ポルシェ 911カレラ カブリオレ 2011年モデルレビュー・評価

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選択中のモデル：911カレラ カブリオレ 2011年モデル 絞り込みを解除する

グレード	発売日	発売区分	レビュー件数
ベースグレード	2012年6月15日	マイナーチェンジ	1人
4S	2012年8月29日	フルモデルチェンジ	1人
4S (左ハンドル)	2012年8月29日	フルモデルチェンジ	2人
S	2015年9月11日	マイナーチェンジ	1人

満足度：4.35

（カテゴリ平均：4.26）

満足度ランキング—位

集計対象3件 / 総投稿数5件

1. 5 67%
2. 4 0%
3. 3 33%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性	4.32	4.32	-位
インテリア 内装のデザイン及び機能性	4.32	3.92	-位
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など	4.68	4.11	-位
走行性能 走りのフィーリング及び操作性	4.68	4.19	-位
乗り心地 乗り心地のフィーリング	4.35	4.02	-位
燃費 燃費の満足度	3.65	3.87	-位
価格 総合的な価格の妥当性	4.35	3.85	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[michael2007]

2022年4月29日 08:41 [1575405-1]

満足度	3

エクステリア	4
インテリア	4
エンジン性能	5
走行性能	5
乗り心地	3
燃費	3
価格	3

カブリオレであっても911、走りが素晴らしい

【エクステリア】
　どこから見ても911なのはさすがです。
　トップを開けた時の流麗なスタイリングも素敵ですが、トップを閉めたときのスタイリングもなかなかです。
　991は、2駆だとワイドボディにならないのが残念です。
　カレラ４のワイドボディのリアの張り出しはカッコ良いとおもいます。
　でも自車（カレラS）をナローボディと呼んでます。街乗り時の取りまわしは良いですね。


【インテリア】
　前車の981ケイマンSとほぼ同じインテリアですが、５連メーターが911の証ですかね。
　PCM搭載で５連メーター内にナビ画面を表示出来るのも嬉しい装備です。

【エンジン性能】
　３リッターツインターボによりNAの官能的なフィールを失ってしまいました。
　しかし低速域からの図太いトルクは、どの回転域からでも十分以上のトルクを発揮するので、非常に乗りやすいです。　高回転まで回した時もパワーのタレがなく自然なフィールがあります。

【走行性能】
　カブリオレなので、クーペよりも軟弱なのかと思っていましたが、そんな事はなく911としての走行性能は健在です。
　日本の法定速度内では、そのパフォーマンスを半分も発揮出来ないですね。
　雨天時やタイヤが温まっていない時は、リアエンジン特有のシビアな挙動が比較的低速域でも出ますね。でもPSMの働きにより危険な状況にならないので安心できます。

【乗り心地】
　走行性能が高いだけに乗り心地はイマイチです。
　クーペモデルよりもボディ剛性が落ちる分をシャシーの下回りの補強で対応しているようです。
　そのため乗り心地は、クーペよりも悪い印象です。
　クーペモデルは、硬いシャシーの中にもボディ全体でいなしていますが、カブリオレには、そのボディのいなしが感じられません。
　911の性能を担保するためにカブリオレでも必要十分以上のボディ剛性を確保しているのでしょう。

【燃費】
　総合燃費は、10km/?程度です。
　3.4? NAのケイマンSとほぼ同等の燃費です。
　ケイマンS比で、1.3倍のパワー／トルクを発揮している事を考慮すれば優秀な数値と思います。

【価格】
　MY2016を中古で購入しましたが、それでも高かったですね。
　でも性能を考えれば妥当かな。リセールも高いのでトータルではリーズナブルだと思います。

【総評】
　子供の頃からのあこがれの911を手にする事が出来て大変満足です。
　カブリオレのイメージは、小粋なクルーザーのイメージでしたが、911はカブリオレであっても911ですね。　スポーツカーとして捉えて購入するべきですね。
　カブリオレの開放的なイメージで、優しい乗り心地を求めるのであれば別の車種を選択するか、もしくは試乗して乗り心地を確かめてからの購入をお奨めします。

乗車人数

1人

使用目的

レジャー

頻度

月数回以下

重視項目

スポーティ

レビュー対象車

中古車

[聖貴]

2018年9月4日 19:46 [1155740-5]

