パサート オールトラックの新車
新車価格: 572〜626 万円 2018年10月31日発売
中古車価格: 38〜519 万円 (37物件) パサート オールトラックの中古車を見る
※ランキング順位とレビュー点数は最新モデルの情報です

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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
パサート オールトラック 2018年モデル |
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3人 |
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パサート オールトラック 2012年モデル |
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6人 |
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モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
パサート オールトラック 2018年モデルの評価
- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
5.00 | 4.33 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
5.00 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.52 | 4.12 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.52 | 4.20 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
4.52 | 4.04 | -位 |
燃費![]() ![]() |
4.48 | 3.88 | -位 |
価格![]() ![]() |
3.48 | 3.87 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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- 自動車(本体)
- 1件
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2021年1月24日 20:38 [1413096-3]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 4 |
納車前にこちらの投稿を参考にさせて頂いたので、恩返しの気持ちで徒然なるままレビューします。
高さ制限、雪山対応、車中泊、長距離移動、高速安定性、大量積載、飽きないデザイン、この全てをクリアできる数少ない車種。というか日本車も含めて唯一の存在かも。
御三家のプレミアム感や、ガンダム風ダイナミックデザインや流線系、オラオラ系の面々に抵抗ある人には是非お勧めします。
プラド、アウトバック、V60などと悩みましたが、最後は駐車場と予算の関係で妥協せざるを得ず、たまたま新古車並の出物がアウトバックお値引価格と同等だったため勢いで購入。もともと存在すら知らなかったのに、買ってからどんどん好きになってます。付き合ったらだんだん好みになって魅力に気づく、そんな感じです。
最初は車高の低いワゴンに抵抗あったけど、多少の目線の低さにストレスなはく、グランツーリング性能のメリットを大いに感じられます。片道200kmの運転では、安心の直進性とステアリング、アイサイト3に劣らぬ自動追従機能で休憩回数が確実に減り、SUVを外したことに後悔ナシ。
もっと売れてもいいハズと思う一方、良くも悪くもビミョーなポジション。
色褪せないキープコンセプトはスバル車以上でも、フツー過ぎて高級感乏しい割に新車乗り出し600万円! 中身てんこ盛りだから御三家よりはお得なんでしょうけど。。。
2000km走って未だに遭遇しないレア度。
海外でよくアウトバックと比較されてますが、価格的にA4オールロードかV60CCに背伸びしたくもなるレンジ。
個人的にイチバンのお気に入りはレザーシート。
エクステリア同様、インテリアにも普遍性が宿る先代からのデザインは、ナッパレザーの質感とヨコステッチはこれぞパサートと思わせるアイコン。モデルチェンジのたびに変わるインテリアや、取ってつけた風のレザーシートオプションにありがちなチグハグさは無く、サイドのシワやヒビ割れとも無縁でしょう。ついでにマッサージ機能も付いてて、こちらは自動駐車システムよりは利用度高いかな。
ボディのラインも日本車に真似できそうでできないアクセントとして好感もてます。アメリカ製や南アフリカ製のメルセデスより精度は高い。
気になるTDIエンジンについてですが、年間走行の7割が高速道路という人にとっては、ガソリンのメリットをトータルで確実に凌駕するでしょう。出足の鈍さ、ガラガラはあります。あるけどいいじゃんコレ位というレベル。しっとりとは言い難い突き上げ感は18インチだからなのか、可変ダンパーなんだしもう少し高級感欲しいところ。
今年、日本でもリリースされるであろうMCモデルはもしかしたら最後のディーゼル4WDかも。リセールバリューは期待せず乗り潰してからまたコレに乗り換えたいと思える車。まあ人それぞれですがざっとそんな感じです。
総じて満足感高いですが、これから故障頻発したら上記評価も変わるでしょう。湿式DSGは大丈夫かな?ナビはなかなかのおバカさんですのでCarPlay推奨です。
