DacMagic XS レビュー・評価

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タイプ:ヘッドホンアンプ ヘッドホン端子(ミニプラグ):1系統 ハイレゾ:○ DacMagic XSのスペック・仕様

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DacMagic XSCambridge Audio

最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2013年12月25日

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満足度:3.00
(カテゴリ平均:4.41
集計対象1件 / 総投稿数1
  1. 5 0%
  2. 4 0%
  3. 2 0%
  4. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 4.00 4.32 -位
音質 音質の良さ 3.00 4.46 -位
操作性 操作のしやすさ 3.00 4.18 -位
機能性 搭載機能が充実しているか 3.00 4.14 -位
  • ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

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満足度3
デザイン4
音質3
操作性3
機能性3
   

DacMagic XSとDragonFly

   

 電車や飛行機で移動中に音楽鑑賞をするために、AudioQuestのDragonFlyを愛用しています。DragonFlyは、既にver. 1.2が発売されていますが、24bit/96KHzまでの音源にしか対応していません。192KHzの音源ファイルやDSDにも対応するFireFlyを開発中との話ですが、現時点では発売時期は明らかになっていません。
 そこで、192KHzに対応した本機を購入してみました。

 DacMagic XSは、DragonFlyの2倍に近いサイズですが、薄くて十分小さく、決して嵩張ると言うことはありません。しかし、DragonFlyがUSB端子一体であるのに対して、DacMagic XSは、「端子に機械的荷重が掛かるのを避ける」との理由でケーブルが別になっていますから、端子の突出部分を考えに入れると、DragonFlyは非常に小さいということになります。
 ケーブルが別になっていて困るのは、専用ポーチに収納するときです。本体はヘアーライン仕上げの金属筐体で、表面は光沢のある塗装ですが、USBケーブルの端子側を重ねて収納すると、金属同士が擦れて傷が付く可能性があります。従って、ポーチの中でケーブルを本体に重ね、端子をポーチの口に向けて収納することになります。こうなると、USB端子の金属部分に指で直接触れることになり、錆が出はしないかと心配になります。なお、音楽ファイル再生中、本機の金属筐体表面は結構暖かくなります。

 DragonFlyがWindowsの標準ドライバで動作するのに対して、DacMagic XSの場合は専用ドライバをダウンロードしてインストールする必要があります。それは良いのですが、専用ドライバのインストールの際、Windows側のドライバインストールプロセスが走っていると、インストールは進みません。販売会社のインストール手順(HPを見る必要があります)には、本体をUSB 2.0モードにしてパソコンに接続し、ドライバをインストールするよう書かれていますが、接続するとWindows側のドライバインストールプロセスが立ち上がり、専用ドライバのインストールソフトからは「別のプロセスが走っているから、終わるまで待て」と赤い文字で警告されてしまいます。Windows側がタスクバーに、「ドライバはインストールされませんでした」と表示するまで待つしかありません。
 また、本機のUSB端子はUSB 1.0(今時!)とUSB 2.0を切り換えられますが、96KHzを越えるハイレゾファイルの転送には勿論USB 2.0が必要です。切り替えは+と−の音量ボタンを同時に押して行うのですが、購入直後のデフォルトがUSB 2.0であることはどこにも記載が無く、切り替えをやってみないと分かりません。また、イヤホン端子横に小さな高輝度LEDがあり、USBモード切り換え時はその色で判断するのですが、本機の「赤」は、「赤紫」に近く、初めて見ると赤なのか青なのか迷ってしまいます。

 専用ドライバインストール後は、JRiver Media CenterのようなASIO/WASAPI対応ソフトで音楽ファイルを再生する場合、ツールメニューから本機のASIOドライバを選択すれば、入力ファイルはそのままの解像度でDacMagic XSに送られ、上記LEDでサンプリング周波数が確認出来ます。注意しないといけないのは、専用ASIOドライバを選択すると、自動的にソフト側の音量が最大になることです。これは、本機ではソフト側は最大音量とし、本体の+/−ボタンで音量を調整することが推奨されているためと思います。そのため、別のDACに切り換えると、いきなり大音量が出てひどい目に遭います。

 さて、問題は音質です。接続するヘッドフォンは、常用しているBOSEのノイズキャンセリングヘッドフォン、Quiet Comfort 3です。DragonFly同様、DacMagic XSは、Quiet Comfort 3を難なくドライブする力があります。
 24bit/192KHzの音楽ファイルは、本機で全く問題無くそのまま再生されます。ピアノの音に深みがあります。但し、192KHzの音源ファイルは本機でしか聴けないので、次に24bit/96KHzのファイルを再生して、DragonFlyと比較してみました。JRiver Media Centerでは、DragonFlyについてはWASAPIのドライバを選択できます。そして、DragonFlyのトンボは、入力ファイルのサンプリング周波数に従って色が変わります(この色は、DacMagic XSのLEDより明確に変化し、色調も輝度も上品です)。結果は、私のシステムではDragonFlyの圧勝でした。オーケストラの楽器の数が違って聞こえます。ヴァイオリンの高音の艶、木管の音の分離、何れもDragonFlyで聞く方がはっきりとし、DacMagic XSではよりマイルドで、少しモヤモヤすると言う印象です。高域成分の出方が大分違う印象です。
 勿論、これはQuiet Comfort 3と言う、やや「特殊かも知れない」ヘッドフォンを介して聴いた場合の感想ですから、別のヘッドフォンをお使いの方は、全く別の評価をされるかも知れません。私は、192KHzファイルの再生には、FireFlyの発売を待つと言うことになりそうです。LEDも含め、外観の仕上げもDragonFlyの方が高級感があります。DacMagic XSは、USB直結では192KHzに対応できないrDACの代わりに、和室のスピーカーシステムに繋ぎましょう。

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