満足度	5

エクステリア	4
インテリア	4
エンジン性能	5
走行性能	5
乗り心地	5
燃費	3
価格	5

まさかのフルオプション!至高の991NA最終エンジン

カレラカブリオレ4S 991.1前期モデルの3800cc。
最強のNAエンジンがフルオプションだった。
これを新車で買った場合で、かつお高いオプションが
無い場合の評価はすべて−1か-2するのが妥当。
991前期と後期は見た目が異なるがこれは4Sなので
エクステリアの見分けは間違い探しレベルで難しい。
積んでるオプションは以下の通り。
カレラパワーアップキット、PDK、スポクロ、
スポエグ、スポーツマフラー、PASM、PDCC、PTV、
20インチカレラカラークレスト付き、PDSL+、
シートヒーター、ベンチレーション、
エントリードライブ、自動防眩ミラー、電格ミラー、
スモーカーパッケージ、ステッチオールレザー、
ヘッドレストエンボス、アダプティクススポーツシート、
アダプティクスクルコン、バックカメラ、
パークセンサー、BOSEスピーカー
PCCB以外は全部入り。てんこ盛り。
ついてないオプション探すほうが早い。
これで左ハンドルでなければ、、、仕方ないね。
PASMとPDCCのおかけなのかオプション無のポルシェと
比べて乗り心地がとても良い。シートのおかげかも
しれないが長距離でも疲れないのは嬉しい。
しかしこれはポルシェであって乗り心地は
副産物でしかない。本来あるべきポルシェらしさは
スイッチ一つで発揮できるスポーツモードにある。
スポーツモード＋にしたとたんエンジン音は
ポルシェサウンドに変化し挙動はスパルタンになる。
足は硬くなり加速は後ろからものすごい勢いで押してくる。
アクセルをオフにするだけでエンジンブレーキがかかり
強烈なGを体に受ける。RRでは不可能であろう
絶妙なトルク配分は多少は無茶な運転でも路面をガッチリ
とらえて自在なステア操作を可能にしている。
ついつい高回転を維持したままコーナーに突入たくなって
しまうがやはり余裕で旋回。
一般路の法定速度からであればシフトダウンからの
エンジンブレーキだけで時速15kmくらいまで
あっというまに減速可能。ブレーキは踏まない。
踏む必要がない。まったくもって余裕。
追突されるのが心配なくらいの超制動。
故に安全かつ安定しながら高速かつスムースに
コーナーを抜けてしまう。
他のポルシェと比べて明らかにロールが少ない。
PASMとPDCCと高性能な4WD制御の恩恵はそれだけでなく
コーナーを抜けたあとの速度にも関係してくる。
ターボラグは存在しない。ダイレクトにアクセルワークが
反映されるので高回転を維持したままであれば
コーナーを抜けたら自然に違和感なく
スポーツカーらしい加速が可能。
これら細かい制御はすべて高額なオプションが
やってしまうのでドライバーは普通に運転してるだけ
なのにプロドライバー並の操縦ができてしまう。正直怖い。
こんなものを乗り慣れてしまったら他のポルシェで事故る。
いかにブレーキ性能がよかろうとタイヤの空気圧や
温度、オイルの状態を確認するのはドライバーの
役割。公道でポルシェが本気出すのは自殺行為であると
改めて実感することになった。
おうちに帰るときはノーマルモードで静かに。
ポルシェ乗りは紳士的にスマートであるべき。
悪目立ちするからね。
エンジンパワーについてはカレラカワーアップキットの
おかげで文句なし。リッターあたり１００馬力以上だし。
430馬力7500RPM　0-100m 4.2秒。
これは６年前の車だが今の車でも「コレ」を超える車は
存在しないと思えるほどの無双っぷりだと思う。
PDKとPTVなのでローンチスタートも可能。
本来ならばダウンサイジングな昨今では
2500万円以上のRSとかGT3でしかこの自然な加速と
艶のあるヌケの良いエンジン音を楽しむことはできない。
しかし今回に限りお買い得価格だった。
ラッキーすぎる。
911カブリオレなのでルーフ開閉は9秒とボクスターよりも
6秒速い。すぐ閉まるので台風21号接近中でもストレスフリー。
これで981の2700cc 991.2の3400cc そして991.1の
3800ccとポルシェのNAはフルコンプできた。
718スパイダーは予約済。買えなくてもこれが
あるからもういらないかも。
992も楽しみとはいえ3000ccと3400ccの
ターボは一般道しか走らないポルシェ乗りには
必要ないと思います。NAマジ最高。

乗車人数

4人

使用目的

レジャー

頻度

週1〜2回

重視項目

スポーティ

レビュー対象車

中古車

[bellarossa]

2013年6月14日 23:07 [603025-1]

満足度	5

エクステリア	5
インテリア	5
エンジン性能	4
走行性能	4
乗り心地	5
燃費	5
価格	5

これはこれで・・・いい(＾ｖ＾)

