『待っていた動作速度、テザリングと1台で使える端末です。』 HTC HTC EVO 3D ISW12HT au Nisizakaさんのレビュー・評価

HTC EVO 3D ISW12HT au

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発売日:2011年10月 7日

キャリア:au OS種類:Android 2.3 販売時期:2011年秋冬モデル 画面サイズ:4.3インチ 内蔵メモリ:ROM 4GB バッテリー容量:1730mAh HTC EVO 3D ISW12HT auのスペック・仕様

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待っていた動作速度、テザリングと1台で使える端末です。

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AnTuTu Banchmark

海外版のサンプルデータ一覧(2D)

海外版のサンプルデータ一覧(3D)

auからEVO WiMAX発売の発表後に海外で発表、発売されて待っていた端末です。
実際、待てずに海外版のUMTS SIM Free版EVO 3Dを持っていました。海外版との違いも含めて評価します。

大きさ、重さ。
EVO WiMAXとほぼ同じです。重量級スマートフォンです。
改善された点は、海外版も含めてストラップホールが追加されています。
ケースとネックストラップを付けていれば、落としてしまう心配は無いかと。

付属品。
au版のISW12HTでは海外版にはあるUSBケーブル、ACアダプタ、ヘッドセットが付いていません。
代わりにバッテリーが2個付属しています。
Micro SDカードは、SanDisk製の8GBが付属していて、海外版は2D、3Dの画像サンプルと音楽データが入っていました。
しかし、au版はキャプテンアメリカの予告編の3D動画だけ…。画像サンプルぐらいは入れてほしかったです。

パフォーマンスについて。
Qualcomm Snapdragon MSM8660という1.2GHzデュアルコアCPU+Adreno 220 GPUを搭載しています。
現在、デュアルコアAndroid端末は、Samsung GALAXY SII、Motorola Photonが登場していますが、また正直言いますとベンチマークパフォーマンスでは負けています。
ただ、シングルコアのAndroid端末と比較するとCPUもGPU高速です。またEVO WiMAXと比較して発熱も少なくなっています。
またAndroidの老舗らしく軽快さのあるユーザーインターフェース(UI)を搭載しているので、操作自体は軽いです。
このUIの弱点としてRAMのメモリ消費量が多く空きが300MB弱です。GALAXY SII、Photon共に500MB以上の空きがあるので消費しすぎです。
タスク管理アプリが標準で入っているのでメモリが少ないときはアプリを終了させたりが簡単にできます。
あと、バッテリーを交換しない場合の電源ON/OFFだとハイパーネーション(休止状態)となる為、電源ONして数秒後にロック画面になります。

ユーザーインターフェース(UI)について。
UIは、HTC Sense 3.0というUIを搭載しています。
ウィジェット画面では、GPUのパワーを生かして、3D描画(立体視ではない)で画面切り替えとしたりと軽快な動作+個性のあるUIを搭載しています。
ホームボタンを押すと7つのウィジェット画面の選択が出来ますが、ここでドラックすると順序が入れ替えれる等のEVO WiMAX時代から比較すると細かな操作面が改良されています。
この辺りは説明で書くよりも実機を触ってみて体感した方が判りやすいです。色々な端末を触りましたが、自分的には一番好きなUIです。

液晶、裸眼立体視について。
液晶は、qHD(960×540)の裸眼立体視対応です。EVO WiMAXと比較すると一回り解像度が大きくなっています。
裸眼立体視が特徴ですが、実はカメラ撮影や3D対応の動画、写真の閲覧や3D対応のアプリを動作させた時だけです。
立体視のデータは、汎用のフォーマットなので他の立体視のデータなどをSDカードに入れてみたり出来ます。
またMHLアダプタ経由のHDMI出力で立体視の対応したテレビへの出力もできる様子です。

音楽再生について。
SRSエンハンスに対応していて、このモードで曲を聞くと他のスマートフォンで音楽が聴けませんね。
実際、以前はiPhoneで音楽を聞いていましたが、この機能が理由でDesire HD等へメインを移しました。

動画再生、HDMI出力について。
動画再生は、フルHDの1080P(1920×1080)まで可能です。PlayStation3でダウンロードした動画(MP4)でチェックしましたが問題なく再生できました。
ただ、秒間60フレーム(60fps)の動画再生ではフレーム落ちが発生していましたので、動画は30fpsまでのMP4動画だと問題ありません。
WMVファイルも再生できますが、ソフトウェアのデコードで再生する為か、720P、24fpsでもフレーム落ちが発生します。
動画は基本MP4(H.264 + AAC)が望ましい様子です。
HDMI出力ですが、MHL変換アダプタ経由でHDMI出力出来ます。解像度は720P(1280×720)までしか対応していません。
フルHDも再生できるのに、出力が720P止まりなのは残念です。

写真、動画撮影について
写真、動画共に立体視で撮影できるのは特徴ですが、解像度的には半分となります。
通常の写真撮影時は、片方(外側)のカメラを使って撮影します。5Mピクセルですが、細かさでは大差はありません。
ただ、他社のスマートフォンと比較すると映りが今一歩という感じです。
この点は、あまり進歩が無いので改良してほしい処です。

エリア、通話、通信について。
3G、WiMAXの感度に関してはEVO WiMAXと変わらないという印象です。WiMAX専用ルーターと比較すると負ける感じです。
Motorola Photonでも同様でしたので基本的にグローバル仕様の端末は変わらないと考えて良いです。
通話に関しては、もうキャリア側の品質次第かと思います。特に使用していて悪いとかは感じません。
新800MHzのみですが、EVO WiMAXを使っていた時代から新800MHzだから使えないという事はありませんでした。
既に旧800MHzやdocomoと同等の通話エリアはあると考えても良いです。

総評。
カメラでの不満点はありますが、本体のパフォーマンスやWiMAX、テザリングが利用できるメイン端末として使えるのがやっと出たという感じです。
EVO WiMAXを利用してましたが、本体が1年遅れの端末の為、使い勝手、バッテリーの持ちでメイン端末としては使いづらい状態でした。
今回のEVO 3Dは、裸眼立体視というギミック要素がありますが、基本部分が十分作りこまれている端末ですので基本的な性能や使い勝手には不満がありません。
あえて要望があるとしたら、海外の発売からのブランクをもっと減らしてほしいですね。EVO 3Dは海外では夏モデルに相当するモデルでした。
その意味では、半年遅れに近いといえます。Samsung等はグローバルと同時期発売なので、海外と同じタイミングで発売してほしいですね。

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