中だけひろびろ大容量 MZシリーズ MR-MZ60H レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.30）

満足度ランキング—位

レビュー投稿数：1人　（プロ：1人）

1. 5 0%
2. 4 100%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	無評価	4.44	-位
使いやすさ 収納庫の配置や、ドアの開閉など	無評価	4.19	-位
静音性 運転時の騒音	無評価	4.24	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	無評価	4.47	-位
機能 脱臭・製氷・イオンなどの機能性	無評価	4.16	-位

• ※「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

[神野恵美]

2022年3月31日 12:10 [1566197-1]

満足度	4

デザイン	5
使いやすさ	4
静音性	無評価
サイズ	4
機能	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

断熱構造の進化で設置面積は変わらないのに30Lの容量アップ！

冷蔵室	幅が広がり、従来よりも1.4倍の容量になった「氷点下ストッカールーム」	チルドルームもワイド
製氷機用の給水タンクは手前側の埋め込み仕様に	製氷皿は簡単に取り外せて水洗いも容易に	野菜室もたっぷり。機能的な設計で整理もしやすい

三菱電機の冷凍冷蔵庫2022年新モデル。1月中旬に行われた内覧会と、同下旬に行われた製品発表会で実機をチェックした。

野菜室を真ん中に配置した「MZシリーズ」の新モデルで、庫内容量602Lの本製品の他に540Lのモデルもラインナップしている。

一番の進化のポイントは容量アップ。本体幅68.5センチ、奥行73.8センチのままで、高さは183.3センチと7ミリ高くなっているが、容量が30Lもアップしている。

その秘密は、断熱構造の改良にある。"薄型断熱構造SMART CUBE"と呼ぶ、ウレタン部分を薄くしながらも高い断熱性を発揮する独自の真空断熱構造がさらに進化。ウレタン原液の調合を変えることで、細かい隙間にも行き渡りやすくなった結果、断熱材が前モデルよりも16ミリも薄くなり、そのぶん容量が拡大している。

製氷機用の給水タンクは冷蔵室左下のスペースから手前側部分に埋め込まれる仕様に変更されている。これにより、チルドルーム下にある「氷点下ストッカールーム」の幅が拡大し、従来よりも1.4倍以上に容量が増えている。

また、給水タンクの横には製氷皿を配置。ポンプ、パイプ、フィルターまですべて取り外して水洗いが可能になった。

野菜の容量は115L、冷凍室の容量は105Lとともに増加している。性能や機能は従来と変わらず、約-7度で凍らせて保冷した食材を解凍せずにカットや利用できる「切れちゃう瞬冷凍」ルームや、3色のLEDにより光合成の仕組みを再現し、野菜の栄養素を増やす機能を備えている。

その他、AIが生活パターンを学習し、最適な運転を自動で行う「全室独立おまかせA.I」機能も搭載。給水タンクの水がなくなったり、なくなりそうだと予測した時に冷蔵庫のタッチパネルや、スマホアプリに通知する機能などが利用できる。

新製品の一番ポイントは、サイズをほとんど変えずに容量アップを実現していること。その他性能や機能は、ハイエンドモデルとして他社製品と肩を並べる機能はほぼ網羅。派手さや話題性には欠けるものの、大手メーカーならではの質実剛健とした信頼性ある製品だ。