　スネをかじって初めて買ってもらった車が、最終モデル964Turbo�Uでした。
そして、カッコ悪くカスだと思った996以外の997Turbo 911Turboと3代（３台？）のターボを
乗り継いて来ました。（・・・といっても、今も３台とも乗っています＾＾
あと、カイエンも。）

　930Turboを商談成立間近までいっていましたが、土壇場でワクワクする出来事がありました。
真っ白のカレラ　カブリオレ　内装は全て赤　オールレザー白ステッチ　カーボン　アルミ　だらけの
特別仕様のカレラが・・・・・フルオーダーされ入ってきての、キャンセル！？

　飛びつくのは、当たり前でした＾＾
フェラーリでは、こういった話、よくありますが・・・・
（明日まで待ちます・・・・直ぐに決断を・・・逃したら・・・みたいなwww）

　少し残念だったのは、フェラーリレッドみたいなド派手な赤を想像してましたが、そこは
ドイツの車ですね・・・・・結構、渋めの少しエンジの入った赤。

　エクステリア等は、964時代から比べると格段に快適性を増し・・・当たり前か・・・
剛性やパワーの面からも、気楽に楽しむファッションのような車としては、素晴らしいです。

　ちょっと夜風に・・・・とか、
　ちょっと買い物に・・・・・とか

　まだまだ3000Km位ですが、これまた、一生のお付き合いになる素敵な彼女となるでしょう＾＾

乗車人数

1人

使用目的

レジャー

頻度

月数回以下

重視項目

その他

レビュー対象車

新車

購入時期

2013年1月

購入地域

東京都

新車価格

1825万円

本体値引き額

0円

オプション値引き額

90万円

911カレラ カブリオレの値引き情報

※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。

[森口将之]

2013年6月6日 02:11 [601021-1]

満足度	4

エクステリア	4
インテリア	3
エンジン性能	5
走行性能	5
乗り心地	4
燃費	無評価
価格	2

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

911らしさを残しつつ全方位的に性能向上

カレラS／4Sのホイール／タイヤは20インチが標準	マフラーはカレラS／4Sでは4本出しになる	スラントしたセンターコンソールが新型の特徴
見た目はおとなしいがサポート性抜群のシート	車体前部に用意されたトランクはかなり深い	電動リアフードを開けてもエンジン本体は見えない

2012年にモデルチェンジを実施し、タイプ991と呼ばれる新型になったポルシェ911の中から、カレラ4Sカブリオレの広報車両に乗りました。日本仕様の911カブリオレはすべて、PDKと呼ばれる7速デュアルクラッチ・トランスミッションを組み合わせていて、試乗車もこの仕様でした。

エクステリアは、タイプ997と呼ばれた旧型と比べると、伝統の丸形ヘッドランプの間隔が広がり、ホイール／タイヤが大きくなったことが目立ちます。サイズは全長4500mm、全幅1850mm、全高1295mmで、55mm長くなっただけですが、従来より大きく見えるデザインです。さらにカブリオレでは、幌を閉じたときのルーフラインがなだらかになったことにも気付きます。

試乗車は右ハンドルですが、ドライビングポジションには不満はありません。背もたれを立て気味にした911らしい姿勢がしっくりきます。新型でホイールベースを100mm伸ばしたおかげかもしれません。前席は見た目はおとなしいのに、腿から肩まで完璧に近いフィット感をもたらしてくれます。ただし後席は従来どおり、子供向けあるいは荷物置き場に留まっています。

リアに積まれる水平対向6気筒エンジンは、カレラ／カレラ4が3.4Lにダウンサイジングしたのに対し、カレラSと試乗したカレラ4Sは旧型同様、3.8Lです。最高出力は400ps、最大トルクは44.9kgmもあるので、アルミ素材の多用によって軽量化されたボディを、豪快に加速させます。しかもただ速いだけでなく、4000rpmを超えたあたりから段違いに吹けが鋭くなる。スポーツカーらしいドラマを備えています。

水平対向特有のサウンドは抑え込まれ、フォーンという排気音が音の主役になりました。PDKは、ノーマルモードでは燃費重視で、100km／hは約1500rpmでこなし、アクセルペダルから足を離すとアイドリングに回転を落としてくれます。一方スポーツモードを選べば、3000rpmあたりをキープした911らしい走りに転じてくれます。もちろんマニュアルモードを駆使すれば、MTに近い楽しさを味わうこともできます。

4WDシステムは、先代後期型で採用された電子制御多板クラッチPTMを改良したもので、PTVと呼ばれるトルクベクトリング機構が追加されるとともに、メーターには前後トルク配分がバーグラフで示されるようになりました。4WD技術の「見える化」と言えるこの表示のおかげで、PTMがきめ細かい制御をしていることが手に取るように分かります。

