Head Box SE II レビュー・評価

満足度：4.35

（カテゴリ平均：4.41）

満足度ランキング—位

集計対象8件 / 総投稿数8件

1. 5 75%
2. 4 12%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 12%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.35	4.32	-位
音質 音質の良さ	4.23	4.46	-位
操作性 操作のしやすさ	3.56	4.18	-位
機能性 搭載機能が充実しているか	4.26	4.14	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[１６台目]

2014年9月27日 21:08 [757800-1]

満足度	5

デザイン	3
音質	4
操作性	4
機能性	5

さわやかな音質、ボリューム２つで大満足

下が本製品SE�U、上はOlasonic D1	同音量ボリューム位置 左250Ω　右24Ω105db 右250Ω96db

【デザイン】
機能等から考えるとこんなにタテを大きくなくても良いのではと思いますが、BOXシリーズですから、デザイン優先で2段分にするというのは、やむを得ないとは思いますが、少々やぼったいです。これなら、もっとボリュームのつまみを大きくするとか、電源ボタンを付けるとか、して欲しかったです。それにしても大きさの割には１ｋｇ超えと、非常に重いです。オーディオ好きには重いのはOKですが、それにしても意外な重さです。

【音質】
実にさわやかです。低音よりも、中高音が心持ち持ち上がっており、よく音楽の雰囲気を解像感高く伝えてくれます。クオリティーが特段に高いとは思いませんが、普通に気持ち良く聴けます。ヘッドフォン出力端子が２つあり、それぞれボリュームが付いていますが、音質的にも違いは感じられないので良いです。

【操作性】
ボリュームはもう少し大きい方が微調整しやすいと思います。ＰＣ−ＤＡＣ側を最大音量にしておくと、このヘッドフォン側のボリューム調整はわずかになります。

添付した写真の１つは、２つの端子に、左はベイヤーのＤＴ９９０Ｐｒｏ（250Ω 96db）、右はＳＯＮＹ MDR-1RMK�U（24Ω 105db）を繋いだところですが、適正音量で鳴らそうとすると、SONYで2�oほどしかボリュームを回しません。（だいたい８時の位置）、ベイヤーでも９時過ぎの位置ということで、比較的出力の大きなアンプですので、ボリュームで微妙な調整が必要です。大きなボリュームだとそれだけ調整が容易ですから、こんな大きなフロントパネルを付けるなら、ボリュームを大きくして欲しかったです。

【機能性】
電源スイッチが無いのがなんとも割り切ったというか何というか。手元にコンセントが近いので100円ショップで節電スイッチを追加していますが、無駄に広い前面パネルに有っても良いでしょう？この値段なら。
ラインスルー端子は、スピーカー再生用のアンプにつなぐのに便利です。
しかし、何より各々ボリューム付きの２つのヘッドフォン端子が秀逸です。このような形式のヘッドフォンアンプ専用品は多くないので貴重ですし、ありがたいです。特にいくつかのヘッドフォンやイヤホンを聴き比べるのに重宝します。前述の写真のように、インピーダンスや能率の違うヘッドフォンを聴き比べるのに、同音量にしておくのはとても重要ですから有難いです。これだけでも、☆５つですね。

【総評】
比較的安価なヘッドフォンアンプ専用品を探していて本製品に出くわしました。音に力強さがあまりなく、音質が特に優秀なという気はしませんが、さわやか系の音で、聞き流すのに良い感じの種類の音です。何より同条件で２本のイヤホンやヘッドフォンを聴けるのは大変良いのでいいですね。イヤホンとヘッドフォン２本を差しっぱなしにしておいて、ヘッドフォンで音楽を聴いていて、疲れたらイヤホンにするとか、音楽によって換えたい場合に大変便利で、しばらく手放せそうにありません。若干、上流（DAC）で音の調整をすれば、いいでしょうね。この製品なら、今なら特に安く（2万円未満で）手に入れば文句ないでしょう。

[はでなじみーともうす]

