SJ-MF43K レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.30）

満足度ランキング—位

レビュー投稿数：1人　（プロ：1人）

1. 5 0%
2. 4 100%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	無評価	4.44	-位
使いやすさ 収納庫の配置や、ドアの開閉など	無評価	4.19	-位
静音性 運転時の騒音	無評価	4.24	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	無評価	4.47	-位
機能 脱臭・製氷・イオンなどの機能性	無評価	4.16	-位

• ※「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

[神野恵美]

2023年1月31日 14:16 [1675741-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	4
静音性	無評価
サイズ	5
機能	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

高さ175�pを採用したシャープのロースタイル冷蔵庫

最上位の「SJ-GK50K」（右）とのサイズ比較。幅65�pは同じだが、高さと奥行が異なる	冷蔵室。ドアポケットには2Lペットボトル7本分が収まる	フレキシブルポケット
野菜室	上段冷凍室と製氷室	冷凍室

シャープの冷凍冷蔵庫2023年新モデル。12月初旬に行われた内覧会でチェックした。

シャープの冷凍冷蔵庫に共通した特徴は、その名が示すとおり、除菌や鮮度保持などにも有効だとする、独自のイオン発生技術"プラズマクラスター"を庫内に放出する機能を搭載していること。

2023年の新モデルは、フラッグシップの「GKシリーズ」2製品を筆頭に、本製品を含む「MFシリーズ」3製品、「MWシリーズ」1製品がラインナップする。最上位のGKシリーズはガラスドアを採用し、他はメタルドア。

GKシリーズとMFシリーズは6ドアのフレンチドアと呼ばれる両開きのドア、MWシリーズのみが"どっちもドア"と呼ぶ左右両側から開くことが可能な独自機構のドアを採用している。

MFシリーズの中でも本製品は定格内容積429Lともっとも小さいが、高さを175�pに抑えたロータイプ仕様のモデルだ。ファミリー向けの大型冷蔵庫は180�p前後が他社も含めてスタンダードになっているが、小柄の女性でも見渡しやすく、手が届きやすいようにと昨今増えているロータイプの需要にシャープも応えたかたちだ。429Lの容量のうち、冷蔵室が212L、冷凍室が135L、野菜室が82Lの内訳で、冷凍室の容量を多めに確保している。

Wi-Fiを搭載し、スマホアプリやクラウドデータと連携した機能を利用できるのも特徴。新たに搭載されたのが「使いきりレコメンド」機能で、冷蔵庫に話かけると音声認識で食材を登録でき、指定した日や一定期間が過ぎるとスマホアプリで通知したり、使い切るためのメニューを提案してくれる。シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」や水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」を所持していれば、それぞれのメニューと連携して提案を行ってくれる。

冷凍庫は"快速冷凍"、"新鮮冷凍"、"作りおき急冷"の3つの機能を利用できる。新たに搭載された"快速冷凍"は、冷却ファンの回転数を高めて下段冷凍室の冷却スピードを速めたことで、食材を冷凍する過程で形成される氷結晶が大きくなる前にすばやく冷凍することが可能になり、通常冷凍よりも食材の細胞を傷つけず、食感や栄養素を損なわずに冷凍できるのが利点だ。

収納性では、新たに「フレキシブルポケット」を採用。縦長でドアポケットや野菜室など任意の場所に設置することができる付属パーツで、チューブ型の調味料や少量の野菜を立てた状態で保存するのに重宝する。

フラッグシップシリーズとの大きな違いとしては、"4切名人"という冷凍室上段ケースの整理機能と、ドアの閉め忘れを防ぐ「オートクローズ機能」、衝撃を吸収するダンパーにより軽い力でやさしく閉まる「そっとクローズ」機構の採用の有無が挙げられる。いずれも便利な機能だが、冷蔵庫の本質的な機能や性能にはあまり関係のないものだ。

カラーは、グレー系の「ラスティックダークメタル」とホワイト系の「ラスティックホワイト」の2色。メタルドアながら光沢を抑えた落ち着いた質感で、ハンドル部分にはモルタル調シートを施し、家具のような佇まいでインテリアになじみやすいデザインが好印象だ。