FUJIFILM X-E1 レンズキット
「FUJIFILM X-E1」と標準ズームレンズ「フジノンレンズXF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」をセットにしたレンズキット
【付属レンズ内容】フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
4.75 | 4.52 | -位 |
画質![]() ![]() |
4.83 | 4.53 | -位 |
操作性![]() ![]() |
3.98 | 4.27 | -位 |
バッテリー![]() ![]() |
3.87 | 4.12 | -位 |
携帯性![]() ![]() |
4.22 | 4.25 | -位 |
機能性![]() ![]() |
4.12 | 4.39 | -位 |
液晶![]() ![]() |
3.85 | 4.30 | -位 |
ホールド感![]() ![]() |
3.77 | 4.41 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
レビュアー情報「主な被写体:その他」で絞込んだ結果 (絞込み解除)
よく投稿するカテゴリ
2014年4月13日 00:37 [706470-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 4 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 2 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 3 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 3 |
【デザイン】
レンジファインダー式のカメラを踏襲したクラシックなデザインで、カメラに興味のない方にも親しまれやすく、スナップカメラとしてこれ以上はないと思えるデザインです。
【画質】
解像力と高感度でのノイズの少なさはAPS-Cの16MPのカメラではトップクラスです。
JPEGの秀逸さはフィルムメーカーのノウハウを活かしたソフト面での画像処理の優秀さに尽きると思います。
画像処理エンジンのハード面も強化されたX-E2と比較しても、そもそものソフトでの優秀さからX-E1の魅力も色褪せないものがあります。
【操作性】
モードダイヤルを採用しなかったことで、操作がよりシンプルになって使いやすく思いました。
最新のカメラのプログラムオートは優秀だとは思いますが、状況に応じた撮影意図を汲んで露出を決められるプログラムまでは流石にないので、露出を操作しやすいカメラが結局は扱いやすく思います。
マニュアルで撮影することが多いので、導入当初は一番扱いやすい位置にある露出補正ダイヤルにイラッとしました。
マニュアルだとEVFや背面液晶に連動せずに画像さも一定なのでこの露出補正ダイヤルが無駄に思えました。
ただ、デザインを気に入ってこのカメラを使い倒そうという明確な意思があったところから、どう操作すれば使いやすくなるのか考えました。
シャッタースピードをオートに設定して他社でいう絞り優先モードにすることで露出補正ダイヤルとEVFが連動することが分かり、高感度でのノイズが少ないことからISOオートが不満なく使えることからも、X-E1で撮影する場合は露出はカメラ任せにして、露出補正ダイヤルによる微調整という撮影方法にすることにしました。
この撮影方法の場合、シャッタースピードの下限がやたらと低く、1/焦点距離まで簡単に選択されるので、屋内でのスナップには使いにくいところでした。
こういった不満に対して、ファームアップで対応した富士フィルムの会社としてのフットワークの良さは素直に嬉しく思いました。
購入当初の操作性は☆2つ程度でしたが、ユーザーの不満を着実に汲んで改善されたので4とします。
【バッテリー】
予備バッテリーは必須です。電源レバーのトルクが軽く、収納している間に電源オンになってバッテリーが空になることもありました。
【携帯性】
箱型なので収納スペースに無駄がなくなり、大きさの割には持ち運びやすいです。
【機能性】
フィルムシミュレーション、多重露出、各種ブラケットと魅力のある撮影機能があります。
付加価値的なWi-Fi、ボディ内手振れ補正、GPS、防塵防滴、バリアングルなどの便利機能はなく、AF性能は比較すれば弱いので、過大評価せずに3とします。
フィルムシミュレーションがなかったなら、機能というカテゴリーでは他社製品と比較して何の魅力もありませんでした。
【液晶】
X100と同じ液晶を流用してコストを削ったことがありありとしていましたが、ピント拡大で使うときにも特に問題となりませんでした。
撮影結果を被写体に見せる場合に、もうちょっと解像の良い液晶が良かったなといったところで☆3つです。
【ホールド感】
グリップが浅いのですが、男性の手の大きさでもしっかりとホールドできる大きさです。
【総評】
ホワイトバランス、露出はRAW現像で救出すれば良いと考えていたので、RAW現像が難しいX-TransでJPEG一発勝負になることに、かなり腰が引けていましたが、リーズナブルな価格で高性能かつ造りの良いフジノンのレンズ、フィルムシミュレーション、デザインが決め手となって購入しました。
X-E2のリリースですっかり影が薄くなってしまいましたが、特に壊れる気配もないので、まだまだ現役で頑張ってもらいます。
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2013年12月9日 20:32 [659383-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 3 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 3 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 3 |
KISS-DNに始まり5D 5DU 5DVとキヤノン一筋で来ましたが。
軽いサブ機が欲しくなり物色している時にXE-1と出会いました。
使用二日目なのでまだまだ手さぐりですが概ね満足・・・
いや大満足です!
