FUJIFILM X-E1 レンズキット
「FUJIFILM X-E1」と標準ズームレンズ「フジノンレンズXF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」をセットにしたレンズキット
【付属レンズ内容】フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
4.75 | 4.52 | -位 |
画質![]() ![]() |
4.83 | 4.53 | -位 |
操作性![]() ![]() |
3.98 | 4.27 | -位 |
バッテリー![]() ![]() |
3.87 | 4.12 | -位 |
携帯性![]() ![]() |
4.22 | 4.25 | -位 |
機能性![]() ![]() |
4.12 | 4.39 | -位 |
液晶![]() ![]() |
3.85 | 4.30 | -位 |
ホールド感![]() ![]() |
3.77 | 4.41 | -位 |
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よく投稿するカテゴリ
2012年11月20日 18:23 [548920-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 4 |
今回はレンズキットを導入したので「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」とあわせてのレビューになります。
まず外観はXシリーズの系譜を受け継ぎ、それをさらにシンプルに洗練させた格好で、そのクラシカルな佇まいには普遍的な美しさを感じます。ボディサイズは軽量かつコンパクトで、今後の軽快なスナップ撮影が楽しみで仕方がありません。普段は重量級のEOS-1D X(レンズ込みで2〜3kgの重量)を使っているので、ボディ(W129mm×H74.9mm×D38.3mm / 350g)、レンズ(o65.0mm×70.4mm / 310g)という組み合わせは本当に小さいなぁと感じます。
クラス最高峰のスペックと謳われる約236万ドットの有機ELパネルを採用したEVF(電子ビューファインダー)は、暗い室内や夜間といった光量不足下ではゲインアップを余儀なくされファインダー像がノイジーになりますが、晴天下の明るい環境ではスッキリとクリアな映像でとても見やすいです。
EVFによるMF拡大は光量不足下では使い物になりません。ジャギーが酷く、私の腕前ではピートのピンクを捉えることはできませんでした。晴天下においては少しマシになりますが、状況次第ではやはりジャギーが気になりました。ちなみに、10mぐらいの距離にある被写体はクリアに見える傾向がありました。
EVFおよびLCD(液晶画面)の露出シミュレーションはAv、Tvモード時の露出補正範囲(±2.0EV)でしか反映されず、マニュアル露出では一切反映されないので、露出計またはヒストグラム頼りの撮影を余儀なくされます。光学ファインダーならそれも当然ですが、EVFでなぜそういう仕様にしているのか全くもって理解できません。是非ともファームアップで対応してほしいです。
AFフレームの変更には必ず液晶左側にあるボタンの操作が介在し、そのつど左手を持ち変えなければいけないので操作が煩雑です。しかもFnボタンにAFフレーム選択をアサインすることもできないのでカスタマイズでの改善も不可能。頻繁に行う操作は右手だけで完結したいので、これもファームアップでの対応(FnボタンにAFフレーム選択をアサイン可能にする)を期待しています。
今回は主にシングルAF、Avモード、ISOオート、AWBで撮影しましたが、AEやAWB、ISOオート等の性能もなかなか優秀です。AFも速やかに合焦し、精度も高いです。レンズの絞りリングや、ボディのシャッター速度ダイヤル、露出補正ダイヤルといったアナログな操作系は直感的で使いやすく、心地よいクリック感とあいまって撮影に良いリズムを与えてくれます。
シャッターフィーリングも素晴らしいです。シャッターを切った瞬間、心地よい音が耳に届くのと同時に、フォーカルプレーンシャッターの先幕・後幕が走る躍動感が心地よい感触を手のひらに伝えてきます。この感覚は、撮影意欲を静かに揺り起し、撮影者のモチベーションを後押ししてくれるかのようです。
最速約6コマ/秒の連射はRAWで10連射もすればすぐバッファフルになり1分程フリーズしてしまいました。使用SDカードは「Transcend SDHCカード 32GB Class10」ですのでSDXCだともっとレスポンスが良くなりそうです。
アイセンサーを有効にしたEVF⇔LCD(背面液晶)の自動切替モードで、常時電源オンで撮影しましたが、満充電だったバッテリーは2時間半ほどで赤点灯になりました。このバッテリー1つでは心許無いので、予備バッテリーを購入しました。休憩なしで歩きまわりながら撮影しましたが、軽量・コンパクトなボディサイズの恩恵にあずかって疲労感は少なかったです。
肝心の画質は評判通り素晴らしいです。ローパスフィルターレスの1,630万画素X-Trans CMOSセンサーの描写力は、キレ味良くシャープでありつつもどこか柔らかい自然な描写をします。フルサイズ機に匹敵する高画質という謳い文句も納得の説得力を感じました。これは私が持っているフルサイズ機(EOS-1D X)とは別種の説得力で、その場の空気の捉え方が違うというか、描写力に対する思想が違うというか、上手い言葉がみつかりませんが、違うアプローチで同じ水準に達しているようなイメージです。
キットレンズとして付属のXF18-55mmF2.8-4 R LM OISは触り心地の良い官能的なレンズです。鏡筒の素材はプラスチックだそうですがチープ感は一切なく、ビルドクオリティーが高いです。ズームリング、ピントリングのしっとりとしたトルクから得られる陶酔感は撮影者の集中力を高めてくれます。詳しい描写性能については、後日、新聞紙を使ったチェックを行う予定です。
掲載したサンプル以外のX-E1+XF18-55mmF2.8-4 R LM OISで撮影した画像はこちらからご覧いただけます。ご参考になれば幸いです。
http://wakaphoto.blogspot.jp/
参考になった44人
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