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2020年5月31日 11:39 [1329348-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
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今年4月に納車し、首都高中心に約2千キロを走ったインプレです。
過去の愛車:マツダRX-8、プジョー308SW
購入時の主な比較車種:マツダCX-8、プジョー5008
主な用途:キャンプ、雪山等のロングツーリング
家族:夫婦+小学生二人
【エクステリア】
今では希少な部類となった「ザ・ステーションワゴン」という伸びやかでプレーンな飽きのこないスタイリングが魅力です。ギラギラした余計な装飾をせずとも、実に丁寧な造形や細部の作り込みが、知る人ぞ知る上質、という満足感を満たしてくれます。一番のアイキャッチはボディサイドのプレスライン。ヘッドライトのLED配置も実に美しく、要所要所にさりげなく散りばめられたクロームがいいアクセントに。特にオールトラックの場合、黒いアンダーガードが引き締まった印象をもたらしています。
ネット記事では中々良さは伝わりませんが、僕も実車を見て初めてその存在感、質感に惹き込まれたので、ぜひ一度実車をご覧下さい。
サイズ感は、全長4780mmなので5008とCX-8の間、と言ったところですね。ただし、パサートオールトラックは最小回転半径が5.4mとこの中では最小で、さらに前車308SWよりも小さいため非常に小回りが効きます。妻も今までより運転しやすいと言っています。
【インテリア】
非常に広い事に加え内張りは白で全体的に開放感のある空間のため同乗者に喜ばれます。これは5008との共通の、欧州車らしい方向性に感じます。CX-8は内張りが黒でサンルーフも小さく、長男が閉塞感を感じた為候補から外れました。これは個人の感覚によるのでぜひ試乗してみて下さい。
一方ドライバーズシートに収まればブラック基調の直線的なコックピット、インパネしか視界に入らないので意外にスポーティな雰囲気です。
またVWらしい質感が十二分に味わえます。各部のステッチやクロームは非常に質感を高めています。インテリアでのアクセントはインパネ中央のアナログ時計と、そこからドアトリムへ繋がるカーボン調の加飾パネル。パサートハイラインでは木目調ですが、オールトラックはカーボン調の専用加飾なので若々しくスポーティです。
レザーシートはサラリとしており夏場はベンチレーションまで付くので(前席のみ)非常に快適です。
【エンジン性能】
VWのTDIらしく、回して楽しいスポーティな高回転型です。
ディーゼルで良く言われる出だし加速を期待すると少し違うと感じるでしょう。何しろ400Nmの最大トルクは1900rpmから始まるので、前車プジョー308の1.6Lガソリンの1400rpmよりも高回転よりです。なので出だしはややもっさり感じると思います。しかし町中ではその方が穏やかなので家族には喜ばれています。
しかし一旦ワインディングや高速道路へ出ればそのキャラクターは豹変します。最大トルクは3300rpmまで維持され、4000rpmになっても300Nm以上を保つので、ディーゼル特有の頭打ち感はありません。さらに音質も回せば回すほど澄んだ軽快な音に変わります。
ちなみにアイドリング近辺の音質は、カラカラ音はあまりせず角が取れた重低音で、どちらかというと3気筒ガソリンに近いです。
プジョーの2L Blue HDiは、アイドリングはもっとカラカラしており、出だしで猛然とダッシュするディーゼルど真ん中、という特性です。その代わり頭打ち感が強い印象。
CX-8はTDIに近い印象ですね。SKYACTIV-DのアイドリングはTDIよりも更に静かで、高回転まで伸びる特性はTDIに近い印象。エンジンだけならSKYACTIV-Dが最も好印象でした。
【走行性能】
パワー感は高回転まで400Nmが伸びるTDIのおかげで満足以上です。
足回りも車格の割に変な揺れは無く、首都高のRの小さなコーナーでもビターっと路面に張り付いて旋回する感覚が最高に気持ちいいです。ノーマルモードでも十分運転を楽しめ、コンフォートなら最高のサルーン空間になります。
ハンドリングもVWらしく軽快なのに中心がドシッと決まり、首都高などでも全く不安を感じず意のままにライントレースできます。またディーゼルのフロントヘビーは全く感じず、コーナーをヒラリヒラリ駆け抜ける楽しさを味わえます。
このステアリングの軽快さも、妻が車格にも関わらず前より運転しやすいと評している理由の一つです。
【乗り心地】
プジョーの猫足とスポーツカーの安定感のいいとこ取りをした感じです。安定した高速旋回はRX-8に近く、そのくせ継ぎ目などの段差はストッと収めて不快感を感じさせません。ステーションワゴンの低重心プロポーションとロングホールベースも奏功しているのでしょう。
また高速巡航は実に静かです。ディーゼルらしく高速域でも回転数が低く風切り音も殆どしません。前車プジョー308SWも静かな方でしたがはっきりと分かるくらい静かです。
【燃費】
近場に出かけるだけだと11~13km/L前後、首都高で30~40kmくらい走れば15~17km/Lくらい出ます。遠出をすればもっと伸びるでしょう。4WDなのでFFのパサートに比べれば伸びないですが十分。軽油も嬉しいですね。
【価格】
競合となるであろうプジョー508やマツダ6/CX-8などと比べると頭一つ抜けてるので★二つ減らしてます。それでも質感はプレミアムブランドに迫っているのである意味お買い得とも言えます。
