メルセデス・ベンツ Mクラスレビュー・評価

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モデル（フルモデルチェンジ単位）	満足度	満足度ランキング	レビュー件数
Mクラス 2012年モデル	4.73	—位	6人
Mクラス 2005年モデル	5.00	—位	2人
Mクラス 1998年モデル	—	—位	0人
モデル指定なし（過去の投稿）	-	-	0人	-

Mクラス 2012年モデルの評価

1. 5 75%
2. 4 25%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性	4.73	4.32	-位
インテリア 内装のデザイン及び機能性	4.73	3.92	-位
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など	4.22	4.11	-位
走行性能 走りのフィーリング及び操作性	4.22	4.19	-位
乗り心地 乗り心地のフィーリング	4.49	4.02	-位
燃費 燃費の満足度	4.49	3.87	-位
価格 総合的な価格の妥当性	4.51	3.85	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[キャリパーパミュパミュ]

2014年11月20日 08:17 [771373-3]

満足度	4

エクステリア	4
インテリア	4
エンジン性能	3
走行性能	3
乗り心地	4
燃費	4
価格	5

全体的に平均的です。

購入後２年が経過しましたのでレビューします。
もともと二台体制だったのを一台にする為、3,000cc以下で、大人四人がゆったり乗れ、『ある程度は』経済的で、荷室が広く、最小回転半径は６m以下、と言うワガママな条件でクルマを探してました。

そんな折に此奴が発売されたので、実車を見て試乗したかったのですが、当時は近隣のディーラーにガソリンモデルしか有りませんでした。
なのでブルーテックには乗らずに決めてしまいましたが、だいたい予想通りで大きく期待を裏切られる事はありませんでした。

良い点としては…
�@トルクが強大で扱いやすい
�A室内が広くゆったりしている
�BAMGパッケージを選択したので外観はなかなかカッコ良い
�C車体はデカイが小回りが利くので細い路地でも取り回しが良い
�Dチョイ乗りが多いせいか思ったほど燃費は良くない(10km/l程度)が、軽油なので燃料そのものは安い
�E一生使わないであろうと思っていたオフロードモードが昨年の大雪で大活躍だった
�F方向性は有るものの、タイヤが前後同サイズなので１度だけローテーションができる

悪い点…
�@アクセルレスポンスが非常に鈍い
�Aキーを認識出来ない事が多い
�B外部入力にiPodを繋ぐと文字化けしたり選択していない曲がかかる
�Cエアコンが臭い(最初からでした)
�Dエンジンの性格上、仕方無いのですが中速〜高速域の加速がすこぶる悪い…と言ったところでしょうか。

排気量も日本の税制や道路事情にマッチしてますし、発進時にアクセルを強目に踏み込めば重量級の四駆のくせにタイヤが悲鳴を上げるほどトルクフルです。
悪い点の�Dを除けば十分合格点なのですが、やはりオールラウンドって訳にはいきませんね、２年経って慣れてしまったのも有るので私は物足りませんが、不便さも感じませんので乗って損は無いと思います。

乗車人数

4人

使用目的

通勤・送迎

レジャー

頻度

毎日

重視項目

高級感

快適性

エコ

価格

レビュー対象車

新車

購入時期

2012年10月

購入地域

東京都

新車価格

790万円

本体値引き額

30万円

オプション値引き額

10万円

Mクラスの値引き情報

※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。

[外川 信太郎]

2013年11月30日 23:51 [655484-1]

満足度	5

エクステリア	5
インテリア	5
エンジン性能	4
走行性能	4
乗り心地	5
燃費	3
価格	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

北米市場を意識したラグジュアリーSUV。

北米市場を見据え堂々たる存在感はラグジュアリー志向が高い。	全長4810mmと写真で見るよりデカイ。SUVらしくない優雅さが漂う。	全幅1925mm×全高1795mm。リアの灯火類もすべてLEDとなっている。
ダイレクトコントロールサスペンションを採用。	最高出力306ps/最大トルク370Nmとパワフルなエンジンを積む。	レザーARTICOを標準とし、レザーやナッパレザー/レザーをオプションで採用。

Mクラスが登場したのは、1997年にさかのぼる。3世代目となるプレミアムSUVの広報車両を試乗してきました。日本国内では3.5リッターエンジンのML350 4MATICブルーエフィシェンシー(試乗車両）、3リッターディーゼルターボのML350 4MATICブルーテック、そしてモンスターSUVである、5.5リッターツインターボを積むML63AMGを選択することが出来ます。

