HD650 レビュー・評価

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タイプ:ヘッドホン 装着方式:オーバーヘッド 構造:開放型(オープンエアー) 駆動方式:ダイナミック型 HD650のスペック・仕様

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HD650ゼンハイザー

最安価格(税込):¥49,990 (前週比:±0 ) 登録日:2004年 1月 2日

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満足度:4.61
(カテゴリ平均:4.24
レビュー投稿数:212人 
  1. 2 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 3.97 4.18 -位
高音の音質 高音部の音質の良さ 4.48 4.14 -位
低音の音質 低音部の音質の良さ 4.51 4.11 -位
フィット感 装着したときのフィット感など 4.34 4.08 -位
外音遮断性 外の音を遮断するか 1.95 3.80 -位
音漏れ防止 音漏れを防止するか 1.80 3.79 -位
携帯性 コンパクトさ 1.95 3.86 -位
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kakaku_user_201808さん

  • レビュー投稿数:63件
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イヤホン・ヘッドホン
10件
0件
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
4件
4件
プリメインアンプ
5件
0件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止3
携帯性無評価

O
・音質はモニター系と評価されており、個人的にもどちらかと言えばそのように感じる
・モニター系でありながら、聴き疲れを感じることが無い
・低音が弱いとか高音が弱いなどはなく、全帯域をバランスよく鳴らせる
・クッションが大きめで、ほとんどの日本人に快適な付け心地になると思われる
・リケーブル仕様で、好きなケーブルに変えることが出来、またその選択肢が比較的多い
・デザインは無難

X
・インピーダンスが高く、出力の弱いアンプだと駆動出来ないため、基本的に据え置き機が望ましい
・音漏れはややする

主な用途
音楽

参考になった2

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ほしいも小僧さん

  • レビュー投稿数:16件
  • 累計支持数:183人
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イヤホン・ヘッドホン
14件
15件
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
2件
4件
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満足度5
デザイン5
高音の音質3
低音の音質4
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

 HD800が登場するまでは、このHD650がゼンハイザーの最上級機であった。しかし、2010年にHD800やウルトラゾーンedition8が登場(当時の価格で15万円前後)。以来、金銭感覚が狂ってしまうような20万円以上するウソのような高価格のヘッドホンが、毎年毎年当たり前のようにボコボコ登場するようになった。所詮は趣味のぜいたく品とはいえ、そんな現代の高級ヘッドホンの話題には、興味はあっても正直いいかげんウンザリしていた。
 そんな中、発売以来20年間も廃番にならず、価格も当時とあまり変わらない、現役で販売されているヘッドホンHD650とは、いったいどのようなものなのか。そこに興味をひかれて購入した。

【第一印象】
 付属のアンバランス・ケーブルを接続して最初にその音を聞いた時の印象は、「うん、なかなか良い音してる」だった。これまで使用してきたヘッドホンは、パイオニアSE-MASTER1、テクニクスEAH-T700、フィリップスFidelioX2だが、そのどれと比べても違和感はないと感じた。

【インピーダンス:300Ω、能率103dBについて】
 最初、インピーダンスが高すぎてポータブルのDAP(SONYのNW-ZX707、WN1AM2)では十分な音量が取れないのではと思ったが、能率が高いからか、そこそこの音量が取れた。FidelioX2もインピーダンス30Ω、能率100dBで、DAPでは音量の取りにくいヘッドホンではあるが、ボリューム80/120くらいで十分な音量が取れる。しかし、HD650の場合は90/120と、それ以上に音量を上げる必要はあった。なので、今はORBの600シリーズ用4.4oバランス・ケーブルを購入し、DAPのハイゲイン230mW、250 mWの最大出力で使用している。それで十分、音量に関して問題はない。しかし、ヘッドホン側のコネクターが特殊な形状なので、これまでの手持ちのケーブルが使えないのは残念だ。

【音がこもっているという評価について】
 中低音域を中心にチューニングされているので、ドンシャリの音に慣れていると音がこもっているように聞こえてしまうのかもしれないが、決して音がこもっているわけではない。全体にシャリシャリした音がしないだけだ。クラッシックに向いていると言われるのは、中低域に特徴があるためだと思われる。

