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2026年8月1日 09:35 [2031000-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 機能性 | 4 |
| 使いやすさ | 4 |
AI AF Zoom-Nikkor 24-85mm f/2.8-4D IF、およびAF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED用の樹脂製フードです。
AI AF Zoom-Nikkor 24-85mm f/2.8-4D IFに装着して使用しています。
【デザイン】
24mmスタートの標準ズーム用としては、ごく一般的な花型デザインです。
【機能性】
24mmの広角側でもケラレが発生しない範囲で、空や海など上下方向から入り込む不要な光を効果的に遮ります。ゴーストやフレアの発生を抑えるだけでなく、レンズ先端を軽くぶつけた際の保護にも役立つため、装着するメリットは大きいと感じます。
【使いやすさ】
現在では一般的な樹脂製バヨネット式で、着脱は簡単です。収納時は前後反転してレンズに取り付けられ、その状態でもレンズキャップを問題なく装着できますし、樹脂自体の厚みによってバヨネットに噛みこむので、耐久性もそこそこありそうです。
【総評】
かつてのMF時代のニッコールレンズは、多くが金属製フードを採用しており、高級感がありました。レンズ本体だけでなく、フードやキャップ類にもニコンらしい質感へのこだわりが感じられた時代です。余談ですが、初期の光学マーク入りのレンズフードなんて、お宝ものですね。
しかし樹脂鏡筒のAFレンズの普及とともに、軽量化やコスト、製造性などの理由から、樹脂製フードが主流になりました。
樹脂製フードは、高級感では金属製に及びませんが、衝撃を受けた際にはフードが先に変形・破損することで、レンズ本体へのダメージを軽減できるという利点があります。また、軽量であることも、ズームレンズなどでは大きなメリットになります。
また、本製品のような花型フードは、広角側でのケラレを防ぎながら効率よく遮光するため、上下方向の位置決め精度が重要になります。金属製で同様の構造を実現しようとすると、加工精度や固定機構が複雑になり、コストも高くなります。
実際、キヤノンの初期FDレンズ時代には、金属製ならではの精巧な作りのバヨネットフードも存在しましたが、その後まもなく樹脂製フードへ移行しました。一方、ニコンの金属フードは約60年前のものでも問題なく使用できますが、それより新しい約40年前のキヤノンNew FDレンズ用バヨネットフードの多くは、保持用樹脂が加水分解してしまい、現在では十分な保持力を失っているものが少なくありません。長期耐久性という点では、ニコン製金属フードの堅牢さには改めて感心させられます。
その点を考えると、本製品が樹脂製なのは単なるコストダウンではなく、軽量化・実用性・製造性を考慮した合理的な選択と言えます。実用上も十分満足できるフードだと思います。
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