今回試乗したのは、ML350 4MATICブルーエフィシェンシー。

●エクステリア

生産は北米で行われ、大型SUVのライバルたちも多い地域ですが、旧型に比べますと、高級感はもとより、ラグジュアリィカーとしての雰囲気が大幅に増している感じを受けました。フロントグリルは流行のLEDポジションとターンシグナルで決め、クーペモデルのような大胆なフロントマスクは、グリルが相当な威圧感を与えます。米国でうけそうな、クロームの宝飾もドイツ生産とは異なり、ハデハデであり、これなら、キャデラックエスカレードにも喧嘩を売れそうです。

ボディサイズは全長4810mm×全幅1925mm×全高1795mm、ホイールベースは2915mmと写真でみるより、実物はかなりの大物。
またオンロード走行にもコダワリを見せ、前後重量配分を50:50とした。車名のあらわす通り、フルタイム4WDシステム(4MATIC)を装備するため、オフロードでの圧倒的な走破性を有していますが、日本国内では、都市とリゾートを結ぶエクスプレスでしょう。



●インテリア

インテリアも先代の商業車チックのものとは一新。高級サルーンのドアを開けたかのような雰囲気が漂い、これまた、ラグジュアリー。メーター類なども、スポーティな埋没式を採用し、大きな進化を各部に見て取れます。


●インプレッション


このモデルでは、大幅な改良が加えられ、高効率設計のエンジンをはじめ、アルミ材の多用による軽量化や電動パワーステアリングの採用、エアロダイナミクスの向上などにより、省戦費性、効率化への努力を多く感じるモデルです。


3.5リッター直噴ガソリンエンジンは最高出力306ps/最大トルク370Nmを発生します。2トンを超える巨大な車体ですが、7AT(7G-TRONICプラス）オートマチックとの相性がよく、コンパクトSUVに乗っているかのように、アクセルに踏むと軽快に飛び出し、グイグイ加速していきます。また、巨大なはずのボディも、運転席に収まると意外にもコンパクトに感じ、取り回しも軽快です。

また、全長4810mm×全幅1925mm×全高1795mmというボディサイズですが、フォルクスワーゲンの「ティグアン」のような軽快な操舵感が魅力で、クイッとシャープに向きを変えるステアリングフィールには驚きました。

また、3.5リッターV6エンジンは、適度にドライバーにそのビートを届け、アクセルを踏むたびに、心地よいサウンドがリンクし、乗っていて楽しいSUVという印象を受けた一台でした。


乗り心地も極めて良好で、街中では、ダンピングもほとんど拾わないほど。高速道路で速度を上げても、道路の継ぎ目は見事に消されています。
新開発の走行状態に応じてショックアブソーバー内のオイル流量を変化させるセレクティブダンピングシステムを備えたダイレクトコントロールサスペンションが、大きく影響しているのであると実感できました。


ライバルが多いこのクラスですが、メルセデスという冠をつけたMクラス。派手で、上質、運転も楽しく、乗り心地も良好！おススメの大型SUVです。

レビュー対象車

試乗

[スーパーベアー]

2013年2月6日 01:21 [570739-1]

満足度	5

エクステリア	5
インテリア	5
エンジン性能	5
走行性能	4
乗り心地	4
燃費	5
価格	4

荷物は意外と載らないですね(^_^;)

納車直前！

納車から２週間がたち、走行距離は1,900kmとなりました。

先週末は、乗車4名でスキーへ。
まず、4名分の荷物がギリギリ載ったということ。もっと余裕があると思っていました。
キャビンは4名でも十分な広さで快適。シートも固めでしっかりサポートしてくれます。
ただ、後席の乗り降りがしにくく、ドアを目いっぱい開かないとうまくできません。
これは家族からも不評です。

走行性能は、非常に良いです。高速の合流、追い越し加速ともにストレスは全くありません。
エンジン音も室内では気にならないほど静粛で、ディーゼル車とはとても思えません。

足回りについては、欧州車にしては、ちょっと柔らかめかな、と感じます。コーナーでのロール感や粘り感がちょっと今まで乗った欧州車とは違います。車高もそこそこあるので横風の影響で揺れるのも気になりました。