高感度耐性や耐久性、操作性、AFなどは当然5Dに及ばないものの
画質に関しては全くひけをとっていない印象です。
むしろ標準ズームのコスパは群を抜いていると言っても過言では
ないことは多くの方のレビューで紹介済みですね。
RAWに頼らず現場で一枚を作り上げてゆく、そんな楽しさも
味わえそうです。
5DVのサブ機で買ったつもりがツートップになりそうな予感です。
参考になった3人
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2013年11月30日 18:40 [653203-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 5 |
谷川岳天神平にて |
最後に使ったフィルムカメラはLeitz minoltaCLです。残念ながら既に手元にありません、最初のデジカメはFUJIのCLIP-IT、その後COOLPIX5000やコンデジ数台使用し現在所持機はEOS 7D、X-E1購入後サブ機としてM1を追加しました。E2が発売され更に進化を果しましたが購入後1年程経過し再評価とします。
【デザイン】
正直に言いますとデザインが気に入りで買いました。
【画質】
撮り手の意志が通じたときは驚きの絵を見せてくれます。
【操作性】
露出補正ダイヤルが不用意に回ってしまうことが度々あります。
マニュアル撮影の切替はモードダイヤルで移行できるX-M1のほうが使い良いと感じています。
【バッテリー】
電池の持ちは標準的だと思います。予備電池は必須です。
【携帯性】
フイルター装着、電池、標準ズーム付きで実測しても710gと登山時には1kg程の3脚も携行可能になりました。
【機能性】
JPG出力時のフイルムシュミレーションでお好みの色調が選択できる点は面白い、RAWファイルを保存しておけば露光、色調等を好みに修正しカメラ内現像ができ便利です。
撮影モード中にDISP/BACKボタンを押すとモニターパネルに電子水準器が表示されます。又EVF使用中にDISP/BACKボタンを押すとEVF内にも表示されこれも嬉しい機能です。
【液晶】
EVFの有機ELは美しく鮮明で違和感はありません、光学ファインダーの必要性は感じません、視度調整機能も嬉しい。モニターパネルも有機EL化を望みます。
【ホールド感】
使い始め当初は右手ホールドに狭さを感じたものの使い慣れるに従い気にならなくなったのは事実です。
●後継機に望む要望と改善
1.モニターパネルは発色の美しい有機EL化に、更にM1と同等のチルトアップ機構を追加して欲しい。
2.外部電源カプラーのオプション化、若しくは外部電源端子を追加して欲しい。3脚装着時は内蔵電池の交換が不可となり長時間撮影には有効かと思います。
3.レンズフードの脱着の際に締結部の溝幅が狭い為か正しく嵌め込みできない場合があります。
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2013年9月7日 23:12 [626634-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 3 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 4 |
XF55-200 |
XF55-200 |
XF35mm |
XF35mm |
みなさんこんXXは。
私は下記のような経験・使い方をしているため、このレビューがすべての人の参考になるわけではございませんが、
どなたかの参考になればと思い、投稿させていただきます。
いまメインで使用しているカメラはNikonのD3です。
サブ機としては各社ミレーレス含め色々使ってきた経験(詳しくはプロフ参照ください)があり、
一部今まで使ってきた機種を交えて比較したいと思います。
なお主な被写体は、小動物(リス)、鉄道、赤ちゃんです。
★X-E1購入動機
電車移動で赤ちゃんを連れ出す際、自分が赤ちゃんを抱っこするとD3やD600を持ち出すのは物理的に難いため、
小さめのカバンに入るミラーレス機の購入を検討。
その際、D3ほかでRAW現像に疲れまたRAWファイルがPCにあふれ始めたため、
JPEG撮って出しが綺麗な機種を第一候補とし、下記の点でこの機種に決定。
・雑誌などの評価も高い
・フジのポジフィルムの発色が好きでフィルムシミュレーションで再現できる
・見た目がカッコいい(笑)
・MadeInJapan(笑)
【デザイン】-5点
何せ見た目がかっこよくてこれに決めました(笑)
昔のカメラとは違うけれど、どこか昔のカメラ風なのがマル。