【総評】
日本ではそれほど注目度は高くなくパッと見のデザインは地味な印象がありますが、隠れた名車と言えると思います。
高速巡航は静かで乗り心地が良く、本気になれば情熱的なエンジンとシャシーでスポーツ走行も楽しめ、広大なラゲッジに荷物を乗せて、燃料費も気にせずどこまでも遠出したくなるグランドツーリングワゴンとして非常にお薦めです。
やや価格が高いですが車自体は非常にいいものだったので実にいい買い物でした。
詳しいレビューや動画をブログに記しているのでよろしければご笑覧下さい。
高速走行インプレ
https://10max.net/archives/15660
内装・ユーティリティレビュー
https://10max.net/archives/14198
その他レビュー
http://10max.net/home/car
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プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2019年2月28日 23:06 [1204728-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
フォルクスワーゲンが開催した「4MOTION(四輪駆動モデル)試乗会」にてクロスオーバーモデルであるパサート オールトラック TDI 4MOTIONに試乗しました。用意されたモデルは2グレードある内の上位モデルとなる「Advance」になります。
試乗会場となった斑尾高原は元々雪質の良さが人気だそうで会場の起点となった「タングラム斑尾スキーリゾート」はアメニティやホスピタリテイの高さで人気のホテル。実際、インバウンド需要も高く大盛況。ホテルの方に聞いてもそのパウダースノーがスキーヤーやスノーボーダー達にも評価されているとのことです。
話を戻すと今回の試乗会では2台の「4MOTION」に試乗しました。もう1台の「ティグアン」に関しては後日レポートしますが、フォルクスワーゲンの4WDの歴史は意外と古く、1983年にパサートのコンセプトカーを発表した後、1984年には市販モデルを投入しています。
また4WD機構に関してもビスカス・カップリングに始まりトルセンデフなどの方式を経て、現在は第5世代となる「ハルデックス・カップリング方式」が採用されています。
これまでにも舗装路で試乗も行ったパサートのディーゼルモデルですが、全長4780×全幅1855mm×全高1535mmのボディに2L直4ディーゼルターボ(インタークーラー付き)を搭載します。フロント周りが重くなりがちのディーゼルエンジン、さらに4WD機構を搭載しますが、ボディサイズから感じるより車両重量は1680kgと実は同クラスのSUVと比べると軽めなのが特徴です。
標準のパサートより最低地上高を高め160mmとしていますが、それでも全高は1535mmですので都市部の立体駐車場に入庫することも可能です。またこの高さがスッと腰を下ろす感覚で乗車できるなど、絶妙な寸法となっているのはステーションワゴンベースで開発したクロスオーバーモデルの利点と感じました。
搭載するディーゼルエンジンは最高出力140kW(190ps)/3500-4000rpm、最大トルク400Nm(40.8kg-m)/1900-3300rpmを発生、これに6速のDSG(デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせます。
冒頭で触れたように雪質は非常に良いのですが、それでも雪道の走行には注意が必要です。さらに言えば、同じコンディションがずっと続くわけではなく、圧雪路や左右の路面μが異なる場所なども数多くあります。
低速域から十分なトルクを発生するこのディーゼルエンジンですが、アクセル操作に対し、過敏な動きをすることもなく、言い換えればややゆったりとした加速フィールは今回のような雪道でも好印象。具体的に言えば、どの道でも過信は禁物ですが、本当にスムーズに走りきることができます。
4WD機構は前後100:0から50:50へ駆動力配分を行いますが、走行中に作動していても走行フィーリングに変化はありません。逆にそれがわかるようではストレスになることもあるでしょう。雪上ラリーならばリアルな挙動変化を把握することは必要でしょうが、基本は安全かつ安心して走ることが最も重要です。その点でもこのクルマのキャラクターにディーゼルエンジン+4WDの組み合わせは合っていると感じました。
またディーゼルエンジンと言えば振動や音が気になる部分ですが、振動に関してはかろうじてディーゼルエンジンであることがわかる程度、さらに一定の速度域に到達すれば全くと言っていいほど気にならなくなります。音に関しても室内にいる分には問題なし、但し車外に出るとホイールハウス周辺から「カラカラ」という放射音のようなものは感じます。いずれにせよ、ディーゼルのネガなイメージはここ数年でかなり解消したことも感じます。
インテリアに関してはシンプルで飽きの来ないデザインですし、それでいて基本はフル装備。純正インフォテインメントシステム“Discover Pro”やデジタルメータークラスター“Active Info Display”はもちろん、Advanceならではという点では助手席の電動パワーシートの採用やシート表皮にナパレザーを使うなど上質感も与えられています。
このクルマに試乗して改めて感じたのが良い意味での「上がりクルマ」であることです。オンロードからオフロードまで道を選ばす、それでいてディーゼルエンジンによる走りの良さや燃費性能、さらに燃料費も安く抑えられる点、現在であればエコカー減税も適用され、先進安全装備も充実しています。実用面では前述したように立体駐車場への入庫も可能ですし、ラゲージルームの広さ、そして使いやすさも一級品と言えるでしょう。まさにこれ1台で全部済む、ということ。そういう意味で「上がり」と言ったわけです。
