508 セダン 2011年モデル
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508 セダンの新車
新車価格: 374〜429 万円 2011年7月1日発売〜2014年12月販売終了
中古車価格: 53〜71 万円 (5物件) 508 セダン 2011年モデルの中古車を見る
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| Griffe | 2011年7月11日 | ニューモデル | 3人 | |
| 1st Anniversary | 2012年7月6日 | 特別仕様車 | 1人 |
- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.64 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.73 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
3.73 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.36 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.36 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.45 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.64 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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2015年3月8日 22:57 [804545-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
2012年の5月から乗り始めて30,000kmになります。
エクステリアはとくに目立つデザインではないけれど、ハイセンスな感じが気に入っています。
インテリアはベンツ、BMW、アウディに比べれば質感は劣りますが、なかなかのクオリティです。(運転席のドア内側に付いている握る部分の被覆ゴム厚がが薄くて剥がれるのはクレームをつけたいのですが。)
後部座先の居住性も広くて、妻や子供も気持ち良さそうによく眠っています。
エンジンはこの車体で1600CCで大丈夫かと思いましたが、最も実用的な低速からトルクが出ているのでとても使いやすいですし、高速道路でも加速は十分にできます。大排気量を余している高級車に比べて、いつも頑張って働いている感じで好感が持てるのも良いです。
何よりも走っていて楽しくなる車です。静岡から東京まで往復することはしょっちゅうありますがまったく疲れません。静岡から京都まで日帰り往復をしても、全然疲れなません。素晴らしいシートで、走るのが楽しくなります。
おぎやはぎの愛車遍歴に出場したモータージャーナリストの松任谷正隆氏が『フランス車の直進安定性は、世界一』というのは納得です。矢作が『ドイツ車じゃないんですか?』に対して、松任谷氏は『いいえ!!』と断言していました。
ネガティブポイントは、車体が大きいので路地を通る時には神経を使います。あとUターンなどの時に最小回転半径が5.9mなので、切り返しが必要でちょっと面倒だと感じます。
レクサスGS、とレクサスISも良く運転しますが、レクサスは性能は良いのは分かりますが、走っていて楽しくない。プジョーはこの点が国産車と明らかに違うのが私には分かります。こういう車はあまり売れないのでしょうが、508はとても素晴らしいセダンだと思います。オススメです。
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2014年7月21日 14:54 [738913-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
ナマズのような顔が見慣れて来るとかっこいい
【インテリア】
皆様のおっしゃる通りナビの位置、性能は最悪。室内からのビビリ音も結局止められず。
後は概ね、良かった。
【エンジン性能】
直噴だからか、カーボンの蓄積が酷い。定期的に確認する必要あり。二年目で、ラジエーター液もれ、オイルもれなど有り。でも、踏めば良く走ります。
【走行性能】
普通の一言。
【乗り心地】
こちらも普通。
【燃費】
10キロ位でした。
【価格】
407からの乗り換えで、ほぼ3008と価格差が無くなり購入。
【総評】
車は、気にいってました。買い替えの理由はディーラー対応。リコールの連絡無く定期点検で対応され、私が気が付いて聞いてみると、入庫した記憶の無い日にちに対応した事になってました。一言、言えば済む話なのですがその他にも色々あり、さよならすることにしました。