質実剛健なデジタル一眼レフは散々使っているので、
いかにもなオシャレ一眼(笑)”風”的なノリをわざわざ選んだというのもあります。
電車の中でD3ぶら下げているより、周りの目が気にならなくなります。
【画質】-5点
精細感>良いです。
2400万画素クラスの描写の”感じ”がします。
例えて言うならば、α900にSonnar135mmと同じぐらいな感じです。
NEX-7とキットレンズならば、確実にX-E1の描写が上回っていると感じます。
なおNikonのD600+大三元で絞ると、D600の画質が若干上回っている気がしました。
高感度画質>良いです。
JPEG撮って出しであれば、D3やD600あたりと比べると単画素での高感度画質は超えており、
鑑賞サイズでみても見劣りしません。
APS-Cサイズでこれは、かなり優秀と思います。また塗り絵にならず自然な感じです。
D3やD7100の場合、単焦点を使用した場合でも、
今まで部屋で子供を撮る際は眩しがるのを我慢してSB700焚いておりましたが、
この機種ならばストロボを焚かなくてもギリギリセーフと感じます。
色合い>良いです。
オートWB含め、人肌の発色がとても自然です。
今までLRで色々いじってましたが、この機種は撮って出しでOK。
【操作性】-4点
絞りがレンズ、シャッターがボディの専用ダイアル、露出補正も専用ダイアルというのが気に入ってます。
オートですが、何かマニュアルな感じというか、操って撮っている気になります。
昔、フジGWやマミヤ645などでマニュアル撮影していたのを思い出します。
ただボディの問題ではないですが、レンズ側の絞りリングが回りやすすぎる気がします。
持ち運んでいる最中に、結構変わってしまう・・・・。
キットレンズ以外でも、14、35、55-200でも感じますので、そういう仕様なんでしょうけれど。
【バッテリー】-4点?
私の使い方だと、一日持ちます。
というか、このカメラは連射で撮りまくるものでもないため、
1枚1枚大切に撮っていくと、意外に持ちます。
【携帯性】-4点
ミラーレスなので、APS-Cのデジタル一眼レフなどと比べると、小さくて軽いです。
【機能性】-3点
AFが遅くて迷います。
キットレンズはそこそこ早い(位相差じゃないNEX程度)ですが、35mmの単とかはファームアップしても結構遅いです。
また1m以内の被写体(特に自分の子供とか)だとAFが迷います。
もちろん、昔はマニュアル中判カメラも使っていましたから、いくらでもフォローする撮り方はありますし、
MFで撮るのも苦にはしておりませんが、動きものを撮る方でカメラ初めてな方にはおすすめできません。
特にお子さんが小さくて、シャッターチャンス=記録・記念に残したい=失敗が許されない撮影の場合、
後悔するかもしれません。
EVFファインダーは綺麗で見やすいですが、NEX-7などに比べると動きがカクカクし不自然です。
連射設定の場合、数枚連射し、一旦連射を止めると謎の処理待ちがあり、
再度連射をするまでに結構なタイムラグがあります。
撮影後のプレビューをオフにしていても、連射時はこれが発生するため、
連射撮影(ほとんどしないけれど)でチャンスを逃すことがありました。
バッファ一杯まで撮影しているわけではないので、ファームアップなどで改善されるとうれしいのですが・・・。
【液晶】-3点
今どきの3インチ液晶はもっと画素数も多く綺麗です。
撮影時はほとんどEVFで見るから気にしておりませんが、どうせなら綺麗な液晶にしてほしかったですね。
【ホールド感】-4点
純正OPの皮カバーを付けておりますが、純正レンズならば特に違和感なくホールドできます。
もちろん、一眼レフボディと比べると雲泥の差ですが、このスタイルのカメラならこれで十分と思います。
【総評】-5点
AFの迷いなどあり、万人向けかと言われると、そうではないと思います。
速くて迷わないに越したことはありません。
ただしすでにカメラに慣れていて、撮影方法でカバーできる人や、
被写体が比較的動かないものを撮影する人ならば、
スタイル・画質(高感度含む)・JPEG撮って出しの綺麗さ・軽さ
を手に入れることができ、このカメラが病みつきになります。
このトータルな画質の良さは、何物にも代えがたく、すでに私も虜になっております。
気づけば、他マウントのレンズが減って、フジノンレンズが増えています(笑)
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2013年3月6日 11:44 [578101-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
