ミニルーター MM50 No.28515 レビュー・評価

満足度：3.57

（カテゴリ平均：4.02）

満足度ランキング—位

集計対象2件 / 総投稿数3件

1. 5 0%
2. 4 50%
3. 3 50%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.00	3.84	-位
扱いやすさ 重さや握り心地などの取り扱いやすさ	4.00	4.30	-位
安全性 事故防止の安全対策がとられているか	3.00	3.99	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[アイカワドットネット]

2024年7月16日 19:20 [1864095-1]

満足度	4

デザイン	無評価
扱いやすさ	無評価
安全性	無評価

金属加工や微細切削に使っていたが、所有品が壊れてしまい…

型番は忘れてしまいましたが、４０年くらい前にプロクソンの同型とおぼしきモデルを買い、数年前に不調になってお蔵入りさせたものの代替に衝動買いしました。
偶然に見かけた→あっ欲しい！
本格的、本職で使うには耐久性に難有りますが、コスパを考え年中使うのでなければ、こちらのモデルでも十分に実用になります。
また壊れた方のコレットチャックがMM50にも使用出来たのは救いでした。
仕事等で毎日使うような用途では使用したことありませんが、前述４０年前当時、下位モデルにて一発で焼損したことがあり、耐久性がどの程度かは見極める必要有りかと思います。

コスパを考えれば良いモデルかと思いますが、負荷の掛かる又長時間の高速切削には十分注意したいです。自身が所有していた過去のモデルがなぜ不調に陥ったか？については、過負荷を与えたわけでもないので今も不明のまま。しかしコレットやチャックなどは本製品MM50にも問題なく使用できるのは助かりました。
CBN、ダイヤモンド、超硬等の刃物を随分沢山揃えているので、コレット都合で使えなかったら悲しいですからね。かと言って今は仕事で使うようなシーンは有りませんので、業務使用にも耐えるような高級機は必要ありませんし。

特徴を分かって使ってあげられるなら、とても良い製品だと思いますよ。
（満足度の☆が１つ足りないのは、また壊れることのないように！との願いを込めて敢えて★４つにしました。）項目別評価は使用方法で十人十色だと考えるので評価はしませんでした。

[akira1984]

2024年3月30日 23:48 [1688930-2]

満足度	3

デザイン	4
扱いやすさ	4
安全性	3

ペンシルタイプな持ち方が出来るミニルーター

ペンシルタイプな持ち方が出来るミニルーター
模型やホビー、小さな金属部品の加工に向いている。

12Vタイプのミニルーター。
回転数が8,000〜20,000回転/分でコントロール可能
削りすぎない様に調整が出来る。
ハンド作業で削るとつらい場合も本機なら簡単に削り
進められてとても楽。
各種ビットで色んな場所や素材が研削可能なマシン

[関口 寿]

2012年6月22日 18:18 [514498-1]

満足度	5

デザイン	4
扱いやすさ	4
安全性	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

PROXXON ミニルーター MM50 No.28515

グリップ脇にある排気口。風量はかなり多い。	変速ダイヤルは電源スイッチを兼ねている。	トランスは成人男性の拳ほど。12V１Aにしてはやや大きめ。

ホビー用の小型電動工具で知られるPROXXONシリーズから、ミニルーターMM50 No.28515を購入してみた。

　このモデルはミドルクラスに位置づけられ、トランスを介してDC12Vで駆動される。消費電力も20Wと少なめで、トルクよりも回転数を重視したタイプで、彫金・彫刻などの細かい作業に適している。
　ビットの固定部にはコレットチャックが採用されているため、交換には少々手間がかかるものの、ブレや滑りが少なく高い精度の加工が可能だ。市販ビットの主流である軸径2.35mmと3.0mmに合わせ、２種類のコレットチャックが付属しているので、ビットの選択、入手に悩まされることはない。

　変速機能は秀逸で、毎分8,000〜20,000回転までを無段階で設定できる。無段階と謳いながらも段階的な変速しかできない製品もあるが、このモデルではリニアな変速がおこなえ微妙な加減速が可能だ。硬い素材では砥石が滑り、意としない部分を傷つけてしまうことがあるので、減速できることは想像以上に価値がある。また、減速時はトルクの低下がつきもので、素材に触れたとたんに砥石が止まってしまう製品もあるなか、このモデルに搭載されている電子コントロール回路はトルク補正をおこなっているようで、低速でも粘り強さを発揮する。

　操作音は小型モーター特有のやや甲高い音を発する。特に高回転では、内部に組み込まれたモーター冷却用ファンの排気音も大きくなり、充電式ハンディ・クリーナーのような音を奏でる。排熱用のスリットがグリップ部にあるため、持ち方によっては指でふさいでしまい、オーバーヒートが心配だったのだが、意図的にふさいがない限り、異常な過熱は見られなかった。

　付属のビットは３本と少々さびしい感じを受けたが、ユーザーの使い方次第でビットは異なるため、あれこれと付属しても意味がない。むしろ潔い判断と言えるだろう。付属品はあくまでお試し用と考え、素材に合ったビットを用意しておこう。同メーカーから別売されている以外にも、もちろん市販のビットセットも利用できるので、目的や利用頻度に合わせて選択して頂きたい。

　コストパフォーマンスは十二分に満足なモデルだが、トランスと本体を結ぶケーブルが少々短く、引っ張られている感じを受けたのが惜しまれる。これは電話の受話器のような伸縮性のあるカールコードが採用されていることに起因する。ケーブルが垂れて作業を邪魔しないための配慮で、カールコードは正しい判断と思うが、トランスから50cmほど離れると引っ張られる感を強く受けるようになる。作業中は切削カスが飛び散るため、トランスはもう少し離れた場所に置きたいのだが、離すほどに引きが強まり、ジレンマを感じるのだ。
　カールコードが倍の長さになれば、トランスの置き場所を気にせず、作業中のストレスも軽減することだろう。

　なお、同シリーズの「No.28515N」は電源トランスが付属しないモデルで、単体では使用できない。購入時は末尾「N」の有無を確認して頂きたい。