2013年3月30日 14:03 [584366-1]

満足度	4

デザイン	5
音質	4
操作性	1
機能性	無評価

聴くだけならおすすめです

初めての投稿です。当方、本機をCDプレーヤーがティアックVRDS-25xs(現役!)、ヘッドフォンはベイヤーDT150改(リケーブル＆内部ちょい制振)の組み合わせで使用しています。AC-ACアダプタは付属品をそのまま使ってます。好みの音は、音のカドがきちんと出て、かつ刺さりがなく抜けの良いことです。

【デザイン】

所有は黒。シンプルで言うことありません。無駄に2階建てのような気もしますが。。。

【音質】

音は私の好みに一致します。一音一音にカッチリ感がちゃんとあり、細やかさもそこそこ感じられ、深みと広がりも備えています。どんどん音量を上げたくなる聴きやすさがあります。ただ、ここぞ、という盛り上がりで力の抜ける感じが少しあります。ここだけ残念。どちらかというとクールな方向ですが、極端な個性は感じられません。

【操作性】

さわるのがボリュームノブだけなので評価のしようもありませんが、私の個体ではボリューム1側の軸ガタが大きいのが気になります(ノブが上下左右にコンマ何ミリか首を振る)。2側はしっかりしています。機能上(音)への影響は私では検知できませんが、この軸ガタはだいぶ安っぽいです。

【総評】

上を望めばキリがありませんが、低価格帯で、アンプの自己主張は少ないほうがよいと考える向きには、よい選択だと思います。
ただ、増幅の主役がTI社のパッケージである結果、内部空間は在庫の捌けた倉庫のように広大です。放熱その他で適切な設計なのでしょうが、パーツ物量を気にする方には不向きかと思います。

総合すると、現在の販売価格であれば十分納得できる内容と思います。質の良いアナログ環境で、道具として聴くに徹するならばおすすめです。

[kid1107]

2013年1月10日 20:13 [563624-1]

満足度	5

デザイン	5
音質	5
操作性	無評価
機能性	5

シンプルだがそれがいい

今まではオーテクのAT-HA21を使っていました
次のステップアップを探していてHd-Q7かこの機種で迷っていましたが生産終了品で安かったのでこの機種にしました
中古で12000円程度で買えてしまいなんとも…
ACアダプタをサウンドハウスのアダプタに変えています
ヘッドフォンはHD650です

【デザイン】
シンプルな箱です、机の上に置いてますが全く主張してません。
でも質感は良いです
ただ電源ランプがちょっと明るいですね

【音質】
最初は、なんかシンバル綺麗になった？程度な印象でしたが
ジックリ聞いてみると低音がぐぐっと浮上してきていました
周りの楽器に埋もれていたベースの音が他の楽器と同じ高さまで出てきた印象です
また全体的に音の広がりが少し上がり、キリっとした音になりました

【操作性】
ボリューム摘みと入出力端子くらいなので無評価

【機能性】
充実しているかと言われるとRCA入出力1個ずつと標準プラグ2個だけなので微妙かと…
個人的に嬉しいのはボリューム摘みが2個あることですかね
2個ヘッドフォンを繋いでも双方で合った音量に調整できるので。

【総評】
なぜ生産終了なのか分からないくらい良い機種だと思います
そこまで大きくなく、ヘッドフォンの音量も取れる。
在庫があるうちに確保しておいて損はないと思います

[和菓子専]

2012年9月14日 21:45 [533265-1]