Summicron35 ASPH. |
Summicron35 ASPH. |
デザイナー兼カメラマンをしています。
フィルムとデジタル、半々ぐらいで撮っています。
サブのデジタルとしてM8を使っているのですが
フィルム機であるM6と「カメラとしての守備範囲」があまり変わらないため、
サブは「コンパクト」で「万能」なものにしようとX-E1を購入しました。
「画質=RAWの素性」だけ見てもぶっちゃけM8と同等レベルです。
M8の発売は7年以上前なので、むしろここはM8を褒めるべきですね。
ただ画像周辺の描写に関しては、X-E1アダプター経由だとやや甘くなります。(補正は出来ますが)
これは古いエルマー2.8/50 1stでもそうですし、新しいズミクロン2/35 ASPH.でもそうでした。
実はX-E1を購入するのは2回目で、発売後すぐにカメラ本体のみ購入したのですがその後M8を購入した為、
X-E1はあまり使わないうちに売ってしまいました。普通に考えれば一度売ったカメラをまた新品で買う、というのは自分としても微妙でしたが、条件を満たすカメラがあまりなく、実際、X-E1は総合的に良く出来たカメラだと思います。
独創のセンサーに目がいきがちですが、UIや軍艦部等のボタン配置、高感度耐性、カメラシステムの確立度などハイレベルにまとめられているのでエントリーレベルからプロのサブ機まで幅広い要望に応えられる「対応力」がこのカメラの一番の良さ、だと思います。
私は写真としての写りはフィルムの方が好きで、デジタルはハイライトの諧調においてまだ不満があるのですが、X-E1はダイナミックレンジも弄れますし、画像処理次第でかなりフィルムに近づける事も出来る素性の良いRAWを得られます。
かつコンパクトで対応力も高いので、「たまには屋外でデジタル使っても良いかな」と思えました。
一台目のレビュー、ご参考までに(ページ最下部)
http://review.kakaku.com/review/K0000418399/#tab
- レベル
- プロ
- 主な被写体
- その他
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2013年2月25日 20:59 [575909-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 5 |
【デザイン】
特にデザインには選択の大きなポイントはありませんので、気になることはありませんでした。
【画質】
APS-Cサイズでローパスフィルターが無いことによるキレにいい画質に期待しました。
テレビカメラでのフジノンレンズにも期待大。
【操作性】
これは慣れの問題なので、慣れるしかないでしょうけど、ややこしさなどありません。
【バッテリー】
まぁ普通でしょう。
【携帯性】
同じAPS-Cの一眼レフに比べ、とてもコンパクト、フォーサーズのミラーレスも同等クラスがありますから十分コンパクトでしょう。
【機能性】
シャッター音もしとやかで、ホールド性もよく、愛着が持てます。
【液晶】
46万ドットは撮影直後の確認も不確実で、少なくとも92万を搭載すべき
【ホールド感】
悪くありません。
【総評】
NEX-6と迷いましたが、レンズも明るく、迷った時は高い方を選ぶの原則通り、結果として満足しています。
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2013年1月4日 19:04 [561807-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
ISO800 手持ち撮影 |
ISO800 手持ち当倍 |
【デザイン】
アナログライクなデザインは好みが分かれるかもしれませんが、オリンパスPENやソニーNEXのように価格帯を想像しにくいデザインです。
観光スポットや風景の綺麗な場所など、多くの人がカメラを向けるような場所でもフルサイズ一眼に引け目を感じること無く使用できます。
また、フルサイズ一眼のように仰々しさがなく、周りの人を委縮させることなく気軽にカメラを向けられるサイズであることが大きなアドバンテージであると思います。
【画質】
多くの人が書かれていますが、やはり特筆すべきはノイズ耐性です。
普通は暗部に多く潜んでいる筈のノイズが、X-E1の場合は反対に暗部ほどノイズが無く澄んだ写り。
このノイズはRAWファイルにもほとんど見られず、JPEGならある程度のISOまで皆無に等しい秀逸さです。
そして同様に特筆すべきはJPEGの色表現です。