【低音が強すぎる、解像度は低いについて】
 低音は確かに多めだが、現代の重低音に特化したヘッドホンに比べれば大したことはない。FidelioX2の方がよほど低音が出ている。
 しかし、中低音にチューニングの重きが置かれているため、高域の音が隠れて少し目立たなくなっているのは確かだ。「今まで聞こえなかった音が聞こえる」といったような、解像度の高さはないと言われるのはそのためかもしれない。

 たとえば、柴咲コウ『いくつかの空』の4分17秒、他の音が全て消えて「ポ〜ン」というFの単音だけが響く部分があるが、他のヘッドホンだとその音が天に突き抜けるように聞こえても、HD650だとあくまでもソフトに響くだけだ。
 キング・クリムゾン『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING』(2004年以降のリマスター盤)の「MOONCHILD」中盤の即興演奏部分が、他のヘッドホンだと、とてもリアルに聴こえるが、HD650だと心地良いがリアルさはない。

 いわば音に刺激がないので、サ行が刺さらない、音がソフト、聞き疲れがしない、安心していつまでも聞いていられる、といった感想があるのはそのためだと思われる。スピーカーのような音、と言われるのも何となく分かる気がする。逆に、HD650で音楽を聴いた後、他のヘッドホンで音楽を聴くと、ボリュームを上げなくてもうるさく感じられる。

【側圧が強い】
 確かに強い。今まで使用してきたどのヘッドホンよりも側圧は強い。しかし、なぜか圧迫感や辛さは感じない。また、軽いからか、長く装着していても頭が重いとか耳が痛いとかいった感じにはならない。いつまでも付けていられるから不思議だ。

【総評】
 良いヘッドホンだ。さすがに20年間廃番にならずに現役で売られているのもよく分かる。ただ、現代の多種多様なヘッドホンの魅力を知ってしまった今は、足りない部分も多く、これだけでは満足できないのも確かだ。また、価格も今にしてみればコスパは悪い。音質が好みに合い、コスパもいいヘッドホンは他にもあるので、以上のようなことが好みでない人には、このヘッドホンは合わないかもしれない。それでも自分は、このヘッドホンは売却せずに愛用したいと思う。また、もし他の人にプレゼントとして贈るなら、迷わずこのヘッドホン選ぶだろうと思った。

主な用途
音楽
接続対象
ポータブルプレーヤー

参考になった17

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Bonhoefferさん

  • レビュー投稿数:4件
  • 累計支持数:19人
  • ファン数:0人

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イヤホン・ヘッドホン
4件
0件
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満足度4
デザイン4
高音の音質4
低音の音質4
フィット感3
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

HD660S2が出たことで、HD650、HD660Sと似たような音質のヘッドホンを3種所持することになってしまいました。

が、個人的にはHD6501本あれば良いと思っています。

HD660Sはインピーダンスが半分で、HD650と比べると解像度は少し高め、低音は少し控えめといった感じで、ポップス系ならまあまあという感じ。

HD660S2はインピーダンスを300Ωに戻して、解像度もHD650より上がっているが、私にはどうもアクが強いような感じがして、評価は今ひとつです。

結局、この系統の音の鳴り方ではHD6501本あればカバーできるんじゃないかと思っています。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった6

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mumeiさんさん

  • レビュー投稿数:56件
  • 累計支持数:292人
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SSD
4件
19件
プリメインアンプ
1件
6件
PCモニター・液晶ディスプレイ
3件
0件
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満足度5
デザイン4
高音の音質5
低音の音質5
フィット感4
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価
   

   

定番の一つとして知名度も高く、昔から試したかったので購入。
AKGのK712pro辺りも候補にあって、どちらにするか最後まで悩みましたが、自分が比較的低音好きなのと他レビュアーの意見から聴き疲れしなそうなのもあり、HD650をチョイスしました。
高音はキラキラしたものはありませんが聞きやすく、音全体像として解像度の高さが際立って響いてきます。低音は想像よりは出ていませんが十分な量であり、全体的に温かみのある音で籠った感じもありません。
balanceケーブルはORBのほうも試してみました、こちらは解像度が更に高まり全体的にシャキッとした印象を感じます。
ただ標準ケーブルの聞き疲れのないまったりとした音がHD650の音なのかなとも思ったので、使い分けていきたいと思いました。
個人的には満足のいく製品でした。

主な用途
音楽
映画
ゲーム

参考になった2

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daisuke0079さん

  • レビュー投稿数:42件
  • 累計支持数:274人
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イヤホン・ヘッドホン
16件
6件
ヘッドホンアンプ・DAC
8件
7件
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
4件
8件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性1
音漏れ防止1
携帯性1

