ゲームでも、パパのいうことを聞きなさい! 「パパといっしょにおやすみなさい」パック [初回限定版] レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：3.95）

満足度ランキング—位

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評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
操作性 反応速度の良さ、直感的な操作が可能か	無評価	3.85	-位
グラフィック 画面構成の良さ・見やすさ・綺麗さ	無評価	4.09	-位
サウンド 音楽や効果音の良さ	無評価	4.05	-位
熱中度 ハマり度、のめり込み度	無評価	3.95	-位
継続性 長期間遊べるか、何回も楽しめるか	無評価	3.72	-位
ゲームバランス 難易度やテンポ等、全体的なバランス	無評価	3.68	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[酒缶]

2014年9月17日 08:42 [755172-1]

満足度	4

操作性	4
グラフィック	4
サウンド	4
熱中度	4
継続性	4
ゲームバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

原作好きも原作知らずも、約１ヵ月間の充実したパパ生活を体験！

パッケージ表	パッケージ裏＆中身

【概要】
・集英社のスーパーダッシュ文庫から発売されているライトノベル「パパのいうことを聞きなさい！」を原作とするアドベンチャーゲーム。飛行機事故で消息不明のまま死亡扱いになっている姉夫婦の3人の娘を引き取ることになった主人公・祐太は、おばさんのチェックの元で、3人の娘とコミュニケーションを取り、大学に行き、バイトでお金を稼ぎ、掃除・炊事・洗濯をこなして、約1か月間でパパとしてやっていけることを証明しなければならない。

・タイトルメニューには「NEW GAME」「CONTINUE」「OPTION」「OMAKE」「INSTALL」の5項目があり、「NEW GAME」でゲームを最初から始め、「CONTINUE」でセーブデータからの再開、「OPTION」でメッセージスピードや音量の設定変更、「OMAKE」でゲーム中に出てきたCGやシーンリストの確認、「INSTALL」でゲームデータのインストールができる。システムデータはストーリー進行のデータとは別でセーブされる。

・ゲームはアドベンチャーモードと六畳間モードで構成されていて、六畳間モードでコミュニケーションを取る相手や行動を選ぶとアドベンチャーモードになり、時間が経過した上で六畳間モードに戻り、ゲームが進展していく。

・操作方法は、アドベンチャーモードでは方向キーで選択肢の選択、○ボタンで選択肢の決定・メッセージ送り、○ボタンの長押しでオートモード、×ボタンでメッセージボックス表示のON/OFF、△ボタンでバックログ画面の表示、□ボタンでカレンダー画面の表示、Lボタンでシーンリスト画面の表示、Rボタンを押しっぱなしにするとメッセージのスキップ、SELECTボタンでメッセージ送りスキップモード。六畳間モードでは、方向キーの左右でカメラの回転、上下でカメラのズーム、アナログパッドでキャラクターの移動、○ボタンでコマンドの決定・キャラクターの決定、×ボタンでふきだしコマンドのON/OFF、△ボタンでバックログ画面の表示、□ボタンでカレンダー画面の表示、Lボタンでシーンリスト画面の表示、Rボタンでカメラの視点切り替え。

・長女の空、次女の美羽、三女のひな、大学の先輩の莱香の4人がターゲットキャラになっていて、コミュニケーションによって相性が変化していく。また、三姉妹については、料理、掃除、洗濯のスキルの変動もあるため、女性との相性やスキルを上げながら、いろいろなイベントを発生させていき、いいエンディングを目指すような遊び方になる。


【評価】
・適当に進行しているとバッドエンドに突入し、ある程度バランスよく行動をしないといいエンディングにたどり着けないため、攻略欲に駆られる。

・イベントが発生するとイベントリスト上にタイトルが表示されるため、繰り返しプレイしてイベントリストを埋めていく楽しみがあるし、イベントCG収集の楽しみもある。

・シミュレーション要素が強いため、特定の女性との相性を上げる遊び方も、全体的に相性を上げるような遊び方もできる。

・既読スキップやオートモードがあるので、繰り返しプレイが楽。

・元々の設定が壮絶でエピソードもよくできているため、イベントごとに感動できるのが良い。例え原作を知らなくても、ゲームを進める中でそれぞれのキャラクターを理解していくことができるため、おのずと主人公と気持ちをシンクロしてゲームを進めていける。

・ナレーション部分以外フルボイスなのも好印象。

・バイトのミニゲームや相性が上がった女の子がいるときに発生するQTE的な制限時間内にボタンを押す要素が、読み物中心のゲームの中でいいアクセントになっている。

・毎週おばさんのチェックが入り、チクチクと小言を言われるところで、かなり感情的な気持ちになれる。


・イベントは多いけど、繰り返しプレイしていると同じイベントを結構頻繁に見ることになるため、全部のイベントを埋めるのはかなり困難。


【まとめ】
・繰り返しプレイで全部のヒロインのエンドを目指す恋愛ゲームが好きな人にはかなり向いている。ストーリー的にかなり感情を揺さぶられるところもあるので、適度に感動したい人は遊ぶべき。