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2013年10月13日 22:11 [639535-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 4 |
1st Anniversaryを買いました。これから納車で楽しみです。内装のデザイン及び機能性が少し不満ですが、いい買い物をしました。
レザーシートの色がどうも気に入らないですね。
あとカーナビに位置ですね。
皆さんどうですか。
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プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2011年8月31日 02:14 [435974-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
グリルのデザインも高級車らしく |
落ち着きのあるリヤビュー |
大容量のトランクルーム |
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1.6Lの直噴ターボを搭載 |
カーナビはやや低めの位置に配置 |
ゆったりサイズのシート |
プジョーが407と607を統合した新しいフラッグシップモデルとして508を2011年6月に発売した。ボディはセダンのほか、別掲のSWと呼ばれるステーションワゴンがある。
508はグループを構成するシトロエンのC5と姉妹車を構成するようなモデルで、ボディは607並みで407に比べるとひと回りというかふた回りくらい大きくなった。全長が105mm、ホイールベースが90mmも延長されているからだ。
ボディの拡大には長短両面がある。後席の居住空間が拡大されて足元にゆったりした空間が広がったほか、トランク容量も407に比べると108Lもプラスされた515Lになったのが長所。その反面、最小回転半径が5.9mもあるため取り回しはけっこう大変で、狭い駐車場で切り返しが必要になる。
ボディを拡大したにもかかわらず、車両重量は軽くなり、セダンは1520kgに抑えられている。これはボディサイズを考えると相当に軽い数値である。アルミ製のボンネットフードやマグネシウム合金を使ったクロスメンバーの採用と、サスペンション形式をダブルウィッシュボーンからストラットに変更したことなどが軽量化の理由だ。
外観デザインは大柄なボディが堂々たる印象を与えるとともに、407とは明確に異なる方向性が示されている。407は長いフロントノーズや傾斜したAピラーがスタイリッシュな印象を与えていたが、今回508では前のオーバーハングを切り詰めるとともに、リヤのオーバーハングを延長してバランスの取れたパッケージングを採用した。
インテリアの質感はまずまずのレベル。高級感はさほどではないが、ピアノブラックのパネルや操作系を集約したステアリングホイールなどが独特の質感を表現している。
搭載エンジンは直列4気筒1.6Lの直噴ターボのみに絞られた。フラッグシップモデルに搭載されるのが4気筒1.6Lというのにはちょっと驚かされる。ヨーロッパでダウンサイジングが大きな流れになっていることを示している。
プジョー・シトロエングループがBMWと共同開発した1.6Lエンジンは、すでに308系や3008などに搭載されている。115kW/240N・mのパワー&トルクを発生し、アイシン製の電子制御6速ATと組み合わされている。
508の車両重量は3008とほぼ同じなので、このエンジン+ATの走りの元気の良さについてはすでに定評のあるところ。特にわずか1400回転という低回転域から204N・mの最大トルクを発生するので、低速域からスムーズに加速していく。
動力性能の数値はかつてのV型6気筒3.0Lには及ばないし、回すのが楽しいといったタイプのエンジンではないが、ターボのトルク感に加えて6速ATの滑らかな変速フィールを感じさせる。上級車に搭載するのにふさわしい実力を備えたパワートレーンといえる。
乗り心地についてはプジョーらしい猫足を感じさせた。少々路面の悪いところでも快適な乗り心地を感じさせると同時に、コーナーでは足回りがしっかり仕事をして安定感を確保している。前輪がダブルウィッシュボーンからストラットに変わったことも全く不満を感じなかった。
グレードによってタイヤサイズが異なるが、より好感が持てたのは16インチタイヤを履くアリュールのほう。17インチタイヤのグリフだとかなり硬めのイメージになってプジョーの猫足感が薄れるように思う。快適装備の違いもあるので判断が難しいが、個人的にはアリュールをお勧めしたい。
プジョーの最上級車にふさわしく静粛性も高いレベルにあり、これが室内の快適性を高めている。快適性の面で大きく進化したのが今回の508と考えていい。
セダンの燃費は11.0km/Lで、407の2.2に比べて11%、3.0に比べると33%も向上している。この向上幅は大きいが、排気ガス性能も含めて日本のエコカー減税には適合していない。まだ改善の余地は残っている。