9年前にFUJIYA AVIC WEEKEND SALEで39900円で購入しました。9年間、使用したレビューになります。

【使用環境】
色んな環境で使用しましたが、最近は専ら
PC →(光デジタルケーブル)→ AK ACRO CA1000 → HD650

PCとの接続にはWiseTech AUDIOTRAK Glass Black2plus。HD650は純正の4.4mmバランスケーブルにリケーブルしています。

【デザイン】
無骨ですが、機能重視のデザインで好感触です。9年の時間の流れを感じさせません。イヤーパッドも全然現役で使用出来ています。

【高音の音質・低音の音質】
低音重視のチューニングです。これでもかというほどの低音を提供してくれますが、かといって聞き疲れする感じではない。低音の解像度、量ともに素晴らしく、聴いていることに楽しみを感じます。高音はアンバランスでは解像度という点で少し物足りなさを感じていましたが、バランスで聴くようになって激変しました。FOSTEX HP-A4BLでも試してみましたがこちらではそうでもなかったので、AK ACRO CA1000の影響かもしれません。高音の解像度、広がり、量のいずれもアンバランスとは雲泥の差です。HD650はモニター系と言われているのでAKの製品と相性が良いのかもしれません。上流の影響を受けやすいんだと思います。

【フィット感】
側圧強めという方が多いようですが、自分にはちょうどいいです。

【外音遮断性・音漏れ防止】
開放型ヘッドホンなのでそんな機能は皆無です。

【携帯性】
自宅以外での使用は想定していません。

【総評】
9年使用していますが、未だに第一線で活躍してくれるヘッドホンです。バランス接続で激変しましたが、それでも音の解像度や広がりだけで比べると上位機種に軍配が上がります。ただ、総合的には長時間聴いていても聞き疲れしない美音というか不思議な鳴り方をするため、他の機種に一時的に手を出しても恋しくなるような不思議な魅力があります。新型が出ている現在でも使用者が多いのはそういうところが理由なのかもしれません。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった20人(再レビュー後:5人)

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pyokuさん

  • レビュー投稿数:1件
  • 累計支持数:4人
  • ファン数:0人

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イヤホン・ヘッドホン
1件
0件
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満足度4
デザイン5
高音の音質4
低音の音質4
フィット感4
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価
   

   

長らく(9年くらい)SRH1840を使用、今回定番のHD650を購入。
音源はmac、DACとアンプはK5Pro、ゲインは中間。

【音質】対SRH1840
HD650の第一印象は、これは昔FMで聞いた音だ、であった。
なので長時間聞ても疲れないという先人のレビューは確かにそのとおりですね。
SRH1840はHD650比でドンシャリ傾向。ただしSRH1840が特別ドンシャリと言うわけではないです。

低音
 HD650 セミオープンとして十分。低音全体に厚みを感じる。
 SRH1840は少し加工されている印象、具体的にはドラムや太鼓などの空気振動を強調している感じ。

中音(ヴォーカル域)
 甲乙つけ難し。方向性が違う。
 HD650 まろやか、艶やか、棘がない
 SRH1840 刺激的、声帯が掠れる音、さしすせそなど破裂音が強調されて生生しい感じ。

高音
 HD650 不満はないレベル。だけど、刺激は不足気味。
 SRH1840 トランペットなどの響きが凄い。ちょっと演出過多かも。それがいい時もある。

使い分け
 当面は、長時間聞く時はHD650、刺激が欲しい時はSRH1840。
 使用時間的にはHD650がメインになりそうな予感。

【フィット感】頭はアジア型の大きめ(3L)です。
HD650 側圧が強めだけど慣れる。頭頂部の違和感なし。
SRH1840 定番ですがそのままでは頭頂部が痛くなります。なお、私は両サイド、頭とアームの間にスポンジを挟んで頭頂部とアームが当たらないように工夫しています。




主な用途
音楽
接続対象
PC

参考になった4

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プライドチキン岩下さん

  • レビュー投稿数:1件
  • 累計支持数:5人
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イヤホン・ヘッドホン
1件
0件
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満足度4
デザイン4
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性2
音漏れ防止2
携帯性2