満足度	5

デザイン	5
音質	4
操作性	5
機能性	4

無難なエントリー機

DT 990 PROでの使用
試聴コーナーではK701、HD650も使用。
パワーは問題なし。

淡白でメリハリは無いがややスピード感のあるノリがいいタイプ。ただ、暖色では無い。どちらかと言えば寒色系寄り。
音の味付けが殆ど無い万能型です。
癖が無いのでヘッドホンとの相性をあまり気にする必要が無いのが最大の良さだと思います。
空間表現、解像度はこの価格帯ではかなり良い部類（試聴での比較対象：Hd-Q7 Dr.DAC2DXTE、HP-A3・7、ValveX-SE、P-200）。
さすがにP-200には総合的に劣っていましたが、こちらの方がややキビキビした印象。あの情報量は非常に魅力的でしたが、好みとお財布の事情もろもろを秤にかけてSE�Uを購入しました。
複合機ではない本格的なヘッドホンアンプのエントリー機といった機種です。
機能も2端子、スルーアウトと必要十分。電源スイッチは確かに欲しかったかな・・・。
あと私の使用の仕方では全く問題ありませんが、ギャングエラーが少しあるようです。

基本的にヘッドホンアンプというのはいかに音の劣化を防ぎつつ音量を取るのが目的であって、音質が良くなるわけではありません。これはあらゆる機種に共通する事です。
また、音楽ソース→DAC→アンプ→出力となりますのでアンプより上流部分の品質が良くなければ情報量だとか空間だとかを上手く表現するなどという事には限界ができてしまいます。上流を殺さず拾い上げ、下流の力を発揮する中継がアンプの役割です。
プレイヤーやオンボードの貧弱な出力でヘッドホン本来の力を引き出せてないのをアンプを使用することで結果的に音が良くなるという物です。
よって、現在の環境で満足の行く音が出ている場合は変化を感じないことも多々あるので気をつけてください。
私はIE8とMDR-Z600等も所持していますが、これらではどのヘッドホンアンプで試聴しても、ちょっと雰囲気が変わったかな？といった程度で7000円クラスのサウンドユニットと差を殆ど感じませんでした。
まずは所持しているヘッドホンを持って専門店で試聴しましょう。1時間以上居座るつもりで。

最低限の環境があって音に変化が欲しい場合はヘッドホンを変えるのが一番の近道です。
高音、低音を調整できるアンプはありますが、やってる事はイコライザーで信号を歪めているのと変わりません。

音の押し出しによる迫力が欲しい、暖色系の空気（暖かい、明るい、気圧が高い感じ）が好みという場合この機種は真逆とまでは言えませんが違います。
AT-HA5000や真空管系が当確しますが、癖が強くヘッドホンと上手く合せて初めて真価を発揮します。

HD650なんかより遥かに音が取りにくいような機種を鳴らしたい、良いソースを使用しておりあらゆる細かい音を拾い上げてくれるような圧倒的な情報量が欲しい、完璧な空間表現を求めたい等の場合は8万クラス〜でないと始まりません。

本製品のレビューとしては随分脱線が多くなってしまいましたが、一つ言えることは音量取り以上の目的があってアンプを手にする場合は絶対に試聴した方がいいと言うことです。ビックカメラ、ヨドバシ、オーディオ専門店等が近くに無い場合は辛いかもしれませんが・・・

アンプ必須と言われるようなヘッドホン、イヤホンを所持していて、詳しいことは分らないがまったりするよりはノリがいい方がいい。低価格帯のノイズが怖い、でも5万以上は無理。　という場合はこの商品は無難な選択だと私は思います。

[殿下星品]

2012年5月19日 01:13 [506422-1]

満足度	1

デザイン	3
音質	2
操作性	3
機能性	3

うーん・・・・

これを買ったのはだいぶ前の話で一週間くらい使用しました。
後に売却したのですが、HD650やAH-D2000をつかってのレビューだと
サウンドカード直差しと大差ないということです。
サウンドカードはSE-90。ただし音量は取りやすいです。
音質自体向上はほとんどないかと・・・・
7000円でオンボードからSE-90かえた時のが違いがはっきりしてます。
試聴して買えれば一番ですがそういうお店は近場にないので
ネットで情報あつめて買ったんですが失敗でした。
このアンプの唯一良い点はスルーアウト可能なことですかね。
電源をいれてなくても他の機器にこれ経由で音を送ることができます。
総評すると4万円もだして買うようなものじゃないと思います。

[Room13]

