プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2018年8月31日 18:51 [1154621-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| 静音性 | 無評価 |
| サイズ | 3 |
| 機能 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
ドア面に配備された液晶モニター |
冷蔵庫内部の設定もドアを開けずにモニター上で操作できる |
スマホからメッセージを送信すると冷蔵庫で確認できる伝言機能 |
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冷蔵室 |
チルドルームの手前のデッドスペースを活用した収納ポケット |
冷凍室増量のため小さめの野菜室。縦方向に収納しやすいのが意外に便利だ |
シャープの冷凍冷蔵庫2018年フラッグシップモデル。同社のラインナップの中でも「メガフリーザー」と呼ばれる、大容量の冷凍室を備えるシリーズとなる。7月下旬に開催された新製品内覧会を取材。
本製品は定格内容積551Lとラインナップの中では最大容量のモデルだが、このうち冷蔵室283Lに対して、冷凍室144L+22L、製氷室23Lの合計189L。メインの冷凍室を最下段に備え、野菜室は中段右半分にあり、容量79Lと少なめ。生鮮野菜よりも冷凍保存の利用が多い家庭向けの製品だ。
基本性能や機能は前年モデルとあまり変わっていない。フラッグシップ機として2014年モデルからWiFi接続によるスマートフォン連携や音声機能を備えてきたが、2016年度モデルから人工知能(AI)を搭載。2017年度モデルからカラータッチパネル液晶を備えたのに続いて、2018年モデルではAIと他製品との連携機能を進化させた。
具体的には、まずは同社のオーブンレンジ「ヘルシオ」と「ホットクック」との連携。いずれもWiFiを搭載したモデルとの対応だが、冷蔵庫の液晶モニターでこれら2製品のメニューからメニューの提案や検索ができる上、選んだメニューを送信し、ダイレクトに設定を反映させられる。スマートフォンと連携した同様の機能は、ヘルシオとホットクックのWiFiに対応したモデルにも搭載されているが、冷蔵庫を通してこれを行うというのが特徴だ。
また、液晶モニターを使った伝言機能も追加された。スマホアプリでメッセージを作成し、ネットワーク経由で送信すると、冷蔵庫の画面で表示・確認できるという仕組みだ。家族どうしスマホを持っていれば何も冷蔵庫を通して行う必要はない機能だが、キッチンという空間で冷蔵庫をハブにしてコミュニケーションが行えるというのは使いようによっては便利だと思う。特に食事に関する伝言であれば、スマホよりも必要な時間やシーンで目に留まりやすく、見落としが少ない。
昨今トレンドのAIスピーカーにもAlexaとGoogleアシスタントに対応する。現状できることは、献立相談程度なので冷蔵庫と連携する必要性は未知数だが、進化の著しいAIスピーカーの発展性を考えると、今後思わぬ便利な使い方が提供される可能性はある。この機能を中心に商品を選ぶ必然性はまだないとは思うものの、将来性を考えるとあって損はない機能だ。
正直なところ、冷蔵庫の本質的な機能や性能という点では、目新しい点が見当たらない製品だが、それらに関してはいずれも現状の冷蔵庫市場全体からすれば高いレベルのスペックと機能を既に満たしており既に完成度の高い製品である。+ITとAIという最新のテクノロジーによる新規性や発展性に魅力を感じ、目新しいもの好きな人に特におススメしたい。
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