今回購入する中で、スピーカーと同じような鳴り方のするようなヘッドホンを探していたので、開放型で低音重視、音場が広い。この二つをポイントに本機を選んだ。(ちなみに僕が購入したのは初期ロットもの。詳しくは知らないが、コストカットする前のもので音が良いとか何とか。らしい。)

他レビュアーの方を見るとオケやまったり系に合う、逆に打ち込み系音楽との相性はあまりよくないとレビューで溢れている中、僕は話を聞かない人間なのでEDMや洋楽での視聴をした。が、全然聞ける。
開放型でありながら低音がしっかり出ていると思う。これは定評どおり。
決してブーミーにならず綺麗な音。
高音もしっかり出ている上、刺さらない。手元にあるakg k712 proと比較してもよく出ていると個人的に思う。k712はツヤがあって、hd650はパキっとした音。
また、総じて解像度が非常に高い。k712に聞き慣れていたため、最初は少しシャカついてるなと感じるほど。この差は歴然で、一聴する価値がある。
k712に唯一劣るのは中音。ただ、k712が中音に特徴があり、かなり前に出ているため実際のところはしっかりでているかもしれない。ただこれも欠点と一概には言えなくて、DTMで使っていて気づいたのは、中音がある程度引っ込んでくれてるおかげで低音と高音の棲み分けが分かりやすく、エラーを見つけやすい。今までk712をモニターで使うと中音の主張が強く、音が塊で耳に飛んできて低音のミックスではあまり使いものにならずスピーカーに頼っていた。これを解決できただけでも買ってよかった。(本当は密閉型のヘッドホンがあればいいんですが)

総じて評価すればめちゃくちゃいい。一本持っていて損はしない。なぜか中古だと三万ぐらいで出回ったりしているので買いやすいとも思う。
冒頭に記述した通り、今回スピーカーに鳴りが似ているものを買うのが目標だった。たしかに似ているが、期待していたほど低音が出ていなかった。なので満足度は☆4とした。だが商品は全く悪くない。悪いのは僕の選球眼。

主な用途
音楽
映画
ゲーム
接続対象
PC

参考になった5

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SeaCrowさん

  • レビュー投稿数:72件
  • 累計支持数:709人
  • ファン数:2人

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イヤホン・ヘッドホン
49件
7件
タブレットPC
0件
7件
ヘッドホンアンプ・DAC
5件
0件
もっと見る
満足度5
デザイン4
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

当方は、STAXやAKG、Austrian Audio、THIEAUDIOなど、様々なヘッドホンを使用してきているのですが、もう少しリラックスして聴ける、落ち着いた音がするものが欲しくなり、昔から定評のあるこのHD650を購入してみました。

音質評価に際しては、アンプにティアック UD-505-Xを使用、ロスレスまたはハイレゾで、クラシックを中心に、ジャズ、ポップスなども聴いています。

【デザイン】
伝統のデザイン。今更言うべきこともないですね。

【高音の音質】
定評通り、刺さりにくいまろやかな高音です。という言い方をすると、「高域が丸まってモゴモゴした、抜けの悪い音なのでは」と思われるかもしれません。このヘッドホンが優れているのはまさにその部分で、優しい音なのに物足りなさがありません。

オーケストラのヴァイオリン合奏の抜けの良さもしっかり確保されていますし、全体の解像感にも何ら問題はないです。ボーカル帯域は暖かみを伴った存在感があり、歌ものも聴きやすいです。

【低音の音質】
こちらも鋭さはないものの、独特の暖かみと包容力を感じさせる心地よい低音です。解像度も十分にあり、オーケストラの低音楽器が入り乱れるような楽想でも、混濁することはありません。バスドラムは、皮張りの音を感じさせるようなリアル感はないものの、出てくる音は十分な迫力があって、ロック系も意外と楽しく聴けます。

【音質まとめ】
既に発売開始から20年を超えているヘッドホンで、今のヘッドホン、イヤホンとは音作りが明らかに違います。特に「ハーマン・カーブ」などに代表される、現代特有のドンシャリないしハイ上がりの音に慣れている人には、最初は違和感が強いものとなる可能性があります。

しかしながら、聴き込んでいくと、音のまとまり、落ち着き、品格といった要素が美点として感じられるようになってきます。本当に不思議な魅力を持ったヘッドホンです。

ただ、あえて言えば、シンバルやハイハットにもう少し刺激が欲しい場合がありますし、オーケストラの弦合奏の擦れ感の表現がもっと欲しい場合もあるのは確かです。自分もこの製品だけではなく、他のヘッドホンと併用していくことになるとは思っています。

