。渋滞している都内で12km/L、高速のみの走行や信号のない郊外の道路で15km/L程度です。エンジンの低回転域(1200〜1600回転くらい)で走行しなるべくターボを効かせないようにし、信号などで止まる際はエンジンブレーキを多く使うとよいです。ただ、峠などで高回転域を使用するとガンガン過給されて、ガンガン燃費は悪化します。峠のみの燃費を測ったことはないので、数値は不明です。
積載性
私はほとんど荷物を載せないため問題ありませんが、コンパクトカーなので積載性は少ないです。ただ、リアシートを倒せば、スノボーなどの長物も積めるのではないでしょうか。
故障経験
現在まで故障やトラブルは起きていません。壊れそうな不安な箇所もありません。
ディーラーの方によると、今のアウディの故障率は国産車と変わらないレベルとのことです。
満足している点
コンパクトなボディにハイパワーエンジンを搭載した、貴重なホットハッチです。エンジンはレッドゾーンまで軽快かつスムーズに吹け上がります。MTのみの設定であることからも、走ることを楽しむ車であることがわかります。また、quattroにより4輪それぞれの駆動力配分を制御し、オンザレールの走行ができます。ドライブセレクトをダイナミックにして峠を走れば、アクセルに呼応してエグゾーストノートが響き、まさに人馬一体の走行が楽しめます。
日常ユースでは、コンパクトな車体で最小回転半径5.0mという取り回しの良さもあり、都内の路上駐車の多い道路や狭い駐車場などでも楽に運転できます。また低回転域で走行すれば、ほとんどエンジン音は聞こえず、静かな走行を楽しめます。
デザインはシングルフレームグリルを採用しており、アウディファミリーの一員であることが一目でわかります。ヘッドライトは氷をイメージしたデザインであり、そのレンズにはガラスを採用し、長期間の使用でも曇りや黄ばみが出ることはありません。
ワイパーはボンネットの下に隠れるように取り付けられ、見た目のカッコよさはもちろん、高速走行時の風切り音や空気抵抗を低減しています。ウォッシャー液の噴射口もボンネットの裏側に取り付けられ、3方向にでる噴射口が2箇所ついています。ボンネットはクラムシェルで、ボディとのつなぎ目はキャラクターラインに繋がるデザインとなっています。
リアのテールランプはLEDによる均質なライトで、高級感があります。また、テールゲートとボディの繋ぎ目でテールランプが分断されないよう、テールランプはテールゲートと一体となっています。テールゲートのオープン時には、開口部のボディ側にランプが設置されており、ウインカーやテールランプの機能を備え、安全性を確保しています。さすがデザインにこだわるアウディといった感じです。
便利な機能として、ドアやトランクが開いている状態でもリモコンのロックボタンを押すと、ドアが閉まった時に施錠されます。例えば、運転席から降りて、まだ助手席の人がドアを閉める前にリモコンでロックをしても、助手席のドアが閉められた時点で、ロックされます。
また、リモコンのロックやアンロックボタンの長押しで、外から窓の開閉が行えます。夏場は乗る前にあらかじめ窓を全開にできます。
アイドリング状態から半クラッチにするとエンジンの回転数がわずかに(100回転くらい)上がります。渋滞時の追従や駐車時などに、アクセル操作が不要となるので楽です。
輸入車の特権ともいえるコーディングにより自分好みのカスタマイズができます。私は、TVのスピードロック解除、デイライト点灯、ヘッドライトウォッシャーキャンセル、リアワイパーの非連動化、ロック時ドアミラー自動格納、ディスプレイにオーディオ・テレフォンタブの追加、ライトセンサーの感度調整を行いました。その他、いろいろと調整や変更ができるようです。
総評
価格は高いですが、自信を持ってお勧めできる1台です。検討している方はぜひ、無理をしてでも購入してください。後悔はしません。MTのみの設定で価格も高いため、街中で見かけることはほとんどありませんが、たまに見かけると、走ってる姿もカッコいいな、と思います。最近のエコカーのような燃費の良さや自動運転などの機能はありませんが、純粋に走りを楽しめる車だと思います。
参考になった8人
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2016年1月16日 09:05 [895426-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
【エクステリア】
ベースのA1から大きな違いはないと思います。
個人的にフロントのデザインはいいのですが、リアのデザインがあまり好きではないです。
リアは4本出しのマフラーが目を引きます。
【インテリア】
TTクーペの後に試乗したので色々とゴテゴテした感じでした。
でも全体的にブラック基調でシルバーのアクセントが入ってうまくまとめられていると思います。
個人的にはインテリアを売りにしている車ではないので許容範囲だと思います。
3ドアにはサンルーフがオプションで付けられますが、5ドアだと設定がないのが残念です。
