『【再レビュー】３年以上使い続けての印象』 ニコン Df ボディ [シルバー] レトロとデジタルさんのレビュー・評価

[レトロとデジタル]

2017年4月17日 17:54 [673786-5]

満足度	5

デザイン	5
画質	5
操作性	4
バッテリー	5
携帯性	4
機能性	4
液晶	4
ホールド感	4

【再レビュー】３年以上使い続けての印象

70-200mm/f4G	80-400mm/f4.5-5.6G	18-35mm/f3.5-4.5G
micro 60mm/f2.8G	70-200mm/f2.8 VR2	70-200mm/f4G

既に４回レビューを書いておりますが、３年以上経過した感想ということで投稿させていただきます。

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【デザイン】
昔ながらのフィルム一眼のデザインです。このデザインはファインダーを覗かなくてもある程度の情報が把握できるというメリットがある反面、ファインダーを覗きながら頻繁に露出補正をする方には使いづらいと思います。
ある程度露出補正値を決めて、「これで撮るぞ！」と気合を入れて撮るようなスタイルに向いている気がします。

【画質】
個人的には、「自然な発色で立体感が表現しやすい」印象を持っています。現像での調整も行いやすいと感じます。正直画質はかなり好みです。

【操作性】
アナログ的な設定と、Nikonの一眼レフ機共通的なメニュー操作なので難しいところはありません。
気になる点としては、水準器インジケーターと露出表示がファインダー内で排他関係にあるように思われます。この点、特に広角レンズを使う時少し不便を感じます。

【バッテリー】
小さなバッテリーですが、必要にして十分持つと感じています。

【携帯性】
Nikonのフルサイズ機の中では最も軽量ですが、もう少し薄いデザインであればなおよかったかなと感じます。
レンズに関しては以下の３本を中心に撮影してきました。
ただ作例では70-200mm/f2.8VR2、80-400mm/f4.5-5.6Gも用いています。

1.AF-S micro Nikkor 60mm/f2.8G
2.AF-S Nikkor 18-35mm/f3.5-4.5 G
3.AF-S Nikkor 70-200mm/f4 G VR

【機能性】
AFについて以下の点はもう少し頑張って欲しかったと感じます。

1.AF測距点が少ない。
2.高感度に強い機材であるにも関わらず暗所でAFが迷う。

AF及びシャッターユニットは基本D610のユニットだと思いますのでレフ機と言えど動態撮影等で過度の期待はしない方が良いと感じます。

D4の16Mセンサに関してですが、個人的には画素数は十分と感じています。特にピントや手振れに関して、高画素機程シビアでは無い印象があり、結果的にスナップや風景では歩どまりが良い機材と感じています。この点はカタログスペックが全てではないと感じている次第です。

【液晶】
見やすいです。特に問題を感じません。

【ホールド感】
私は手が小さいので比較的ホールドしやすいです。手の大きな人は少し辛いかもしれませんね。

【総評】
この機材の特徴はアナログな操作性とD4センサから吐き出される画だと考えています。その画は発売以来３年以上経過した今でも十分期待に応えてくれています。

３年以上使用していますが、フリーズ等の経験は無くて信頼性は高いと感じています。最新機材と比較すると劣る点はありますが、吐き出されるその画だけでこれからも使っていきたいと思える機材です。

なおオールドレンズが使えることはＤｆの楽しみですが、私の場合はＧタイプレンズのみを使ってのレビューとなっていることをご了承ください。

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作例は、Ｄｆスレに投稿したものを中心に全面的に見直しました。

レベル

アマチュア

主な被写体

風景

子供・動物

夜景