【エージングについて】
よく言われている通り、箱出し直後はひどい音です。50時間も鳴らしてやれば聴ける音になるだろうと思っていましたが、甘かったです。高域がまともに出てくるまで100時間はかかりました。

また、上述した音の傾向もあり、自分の耳を馴染ませていく過程もそれなりに必要であるように思います。ある程度鳴らしっぱなしにした後は、自分で装着して音楽を聴きながら、さらなるエージングと、自分の耳の慣らしを進めていくのが良いのではないでしょうか。

【バランス接続について】
バランス接続用に、CABLECRAFT音光堂による、MOGAMI 2947の4.4mmバランスケーブルを導入しています。音場感、解像度をわずかに高めつつも、ヘッドホン本来の音色が維持されており、良いケーブルだと思います。

【フィット感】
これも昔から言われている通り、最初は側圧が強いですが、自然とほぐれて馴染んでくるようにできています。ただ、ほぐれてくるまでの間は、眼鏡をかけての装着はちょっときついかもしれません。

なお、店頭の試聴機は、古い製品であるがゆえにガバガバになっていて、参考にならないことが多いです。中古を買う場合も、状態をよく確認した方がいいでしょうね。

【外音遮断性】
【音漏れ防止】
【携帯性】
当然ながら評価対象外とします。

【総評】
暖かみやありがたみが、じんわりと伝わってくるような、独特の魅力を持ったヘッドホンです。クラシック音楽に向いている、という意見が多いようですが、ドンシャリ的なインパクトを求めないのであれば、最新の音楽に使っても何ら問題はないと思います。とにかく、変な音、嫌な音がしないのが何よりで、1組持っておくと重宝します。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった9

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とっちゃんぼうや16さん

  • レビュー投稿数:13件
  • 累計支持数:164人
  • ファン数:0人

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イヤホン・ヘッドホン
9件
0件
ヘッドホンアンプ・DAC
2件
0件
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
1件
0件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性5
音漏れ防止5
携帯性5

このHD650の音質は透明感、音場感、独特な音楽の世界を奏えてくれます。他にはない名機ですね。私は大好きです。
装置を整えないとなかなか言うこと聞いてくれませんが、本当に金喰い虫ですがツボにはまれば最高です。
追記
iFI pro IDSDとICAN Signatureを導入致しました。 やはりとてもいいですね。
HD800SとHD650(新仕様)に交換して使っていますが、HD650で充分ですね。HD800Sは重いし、HD650方が断然軽く使い心地も音質も抜群です、HD800Sはお蔵入りですね。(重たいのはどうもいけません)
今まで使用していたのがソニ−ta-zh1esですが、こちらに交換したら雲泥の差でした。本当に世界が変わりました。(価格も相当違いますが)思い切って導入して良かったです。
これで、素晴らしいオ−デオライフをおくれそうです。

主な用途
音楽
接続対象
ポータブルプレーヤー

参考になった16人(再レビュー後:9人)

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尾葦白正さん

  • レビュー投稿数:220件
  • 累計支持数:2546人
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イヤホン・ヘッドホン
101件
0件
スピーカー
22件
0件
PCスピーカー・アクティブスピーカー
13件
0件
もっと見る
満足度4
デザイン3
高音の音質4
低音の音質4
フィット感5
外音遮断性1
音漏れ防止1
携帯性1

本機は長らく「高級ヘッドフォン」の代名詞として君臨してきた名機です。
さすがに現代では「高級ヘッドフォンの代名詞」とは言い難いですが、少し前までは間違いなく多くのヘッドフォン・マニアにとって垂涎の的であった機種です。
同じような位置づけにあったのが、本機のライバルとして並び称されてきたAKGのK701(K702)ですが、現時点では、この両者の価格差は圧倒的です。
本機はいまだに大きな値崩れはしていませんが、AKGのK701やK702は、現在では2万を下回る価格となっており、何となれば寧ろ「安価」な部類に入るでしょう。
嘗て「高級ヘッドフォン」として人気を二分してきた両者ですが、現時点でのこの大きな価格差をどう考えればよいのでしょうか。

生産国がドイツ本国のまま(HD650)なのと、当初のオーストリア製から中国製になったもの(K701,K702)、という点の違いだけで、この価格差が生じていると言われても納得いきません。

