メルセデスAMG SL AMG 2012年モデルレビュー・評価

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SL AMG 2012年モデル のユーザーレビュー・評価

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グレード発売日発売区分レビュー件数
SL65 2016年6月2日 マイナーチェンジ 1人
満足度:4.00
(カテゴリ平均:4.26
集計対象1件 / 総投稿数1
  1. 5 0%
  2. 3 0%
  3. 2 0%
  4. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 3.00 4.32 -位
インテリア 内装のデザイン及び機能性 3.00 3.92 -位
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など 4.00 4.11 -位
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 4.00 4.19 -位
乗り心地 乗り心地のフィーリング 4.00 4.02 -位
燃費 燃費の満足度 3.00 3.87 -位
価格 総合的な価格の妥当性 3.00 3.85 -位
  • ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

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miyuka_duさん

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自動車(本体)
3件
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腕時計
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液晶テレビ・有機ELテレビ
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満足度4
エクステリア3
インテリア3
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地4
燃費3
価格3

MCで得た意匠は、現行AMGとの系譜を感じさせる現代的なものだ

リアビュー。4本出しマフラーの主張はあるが、フロントと違い、いたって大人しい。

ステアリング、インパネ周り。左上奥に見えるのがB&Oのトゥイーター。

 

デジーノ内装。グラマラスで質感も高いが、明るい色だと結構汚れやすいのが難点。

我が家のCと2013 SL63。カラーもあってか、W205の方が大きく見えるというパラドクス。

 

SL63から乗り換えました。
現在までモデルチェンジは無いが、フェイスリフトでかなり外観が変わり、2012年FMC後、若干古さが否めなかったエクステリアが、現代的に正統進化。時間経過で希薄になったSLの存在感を再度取り戻した。

3,000万円オーバーのプライスタグは、メルセデスのメインユーザーからするとハイレンジで、日本だと購入者はかなり少ない。故に試乗車や、実物に触れる機会は非常に少ないのがネックと言えばネック。中古の弾もほぼ無い。

先代から考えると、ダウンサイジングされ、ピーキーで扱い辛いという、じゃじゃ馬的要素は皆無となった。3バルブのV12ユニットは、630psと102kgf.mのトルクを与えてくれるものの、その情報が無ければ、普通のファミリーカーとして乗れるくらい扱いやすく、スマートでお行儀が良い。ダウンサイジングぶりは、既にMC前SL63の時、並行して乗っているW205と並べて駐車していると、むしろCクラスの方が大きく見えるというパラドクスでも一目瞭然。

内装はdesigno(デジーノ)が奢られれている。

R231は、Sクラスで言うならW221、つまりは現行W222の前の型に相当する為、内装は古めかしい。特に現行のW222クーペ等のデジーノと比較すると、古さが際立っていたのだが、デジーノのおかげで、かなりグラマラスな内装に変貌した。

しかし、ウレタン膜でコートされている筈のデジーノレザー、今回の様な明るい色だと汚れがかなり付く。
余程気を使わないと美観を損ねてしまうかもしれない。

オーディオはW222からタッグを組んだBurmester ではなく、現在Audiとタッグを組んでいるBang & Olufsenがインストールされている。フロント部にある円盤状のトゥイーターにその片鱗を見つける事ができるが、AudiA8の様な、パワーオンで競り上がるといった今風なギミックは無い。Bang & Olufsen BeoSound AMGサウンドシステムは、900Wの16チャンネルDSPアンプに12個のスピーカー搭載なのだが、個人的には、Burmester同様、純正よりはマシという程度だと思う。

走り。
indibidual でcomfort、sport、sport+、raceが選択できる。エアサス設定も同様。因みにRACEは公道レーサーでなく、本当のクローズド・サーキットを想定している為、公道では基本NGの設定である。つまりは、トラクションを制御するESPが介入しないことによる、ダイレクトなハンドリングと最大のトラクションが得られる=素人がロードで使えば、簡単にスピンするという事である。この辺りは、ディーラーから釘を刺される。

このraceは今回、AMG SLのみに与えられた。SLとしては初の搭載である。

何故、AMGがわざわざSL63,65のみにraceを設定したのか。しかもSL400とSL550に装備されている、コーナリング時に車両が内側に傾く「ダイナミックカーブ機能」を何故"敢えて"外したのか。

ノーマルSLとの明確な差別化の意図が見て取れる。

走りに関していえば、ABC(アクティブ・ボディ・コントロール)サスペンションを採用。走行のポテンシャル、スタビリティ、コンフォートを高い次元に引き上げている。スタート、加減速、コーナリング時に車体の挙動、ドライバー、パッセンジャーを含めたボディウェイトを感知し、サス、バネを瞬時に電子制御でコントロール。アンチロール制御をし、フラットな姿勢で、高い旋回性能を示しながら、快適性も維持するという相反する作業を難なくこなす。

加えてコーナリング時、シートが発生するGに対し、反対側のシートをググッとアクティブに持ち上げ、ドライバーをフォローする。

この機能は、評論家や雑誌のレビューにも登場して来ないが、乗ると一番分かりやすく驚く箇所だと思う。知らされていないと少々驚くが、正に人馬一体、ドライバーに高い快適性とともに、オーナーとしての高い満足感を与えてくれる。

sport+を選んでも・・・驚くほどに乗りやすく、コンフォートな乗り心地。エグゾーストは、W205のC63の様な最新AMGに採用されているAMGパフォーマンスエグゾーストシステムを採用していない筈であるが・・・とにかく拍子抜けするほど静か。それでもスイフトと間違う事は無いが、オープンにしていても、コクピットに響くエグゾーストノートは、フェラーリと同じV12とは思えない、咆哮とは全く異質の上品な音が多少漏れる程度。最近のAMGを知らない方は、間違いなく拍子抜けする。

本気でアクセルに鞭を入れると、シートに食い込むような加速を体感できる。

102kgf.mという太いトルクが、2300rpmからマックス値を発揮する。2S発進で、アクセルを踏み込めば、瞬時に3S、ターボが働き、サーキットでは4sで225km/h、5sで既にリミットの250km/hに達する。その速度域に、スキルを必要とせず、安全かつ快適にドライバーを誘うマシンである。しかも、その領域下でも、エグゾーストは会話を困難にする事は無い。

ABCにより、姿勢は常にフラットである。コーナーブレーキングに素早く呼応し、7sのスポーツトランスミッションが瞬時にシフトダウンする。的確なシフトダウン、そしてクレバーな動作は、コーナーの連続する区間でも、適正なトルクバンドを外れる事なく速さをキープする。

どんな道でも常に"速い"のだ。

911の様なスパルタンなスポーツカーではない、開発陣はそう言ったらしい。それは、クローズドサーキットの様な領域でも、ドライバーに負担を強いないという意味であると解した。

正に、普通に乗れる、普通でないスポーツカーだ。

乗車人数
2人
使用目的
通勤・送迎
レジャー
重視項目
ファミリー
快適性
エコ
レビュー対象車
新車
購入時期
2016年10月
購入地域
滋賀県

新車価格
3383万円
本体値引き額
65万円
オプション値引き額
35万円

SL AMGの値引き情報

※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。

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SL AMG 2012年モデル
メルセデスAMG

SL AMG 2012年モデル

新車価格:1980〜3670万円

中古車価格:678〜2098万円

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