ハンドリングは旧型と比べると、ターンインでの曲がりにくさが解消し、立ち上がりでは後輪で路面を蹴る感触が伝わってくるなど、911らしくなりました。乗り心地は固めですが、太くて薄いタイヤを履いているわりには路面からのショックをうまくいなしてくれます。カレラS／4Sには標準でつく電子制御ダンパーPASMをスポーツモードにしても、路面の感触を伝えるようになるとともに、上下動を瞬間的に収める乗り味になるだけで、辛くはありません。

価格は素の状態でも1774万円、取材車では2000万円を超えます。たしかに911独特の世界を濃厚に残しながら、快適性や安全性でも世界トップレベルにあることは認めますが、最終的な判断は、あなたがどのくらい911に思い入れがあるかによって決まってくるのではないでしょうか。911でなくても良いという人なら、3分の1の価格で買えるボクスターがオススメです。

レビュー対象車

試乗

[松下宏]

2013年4月29日 17:11 [592088-1]

満足度	4

エクステリア	5
インテリア	5
エンジン性能	5
走行性能	5
乗り心地	4
燃費	3
価格	2

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

滑らかに高回転まで回るエンジンの気持ち良さ

コードネームが991とされるポルシェ911の最新シリーズは2011年11月から受注が開始され、当初はクーペのみの設定だったが、2012年6月の改良に合わせてカブリオレが追加された。

991型のポルシェは、ボディ、シャシー、エンジンなど、クルマの要素の大半が新しくなっていて、走りも快適性も環境性能も進化している。これはクーペだけでなくカブリオレにも共通する。

ポルシェ911カレラカブリオレには、日本自動車輸入組合が大磯プリンスをベースに開催した試乗会に出席し、ポルシェジャパンが出展した広報車両に試乗した。

残念なことに試乗日は強い雨だったため、ルーフを開けることはできず、またポルシェの走りを存分に楽しめる環境ではなかった。でもポルシェ911カブリオレの魅力の一端に触れることはできた。

幌を閉じた状態でもスタイリッシュな外観デザインは変わらない。というか、幌が描くルーフラインはクーペボディの911と全く同じなのだという。正にポルシェ911といった感じのデザインだ。

インテリアは人間工学的な見地から運転のしやすさを基本にデザインされると同時に、プレミアムなスポーツカーにふさわしい上質なインテリアが作られている。素材の選定から作り込みに至るまで、ポルシェのクォリティが表現されているのが良く分かる。

搭載エンジンは3.6Lから3.4Lにダウンサイジングしながら、従来のエンジンよりも動力性能を向上させるとともにより高回転まで回る設定になり、さらに環境性能も向上した。

カブリオレには7速MT車の設定はなく、7速PDKのみの設定となる。今どき、MT車よりもPDKのほうが加速に優れるし、燃費も良いのだから、クーペならともかくカブリオレがPDKのみの設定になるのは当然だろう。

3.4Lエンジンの動力性能は350ps/7400rpm、390N・m/5600rpmで、従来のエンジンに比べパワーが5ps向上し、トルクは同じ数値だ。ただ、エンジンがよりスムーズに回るようになり、この動力性能性能を従来よりも高い回転数が発生している。

ポルシェのエンジンの伸びの良さは従来から定評があるものだが、今回の3.4Lエンジンはさらに気持ち良く回るようになった。より高回転型になりながらも燃費を向上させているのは評価していい。

向上幅が小さい割に良く走るようになったイメージを強く受けるのは、吹き上がりの滑らかさと同時に、アルミとスチールを組み合わせることでボディの軽量化を進めたことも大きい。踏み込んだアクセルがそのままクルマを前進させているようなダイレクト感のある加速フィールだ。

試乗車にはアクティブサスのPASMやスポーツクロノパッケージなどのオプションが装着されていて、スポーツモードやスポーツ＋モードを選択することができたのだが、今回の試乗ではいろいろな設定をすべて試すほどの余裕はなかった。

スポーツモードの足回りにすると、ノーマルでの快適な走りに比べてグンと引き締まった感じの乗り味になる。これがポルシェらしい走りといえるが、カブリオレの性格を考えると、タウンユースではノーマル状態で走ったほうが快適で良いようにも思う。

カレラカブリオレの本体価格は1394万円でクーペに比べると170万円以上も高い。カブリオレはポルシェ911に乗り慣れた人が選ぶべきクルマで、911に入門するなら、まずはクーペからだろう。

レビュー対象車

試乗