2012年1月4日 15:35 [469181-1]

満足度	5

デザイン	5
音質	5
操作性	4
機能性	5

素晴らしい商品です

【デザイン】

シルバーを基調とした清潔さを感じさせるデザインです。

【音質】

無駄な味付けがされず、癖のないスッキリした音を奏でてくれます。

【操作性】

電源のON、OFFのスイッチ等が無い（コンセントに繋げている限りONの状態です）
それが唯一の欠点でもあります。

【総評】

非常にシンプルで、扱いやすい製品です。

[kastado]

2011年9月6日 14:15 [437767-1]

満足度	5

デザイン	5
音質	5
操作性	4
機能性	5

かなり・・・いい音だと思います

シルバーを持っています。PS3の初期型20GB版を手に入れたのでSuperAudioCDというのを買って聴いてみたのですが、かなりヤバイです。ヤバイじゃ伝わらないと思うのでもう少し書きますと…。宮本笑里さんの「smile」というアルバムを聴いてみましたらCDより音の密度が濃くてよかったです。CDのレビューではないので機械について書きます。

操作性
ノブが左右独立した音量として使えます

音
素直で伸びがいい感じ

機能性
スイッチ付きの電源コードを使わないといけないのが少し面倒か。（電源スイッチがない）

デザイン
最高です。高級感がある。コンパクト＆シンプル＝使いやすい！

ソースでこんな変わるのかと少し驚きました。CDでも出し切れなかった力があったらしいです。

[air89765]

2010年5月20日 22:00 [314916-1]

満足度	5

デザイン	4
音質	5
操作性	4
機能性	3

この価格帯ではベスト

あまりヘッドホンを選ばず使え、非常に使いやすい機種です。

音に癖が少なく、味付けは強くなく、ヘッドホンの個性を殺さないままで、空間情報の広がりや情報の細やかさ等の基礎音質の底上げをしてくれます。

音はモニター的に淡々と…ではなく、軽い元気さ・ノリの良さ・躍動感があり、アナログ的な味…とでも言えばいいのか、色彩感や風味のある、音楽的に面白み・楽しさのある音です。どちらかと言えばやや暖色系。それでいてそれらの味付けはあまり強くはなく、ヘッドホンの個性や持ち味をかき消しません。

低域〜高域までバランス良く、過不足なく良い感じで出して来ます、低域は軽い押し出し感あり必要充分に、中高域はしっかりと、強いて言えば高域で（ほんの少しですが）やや擦れ気味系の音を出しまして、鮮やかさ等はやや少なめかもしれませんが、おかげで刺さりにくいです。

空間は広めです。HP-A7よりも広がります。空間が広めなのは開放的で気持ち良さがあります。音の解像度・分離感・位置情報の明確さなどはこのクラス平均的。解像度はA7のが高いです。

ヘッドホンアンプも2万円クラスまではやや平面的な空間を形成し、せいぜいポータブルの延長的な音質にとどまるものでしたが、本機のような４万円クラスからは、本格的ヘッドホンアンプへの入り口というランクの音…立体感・奥行き・広がりがあり、どこにでもあるようなヘッドホン端子とは明らかな違いを見せてくれます。

サウンドカードHD2 ADVANCEのDACよりもHP-A7のDACのが良いにも関わらず、PC→HD2 ADVANCE→HEAD BOX SE�U→ヘッドホンと繋げば、PC→HP-A7→ヘッドホンの場合とほぼ同格の音を出せますから、サウンドカードに良いものを使っているなら、A7のような複合機ではなく本機を選択するも吉です。

淡々・冷感的・無色・狭めに鳴らすHP-A7のアンプより、軽い躍動感・広がり・色彩感のあるHEAD BOX SE�Uのアンプのが音楽的に楽しいと感じるかもしれません。

デザインもコンパクトですし、これでこんな音を出してくれれば満足感はとても高いです。

個人的には、A7よりもヘッドホンを選ばないし、気に入っています。この価格帯でのベスト！だと思っています。