FIJIがフィルムメーカーであることがバックボーンになっているからでしょうか。私は仕事でも携わっていますので写真のレタッチにはそれなりの自負を持っていましたが、最新のLightroom4.3で何度RAW現像しても勝てない部分があります。
これは15分、20分のレタッチで何とかなる次元ではなく、カラーグレーチャートの販売まで手掛けている富士フィルムの技術を持って緻密に作り上げられているからこそ成せる表現力であるのではないかと思います。
(X-E1のRAWがLightroomとの相性が悪いということも多分にあると思います。JPEGからLightroom現像は問題ありません。)
多くの人が記事にされているように、JPEGでの色補正でほぼ仕事は終了しており、レタッチをする場合も色を弄る必要がほとんどありません。
フルサイズの上位機種と比較すれば解像度はそれほど高いとは思いませんが、解像度でカメラを選んで来た人には鈍器で頭を殴られたような衝撃が走るでしょう。
【操作性】
概ね良いですが、AFボタンの配置が如何かなと思います。
カメラを構えた後に押せる位置ではなく、AFポイントを移動させようとすれば必ずカメラが動いてしまいます。縦位置で使いやすいということも無く、ここは残念です。
【バッテリー】
JPEG+RAW撮影でも心配するほど燃費が悪いわけではありません。ただ、一日中持って回るとなると厳しいでしょう。
他のカメラと同様ですが、そういう人は予備電池を用意しておけという話です。
【携帯性】
今までフルサイズ機を持ち歩いていたため、この画質でこのサイズは非常に嬉しいです。
X-E1はAPS-C規格の製品であり、そのハイエンドに位置する性能を持った機種です。M4/3の小型ミラーレスと混同してはいけません。
【機能性】
アナログなので少ない操作で瞬時に設定変更ができ、ボタン一つで設定F値の被写界深度を確認できたりなどの最新機能も搭載しています。
個人的な要望としては、シビアなピント合わせをする時にAFポイントを+−キーで拡大できるようにして欲しかったです。
また、顔認識が無いので顔にAFポイントを合わせていても背景にピントが合うことがあり、この辺が少し残念でした。
【液晶】
そこまで支障はありませんが、欲を言えば3型92万ドットが欲しかったところ。
【ホールド感】
このサイズなのでホールド感に満足することはありませんが、PENシリーズなどの小型ミラーレスよりは持ちやすいです。
【総評】
これまでRAW現像に固執し、長い間RAW現像に取り憑かれていたいました。
JPEGのクオリティと言いますか、世界観と言いますか、フィルムメーカーがミラーレスカメラを作るとこうなるのかという、単純な画素数や解像度だけでは測れない別な角度でフルサイズと張り合えるものであると思います。
JPEG+RAWで記録し、お守り代わりにRAWを保存しておくと良いでしょう。
もちろんセンサーやキットレンズのクオリティも秀逸。
今一番お気に入りのカメラです。
- レベル
- ハイアマチュア
- 主な被写体
- その他
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2012年12月25日 23:13 [558665-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
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画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 4 |
超高感度オリジナル |
【デザイン】
上位機種が既に存在する為か、完全に上質なわけではありません。
しかしながら、付属レンズもボディも所有欲を擽りつつ実用性を確保しています。
単なる懐古的嗜好品ではなく、確かなツールとして機能しています。
【画質】
恐るべきトータルバランスです。
正直ノイズリダクション以外は画質設定を弄らず、フィルムシュミレーションでコントロールした方が扱いやすいです。(±2段ではちょっと大雑把)
ファイルサイズも比較的軽いJPEGとは思えない程、上品な写りです。
やや高価なキットズームレンズとはいえ、付属品でこれなら充分でしょう。
ローパスレス解像に話が集中していますが、低感度から高感度まで遠慮なく設定していける広い意味での「高画質」に期待して欲しいところです。
個人的にはNR最弱でISO拡張域12800まで余裕で使用できます。
ノイズに敏感な方でも、プラスに振らずとも0点でISO3200以降利用できると感じます。
色や階調も再現性豊かで自然で好ましいです。
【操作性】