これは結局のところ、HD650が「ブランドイメージを適切に維持することが出来た」ことに対して、AKGの方は「ブランドイメージの活用が上手くできなかった」ことに尽きるだろうと思います。

正直なところ、HD650の「現在の視点での価格」は、若干高額すぎるという気がしなくもありません。
もちろん本機は大変素晴らしく、優れた機種には違いないのですが、現代では新進気鋭の最新ブランドから、いくつも注目すべき優秀モデルが出ているわけで、HD650がそれらの最新鋭機種を圧倒するようなズバ抜けた音を備えているのかと問われれば、答えは「否」と言わざるを得ません。
本機は、あくまでも「たくさんある、優れたヘッドフォンの中のひとつ」に過ぎないわけで、今では本機に匹敵するような音質を持つ優秀な機種が、もっと安価に買えたりする時代です。

本機の悪口を言うつもりは全くありませんし、むしろ私個人としては、本機の音は好もしく感じる方なのですが、それでも「本機の今の価格」を見ると、少々「高すぎる」という印象が強いです。
昔と違い、「高級ヘッドフォン」というものが珍しくなくなり、夥しい機種の中から選びたい放題となった現代において、HD650が未だに5万などという「それなりの高価格」で販売されているのを見ると、ヘッドフォンのような「嗜好品」や「趣味品」の値付けというものは、「全く根拠がなく、分からないものだな」と思わざるを得ません。
嗜好品や趣味品と言われるものの価格は、必ずしも品質と比例するものではないということでしょう。
個人的には、現時点においては、本機は3万前後で販売されるのが適正価格のような気がします。

本機の歴史的価値(意義)や、昔の「高級ヘッドフォン」に希少価値があった時代を考慮に入れず、あくまでも「現代におけるHD650の価値」を客観的に評価するなら、少なくとも「今の価格」は高すぎると思います。
この「今の価格」を評価に加味するなら、5点満点を付けることは難しいと思います。
繰り返しになりますが、これが10年前なら今の価格でも5点満点を付けることに何の迷いもありませんでした。
しかし「現代」において、HD650がこの価格ということを考えると、4点くらいの評価が適当ではないかと思います。


主な用途
音楽

参考になった21

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Einzbernさん

  • レビュー投稿数:61件
  • 累計支持数:628人
  • ファン数:2人

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タブレットPC
14件
0件
イヤホン・ヘッドホン
12件
0件
スマートフォン
10件
0件
もっと見る
満足度5
デザイン5
高音の音質4
低音の音質4
フィット感5
外音遮断性3
音漏れ防止2
携帯性3

時は2020年頃、思いっきりヘッドホン沼にハマってしまい、気になったモノがあればレビューや他人様のブログを見ては試聴しに行っては手持ちの660SとZ1000で十分と一旦波が引いてはまた気になっての繰り返し・・・
そこでふと、お金も大切だけどこんな事に人生の時間を費やしてどうする、と思いHD820とMDR-Z1R両方購入して強引に沼を終わらせました。
以後ヘッドホンが気になることはなくなったのですが、高解像度高音質迫力満点ないわゆるハイエンドなるモノで聴いていると、昔使用したことのあるHD650のまったり感が懐かしくなるという身勝手な人間の性が発生し、往年の名機だし正規品(偽物が混じっている可能性のある中古は選択肢から除外です)があるうちに確保しておこうと思い購入してしまいました。

HD650、今聴いてみるとこんなに良かったのか!?という感じでした。
しかも繋いでいるのはメイン機のHDV820ではなく、PC作業中流し聴き用のZEN DACにアンバランス接続です。
高音や低音の質とか分離がどうのという分析的な事から離れて、自分の感覚的に音楽を良い感じに聴けるという印象です。
大人しそうで目立たない地味な感じの女の子と会話してみたら、意外にも楽しい時間を過ごせた、といった感じでしょうか。
なので、あえて音質的な特徴は書きませんし、他人に勧めるなら全体的にバランスが良く音も明瞭でHD650より鳴らしやすいHD660Sの方を勧めると思います。
ただポータブルではなく据置機オンリーで聴く環境なら300ΩのHD650の方が音の安定感があって良いのかも、と思ったりもします。

追記です。
お高いヘッドホンやアンプなど全て手放して、今ZEN DAC+ZEN CAN Signature 6XXにこのHD650に4.4mmバランスを繋いだものしか使用していません。
なんと言っても、音質云々以前に音楽を聴いてて楽しい!、です。

