クロノスタシア [通常版] レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：3.95）

満足度ランキング—位

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評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
操作性 反応速度の良さ、直感的な操作が可能か	無評価	3.85	-位
グラフィック 画面構成の良さ・見やすさ・綺麗さ	無評価	4.09	-位
サウンド 音楽や効果音の良さ	無評価	4.05	-位
熱中度 ハマり度、のめり込み度	無評価	3.95	-位
継続性 長期間遊べるか、何回も楽しめるか	無評価	3.72	-位
ゲームバランス 難易度やテンポ等、全体的なバランス	無評価	3.68	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[酒缶]

2015年7月24日 19:17 [844466-1]

満足度	4

操作性	4
グラフィック	4
サウンド	5
熱中度	3
継続性	3
ゲームバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

時間銀行に時間を預けたり時間を売ったりする世界に興味があれば

パッケージ表	パッケージ裏＆中身

【概要】
・人々が自らの時間を時間銀行“BANK”に預けたり売り払ったりして贅沢をしている世界を舞台にした女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。BANKに預けられた時間を謎の組織に奪われたせいで、世界の終わりまであと99日になった時、時間を止める力を得たヒロインは誰と共に過ごし、どのようにして事件に対応していくのか。

・操作方法
　方向キー上下　項目やカーソルの選択
　方向キー左　　バックログ
　○ボタン　　　文章送り・項目の決定
　×ボタン　　　キャンセル・テキストウインドウの表示／非表示
　△ボタン　　　メニューを開く
　□ボタン　　　文章スキップ
　Ｌボタン　　　クイックセーブ
　Ｒボタン　　　クイックロード
　STARTボタン 　オートプレイ
　SELECTボタン　スキップの既読・強制切り替え
　アナログパッド　クロノスタシス機能の使用

・タイトルメニューから選べる項目は5種類。
「START」最初からのゲームのプレイ
「Continue」セーブデータからの再開
「Special」ゲーム中に登場したCGやシナリオの鑑賞
「Config」各種設定
「Install」データインストール


【評価】
・主人公の名前とあだ名、途中で登場するクマのロボットの名前を変更可能。

・主人公のセリフとナレーション以外はフルボイス。

・プロローグ部分のみ全キャラクター共通シナリオ。2回目以降はプロローグを飛ばすことができる。

・プロローグ以外は、選んだターゲットのストーリーを進めることになるので、登場する選択肢は全てそのターゲットに合わせて行えばよい作り。最初に攻略できるキャラクターは、幼馴染のキョウゴ・ナギ（ｃｖ：逢坂良太）、記憶が一日しか保てない芸術家のティオ（ｃｖ：松岡禎丞）、冷徹な高級官僚のクライヴ・ニール（ｃｖ：緑川光）の3人。条件を満たすと4人目、5人目の攻略が可能になる。

・各キャラクターには、ノーマルエンドとグッドエンドがあるため、一度エンディングを見てももう片方のエンディングを見るためのプレイをしたくなる。

・オートプレイとスキップ機能が使いやすい。特にスキップ機能は、他のゲームだとコンフィグで強制スキップと既読スキップを切り替えるが、このゲームの場合はSELECTボタンで切り替えて□ボタンでスキップを使えるため、使い勝手が良い。

・ほとんどの選択肢は、選択後すぐにキャラクターの反応がビジュアルで表示されるため、作りとしてわかりやすい。選択肢の画面でセーブやクイックセーブができるので、両方の選択肢を選んで確認してから進むような遊び方が有効。バックログで戻りたいテキストを選んで□ボタン、というやり方も有効。


・テキストウインドウの右側が虹色に光った時にスライドパッドを操作するとクロノスタシスという機能を使って特殊な選択肢を選べるようになるが、オートプレイやスキップを使用している時その場面で止まってくれないため、ファーストプレイで発見しておかないと、プレイがかなり面倒なことになる。

・時間銀行の設定を説明するためにプロローグ部分を長めにとっていると思うが、時間が無くなると死ぬという設定をどのように整合性を取っているか原理がよくわからないため、いまいち現実感を得られない。結果、時間が無くなると死ぬことは当たり前のことだと割り切った上でストーリーを楽しむことになってしまう。

・各キャラクターの側面からストーリーを見る事で真相を知るタイプのゲームなので、特定のキャラクターが好きな人にとっては遊びにくい乙女ゲームだと思う。


【まとめ】
・乙女ゲームなので、特定のキャラクターや声優さんを目的にプレイするのはアリですが、どちらかというと、各キャラクターのストーリーを楽しむことで世界観や事件の真相を楽しみたい人にこそお薦めしたいタイトル。