燃費は思ったより良く、高速中心の行程とはいえ、13.6kmは立派です。
あ、あとひとつだけ言っておきたいことが。それは燃料の入れにくさ。
恐らく燃料タンクまでの管が細いんだと思いますが、軽油の泡立ち安さともあいまって、２リットル入るごとにバチンと止まっちゃいます。いつ満タンになるのかがさっぱりわかりません。

まあ何にしても欲しくて無理して買った車です。外観は迫力あるしとても気に入っています。
大事に長く乗りたいと思います。

乗車人数

4人

使用目的

通勤・送迎

レジャー

頻度

毎日

重視項目

快適性

購入時期

2013年1月

購入地域

静岡県

新車価格

790万円

本体値引き額

40万円

オプション値引き額

5万円

Mクラスの値引き情報

※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。

[ゲリゲリ君]

2013年1月12日 19:29 [564126-1]

満足度	5

エクステリア	5
インテリア	5
エンジン性能	4
走行性能	5
乗り心地	5
燃費	4
価格	4

半年乗っての感想です

【エクステリア】
デザインは全体的に良いと思います。ここはアクが強いなーって思うデザインの部分も乗ってるとこのアクがよくおもえてくるのはやはりベンツならではないでしょうか。
【インテリア】
かなりオーソドックスです、アクセントで磨きあげた木目がLEDの室内灯とかに反射してピカピカして高級感をかもし出してます。
【エンジン性能】
エンジンは静かです、トヨタとあまり変わらない感じです。2、3度エンジンスタートしたときに
ぶるぶると振動がして不安定なことがありました。
【走行性能】
まずアクセルを踏むとかなり反応が遅く感じます。バックのときはギアが入ってないのかなって思うぐらい反応が遅いときがありとても不自然です。
【乗り心地】
特に高速では安定してます。ここはドイツ車だなーって思います。
【燃費】
悪いです。燃費のいい車格で無いので納得です。日本車の同じクラスより少し悪いかなって感じです。
【価格】
高いですね。割高感はあります。
【総評
乗っていると日本車にはないベンツワールドがあってその世界にいつの間にか納得させられてしまいます。ブランドが作ったイメージと歴史だと思います。

乗車人数

5人

使用目的

通勤・送迎

頻度

毎日

重視項目

高級感

[松下宏]

2012年11月29日 02:44 [551086-1]

満足度	2

エクステリア	2
インテリア	3
エンジン性能	4
走行性能	4
乗り心地	3
燃費	1
価格	1

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

走りと経済性の面でディーゼル車が有利

メルセデス・ベンツがアメリカ市場向けに開発し、アメリカで生産する上級SUVのMクラスは、2012年6月にフルモデルチェンジを受けた。

大磯プリンスホテルをベースにしたメディア向け試乗会に出席し、メルセデス・ベンツ日本が用意した広報車両に試乗した。試乗車はガソリン車がML350ブルーエフィシェンシー4MATICとML63AMG、ディーゼル車がML350ブルーテック4MATICの合計3台だ。

上級SUVらしい堂々たるサイズのボディは、必ずしも日本市場向けとはいえないが、内外装のデザインから走りに至るまで乗用車テイストのある仕上がりなので、それなりに幅広いユーザーに対応できる。

最も乗用車感覚の強い走りを示したのはガソリン車のML350で、V型6気筒3.5Lエンジンと7Gトロニックの組み合わせによるの静かで滑らかな走りは、正に乗用車的なものだ。空気圧の高くない18インチタイヤを履くため、乗り心地の面でも乗用車的な感覚を感じさせた。

ML350ブルーテックも静粛性はガソリン車に劣らない。停車中のアイドリング音を車外で聞くとそれなりにディーゼルエンジンらしい音が聞こえるが、運転席に座っている限りはエンジン音でディーゼル車であることを意思させられることはない。

動力性能は圧倒的なトルクがガソリン車を上回る走りを実現する。ディーゼルエンジンなので回転の上限は4250回転と低めだが、逆にそれに至るまでの時間も短くなるので、力強い加速を得やすいのだ。

ディーゼル車は19インチタイヤを履き、空気圧も高めの設定なので、乗り心地はやや硬めの印象があるが、乗り心地の悪さというよりも安定感の高さが感じられる。

ML63AMGになると、アクセルの踏み込みに応じて騒音レベルは高まるし、足回りのチューニングの違いに加え、空気圧の高い21インチタイヤを履くこともあって乗り心地も相当に硬い。足回りに可変機構を備えているものの、AMGであることを意識して乗るべきクルマである。