【エンジン性能】
2Lのターボエンジンですが、TTクーペよりも1馬力多いです。
1馬力の差が体感できる程敏感ではないので違いは分かりませんでしたが…。
パワー的には不満はなかったです。
MTなので自分の好きに調整できるのはいいと思います。
【走行性能】
走行性能というよりもMTでクルマを走らせることができるのがいいですね。
走行性能自体も悪くはなく、TTクーペよりも楽しく運転できました。
【乗り心地】
スポーツカーとしてはいいと思います。
【燃費】
カタログ値14.4km/Lで、営業さんが言うには10km/L程度とのことでした。
2Lターボの燃費なら平均的だと思います。
【価格】
アウディでMTに乗りたいのであれば安いと思います。
その他でアウディのMTはR8になってしまいますからね。
ベースのA1と比べると価格的には高くなりますが、内容的には高くはないと思います。
【総評】
2Lターボで6MT。
この車は乗っていて楽しいですね。
先に試乗したTTクーペと比べてもS1の方が楽しいです。
方向性の違いでしょうが、私的にはこちらの方が体に合ってました(笑)
S1は3ドアなので、使い勝手はいいとは言えませんが、一応大人が4人乗れます。
使い勝手を気にするならSportbackがいいと思います。
車重もS1から+20kgで、大きな影響はないかと思います。
(ちなみにS1にサンルーフを付けると同じ車重になります)
TTクーペは1台で何でもこなすのは難しいですが、S1なら何とかなりそうです。
S1のSportbackなら更に使い勝手は上がりますね。
- レビュー対象車
- 試乗
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プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2015年4月30日 18:44 [820326-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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アウディA1をベースにしたスポーツモデルのS1が発売された。コンパクトなボディにパワフルなエンジンを搭載したスポーツモデルだ。
アウディS1が注目されるのは6速MT車だけの設定であることだ。スポーティモデルならMTが当然というのはもう古く、スポーティだろうとラグジュアリーだろうとAT(または2ペダル車)しか設定されていないのが最近の状況である。
手元にある最新の自販連の統計書を見ても、2014年に日本で販売された登録車(軽自動車を除く)のAT車比率は98.6%に達している。ATじゃなければクルマではないというくらいの比率なのだ。そんな日本で6速MT車だけのアウディS1を発売するのは相当に思い切った設定である。
試乗したS1はよりスポーティな志向の強い3ドアハッチバック車だ。そうでなくてもあまり広くない後席は、3ドアによる乗降性の悪さと合わせて実質的に2人乗りのクルマとして使うような設定である。ラゲッジスペースには一定の容量が確保されている。
搭載エンジンは2.0LのTFSI(直噴ターボ)仕様だ。標準車のA1が1.4LのTSFI仕様であるのに比べると、格段にパワフルなエンジンである。動力性能は170kW/370N・mのパワー&トルクを発生する。駆動方式もA1がFFであるのに対し、S1は電子制御カップリングを使ったフルタイム4WDを採用する。
今回の試乗では箱根の芦ノ湖スカイラインを中心に走らせたが、とにかく気持ちの良い走りを示すクルマだった。全幅がやや広いために3ナンバー車になるが、全長が4mを切るコンパクトなボディは、ワインディングでも扱いやすく、正に自分でコントロールしているとい実感を感じながら走らせることができく。
車両重量は4WDであるためにちょっと重くて1360kgだが、それでもエンジンの動力性能のほうがはるかに上回っている。吹き上がりのスムーズさや回したときのパワーフィールなどが、これまた気持ち良さを感じさせた。
足回りについても同様だ。以前のSモデルに比べると格段に乗り心地を重視した味付けになっているが、それでも操縦安定性は極めて高いレベルにある。ワインディングでもしっかりと踏ん張って気持ち良くコーナーを抜けていく。軽快なフットワークも大きな特徴である。
6速MTで操る実感があり、パワフルで軽快なフットワークを持つS1は文字通りゴキゲンな1台である。走らせている途中から、またクルマを降りたときに、思わず笑顔がこぼれる、そんな感じのクルマだった。
S1の価格は410万円と400万円の大台を超える。輸入車ではCクラスや3シリーズにも手が届くような価格なのでちょっと考えてしまう部分はあるが、走りの楽しさを求めるユーザーには絶好の1台といえるだろう。
- レビュー対象車
- 試乗