AFエリア設定以外は概ね良好で、使い難いと感じる機能、操作は「オマケでつけときました」的です。
カメラに造詣が深い人ほど、実に無駄が無い事を実感できると思います。
しかし、裏を返せばデジタル製品としての旨みを出せてない…とも言えてしまう。
一部を除いてクイックメニューで事足りてしまう点は撮影が楽です。
【バッテリー】
カメラの方向性、性格としては1.5倍のタフな容量がほしいところです。
企画の段階で、燃費の悪さは予想できたはず…
【携帯性】
ズームレンズ付きのAPS-C機として考えれば、充分小型軽量です。
スナップメインの方でも決して邪魔にはならないはず。
【機能性】
お遊び機能がほとんど無いので、その辺期待してしまうと痛い目みます。
動画はMF必須。
撮影モードはスイッチやダイヤルの組み合わせで変更する事になるので、「そもそも撮影に楽しさや悦びは求めない」便利、簡単大好きさんには間違ってもオススメできないカメラです。
むしろ、「確実に、迅速に」テキパキ操作したい方は、趣味性の高いデザインとは裏腹の取り扱い易さに惚れる方も居るでしょう。
当然、一眼レフのそれとは異なるので嫌う方もいらっしゃるでしょうね。
【液晶】
どうせ電池食うなら100万画素前後は欲しいですよね…。
このクラスともなれば、背面液晶で差別化しちゃダメだと思うんです。
困りこそしませんが、減点ポイントです。
【ホールド感】
スタイルで見るなら充分確保されてますが、アクセサリーが設定されているという事はレンズによっては物足りないってことですよね。
【総評】
持つこと、撮ること、どちらにおいてもニンマリ出来る非常に趣味性が高い、正に嗜好品といえるカメラです。
スタイルから読み取れるように、速写性、追従性、精度等は今一つ物足りないですが、気軽な撮影ができないこともなく、じっくり撮影することを要求される場合がある事も理解できていれば画質面で考えても、「買って損なし」な逸品です。
しかし、バリバリ仕事をこなしてもらわなければならないなんて方や、簡単高性能を求める方は止めておいた方が良いでしょう。
デジタルでフィルムライクなアナログ操作を楽しみたい方はXシリーズは勿論、X-E1も期待に応えてくれます。
ゆとりと、余裕を持って撮影に臨める機会が多い方は、是非一度手にとって見て下さい。
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2012年12月24日 17:39 [558253-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 5 |
ホールド感 | 5 |
【デザイン】標準ズーム付けて、フード付けて、カッコいいんじゃないでしょうか。
【画質】どこがいいとか、何がいいとか、さっぱり思いつきません。総合的に高次元過ぎて、ただただ高画質と思います。
【操作性】X10に慣れていたので、似て非なる操作性には手が違うとこ行っちゃったりしていましたが、今はX10を使った時にその現象が(^^;
【バッテリー】使い切るほど撮影できる余裕がないですが、予備電池一個くらいは用意しといたほうがいいかもしれませんね。
【携帯性】ショルダーバッグに放り込んで、どこへでも持ち運べます。
【機能性】カメラとして不足なところは何一つありません。
【液晶】老眼が進行しているので、背面液晶はどんなに高精細でも意味がありません、十分です。EVFは今これ書き込んでるパソコンの液晶より高精細なんだから、素晴らしいですね。
【ホールド感】十二分に手ぶれせず撮影できます。
【総評】私がこんな凄いもの使っていいんですか? って感じ。どう考えても安すぎ。
参考になった21人
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2012年12月18日 14:02 [556380-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 5 |
参考になった7人
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2012年11月20日 18:23 [548920-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 4 |
今回はレンズキットを導入したので「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」とあわせてのレビューになります。