動力性能というか走りは豪快そのもので、重量級SUVのボディをぐいぐい引っ張っていく。といしか、重さを全く感じさせないような走りが可能だ。

車両価格は最も安いガソリンのML350が750万円だが、ディーゼル車が790万円で買えるので、ディーゼル補助金や燃費などを考えるとディーゼル車のほうが経済性が高い。AMGには1500万円に近い価格が設定されており、全く別のクルマと考えたほうが良い。

[あげぜんスウェーデン]

2012年10月4日 08:51 [537698-1]

満足度	5

エクステリア	5
インテリア	5
エンジン性能	5
走行性能	5
乗り心地	5
燃費	5
価格	5

長距離は非常に楽で、長い航続距離にも満足です。

【エクステリア】
あまり威圧感がないので、そこに抵抗がある方にはとてもいいと思います。
トゥアレグ系というんでしょうか…。
SUVとしては、優しい感じだと思います。
【インテリア】
普通だと思います。
SUVなので、過度な期待はしていませんでしたが、シンプルで使いやすくまとまっています。
【エンジン性能】
これについては、満足です。
坂道も楽々、加速も十分です。
高速道路も非常に楽でありがたいです。
【走行性能】
ちょっと足回りが柔らかいような気もしましたが、家族は概ねこのくらいでいいとのことでしたので、しばらく様子を見ようと思っています。
でも、カーブでも意外と粘りますし…。
私は堅めが好きなので特別かもしれませんが、気になる方はきちんと試乗をした方がいいと思います。
X5とはちょっと違って、そんなにスポーティな味付けはしていません。
【乗り心地】
家族は非常に楽と話しています。
適度な柔らかさがそうなのでしょうか。
ちなみに、高速では安定する速度で走ると疲れません。
【燃費】
東北郊外が多いのですが、１３キロくらいです。
高速では１０−１２キロくらいだと思います。
今のところ、高速の方が燃費がよくないのがちょっと意外です。
【価格】
妥当だと思います。（円高は反映してもいいと思いますが）
【総評】
ランクル２００、CX-5も一緒に乗っていますが、足回りの堅さはCX-5の方が感じます。
ただ、全体的な柔らかさ、快適度はMクラスの方が高いと思います。
特に後部座席に座っている家族がそのように話していました。
また、ディーゼルモデルならではの航続距離が長いこともポイントです。
遠出では、１０００キロは超えられるんじゃないかと思っています。
オフロードを重視する方にはオススメできませんが、そこそこの道は走れるようですし、オンロード重視でそこまでスポーティでもないモデルをお捜しの方にはオススメです。
ただ、ナビはやはり国産モデルの方が使いやすいです。
とくにランクルのG-BOOKだと自動的に通信をしてくれるので非常に楽です。
そういったモデルが出るといいのですが…。

乗車人数

1人

使用目的

通勤・送迎

仕事用

頻度

週3〜4回

重視項目

高級感

スポーティ

[F92A]

2012年6月14日 17:40 [512777-1]