価格はけっこう安めだ。セダンのアリュールが374万円で上級グレードのグリフは414万円。このクラスの輸入車ではパサートの価格が際立って安く、324万円/374万円の設定だからプジョー508に比べると40万〜50万円くらい安い。
でもパサートはエンジンが1.4Lで、カーナビがオプション設定であることを考えると、508の価格設定は十分な競争力を持つと思う。デザインやブランドの好き嫌いなども含めて総合的に判断したら良い。
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プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2011年7月12日 22:59 [424316-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
写真はセダンの上級グレード、グリフ |
SWのベーシックグレード、アリュール |
質感が大幅に向上したインパネ |
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グリフはレザーシートが標準装備 |
ポケットやフックが使いやすいSWの荷室 |
1.6Lターボでも力不足は感じない |
プジョー508は、407と607の後継車として登場した車種です。セダンとSWと呼ばれるワゴンがあり、日本仕様はともに1.6Lターボエンジンと6速ATで前輪を駆動します。グレードはベーシックなアリュールと上級のグリフで、八ヶ岳山麓で開催された試乗会では、セダンのグリフとSWアリュールをドライブしました。
先代407は大胆な顔つきと長く尖ったノーズが特徴の、クーペのようなプロポーションでしたが、508では常識的なパッケージングになっています。しかしデザインの素晴らしさはそのまま。シンプルなのに品があり味がある造形はさすがです。特にセダンはこのクラスでもっとも美しい1台と言えるのではないでしょうか。
サイズは全長4790mm、全幅1855mm、全高1455mmで、2815mmのホイールベースを含め、407よりやや拡大されましたが、フロントのオーバーハングは逆に55o縮めているので、狭い場所での取り回しは逆にしやすくなっていました。
エクステリア同様、落ち着いた造形になったインテリアは、質感が大幅に向上しました。シートはアリュールがファブリック、グリフがレザーですが、座り心地に大差はありませんでした。前席は適度に沈み込む座面と張りのある背もたれを持ち、サポート性もセダン/ワゴンとしてはがタイトで満足できます。
室内や荷室は、407よりかなり広くなりました。後席は身長170cmの僕が座ると、ひざの前には20p近い空間が残り、頭上はセダンでも楽に手のひらが入ります。荷室はセダンで108L、SWで111Lも拡大されており、さらにSWではサイドのポケットやストラップ、フックとといった便利な装備や、圧倒的な開放感を持つガラスルーフにも好感を持ちました。
508は軽量化も重要なポイントで、車両重量はセダンが1520kg、SWが1560kgと、407の2.2Lと比べて40/70s軽く、同じ1.6Lターボエンジンを積む308CCや3008と同等です。おかげで加速に不満はまったくありません。さらにこのエンジンの特徴である、1500rpm付近からなだらかにターボを立ち上げるフレキシブルな性格のおかげで、リラックスした走りが堪能できました。
セダンとSW、アリュールとグリフで乗り心地に大きな差はありません。タイヤはグリフの17インチに対してアリュールが16インチと異なりますが、アリュールはトレッド面が固めの省燃費タイヤを履いています。これが似たような印象に結びついているようです。それでも低速から鋭いショックをしなやかに吸収し、速度を上げれば心地いいフラット感を提供するフィーリングは、このクラスでもっとも快適な1台に感じます。
ハンドリングもボディによる差はありません。407にはあったV6エンジンの廃止に合わせ、フロントサスペンションをダブルウィッシュボーンからマクファーソンストラットに変えるなど、前まわりの軽量化が効いているのでしょう。操舵に対する反応はかなりシャープで、その後は前後のタイヤがバランス良く接地し、セダンやワゴンの枠を超えたロードホールディングを披露してくれます。特にグリップ力に優れるタイヤを履いたグリフのコーナリングスピードは圧倒的でした。
美しさと使いやすさ、走りの楽しさを高度に両立させた508の実力は、このクラスのセダン/ワゴンでトップレベルと断言できます。日本ではこのクラスの輸入車はドイツ車が圧倒的な人気ですが、デザインや乗り心地、ハンドリングなどスペックに現れない部分を大切にする人にとっては、そうしたライバルよりも魅力的な存在に映ることでしょう。
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