あと、迷っているかもしれない人の為にHD660Sとの大まかな音質の違いを書いておきます。
ボーカルが入るものならHD660Sの方がバランス良く聴けます、HD650は音源によってはボーカルがやや奥まって篭りがちになることがあります。ただし、楽器の分離、音圧などはHD650の方が良いです。
なので、歌をじっくり聴きたいのならHD660S、ボーカルとバックをまとめて一体の音楽として聴きたいのならHD650といったイメージです。
クラシックがメインなら余計なことを考えず、HD650一択で大丈夫だと思います。ただし、オーケストラ曲は録音レベルを低く抑えてるものが多いので、ZEN DACだけやDAP直挿しだと音量が不安なので、ZEN CANなどパワーのあるアンプを買い足した方が余裕のある音場が得られます。

余談です。
有線ヘッドホンのように、製造法はともかく、製品自体に半導体などの最新テクノロジーの介入する余地のほとんどないものは、必ずしも最新型が良いとは限らないと思います。
なので、旧型は時代遅れだとか、最新型あおり情報などにとらわれず自分に合ったチューニングのものを素直に選ぶ方が幸せになれると思います。

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モンキー・D・GAAPさん

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フィット感2
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初めて高いヘッドホンを購入したのが本機であり(2011年くらい)、そしてそれは私の中で黒歴史になっています。
それ以降、
@必ず試聴を行ってから購入する
Aネット評価は参考にしすぎないことを強く誓うようになりました。
使用環境はHP-A3、A8、UD503(アンバランス及び、変換コネクタを使いバランス接続)の3つを辿ってきました。

「明るい」「高域の伸び、煌びやかさ」「ボーカルの鮮やかさ」「分離感、粒立ちのよさ」「解像度の高さ」「情報量の豊富さ」「低音はあまりいらない」「原音忠実性」…
こういったものがお好みの方であれば真っ先に避けていくべき選択肢です。

逆に「やや落ち着いた暗めの音」「しっとり」「温かみ」「刺さらない」「聞き心地の良さ」「中低域重視」
評価点が上記の方であればよいかもしれません。

購入の際は、自分が前者の好みだということをまだ理解できておらず、
「ネットの評価が高いから自分が変」と考え、さまざまな手を尽くしてきましたが好みには合わず仕舞いでした。

この失敗からこのレビューをご覧いただいている方に伝えたいことは、
「自分好みの音を見つけ、それに合う機材を自分で探そう。」
ただそれだけです。

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Beretta92fさん

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【デザイン】 ガンメタリックはむちゃカッコいいです。ヘッドフォンに興味のある方なら一目見ただけでゼンハイザーってわかる、昔から継承されてきたこのHD650の形状は車で例えたら「ポルシェ 911デザイン」ですよ。BMWならキドニーグリル的なw 持つことの喜びが味わえます。欲を言えばシルバーメタリックが有ればいいのにとか思った。

【高音の音質】 美しい

【低音の音質】 まろやかというか優しく量感のある中低域の出音と音圧は癒し系サウンド 


【フィット感】 調整次第でちゃんとフィットします


【総評】 音楽をリラックスして聴くには最高のアイテムです。疲れませんし長時間観賞も可能だと思います。ソリッドでシャープな音像がお好きな方にはこれ1台だけでは我慢できないかも。全体的にアンビエンスコントロールが若干入ったような出音は好き嫌いが分かれるようなポイントになるのかもしれません。逆に言えばヘッドフォンのユニットだけでこれだけ広い音場を形成できるのはすごいと思います。きっとこれが20数年前のハイエンドな音なのでしょうね。個人的にはカレン・ソウサの歌声と素晴らしい演奏を聴かせてくれているだけでも購入した価値はありました。たまにクラッシックも聴くので買ってよかったです。

【余談】 その昔、友人からHD600を借りてクラプトンのライブ盤CDを聴いてすごく感動したのを突然思い出し、あの感動を再びと今回購入した次第ですがエージングもそこそこに同じCDを久しぶりに聴いてみれば、やっぱり「おぉ〜!」とか言ってつい口角が上がってしまいました。見た目もサウンドも昔のままの様でなんか安心しました。ただケーブルはモガミのバランスケーブルを使ってバランスで聴いてみたり変換プラグでアンバランスにしたりとか昔と少し違った楽しみ方もしての個人的感想でした。         