満足度	5

エクステリア	4
インテリア	5
エンジン性能	4
走行性能	4
乗り心地	5
燃費	4
価格	4

旧型とは違うのだよ！

まず最初に採点はかなり厳しめにしました。他社との対比で採点すれば正直、すべて５ですがそれでは評価にならないのであえて４にした項目がありますので、他社との比較では４→５、５→６だとお考えください。
【エクステリア】
この車種の初期型はベンツにしては珍しく最後まで気に入りませんでしたが新型になって一気に良くなりましたので旧型とは正直、同じ車種だと思ってほしくないです。
この項目を評価４にしたのはステップの張り出しが少なく使うにしては使い辛く、使わないにしては脹脛の後ろが汚れます。あと3〜5cm幅か広いとデザイン的にもアクセントになり良いと思います。あと好み問題ですがエンジンフード上の空気抗の整流フィン(?)やステップのモールがオプションなのは(オプションが実質選べない在庫納入型販売なので)再考が必要だと思います。
【インテリア】
不細工なまらい大きめのボタン類。最初は見た目がイマイチに感じますが使ってみると視認し易く押し易いので使い易く、このあたりはさすがはベンツと使って実感できます。
好みの問題で黒い内装のクルマが好きではなく黒以外の内装の設定が本国にはあっても日本仕様にはないものがあるので残念です。
キーレスエントリーなど国産車では普及していて珍しくはないですがオールドベンツユーザーからするとキー以外でも新機能がテンコ盛りで隔世の感があります。
ナビはマシになりましたがもうちょっと頑張ってくれれば完璧ですね。
【エンジン性能】
5リッターからの乗り換えでしたのでパワー感を感じないのかと心配していましたが使ってみると3.5のディーゼルターボは必要にして十分でした。ブルーテックで排気もクリーンです。
【走行性能】【乗り心地】
本格的なクロスカントリー性能は分かりませんが都市部と郊外の地方都市近郊では乗り心地は突き上げも少な目でカーブのロールも自然で良いです。
ハンドルが太さと径が大きめで操舵し易いです。
【燃費】
気にしませんのでわかりませんが良いと思います。
【価格】
それなりです。各位の財布事情次第でしょうけど私は価格に見合った商品だと思います。
【総評】
初期型はアメリカテイストが強く私は少なくともベンツでは珍しく好きでない車種でしたので薦められても懐疑的でしたが今ではお気に入りの車でついキーに手がいきます。
否定的に取られると困るのですが先述したステップのことがあるのでSUVなのに雨の日には躊躇します。ステップさえ改良されればどんな日でも使いますね。
ともかく新型になってデザインだけじゃなく全てで良くなりましたので正直、同じ車種だと思ってほしくないくらいです。高性能なのは間違いないベンツですが(最近はそうでもないみたいですが)新機能については慎重なメーカーなベンツも高機能になったものです。
いろいろと書きましたが、ご検討でしたらお勧めできること間違いありません。

乗車人数

4人

使用目的

通勤・送迎

買い物

レジャー

仕事用

頻度

週3〜4回

重視項目

高級感

ファミリー

快適性

[松下宏]

2011年2月26日 17:33 [389686-1]

満足度	3

エクステリア	3
インテリア	2
エンジン性能	4
走行性能	4
乗り心地	3
燃費	4
価格	2

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

アメリカ感覚のSUVにクリーンディーゼル

メルセデス・ベンツのMクラスはSUVが高い人気を集めるアメリカ向けに開発されたモデルで、生産もアメリカのアラバマ工場で行われている。インテリアの仕様などに普通のメルセデス・ベンツとは違ったアメリカ車的な感覚が感じられる。現行モデルは2代目で、日本では2005年10月に発売された。このモデルに2010年5月に輸入車として初のクリーンディーゼルが追加された。

クリーンディーゼルはV型6気筒3.0Lのコモンレール方式の直噴仕様で、インタークーラー付きターボを装着する。これによってガソリン車並みのクリーンな排気ガスと、優れた動力性能を両立させている。日本ではまだクリーンディーゼルに対する認知は低いが、ヨーロッパでは環境、燃費(経済性)、スポーティさなど、さまざまな面からディーゼルが評価されている。

ML350ブルーテック4MATICに搭載されるクリーンも、155kWのパワーと540N・mのパワー＆トルクを発生する。それでいて、黒煙もNOxもほとんど排出しないクリーンさなのだ。特にV型8気筒5.5Lエンジンにも匹敵する最大トルクが印象的で、ML350はSUVらしく車両重量は2290kgにも達している。でもその重量を感じさせないようなトルクフルな走りを示すのだ。7Gトロニックとの組み合わせで滑らかで力強い走りとなる。何速のギアで走っているのかが分からないくらいの滑らかさだ。

ディーゼル車にありがちな振動や騒音も良く抑えられている。騒音はアイドリングしているクルマの側に立つと、直噴エンジンゆえの高めの音などによってディーゼルであることが分かるが、室内で運転しているときにはガソリン車と変わらない静粛性がある。

アクセルを踏み込んだときのレスポンスも上々だ。ディーゼルエンジンなので回転の上限は限られるが、それがゆえにそこに達するまでの時間が早いから、それだけスポーティな印象にもなる。

SUVなので乗り心地は特に良いといほどではないが、ランフラットタイヤを履いていたことも含めて考えると、十分に納得できるレベルにある。最小回転半径は5.5mだから、普通の上級セダンと変わらないくらいの取り回し性能だ。

800万円を超える価格はメルセデス・ベンツならでは。2011年度も40万円ほどのクリーンディーゼル補助金が受け取れることになるはずだが、それを含めて考えても相当に高いクルマであるのは間違いない。