まず外観はXシリーズの系譜を受け継ぎ、それをさらにシンプルに洗練させた格好で、そのクラシカルな佇まいには普遍的な美しさを感じます。ボディサイズは軽量かつコンパクトで、今後の軽快なスナップ撮影が楽しみで仕方がありません。普段は重量級のEOS-1D X(レンズ込みで2〜3kgの重量)を使っているので、ボディ(W129mm×H74.9mm×D38.3mm / 350g)、レンズ(o65.0mm×70.4mm / 310g)という組み合わせは本当に小さいなぁと感じます。
クラス最高峰のスペックと謳われる約236万ドットの有機ELパネルを採用したEVF(電子ビューファインダー)は、暗い室内や夜間といった光量不足下ではゲインアップを余儀なくされファインダー像がノイジーになりますが、晴天下の明るい環境ではスッキリとクリアな映像でとても見やすいです。
EVFによるMF拡大は光量不足下では使い物になりません。ジャギーが酷く、私の腕前ではピートのピンクを捉えることはできませんでした。晴天下においては少しマシになりますが、状況次第ではやはりジャギーが気になりました。ちなみに、10mぐらいの距離にある被写体はクリアに見える傾向がありました。
EVFおよびLCD(液晶画面)の露出シミュレーションはAv、Tvモード時の露出補正範囲(±2.0EV)でしか反映されず、マニュアル露出では一切反映されないので、露出計またはヒストグラム頼りの撮影を余儀なくされます。光学ファインダーならそれも当然ですが、EVFでなぜそういう仕様にしているのか全くもって理解できません。是非ともファームアップで対応してほしいです。
AFフレームの変更には必ず液晶左側にあるボタンの操作が介在し、そのつど左手を持ち変えなければいけないので操作が煩雑です。しかもFnボタンにAFフレーム選択をアサインすることもできないのでカスタマイズでの改善も不可能。頻繁に行う操作は右手だけで完結したいので、これもファームアップでの対応(FnボタンにAFフレーム選択をアサイン可能にする)を期待しています。
今回は主にシングルAF、Avモード、ISOオート、AWBで撮影しましたが、AEやAWB、ISOオート等の性能もなかなか優秀です。AFも速やかに合焦し、精度も高いです。レンズの絞りリングや、ボディのシャッター速度ダイヤル、露出補正ダイヤルといったアナログな操作系は直感的で使いやすく、心地よいクリック感とあいまって撮影に良いリズムを与えてくれます。
シャッターフィーリングも素晴らしいです。シャッターを切った瞬間、心地よい音が耳に届くのと同時に、フォーカルプレーンシャッターの先幕・後幕が走る躍動感が心地よい感触を手のひらに伝えてきます。この感覚は、撮影意欲を静かに揺り起し、撮影者のモチベーションを後押ししてくれるかのようです。
最速約6コマ/秒の連射はRAWで10連射もすればすぐバッファフルになり1分程フリーズしてしまいました。使用SDカードは「Transcend SDHCカード 32GB Class10」ですのでSDXCだともっとレスポンスが良くなりそうです。
アイセンサーを有効にしたEVF⇔LCD(背面液晶)の自動切替モードで、常時電源オンで撮影しましたが、満充電だったバッテリーは2時間半ほどで赤点灯になりました。このバッテリー1つでは心許無いので、予備バッテリーを購入しました。休憩なしで歩きまわりながら撮影しましたが、軽量・コンパクトなボディサイズの恩恵にあずかって疲労感は少なかったです。
肝心の画質は評判通り素晴らしいです。ローパスフィルターレスの1,630万画素X-Trans CMOSセンサーの描写力は、キレ味良くシャープでありつつもどこか柔らかい自然な描写をします。フルサイズ機に匹敵する高画質という謳い文句も納得の説得力を感じました。これは私が持っているフルサイズ機(EOS-1D X)とは別種の説得力で、その場の空気の捉え方が違うというか、描写力に対する思想が違うというか、上手い言葉がみつかりませんが、違うアプローチで同じ水準に達しているようなイメージです。
キットレンズとして付属のXF18-55mmF2.8-4 R LM OISは触り心地の良い官能的なレンズです。鏡筒の素材はプラスチックだそうですがチープ感は一切なく、ビルドクオリティーが高いです。ズームリング、ピントリングのしっとりとしたトルクから得られる陶酔感は撮影者の集中力を高めてくれます。詳しい描写性能については、後日、新聞紙を使ったチェックを行う予定です。
掲載したサンプル以外のX-E1+XF18-55mmF2.8-4 R LM OISで撮影した画像はこちらからご覧いただけます。ご参考になれば幸いです。
http://wakaphoto.blogspot.jp/
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