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2013年6月11日 19:55 [602345-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
JAVSの複合機DAC-2 Marchの後継機DAC-2 USBのレビューです
同じJAVSのX-DDC PLUSからJAVS LINKで接続して使っています
PCでの再生環境は基本的にMac mini 2012+Audrivana Plusです
イヤホンやヘッドホンはK701,KH-K1000,SE535LTD,Image X10iなどで、全体の印象です
【デザイン】
Marchに比べて筐体が肉厚になりました。かなり分厚く硬くしっかりしています
本体下部にも基板を固定するためのネジが追加されました。これもあってかよりカッチリ固定されます
【音質】
Marchの特徴であったDACの音量が大きめで勢いのある高音よりのクリアな音というのは同じです
Marchはカラッとしてして横に広い音場を持っていたのですが、音に奥行きが出てきて艶が出るようになりました
Nationalに負けていたヘッドホンアンプも今回はかなり改良されていてNationalより高音質になっています
デジタル入力3系統の音質差は殆ど無くなりました
特にJAVS LinkについてはMarchでは音が悪かったのですが、本機では同軸デジタルや光デジタルとほぼ同じレベルの音が出ます
なお同軸デジタルケーブルでも少しだけ音が変わりますが、それ以上にJAVS LINKに使われているHDMIケーブルを変えることにより音が変化します
バルクのケーブルからオーディオテクニカのGold Linkのケーブルに変えたところ音質向上を確認できました
具体的には音の描写が丁寧になり、音の分離と粒起ちが良くなり、音に奥行きが出てきて低域はよりタイトに沈み込み高域は刺さりにくく伸びるようになります
全体的にワンランク上の音に変化します。しかし劇的に変化するのではなく地味に良くなる感じです
逆にケーブルを元に戻すとのっぺりした物足りない音になります
HDMIケーブルによる音の変化は偶然体感していたので知っていたのですが、JAVS LINKでも変化があるとは思っていませんでした
デジタル入力の3系統とUSB入力ではX-DDC PLUSの力もあってかUSBだけ音質が劣ります
これは本機が悪いと言うよりX-DDC PLUSが良いというべきでしょう
本機はI/V変換部、差動部、ラインアウトのオペアンプを交換できます。
I/Vに両面実装のLME49990x2、差動部にLT1364、ラインアウトにOPA827x2(変換アダプター経由)に変更してみました
結果、ヘッドホン出力もラインアウト出力も音の情報量が増え、解像度や分離、定位などもかなり良くなりました
特にラインアウトはボーカルが前に出てきて明瞭になります
この変化はケーブルによる変化よりずっと大きく、確実にワンランク上のDACに変化します
しかしオペアンプをこの構成にすると本体の発熱が激しくなります
標準の構成ではほんのり温かい程度だったのが、確実に熱いと言える温度にまで上昇します
本機とD12Hj、iHA-21の音質を比較してみます
X-DDC PlusからそれぞれJAVS LINKと光デジタル、同軸デジタルで同時に出力して比較します
本機のオペアンプを交換しない状態でDAC+アンプとして比較した場合優劣は
iHA-21>DAC2USB>D12Hj
です。値段差そのままです
iHA-21は格が違うといったところですが、D12Hjと本機の差はそこまで違いません
大きく違うのは空間の大きさや定位、低音の締まりでそれ以外の部分では差はあるけれど大きくははありません
本機のオペアンプを交換した場合、優劣は変わりませんがそれぞれの差が変わってきます
基本的にiHA-21の方が格上で本機の音量を大きめにしてもiHA-21の方が高音質ですが差は縮まります
低音の締まりは本機の方が良くなります
次にDACとして比較した場合です。出力先はNationalです
アナログケーブルは品質を合わせています
本機のオペアンプを交換しない状態だと
D12Hj>DAC2USB>iHA-21
です。
D12Hjは低音の締まりこそ良くないですが、それ以外全てで本機を上回っています
本機とD12ではかなり音量が違うので比較するたびに音量を調整しましたが、D12Hjを聞くときに少し音量を控えめにしてもD12Hjの方が上回ります
本機のオペアンプを変更すると
DAC2USB>D12Hj>iHA-21
となります
あらゆる面で本機がD12Hjの音質を上回りますが、特に空間表現で大きく上回ります
iHA-21のDAC部はイマイチでD12Hjにかなり劣ります
【操作性】
基本的にMarchと変わりませんが、ボリュームのつまみが大きくなっていて音量の微調整などがしやすくなっています
【機能性】
Marchと比べてアナログ入力やデジタル出力、アップサンプリング機能が無くなりましたがUSB入力がつきました
USB,JAVS LINK,光デジタル,同軸デジタルの4系統のデジタル入力があり、RCA出力はラインアウト(音量固定)とプリアウト(音量可変)を選ぶことが出来ます
なお、本機のラインアウトの音量は大きめでアンプによっては音が歪みます。iHA-21でこの現象を確認しています
USB入力のみ24/96入力(88.2不可)までで他の3系統は24/192入力が可能です
X-DDCなどのDDCを使えば複数のPCで共有することも可能です
普段はデスクトップでJAVS LINK経由で使っていて、たまにそこにノートPCを持ってきてUSBで接続するなどといった使い方も出来ます
【総評】
Marchに比べて機能的にはシンプルになっていますが、基本的な部分でしっかりと進化しています
標準構成のオペアンプでもMarchに比べてずっと高音質になっています
またオペアンプを交換できる仕組みも残っていて、ある程度音質向上が見込めますし自分好みに音をいじることも出来ます
この価格帯ではデジタル4系統の入力は珍しいです
予算が3万前後で複数のデジタル入力を求めていたり、高音よりのクリア系が好みで音に勢いを求めてる人にオススメです
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