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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2015年3月31日 21:08 [811596-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
小さくても凄みのあるボディはさすがS。 |
全長は3990mmととてもコンパクトだ。 |
ベビーモンスターのオーラを感じるヒップ。 |
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このサイズに225/35R18サイズのタイヤを組み合わせる。 |
エキゾーストパイプは4本だし。迫力のあるサウンドを奏でる。 |
凝ったデザインのヘッドライトユニットはLEDを多様している。 |
元、アウディ「ビッククアトロ」乗りの筆者にとって「S1」という響きは鳥肌が立つほど興奮します。クワトロシステムの優秀さを世界中に知らしめたWRC(世界ラリー選手権)の1983〜1984年シーズンにアウディが投入し、結果的に1984年のドライバーズタイトルを勝ち取ったマシンの名が実はスポーツクワトロS1なのです。
そんな特別な名前を与えられたのがアウディ最小モデル。ベビーモンスター「S1」です。今回は日本自動車輸入組合の試乗会で試乗を敢行しました。
心臓は、直列4気筒2LのTFSIユニット。新開発のこのエンジンは最高出力231ps、最大トルク370Nmというスペックを搾り出します。フォルクスワーゲンのポロより一回り大きなコンパクトボディにこのパワーは痛快の一言です。
ホールド性の高いシートに身を沈め、エンジンを始動させると一瞬キャビンを揺らし、野太いアイドリングが周囲に響きわたります。トランスミッションは6速MTのみ。この時代に実に潔い設定です。(S-トロニックより数十キロ軽量化が可能です。)
節度感の高いシフトレバーを一速に入れアイドリングのままクラッチから足を浮かすと、気難しいところなど皆無でスルスルと動き出す。最大トルクをわずか1600rpmから発生する柔軟なエンジン特性のおかげで発進はきわめて容易です。
アクセルを踏み込むと「ボーッ」と唸りを響かせていたエンジンが「ウォーン」という抜けのよいサウンドに変化し、鳥肌が立つほどの快音に包まれます。シフトチェンジをするたびに、「バフッ!」という迫力のある演出がたまりません。
乗り心地はかなりハードですが、コーナーに飛び込むとその恩恵を受けます。着座位置は「ポロGTI」同様高めなのですが、ロールもピッチングもしっかり抑え込まれていて、ステアリング操作に正確に反応してくれます。リアサスペンションが4リンク式の独立懸架されたこともあり、リアの踏ん張りも涙ものです。油圧多板クラッチは、前後トルクを100対0から50対50に適宜振り分けるクワトロシステムのおかげで、ワインディングマシンと呼べる久々のクルマです。
1380kgの車体重量で231馬力。0-100キロ加速はなんと5.8秒!あの「ゴルフGTI」もこのクルマに置き去りにされることになるほどの快速ぶり。
昨今、MT車を選ぶことが難しくなりましたが、免許を取ってからMT車しか乗ったことがない筆者のような「おじさん」のおもちゃには最高の一台ではないだろうか・・・。
- レビュー対象車
- 試乗
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S1の中古車 (20物件)
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- 374.0万円
- 車両価格
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- 走行距離
- 1.2万km
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S1 クワトロリミテッドエディション 25台限定車/専用内外装/BOSEサウンド/ファインナッパレザーシート/シートヒーター/純正ナビ/フルセグ/ETC
- 支払総額
- 366.3万円
- 車両価格
- 355.0万円
- 諸費用
- 11.3万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 3.4万km
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- 支払総額
- 223.5万円
- 車両価格
- 210.0万円
- 諸費用
- 13.5万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 5.2万km
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- 支払総額
- 245.1万円
- 車両価格
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