価格的にはベースとなる(それでも装備は充実)TDI 4MOTIONが509万9000円、今回試乗したAdvanceが569万9000円と60万円高くなりますが、それぞれ価値観が異なるとはいえ、やはり上質さを求めるユーザーも多いと思います。その点でも60万円の価格差以上の価値をAdvanceは持っているはずです。余談ですが広い面積を持つ電動サンルーフ(11万9260円高)もAdvanceにしか設定がありませんのでその辺も考慮して購入を検討すると良いでしょう。
- レビュー対象車
- 試乗
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2016年11月15日 23:35 [977208-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
乗り始めて1年半です。
オールトラックにレビューが少なくて寂しいので、簡単ですが。
【エクステリア】
どっしりと構えた、安心感ある見た目で飽きません。
ヴァリアントに無い、フェンダーアーチと18インチのタイヤ、僅かですが30mm高められた車高がそうしてくれてるのでしょうか。
控えめに出されている2本のエグゾーストパイプが内なるパワーを持ってるぞと感じさせてくれます。
【インテリア】
随所で、派手ではないけども、手抜き感が無い、良いモノというイメージがあって満足しています。
【エンジン性能】
どの速度域でもパワー不足は特にありません。
GTIと同容量エンジンを積んではいますが、車重もあって坂道では少し踏み込み必要ですが、その少しで十分な加速が得られます。
【走行性能】
横揺れを感じない安定感で、高速でも街乗りでも安心して乗れます。
もちろん高速では安心感ありますが、街乗りでは特に取り回しの良さがあります。
【乗り心地】
お世辞にも良いとは言えません。
最近の軽自動車だったり、プリウスの方が単純な凹凸のいなしは出来ているかとは思います。
ただ、SUVとして乗っている私としてはしっかり地面を捉えてるという感じがあり、満足です。
【燃費】
思っていたよりは、良いです。
街乗り9〜10
高速10〜13
高速はクルーズコントロールを使って、巡航すればカタログ値を越えます。
【価格】
安いとは言えません。
しかし、同価格帯の車で同様のオプション、機能を考えれば納得の値段と思います。
【総評】
どこへ行っても何をしても不足ない車で、安心できる相棒です。
これからも長く乗っていきたいと思える、しっかりとした納得の1台です。
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2014年7月21日 16:52 [738949-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
トヨタのSAIに乗っていましたが子供が産まれて手狭になった為、Passat Alltrackに買い換えました。
同じような境遇の方もいらっしゃると思いますが、ミニバンにはどうしても興味がわかずステーションワゴン一択でした。
まず、検討した車種や重視する項目を先に記載します。
本車以外に検討したのは、
・BMW 320i/D ツーリング
・Audi A4アバント クアトロ
・スバル アウトバック 3.6 アイサイト
・VOLVO V60 T6
・ベンツ C200 ワゴン
今回、購入にあたって重視したのは、
・ステーションワゴンである(荷室が広い)
・0-100加速が7秒代以下の加速力
・ハンドリングの良さ
・1800×4800程度以内のサイズ
・最小回転半径5.5m以内
・レーダークルーズ、衝突回避システム搭載(できれば)
・4WD(できれば)
・そこそこの燃費(街乗り8km程度)
といったところです。
本車のレビューですが、
■エクステリア
これは好みかと思いますが、、、私はカッコいいと思います。
強いて不満点をあげるなら、
ホイールは17インチ仕様があれば良かった。(乗り心地向上、維持費の低減)
車の高さが155cm超えるなら最低車高長をもうすこし上げて欲しかった。
といったところでしょうか。
■インテリア
上記の車両の中では一番高級感がありました。
特にメーター周りはクラシックな感じで洒落てます。
ちなみに他で良かったのはC200、A4です。
また、シートがとても気に入りました。
前後、高さ、傾き、形をかなりの自由度で変えることができ、
良くフィットする為、長距離運転も疲れません。
あとは荷室がとても広いです。
検討した中ではダントツでした。
■エンジン性能
低回転からグイグイきて高回転まで気持ちよく伸びます。
料金所等でアクセルをべた踏みすることがありますが、
シートに押し付けられる感じが癖になります(笑)
他のレビューで大人しめといった記載がありますが、
SAIから乗り換えた私にとっては十分すぎます。
検討した中でも、V60T6は別格でしたが、
C200、320iよりはパワフルでした。
でも、ほぼ同一?でよりトルクフルなA4のエンジンには
後ろ髪を引かれる部分もあります(^_^;)
■走行性能
ハンドリングが非常に良いです。
XDSのおかげでしょうか、、、狙ったラインを外さず気持ちよく曲がれます。
直進安定性も良好です。
SAIで高速道路を走行中に緊張気味だった妻が、
片手で右車線を運転しているのにはちょっと驚きました。
「ハンドルが安定していて怖くない」だそうです。
基本FF(前:後 = 9:1)とのことですが、