追記 2022/11/25

【余談その2】 今回、使用時間僅少の長期保管品と言う中古を買ったわけですが耳パッドとヘッドパッドのへたり具合から見て50時間そこそこの使用と言うのが非常に疑わしく思ったけれども、確かに高域の伸びもイマイチで中域ももつれた感あり少し籠ったように感じていたので、ならば更に250時間エージングしてみようとぶっ通しで敢行した結果、恐るべし変貌を遂げました。無茶苦茶いい音で分解能力の高さ精密さアップ、中低域の厚みと響き、高域の伸びが素晴らしいの一言になりました。今までAKG Q701と2,5mm4極バランス改造K701で満足していましたがHD650の異世界を知った以上これはもう手放せません。なんというかHD650のユニットには麻薬が塗られているような感じです。暫く時間が経てばまた必ず聴きたくなるという。これはいい中古の買い物をしたと実感しています。
ちなみに自分はマランツのAVアンプとFIIOのK3しか持ってませんがマランツのアンプに直差しで聴いてこんなに音良かったんだと再認識した次第です。しかもアンバランスのノーマルケーブルでの感想です。HD650恐るべし。

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new3さん

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低音の音質5
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音漏れ防止3
携帯性3
   

   

本機はあらゆる角度から評価され尽くされている感がありますので、今更『特性が・・・云々』とは言わないことにします。本機の他に660s、600、800sを保有してはいますがjazz&fusion、AOR系をメインで聴く私にとっては出音が柔らか過ぎであり、スピード感、クリアさに物足りなさを感じ続けていました。何度も手放した(4回)のにも関わらず、またも手元に本機があります。

何気なく入手した『ifi-audio ZEN CAN signature 6xx』が素晴らしく本機の弱点を補ってくれるから(程よい塩梅で低域を持ち上げ、高音の抜け感も良くしてくれる)というのもありますが、とどのつまり変えがたい『リファレンス&安心感』があるからなのです。

私は数台の据え置きヘッドホンアンプを持っていますが、先程お話した『ZEN CAN 6xx(略)』がコスパ最高であり600、650、660sのポテンシャルを見事にアップしてくれます。
ZEN CAN signature 6xx +ZEN DAC signatureの組み合わせはSennheiserの6XXシリーズを手軽に最強のオールラウンド解放型ヘッドホンへと昇華してくれる事でしょう!

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px546さん

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購入後、2か月程度使用しましたので冷静に評価できると思い投稿しました。

【再生環境】
DAPからMicro iDSD SignatureでゲインNormalで使っています。付属ケーブルのままです。

【雑記】
音量をとるだけなら普通に使えます。実際、手持ちの据置きDAC(DS-DAC-10R)に繋いでも特にパワー不足を感じていませんでした(7点/10点)。
ところが、ポータブル環境のMicro iDSD Sigでゲイン最小のEcoで鳴らしてみるとボリューム10時〜11時で頭打ち感がありどうにも寝ぼけた音でした。普段イヤホン(HA-FW1500)をメインで使っていたので比較すると明らかに音がショボいと感じました(5点/10点)。
ゲインを1つ上のNormalにしたところ、霞が一気に晴れて激変しました(10点/10点)。Micro iDSD Sigはパワーがありすぎ、かつ、ギャングエラーがあるのでずっとゲインEcoで十分だと勘違いしていました。今だと据置きDACも本機の能力を十分に引き出し切れてないのだと分かります。

【音質】
帯域ごとの傾向についてはほかのレビュアーの方と概ね同じで感想です。上述の激変の主な理由として、定位がカチッと決まったことと奥行き方向への立体感の向上だと思います。また、生楽器系の音やボーカルはしっかりと色艶ものっており、気持ちがいいです。

【装着感】
側圧がやや強いですが、それによって安定した装着感が得られていると思います。1〜2時間程度の連続使用なら問題ないです。密閉型ほど閉塞感はないですが、真夏の使用は冷房ないとキツイと思います。

【終わりに】
本機はヘッドホンアンプ次第というのがこれほど顕著に表れるとは思っていませんでした。「音が出る」ことと「能力が引き出せる」ことというのは等価ではないことを思い知らされました。

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ゼンハイザー

HD650

最安価格(税込):¥49,990登録日:2004年 1月 2日 価格.comの安さの理由は?

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