テスラ ロードスター 2010年モデル
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テスラ ロードスターの新車
新車価格: 1276〜1481 万円 2010年5月1日発売〜2014年3月販売終了
テスラ ロードスターの中古車
中古車価格: ― 円
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
3.00 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
2.00 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
5.00 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.00 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.00 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
5.00 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
4.00 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2012年9月23日 18:48 [535145-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
ボディカラーは17色から選択可能 |
ソフトトップの構造はエリーゼと同じ |
前進・後退はセンターコンソールのボタンで選択 |
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速度計の右隣はパワー/チャージメーター |
シートは低く薄いが座り心地は良好 |
バッテリー背後にエリーゼと同等の荷室を確保 |
テスラ・ロードスターの高性能版、ロードスタースポーツ2.5の広報車をお借りして、東京周辺の一般道と高速道路をドライブしました。スポーツはモーターの最大トルクを377Nmから407Nmへアップしており、0-97km/h加速は3.9秒から3.7秒に向上しています。2.5はパソコンのOSのようなバージョンを示したもので、2500台限定生産のロードスターでは最終型になります。
知っている方も多いと思いますが、テスラ・ロードスターはロータス・エリーゼのフレームやサスペンションを流用しています。そのためカーボンファイバー製ボディのスタイリングも、エリーゼに近いものを感じます。EV(電気自動車)としては新鮮ですが、スポーツカーとしてはオーセンティックなデザインと言えるでしょう。
内装は、メーター周辺はエリーゼに似ていますが、センターコンソールまわりは独自のデザインとなります。シフトレバーがある位置には走行モードを選ぶボタンが並び、エアコンスイッチの上にはナビが装備されます。暑い日の試乗でしたが、エアコンの効きは十分でした。
サイドシルが高く、乗り降りにコツを要することや、自分で脱着を行うソフトトップ、パワーアシストのないステアリング、薄いシートなどはエリーゼと同様なので、2人乗りで価格が約1000万円を超えることと合わせて、誰にでも勧められるモデルとは言えません。ちなみにパワステを装備しなかったのは、メーカーの説明では加速が強力なので安全性を考えた結果とのことです。
たしかにその加速は、アクセル全開ではヘッドレストに頭が押し付けられるほどです。特に低中速からのダッシュが素早いので、日本の道路事情でも高性能を体感しやすいスポーツカーの1台と言えるでしょう。一方で発進時にはAT車のようなクリープが存在し、その後も自然に速度を上乗せしていくなど、扱いやすさも高レベルにあります。
日本製のEVと大きく異なるのは、回生ブレーキについての考え方です。スタンダードモードでもかなり効きが強く、MT車を3速ぐらいで走らせている感じです。センターコンソール奥のモニターで航続距離を伸ばすマックスレンジモードを選ぶと、加速が穏やかになる代わりに回生はさらに強くなり、パフォーマンスモードでは加減速ともにメリハリがつきます。ただガツンと唐突に効くことはないので、慣れれば違和感はありません。
走行中に聞こえるサウンドの主役はかすかなモーター音で、信号待ちではエアコンのコンプレッサーが発する音がいちばん目立ちます。1280kgの車両重量はエリーゼより400kg近く重いので、乗り心地はエリーゼよりも重厚で、固めながら落ち着きがあります。逆にハンドリングに軽快感はありませんが、重いバッテリーを後部に集中的に積んでいるにもかかわらず、バランスを崩したようなそぶりはなく、安定した走りが楽しめました。
もうひとつ感心したのは航続距離の長さです。大型バッテリーや回生エネルギーの積極利用によって、カタログ値は394kmと日産リーフの約2倍を誇ります。約100km走行後にメーターを見ると、200km以上走行可能と出ていたので、残量を気にせず走れました。この安心感も日本製EVとの違いです。すでに右ハンドル仕様は完売で、左ハンドル仕様も残りわずかとのことですが、自動車業界に新風を吹き込んだ1台としての歴史的価値は変わることはないでしょう。
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プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2012年9月22日 18:56 [534834-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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テスラモーターズが開発したロードスターは、ロータスのシャシーに大量の電池を搭載して作られ、新しい時代を切り開いた電気自動車である。
日本では2010年5月に発売され、2012年1月にマイナーチェンジを受けた最終モデルがすでに完売してしまったが、今後中古車を買う人もいることを考えて、最終モデルの試乗インプレッションを残しておきたい。
今回はステラモーターズがメディア関係者向けに用意している試乗車を借り出し、アクアラインを使って木更津まで往復したほか、都内の首都高環状線などを走った。
テスラロードスターはリチウムイオン電池を車体の後部に大量に搭載する。電池を中心に作られたクルマと言っても良い。
高価な電池を大量に搭載するため、車両価格は1000万円を超える水準にまで高くなってしまい、一般的なユーザーにはリアリティのあるクルマではなくなってしまったが、逆に航続距離の点では電気自動車の現実的な使い勝手を実現したクルマともいえる。
テスラ・ロードスター走らせるのに難しい操作はいらない。普通のガソリン車と同じ感覚でOKだ。イグニッションキーを回すと、チャイムが鳴って走り出せる状態にあることを教えてくれる。
トランスミッションはP、R、N、Dのポジションがあり、押しボタンで選択する。Dのボタンを押すだけで、後はアクセルを踏めば前に進んでいく。
テスラ・ロードスターの走りはその加速性能の高さに特徴がある。瞬時にトルクが立ち上がる電気モーターならではの加速は、ガソリン車とは比べ物にならないレベルである。安全な場所で思い切りアクセルを踏むと、病みつきになりそうな加速感が味わえる。
i-MiEVやリーフなども電気自動車らしい加速の良さを備えているが、テスラ・ロードスターの速さは別格。1万4000回転まで回るエンジンは最高出力292ps、最大トルク40.9kg-mの動力性能を発揮し、電気の出し入れが得意なリチウムイオン電池の性能によってケタ違いの速さを見せる。
カタログを見ると、わずか3.7秒で時速97キロに達するとのこと。アクセルを踏み込めば無限に伸びていくかのような加速を示すので、自制心を持って運転する必要がある。
直進だけでなくコーナーでの安定性にも優れるのは、ロータスのシャシーを使っているからだろう。クルマの後部に重い電池を搭載するので、後輪がしっかり地面に押しつけられている感じで、後輪の座りが良く、低全高・低重心のボディはほとんどロールせずにコーナーを抜けていく。
前後の重量配分は前輪が440kgで後輪が840kgという思い切り後輪寄り。後輪に前輪より太い225/45R17タイヤを履くこともコーナーでの安定性につながっている。といっても、コーナーでこれだけの性能を持つクルマのアクセルを開けるのは容易ではない。
走行モードは3種類が設定されていて、それによって航続距離に違いが出る。マックスレンジを選ぶと最長では一回の充電で394キロもの距離を走るというから、普通のクルマと変わらない感覚で使える。
パワフルな走りを楽しむモードを選択すると航続距離は短くなるが、航続距離にあまり神経を使うことなく走れるのでストレスを感じなくてすむ。
ボディの基本はロータスなので、乗降性が悪くて乗り込むのが大変だし、足回りはガチガチに硬くて乗り心地は悪く、ステアリングも相当に重いなど、必ずしも快適ではない部分もいろいろある。
でもステラ・ロードスターは、紛れもなく電気自動車の新しい時代を切り開いた画期的なスポーツカーとして、歴史に残る1台である。
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