強めの加速の際にはリアからの押し出しもあり安定しており、
雨の日でも安心して踏めます。
また、ハンドルがよく切れる為、小回りがとてもききます。
SAIよりも大きくなりましたが感覚はあまり変わりません。
■乗り心地
静粛性が非常に高いです。SAIより格段によくなりました。
SAIは低速度の時はエンジン音がないので超静粛ですが、
速度があがるとロードノイズが酷く高速道路は正直キツかったです。
後ろの座席の人との会話ができなかったので、、、
他の方が書かれている後部座席のゴツゴツ感は確かに感じます。
もう少ししなやかなサスに、、、もしくは17インチが丁度いいのではと思います。
■燃費
街乗り(都内、エアコン弱)6〜7km
高速(エアコン弱)10〜12km
カタログ燃費と大きく乖離はないですが正直もう少し伸びて欲しかった。
SAIだと街乗りでどんなに荒く踏んでも12kmはあるので、、、
ハイオクですし現在のガソリン高だと辛いですね(笑)
年間5000km程度しか乗りませんのでそこまで気にならないですが。
■価格
新車だと乗りだし550万程度ですが、これだとちょっと高く感じます。
同じ性能でAudiが出していれば安いと感じますが、これはワーゲンですし。。。
■その他
レーダークルーズコントロールが標準装備なのですがとても便利ですね。
全車速追尾なのでうまく使えば高速はほとんどアクセル不要です。
※渋滞で自動で停止した際の再発進時にチョン押しする必要はあります。
たまに500km程度の長距離運転をすることがありますが、
今後これ無しではいられません(^_^;)
また、パサートに搭載可能なオプションはほとんど全て標準装備となっていたり、
同じ車とすれ違うことがほぼ無い希少性も◎です。
全然書き足りないですが以上がレビューとなります。
燃費がちょっと残念な以外は大満足です。
検討した中ではBMW320とAudiA4は最後まで悩みに悩みましたが、
私がほしい機能を最も高い次元で満たしている本車に決めました。
今後、子供が大きくなればレジャーや旅行で大活躍しそうです。
素晴らしい車だと感じていますので出来る限り長く乗りたいと思います。
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2014年6月3日 19:55 [722958-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
詳細なレビューはプロの皆様が書かれている通りですので、1万キロ乗った一般ユーザーとしての感想を書きます。
東京の都心生活と長野の山荘生活が半々の五十路過ぎの私には最高のクルマです。ここまでピタリとはまるとは思っていませんでした。
外観はパサートですが別物です。アウディオーナーには嫌われるかもしれませんが、アウディオールロードの方が近いように思います。(お洒落なFRベースのオールロード、実用重視のFFベースのオールトラックのオール兄弟という感じです)
都会の舗装路や首都高も通常の高速道路も山の曲がりくねった未舗装路も快適に安心して走れます。雪、雨、強風なんでもOKです。まさに”オールトラック”です。これで燃費が10KM/L程度なので驚いています。
コンピューター制御された四駆とミリ波レーダーによる自動追尾・衝突回避のアクティブクルーズコントロール(ACC)と湿式(!)の6DSGなどなどの最新装置が、どこでもいつでも疲れない快適で上等なドライビングを提供してくれます。
体力が落ちてきた五十路のおっさんが東京から長野の山荘まで運転しても全然疲れません。ここまでやってくれると感動すら覚えます。
もちろんコンピューター制御に頼るのは問題もあるかと思いますが、クリーピングなしで自動でパーキングブレーキをかけてくれる機能に頼ってみて、止まる度にブレーキをしっかり踏み続けていることが実は結構疲れることなのだと気づいた今はもう戻れません。VWさんの信頼性と技術力を信じるのみです。(自動ブレーキ付のACCについては、トラックやバスに装着を義務付ければ悲惨な居眠り死傷事故が大幅に減るのではないかと思います。)
このオールトラックのおかげでこれからの10年も楽しく安全なクルマ生活を送れそうです。
これまでに問題と感じた点は以下です。
・オフロードや後部に重い荷物を載せることを考えた足回りのセッティングのせいか、後部座席がゴツゴツと突き上げるときがあり乗り心地がいまいちのようです。(私は運転席専門なのであまり問題はないのですが、家族から苦情がありました)
・パンクしにくいタイヤは結構なのですが、スペアタイヤがないのは不安です。標高1500mの山中ではレッカー車はなかなか来てくれません。(スペアタイヤを載せるスペースはありますので、純正のスペアタイヤ止めを追加して夏はスタッドレスタイヤを冬は夏タイヤを1本載せるようにしています。)
・ボディの外板が部分的に少しペコペコ。超高張力鋼板を使っているから外板が少々薄くても安全に問題はないし、軽量化した方が燃費がよいのでしょうが、指で押してペコペコすると少し不安になります。
・問題ではありませんが、1年以上街や山で1万キロ走ったのに、オールトラックに出会ったのは長野の山道で3度、高速道路で2度だけで、市街地ではVWの店以外でオールトラックに1台も会っていません(寂しい!)。パサートには沢山会いました。
オフを山や湖で過ごす人が多い欧米と違って、都会(舗装路、雪なし)と山(無舗装路、雪道、ワインディングロード)の両方を1台で乗りこなしたい人は日本ではマイナーなのかもしれませんが、都会でも最近は大雪・大雨が降りますから、少し割高にはなりますが、コンピューター制御された四駆のオールトラックは安全で運転の疲労をかなり減らしてくれます。
お薦めの1台です。ぜひ!
