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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
無評価 | 4.30 | -位 |
| 使いやすさ |
無評価 | 4.23 | -位 |
| 炊き上がり |
無評価 | 4.30 | -位 |
| サイズ |
無評価 | 4.12 | -位 |
| 手入れのしやすさ |
無評価 | 4.13 | -位 |
| 機能・メニュー |
無評価 | 4.20 | -位 |
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2026年6月28日 10:38 [2026859-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 使いやすさ | 5 |
| 炊き上がり | 5 |
| サイズ | 4 |
| 手入れのしやすさ | 5 |
| 機能・メニュー | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
外観。丸みの強い、ややぼってりした外観。 |
液晶部はカラー液晶に。(選択画面) |
カラー&イラスト。どんな状況なのか、とてもわかりやすい。 |
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内釜。素材は鉄。重い。 |
3Dローテーションで、熱源自体が回る。このため内側はツルツル。 |
炊き上がり。見て美味しそう、食べると美味しい。見た目通り。 |
プレミアム炊飯器は、2006年IH機能を最大に活かすべく、内釜へこだわったモデルを、三菱電機、タイガー魔法瓶が出したことから始まる。その時、三菱が選んだのはカーボンを活かした炭釜、タイガーは土鍋だ。当然、全メーカーは後追いする。分野は急速に拡大。美味しく炊けるなら高くても売れるという奇跡の市場ができた。
炊飯器の大手象印が、内釜に選んだ素材は鉄。南部鉄器だ。
美味しいのはいいのだが、重い。内釜を使って米を研いで、持ち上げようとした瞬間、腰への負担がすごい。以降、ざるで米を研ぎ、釜に入れ、そのあと水を入れるというやり方に変えた。
が、2018年、象印は大きく方向を変える。それが「炎舞炊き」だ。
炎は揺らぐ。このため羽釜に当たる炎は当たる位置が頻繁に変わる。釜底の温度は一定にならず、微妙に温度ムラができる。沸騰していることに違いないが、強さにムラができる。この沸騰と対流により、米は焚かれながらも上下する。これを強化したのが「炎舞炊き」というわけだ。
このゆらぎをより確実に再現するのが、3DローテーションIH構造。小さなIHヒーターを小さくした。これにより、温めるヒーターの位置を確実に入れ替えることができるようになった。より確実に強い対流を引き起こすことができるようになった。
こうして、火力メインの「中ぱっぱ」「沸騰維持」の工程が完成する。
26年モデルで、象印が手を入れたのは続く「蒸らし」工程。加熱後、フタをすぐ開けず一定時間そのまま置いて、水分量、温度を均一にし、食味を整える工程だが、いわゆる待ちの工程であり、その時の環境条件は沸騰維持の継続でもあり、これがなかなかに難しい。
昔の唄で言うと「一掴みの藁燃やし、赤子泣いてもフタとるな」のシーン。
あまり動きはないが、唄できちんと残さなければならないほど重要な工程でもある。
メーカーよりサンプルを借り、食味を確認させてもらった。
象印は、「一掴みの藁で」も、きちんと温度をあげるべきと判断、全体的に加熱、一定温度をキープさせてきた。が、今回、彼らの誇る3DローテーションIHで、「部分的な集中加熱」を強調した。
結果、直火を用いた炊き上がりに似た炊き上がりになった。
食べてみると粒立ちが明確。とても美味しい。柔らかく炊く場合、粒立ち不要と考える人もいるが、それは正しくない。おかゆを考えてもらえればわかる。おかゆは病人食であり、ご飯を煮た食事だが、粒感が全くないと食べた気にもならない。
私は、オランダのスキポール空港で、まずい寿司を食べたことがある。シャリが糊のように感じられるもので、魚がまずく感じられた。パック寿司だったが、12ユーロ(当時のレートで約1500円)もしたので、少しは期待したのだが、全く当てはずれ。が、寿司にとってのシャリ、日本人の食事に対する米の重みを確認する結果となった。
象印のこの方法は、3DローテーションIHと言うより、放熱性もある程度強い鉄の内釜の特性を活かしたもので、鉄を使い続けてきたからこその技術だろう。プレミアム炊飯器が世に出てきて、今年で20年。まだ、これほど食味を変えることができる余地があるのには驚いた。継続的な改良は、やはり重要である。
あと、嬉しいのはカラー液晶の採用だ。レイアウトも一新したスマートホンのアプリに似たメニューは使いやすい。液晶のモノクロ、カラーではコストがかなり違うらしく、電子レンジなどでも、未だにカラー液晶を使わないメーカーもある。
ただ、プレミアム炊飯器位はと思っていたが、ついに採用された。さらに嬉しいのは、新レイアウトだ。「慣れ」を考慮し、オールド・レイアウトを採用するのもあるが、せっかくのカラー。色を活かした使い方は考慮されるべきだろう。
あと何気に嬉しいのが、40時間美味しく保温できる「極め保温」。
炊き立ての米と言うのは、それだけで美味しく。それは品種によらずだ。保温機能は、それをなるべく長くと言うことで設けられているが、その風味が保たれるのは12時間が限度と言われている。酢水分が徐々に抜けて固くなるのもあるが、一番は、アミノ・カルボニル反応(メイラード反応)が、進むからだ。ご飯が黄色味を帯びるのですぐわかる。まぁ、美味しくないですね。このため食べ切りを狙うのだが、これがなかなかに厄介。
40時間ギリギリまで保温することはないにせよ、長時間保温をメーカーが抑えておいてくれるのは、ありがたい。お腹があまり空いていないので、ご飯ではなく麺を食べるなど先送りにも対応できる。
炎舞炊きは、基本ができて、なお努力、進化している。より美味しく、より便利になっている。
が、修正して欲しいところもある。「極め炊き」と「炎舞炊き」という名前が双方適応されていること。双方とも「炊き」なので、ややこしい。歴史があるにせよ、まとめるなりして欲しい。
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(炊飯器 > 炎舞炊き NX-AB10-WZ [白])
5
多賀一晃 さん
(炊飯器)
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