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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年2月1日 02:45 [569383-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
「パサートヴァリアント」をベースに設計された同車最高級グレードである「パサートオールトラック」。
クロスオーバーワゴンのスポーティなエクステリアと、フルタイム4WD「4MOTION」が組み合わされ、オールラウンドプレミアムワゴンとして登場。フォルクスワーゲンとしては、久々の省燃費を謳っていない、パワフルなクルマの登場といえます。今回は、箱根で開催されたメーカー主催の試乗会にて、セレクトし、試乗してみました。
■エクステリア■
「パサートヴァリアント」と基本的に同じ顔付きながらも、フロントには専用バンパー、アンダーガードが装備され、30mm持ち上げられた車高と相まって省燃費性を謳った“草食系”から、ワイルド感漂う“肉食系”へと変貌。
サイドに周りましても、ブラックの前後ホイールアーチガーニッシュが際立ち、純白なボディをより一層引き締め、さらには、225/45R18のタイヤ&専用アルミホイールが、スポーティなクロスオーバーワゴンとして存在感があります。フォルクスワーゲン版、「アウディ・オールロードクワトロ」と思われそうですが、ベースモデルの上質感を生かしながらも、スポーティな専用パーツを纏い、独自性の高いクルマに仕上がっています。
■インテリア■
ぶ厚いドアを開けると、本革のかおり・・・。高級車ならではのおもてなしです。基本形状は、ベースモデルとなった「パサートヴァリアント」ですが、ウッドとアルミのデコラティブパネルが細部にまで貼られ、高級感の中にも躍動を感じさせるインテリアです。質感の高い、ナパレザーのシートは、身体を優しくホールドしてくれ、車両価格494万円以上の満足感が得られます。
さらに細部を観察しますと、6速DSGシフトレバー周囲には、「ALLTRACK」、「4MOTION」のデカールがアルミパネルに貼られ、さりげなく特別感をドライバーに訴えかけています。
メーターパネル内に設けられたマルチファンクションインジケーターは、高解像度のフルカラー液晶に変更され、メーターのフォント、スケールなども、クロノグラフの盤面のような精密感のあるものに刷新されています。さすがに、「パサートヴァリアントTSIハイライン」より、100万円ほど高いプライスを掲げているだけの事はあります。
■インプレッション■
「パサート」、「パサートヴァリアント」は、ダウンサイジング革命を起こした一台であり、1.4リッターTSIエンジンを搭載。最大出力122ps(90kW)/5000rpmとスペックだけ聞けば、不安になるかもしれませんが、最大トルクは、20.4kg・m(200N・m)/1500〜4000rpmと十分で、乗れば、「排気量なんて一体何だったの?」と思わせる程パワフル。でも、やはりもっと速い「パサートバリアント」があれば・・・と思うのも事実です。
「パサート オールトラック 」は、「ゴルフGTI」と同じ2L直4ターボエンジンを搭載。先代の「パサートヴァリアントV6 4MOTION」が3.2L V6エンジンを搭載していた事を考慮すれば、このクルマもダウンサイジング化といえます。
エンジンを始動させると、1.4リッターTSIとは違う、“ドス”の効いた野太い排気音がデュアルエキゾーストパイプから響き、気分を抑揚させてくれます。
最大出力211ps/5300-6200rpm、最大トルク28.6kgm/1700-5200rpmを発生させるこのユニットは、「ゴルフGTI」より、270Kgもベビーウェイトですが、そんな事は、まるで感じません。
試乗会場から出て、アクセルを軽く一踏みすると、シートバックに押さえ込まれる加速感は、思わず、にんまりしてしまうほど。急勾配の続くストレートでも、久々にスポーティさを謳った同車のアクセルを踏むと、シューンと一気に加速をして、思わず速度計の示す数字に驚いたほど。また、「ゴルフGTI」程ではないにせよ、エンジンの発する咆哮が、適度な音量でドライバーに届き、刺激的であります。
「4モーション」システムは、通常走行時では、フロント側の駆動力が圧倒的ですが、箱根裏街道のタイトベントから立ち上がる際などには、リア側からの押し出しも体感。路面状況によって、リア側の駆動力配分を10%〜最大100%まで可変。“全天候型エクスプレス”の要素も十分持ち合わせています。
30mm持ち上げられた全高ですが、腰高感など皆無で、試乗会場周辺に点在するワインディングでも、その辺のスポーツカーなど相手にならないほどの速さをみせてくれました。ベースとなった「パサートヴァリアント」に比べると、足回りは相当硬めですが、ロールやピッチングは最小限に抑え込まれています。街中での試乗は敢行できませんでしたが、この硬さが、待ち乗りでは、やや気になるかもしれません。
また、ベース車両の「パサートヴァリアント」に比べ、大幅に省燃費性能が劣るのは、フルタイム4WDのもたらす、安定した走り、2.0L TSIエンジンの胸をすく加速などを、考慮すれば、致し方ないこと。それでも、JC08モードで11.6km/リッター走ります。
500万円のプライスを掲げる「パサート オールトラック 」ですが、筆者の感想では、ここまで充実した派生モデルであれば、十分お買い得といえます。
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プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2012年8月28日 16:58 [529754-1]
満足度 | 3 |
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エクステリア | 4 |
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インテリア | 3 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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グリル右側にALLTRACKのエンブレムを装着 |
最低地上高はヴァリアント+30mmの160mm |
オフロードスイッチはシフトレバー左に装備 |
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前席はCCと同じサイドの張り出しが大きなタイプ |
後席背もたれは開口部脇のレバーで前倒し可能 |
トルクの余裕にあふれる2Lターボエンジン |
パサート・ヴァリアントをベースに車高を上げ、アウトドアファッションをまとった、スバル・レガシィ・アウトバックに近い成り立ちのモデルがオールトラックです。日本仕様は2Lターボエンジンと6速デュアルクラッチ・トランスミッション(DSG)を組み合わせた4WDの2.0TSIのみです。千葉県富津市で行われた試乗会で乗りました。
ヴァリアントをベースに車高を30o上げ、18インチの大径ホイールを履いたエクステリアは、アンダーガードを装着したバンパー、フェンダーエクステンションなどで差別化を図っています。いずれも控えめで、上品にまとまっています。キャビンはヴァリアントとの差が少なめで、アウトドアテイストは感じられません。
前席はサイドの張り出しが大きめのスポーツタイプになります。座り心地は固めで、体をカチッとサポートする感触です。後席や荷室はヴァリアントと同じで、身長170cmの僕であれば足を組んで座れるほどの後席と、空間を埋め尽くすのに困ってしまいそうな広大な荷室を持っています。
車両重量は1670kgと、ヴァリアントに比べて200kg重くなります。しかし排気量が大きいので加速は力強く、余裕を感じます。低音主体のサウンドも他のパサートとの違いで、クロスオーバーらしい味付けです。他のパサートやゴルフ、ポロに搭載しているアイドリングストップが付かないのは、残念に思いました。
乗り心地は、低速では18インチタイヤのゴツゴツ感が気になるものの、速度を上げていくとそれが気にならなくなります。ハンドリングは、コーナーでのロールが抑えられているので、ヴァリアントと同じ感覚で曲がれます。ドイツ車はSUVやクロスオーバーであっても、可能な限りセダンやワゴンとのの差を感じさせない性格付けを施す例が多いようで、オールトラックも例外ではありませんでした。
今回はオフロードは走りませんでしたが、オールトラックにはSUVのトゥアレグやティグアン同様、スイッチひとつでABSやスロットルなどの特性を変え、ヒルディセントコントロールが作動する「オフロードスイッチ」も用意しています。ワゴンベースゆえ大きな段差の乗り越えは困難ですが、そこそこの悪路では重宝するでしょう。
494万円という価格は、レガシィ・アウトバックの中心車種より200万円近く高く、アウディQ3やBMW X1の上級グレードと同等です。アウトバックの実力も高いだけに、評価に迷うところです。
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プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2012年7月27日 03:57 [522341-1]
満足度 | 3 |
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エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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パサートシリーズの最上級モデルとしてオールトラックが追加された。車名に使われたトラックは荷物を積むtruckではなく道路などを意味するtrack。どんな路面でも走れるクルマとしての命名だ。
パサートは2011年5月に現行モデルのセダンとヴァリアント(ワゴン)がデビューしたが、全車ともFF車だけの設定で4WDの設定がなかった。そこで今回のオールトラックが4WDモデルとして追加されたわけだが、単なる4WDではなくSUV感覚を持つモデルに仕上げている。そのためにオールトラックという車名が与えられた。
外観デザインの基本はヴァリアントのものだが、悪路走破性に配慮して最低地上高を30mm高くし、それに対応して車高も30mm高くなっている。前後のバンパーがアンダーガード付きになり、ホイールアーチにエクステンションが追加されることで、SUV感覚のデザインに仕上げている。
インテリアはナパレザーの専用スポーツシートやウッドパネルなどによって上級モデルらしい高級感やクォリティが表現されている。ドアシルプレートやセンターコンソールに設定されたロゴが「ALLTRACK」であることを強調している。
搭載エンジンは直列4気筒2.0LのTSI(直噴ターボ)仕様で、155kW/280N・mのパワー&トルクを発生する。このエンジンはゴルフGTIに搭載されているのと同じもので、相当にスポーティな実力を持つ。最大トルクを発生する回転数は1700rpmから5200rpmで、低速域からトルク感のある走りを実現する。逆に最高出力を発生する回転数は5300rpmから6200rpmとちょっと高めの回転数である。
実際に走らせた印象は、車両重量の違いからかゴルフGTIほどのスポーティさは感じられなかったが、FFのパサートヴァリアントに比べて200kgも重いボディに対して十分に見合った実力を備えている。トルクに余裕のある気持ち良い走りだ。
この気持ち良さには6速DSGのトランスミッションも貢献している。1.4LのTSIエンジンなどと組み合わされる乾式の7速に対して、6速DSGは湿式であるため、変速ショックなどがより小さくて洗練された印象になるためだ。
かつてパサートにはV型6気筒エンジンを搭載した4MOTIONが設定されていた。今回のオールトラックはダウンサイジングしながらも十分な動力性能と従来のモデルに比べて優れた燃費性能を得ている。
足回りはちょっと硬めながら乗り心地の良さもスポイルされていない。最低地上高を高めた分だけ硬めにチューンした足回りで抑えている部分があるのだろう。
パサートオールトラックは、ハルデックスカップリングを使った電子制御4WDシステムを採用するとともに、SUV感覚のモデルであるため、オフロードスイッチが設定されている。
センターコンソールに設けられたスイッチを押すだけで、ABSをオフロード用の調整するのを始め、下り坂で速度を制御するヒルデセントが機能し、EDS(エレクトロニック・ディファレンシャル・ロック)を調整して車輪のロックを防止し、アクセルペダルを変更するなど、悪路やオフロードを走るための機能が働く仕組みだ。
パサートオールトラックはその性格からすればSUVというよりも生活4WDのイメージのほうが強いが、イザとなればオフロードでも高い走破性を発揮できる。
このほか、アダプティブクルーズコントロールやプリクラッシュセーフティブレーキ、動力性能疲労検知システムなど、最新の安全装備が標準装備されるのも注目点。ステーションワゴンとしての使い勝手はベースのパサートヴァリアントと同じと考えていい。
500万円に近い価格は正にパサートシリーズの最上級モデルのもの。FFのヴァリアントのハイラインに比べると100万円も高い設定だ。これはエンジンが1.4Lから2.0Lになって4WDになることなどが理由だが、輸入車のクロスオーバーモデルとしては納得すべき水準にあると考えるべきだろう。積雪地のユーザーなどに勧められるモデルである。
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パサートオールトラックの中古車 (全2モデル/37物件)
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348.8万円
- 年式
- 平成30年(2018)
- 距離
- 2.0万km
- 車検
- 2023/12
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パサートオールトラック TDI 4モーション アドバンス 9.2インチナビTV/ワコーズエンジンオイル・新品バッテリー・エアコンフィルター・前後ワイパーブレード交換付き/VWテスター診断
294.0万円
- 年式
- 令和元年(2019)
- 距離
- 6.2万km
- 車検
- 車検整備なし
-
パサートオールトラック TDI 4モーション アドバンス 弊社試乗車 禁煙 ナビ ETC LEDマトリックスヘッドライトIQ.LIGHT クリーンディーゼル 4WD 認定中古車
519.0万円
- 年式
- 令和3年(2021)
- 距離
- 0.5万km
- 車検
- 2024/03
-
138.0万円
- 年式
- 平成25年(2013)
- 距離
- 6.1万km
- 車検
- 車検整備付
この車種とよく比較される車種の中古車
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40〜518万円
-
18〜498万円
-
92〜359万円
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